タイムトラベル(空の歴史)

1990

  • 1999年10 月22 日

    J-Air,JT31の後にCRJ(50人乗り)を選定

  • 1999年10 月23 日

    ノースウエスト航空とコンチネンタル航空の資本提携に,米司法省は反トラスト法(独占禁止法)違反に当たるとして,デトロイトの連邦地裁に差し止めの提訴

  • 1999年10 月26 日

    東京都,「横田基地に関する調査一概況調査報告書」の中で横田の軍民共用構想発表

  • 1999年10 月26 日

    ロサンゼルス発ニューヨーク経由カイロ行きエジプト航空990便 B767-300ERが,ニューヨークJFK空港を離陸後,マサチューセッツ州ナンタケット島沖南東60マイルの大西洋上に墜落。乗客乗員217名全員が死亡

  • 1999年11 月15 日

    H-Ⅱロケット8号機による運輸多目的衛星(MTSAT)の打ち上げ失敗。 H-Ⅱロケットは,1998年2月の5号機との連続失敗で,日本の宇宙開発事業に大きな打撃

  • 1999年11 月19 日

    運輸省の新型飛行検査機,ボンバルディア社グローバル・エクスプレスに決定。同型機を3機導入予定

  • 1999年11 月20 日

    中国,長征2Fロケットで初の有人宇宙船無人試験船「神舟1号」を打ち上げ,約21時間周回の後,内モンゴルに帰還

  • 1999年11 月22 日

    航空自衛隊T-33型ジェット練習機が,入間基地の北約2マイルの入間川河川敷に墜落,乗員2名死亡

  • 1999年11 月29 日

    長崎航空,DHC-8-200採用を決定

  • 1999年11 月29 日

    内閣安全保障・危機管理室は,高速道路で救急ヘリ搬送訓練を建設中の首都高速中央環状線・王子線江北ジャンクション付近で実施。 国内初

  • 1999年12 月1 日

    運輸省,成田空港の暫定滑走路地内の未買収地はすべて公団所有となり,暫定平行滑走路工事計画を認可

  • 1999年12 月14 日

    カナダ政府,エアカナダによるカナディアン航空買収を承認

  • 1999年12 月14 日

    シンガポール航空,ヴァージン・アトランティック航空の株式49%を取得

  • 1999年12 月19 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」,ハブル宇宙望遠鏡(HST)の3回目の修理のため7名を乗せて打ち上げ,3回の船外活動で修理。12.27 帰還(STS-103;7日23時間11分)

  • 1999年12 月20 日

    防衛庁,F-2支援戦闘機の開発期間をさらに3カ月延長し,2000.6 までとすると発表

  • 1999年12 月20 日

    運輸省は,運輸多目的衛星 (MTSAT)について,打ち上げに失敗の1号機に代わり,製作中の2号機を新1号機として前倒し打ち上げを決定。MTSAT打ち上げに使用するロケ ットは未定

2000

  • 2000年1 月1 日

    コンピューター2000年問題(Y2K),大きな混乱なし

  • 2000年1 月6 日

    同和火災,海外旅行者対象にヘリによる急患搬送サービスを開始。 同様の契約は安 田火災 東京海上,千代田火災に次いで4社目

  • 2000年1 月11 日

    日本航空とエアシステムは,国内旅客の座席予約と航空券販売のコンピュータシステム(CRS)共通化計画を見送り

  • 2000年1 月11 日

    エア・ドゥは,日本航空との1号機の整備委託契約を更新。契約期間は2001.3.31 まで

  • 2000年1 月11 日

    宇宙開発事業団と海洋科学技術センター(JMASTEC)は,小笠原諸島近海に沈んだH-Ⅱロケット8号機の第1段水素エンジン(LE-7)の配管やバルブなど深海無人探査機「ドルフィン3K」で回収。1.24 液体酸素ターボポンプ,液水メイン弁等を回収。2.26 エンジン・ノズルスカート等を回収

  • 2000年1 月18 日

    エアバス社は,日本における同社代理店として三井物産を選定。日本におけるエアバ ス機の市場占有率向上を目指す

  • 2000年1 月24 日

    川崎重工,OH-1観測ヘリコプター量産初号機を納入

  • 2000年1 月24 日

    アリアンスペース社,アリアン42Lロケットで,米パンナムサット社の通信衛星「ギャラクシーXR」の打ち上げに成功

  • 2000年2 月1 日

    アラスカ航空261便MD-83が,ロサンゼルス国際空港の北西約30Kmの太平洋上に墜落,乗客乗員88名全員が死亡

  • 2000年2 月1 日

    改正航空法,施行。事業参入が免許制から許可制へ,需給調整規制の撤廃,運賃・料金の原則自由化など新たな局面に

  • 2000年2 月9 日

    航空自衛隊東チモール避難民救援空輸隊が帰国。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請を受け,1999.11.22 から防衛庁が派遣していた

  • 2000年2 月10 日

    文部省宇宙科学研究所は,M-Vロケット4号機による第19号科学衛星 (X線天文衛星 /アストロE)を打ち上げ失敗

  • 2000年2 月11 日

    スペースシャトル「エンデバー」,地球観測用の「シャトル・レーダ地表形状計測(SRTM)」ミッションと,毛利MSら6名を乗せて打ち上げ。地表面陸域の約80%の3次元地形図データを取得し,2.22に帰還(STS-99;11日5時間38分)。毛利衛は2回目の飛行

  • 2000年2 月14 日

    米NASA,ジョン・ホプキンス大学の無人探査機「ニア」を小惑星 「エロス」の周回軌道投入に成功

  • 2000年2 月14 日

    アリアンスペース社,アリアン44LP型ロケットで日本通信衛星「スーパーバード4」の打ち上げ成功(アリアン打ち上げ通算127回目)

  • 2000年2 月15 日

    三菱重工,ボーイング社と次世代ロケットエンジン「MB-XX」の共同開発で合意

  • 2000年2 月17 日

    全日空,国内線全便が一律1万円となる「超割」(4.17~23 搭乗分) を一斉発売し,予約殺到

  • 2000年2 月21 日

    政府は,H-Ⅱロケット8号機及びM-Vロケット4号機の打ち上げ失敗に伴ない,宇宙開発体制を抜本的に見直す協議会の設置を決定

  • 2000年2 月23 日

    宇宙開発事業団,キリバス共和国とハワイ南方赤道付近のクリスマス島を日本版スペースシャトル「HOPE-X」の着陸場として整備し, 使用するための取り決めに調印,締結

  • 2000年2 月24 日

    宇宙開発事業団は,静止気象衛星4号(GMS-4)「ひまわり4号」(1989.9.6 打ち上げ)に ついて,電源系の経年劣化による異常のため運用終了すると発表。同衛星は設計寿命の5年を約6年上回って11年間運用された

  • 2000年3 月

    レキオス航空,重整備の委託について,台湾のエバーグリーン・アビエーション・テクノロジー社(EGAT)と整備委託基本合意

  • 2000年3 月9 日

    運輸省,朝日ヘリに対し法改正後初となる事業許可

  • 2000年3 月10 日

    運輸省,3.23 新B滑走路供用開始に先立ち,羽田空港新規発着枠57便分を各航空会社へ配分

  • 2000年3 月10 日

    防衛庁は,三菱重工業でライセンス生産され,陸・海・空の3自衛隊が運用中の SH/UH-60ヘリコプターを5機購入する件につき,米国防省と了解事項覚書(MOU)」の改定

  • 2000年3 月12 日

    4ヶ国の合併社「シーロウンチ」,ゼニット3SLロケットの打ち上げ失敗

  • 2000年3 月15 日

    BK117C-2ヘリ,初飛行に成功

  • 2000年3 月16 日

    米国防長官,米軍管理下にある沖縄空域の管制権(嘉手納ラブコン)を返還すると発言

  • 2000年3 月17 日

    米イリジウム社,イリジウム衛星ネットワークサービスを停止。事業と清算を開始

  • 2000年3 月21 日

    運輸省は,羽田空港において午後11時から午前6時までの深夜に国際線チャーター便やビジネス機に限りを認める方針。ただし,千葉県との調整が条件。羽田の再国際化が実現する見通しに

  • 2000年3 月22 日

    運輸多目的衛星(MTSAT)新1号機入札の結果,スペースシステムズ/ロラール社が落札(納期は2002.12.20)

  • 2000年3 月22 日

    2000年国際航空宇宙展(東京エアロスペース2000)開催(~3.26;東京ビッグサイト)

  • 2000年3 月23 日

    羽田の新B滑走路が供用開始

  • 2000年3 月23 日

    熊本県天草空港開港
    天草エアラインが運航開始。DHC-8-100で天草~福岡,天草~熊本線を運航開始

  • 2000年3 月27 日

    羽田空港の増枠で増便ローカル線の着陸料値下げへ

  • 2000年3 月27 日

    ロシア大統領にプーチン就任

  • 2000年3 月31 日

    日本航空,B777-300長距離型を8機発注

  • 2000年3 月31 日

    北海道有珠山噴火

  • 2000年4 月

    航空事故調査委員会がインターネットにホームページを開設

  • 2000年4 月1 日

    海上保安庁,英文名称を「Japan Maritime Safety Agency」から「Japan Coast Guard」に変更

  • 2000年4 月1 日

    全日空とエアシステムは,山形空港と岡山空港で旅客や貨物の取扱ハンドリング業務 を相互委託。全日空とエアシステムの初ハンドリング提携

  • 2000年4 月2 日

    小渕首相倒れる。同月5日,森内閣発足

  • 2000年4 月6 日

    1999年(平成11年)1年間における米軍機の民間空港への着陸回数は,前年比82回増801回,自衛隊機は前年比724回増の35,869回

  • 2000年4 月6 日

    米NASAは,ハッブル宇宙望遠鏡(HST)で撮影した,わし座の惑星状星雲NGC6751 の写真を公開

  • 2000年4 月10 日

    日産自動車の宇宙航空事業部,石川島播磨重工業へ譲渡。新社名はIHIエアロスペース

  • 2000年4 月11 日

    三里塚芝山連合空港反対同盟の上告を最高裁が破棄。横堀要塞とその上部鉄塔を 警察当局が差し押さえて破壊したのは違法として国家賠償を求めていたが,同盟側の敗訴確定

  • 2000年4 月14 日

    全日空がエアシステムへの航空機関士の出向を検討

  • 2000年4 月17 日

    愛知県は,中部国際空港建設について,国に対し空港島などの埋立申請

  • 2000年4 月18 日

    アリアンスペース社,JSAT社とJCSAT-8の打ち上げ契約締結。また,宇宙開発事業団と技術試験衛星Ⅷ型「ETS-Ⅷ」の1/2サイズ模型アンテナの打ち上げ契約締結

  • 2000年4 月19 日

    フィリピン南部・ミンダナオ島のダバオ付近でエア・フィリピンの131人乗り旅客機ボーイング737が墜落し,全員死亡

  • 2000年4 月21 日

    運輸省は,中部国際空港㈱の空港設置申請に許可書を交付
    中部国際空港連絡鉄道及び名古屋鉄道にも,鉄道事業許可書交付

  • 2000年4 月21 日

    フェアリンク,運輸省に仙台起点の航空運送事業の許可申請

  • 2000年4 月24 日

    スカイマーク,伊丹~札幌,伊丹~福岡線を6.30 で廃止と発表

  • 2000年4 月24 日

    長野県松本市の機械メーカー「エンジニアリングシステム」が1人乗りヘリコプター「GENH-4」を開発

  • 2000年4 月26 日

    沖縄県,新石垣空港の建設予定地を「カラ岳陸上」に正式決定

  • 2000年4 月26 日

    航空宇宙技術研究所(NAL)は,宇宙往還技術試験機HOPE-Xの外形状の改善設計およびその評価がほぼ終了したと宇宙開発委員会に報告

  • 2000年4 月26 日

    全日空,B747-400の重整備を日本航空へ初委託

  • 2000年5 月2 日

    B757型機の総受注数が1000機

  • 2000年5 月3 日

    17才が高速バスジャック,1人死亡。17才の凶悪犯罪続発

  • 2000年5 月4 日

    コンピュータウィルス「ILOVEYOU」20カ国に被害

  • 2000年5 月10 日

    「高齢者,身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)」国会で成立

  • 2000年5 月13 日

    スカイ・レジャー・ジャパン(SLJ)2000,千葉県関宿町・日本航空協会のジャパン・ソア リングセンター関宿で開催(~5.14)

  • 2000年5 月16 日

    三菱重工業とボーイング社は,航空宇宙を含む広い分野で協力関係を拡大するため の覚書締結。7.26 国際宇宙ステーションでの運用や利用についても協定締結

  • 2000年5 月18 日

    米NASA,木星探査機「ガリレオ」が撮った木星衛星「イオ」のカルデナ内の噴火を捕まえた画像を公開

  • 2000年5 月18 日

    「宇宙ゴミ」を探索する美星スペースガードセンター(岡山県美星町)が試験稼働に入る

  • 2000年5 月19 日

    日本婦人航空協会,名称を「日本女性航空協会」に変更

  • 2000年5 月19 日

    スペースシャトル「アトランティス」打ち上げ。国際宇宙ステーションにドッキングし,1999年5月以来約1年ぶりに建設作業を再開。 5.29 帰還(STS-101;9日20時間9分)

  • 2000年5 月19 日

    従来「手荷物」として貨物室に積まれていた聴導犬,介助犬,癒し犬がエアシステムの羽田~札幌線で初めて客室に搭乗

  • 2000年5 月22 日

    国際民間航空機関(ICAO)は,日本へ航空安全監査調査に入る

  • 2000年5 月23 日

    ユナイテッド航空の持ち株会社UAL,業界6位のUSエアウェイズを買収

  • 2000年5 月24 日

    富士重工,ティルトローター機BA609のプロジェクトに参画。胴体構造及びシステム取り付け担当

  • 2000年5 月24 日

    宇宙開発事業団と三菱重工業,石川島播磨重工業は,次期国産ロケットH-ⅡAの主エンジン(LE-7A)を共同開発するため合同開発チームを結成

  • 2000年5 月25 日

    衛星メーカーのヒューズ社,ロケットシステム社との間で結んでいた衛星をH-ⅡAロケッ トで打ち上げる契約を破棄

  • 2000年5 月28 日

    第22回宇宙技術と科学の国際シンポジウム(ISTS),岩手県盛岡市で開催(~6.4)。6.3(土) 遠野市で,第2回国際龍勢ロケットシンポジウムを開き,4グループ(秩父吉田,草薙,朝日奈とISTS)の龍勢11本を打ち上げ,伝統文化を披露した

  • 2000年5 月31 日

    スカイマーク,東京証券取引所マザーズに上場

  • 2000年6 月

    防衛庁は,次期衛力整備計画で,P3C哨戒機の後継機はジェット機とし,国産化する方針

  • 2000年6 月1 日

    冒険家デビッド・ヘンブルマンアダムス (英)は,熱気球で北極点まで20キロの地点に到着し,有人気球での最北飛行記録達成

  • 2000年6 月5 日

    インド政府は,100%政府出資のエア・インディアの株式のうち60%を放出し民営化。外国航空会社にも26%を上限に株式の保有と経営参加を認める

  • 2000年6 月5 日

    「成田空港周辺市町村議会連絡協議会」は,羽田空港国際化に反対決議

  • 2000年6 月7 日

    英国航空は,KLMオランダ航空と合併交渉開始

  • 2000年6 月9 日

    東京都,「羽田空港の国際化について」と題する要望書を運輸大臣に提出。夜間および早朝の発着枠を使用して国際線の実現を申入れ

  • 2000年6 月9 日

    運輸省は,羽田空港新B滑走路の供用開始を前に,自家用ビジネス航空機の発着枠の拡大,新A滑走路を北側に離陸し左旋回する新ルートの設定など新しい運用方法をとりまとめ

  • 2000年6 月13 日

    韓国金大中大統領,北朝鮮訪問。初の南北首脳会談。金大中,年末のノーベル平和賞受賞

  • 2000年6 月15 日

    日本旅行は,日本交通公社(JTB),ジャルパックに続きインターネットを利用した国際航空券のオンライン販売事業を開始

  • 2000年6 月17 日

    調布飛行場は,管制官の勤務体制見直し。これによって,ほぼすべての離着陸機を管制可能に