1900
- 1903年12 月17 日
ライト兄弟、米ノースカロナイナ州キティホークでフライヤー1号の飛行に成功(時間12秒、距離36m、動力つき飛行機の初飛行)
- 1904年2 月6 日
日本、国交断絶通告で日露戦争勃発
- 1905年9 月5 日
ポーツマス条約調印
- 1905年10 月14 日
国際航空連盟(FAI)設立
- 1906年3 月31 日
鉄道国有法公布
- 1906年11 月12 日
サントス・デュモン(仏)、ヨーロッパ最初の動力飛行(距離220m、21.2秒、高さ38m)に成功
- 1909年7 月25 日
ルイ・ブレリオ(仏)、ブレリオⅪ単葉機で英仏海峡横断飛行に成功
- 1909年8 月22 日
ランス(仏)で世界初の国際飛行競技大会開催(~8.29)
- 1909年9 月25 日
第1回パリ航空ショー開催
1910
- 1910年3 月9 日
森下辰之助、飛行機凧を発明
- 1910年3 月28 日
アンリ・ファーブル(仏)、世界初の水上飛行機の離着水に成功
- 1910年5 月28 日
パリで世界初の国際航空会議を開催
- 1910年7 月10 日
レオン・モラーヌ(仏)、ブレリオ単葉機で時速106.508kmの速度記録
- 1910年8 月22 日
日韓条約調印(韓国を合併)
- 1910年9 月8 日
山田式飛行船第1号、大崎~目黒間を初飛行
- 1910年10 月30 日
奈良原式第1号機完成、東京~戸山が原で試験飛行(地上滑走のみ)
- 1910年11 月29 日
白瀬中尉ら南極探検隊28名、開南丸芝浦出帆
- 1910年12 月19 日
徳川好敏大尉、アンリ・ファルマン機と日野熊蔵大尉のハンス・グラーデ機、代々木練兵場で動力付飛行機による公式のわが国初飛行に成功
- 1911年1 月26 日
グレン・カーチス(米)、米国初の水上飛行機の離着水に成功
- 1911年2 月14 日
伊賀氏広、伊賀式1号滑走機の試験飛行
- 1911年2 月17 日
ワイズマン(米)、ロサンゼルス~サンバーナディーノ間の新聞、郵便輸送飛行を行う
- 1911年2 月18 日
アンリ・ピケー(仏)、アルハバッド~ナンニ・ジャンクション間の郵便飛行を行う
- 1911年2 月21 日
日米新通商航海条約調印(初の関税自主権確立)
- 1911年3 月12 日
ボールドウィン飛行団のマース飛行士ら(米)、大阪・城東練兵場で公開飛行
- 1911年3 月29 日
工場法公布(1916年9月 施行)
- 1911年4 月1 日
臨時軍用気球研究会(陸軍)、所沢に初の飛行場を開く
- 1911年5 月5 日
奈良原三次操縦の奈良原式2号機、所沢で国産機として初飛行
- 1911年7 月13 日
第3回日英同盟調印
- 1911年7 月16 日
日本最初の模型飛行機大会、大阪・中之島で開催
- 1911年8 月1 日
東京市、東京鉄道㈱を買収し電気局(東京都交通局の全身)を設置
- 1911年10 月13 日
徳川大尉ら設計・制作の陸軍「会式」1号機完成、初飛行に成功
- 1911年10 月24 日
山田式イ号飛行船、33kmを1時間40分で飛行
- 1911年11 月5 日
キャルブレイス・ロジャース(仏)、ライト機で米大陸横断飛行に成功、5.460kmを59日間で飛ぶ
- 1912年1 月10 日
グレン・カーチス(米)、飛行艇による飛行を試みる
- 1912年2 月12 日
中華民国建国
- 1912年3 月24 日
モナコで、国際水上機大会開催(~3.31)、フィッシャー(ベルギー)のファルマン機が優勝
- 1912年4 月14 日
タイタニック号沈没、1、498人死亡
- 1912年6 月1 日
アットウォーター(米)、カーチス水上機で芝浦~横浜間を最初の郵便飛行
- 1912年6 月26 日
海軍航空術研究委員会開設
- 1912年7 月10 日
有楽町にタクシー自動車㈱設立
- 1912年8 月5 日
日本飛行協会創立事務所開設(11.25 日本航空協会と改称設立)
- 1912年8 月30 日
陸軍がドイツから購入のパルセバール飛行機が初飛行
- 1912年9 月9 日
滋野清武男爵、「わか島」号を携えてフランスより帰国、試験飛行を実施
- 1912年9 月11 日
ジョルジュ・フールニ(仏)、ファルマン機で13時間17分、1.010.9kmの周回距離世界記録樹立
- 1912年10 月6 日
近藤元久、ロサンゼルス郊外で飛行中に墜落死、日本人として最初の航空事故による死亡
- 1912年11 月11 日
浅草でフランスの活動写真「ジゴマ」が評判に
- 1912年11 月25 日
日本航空協会設立
- 1912年12 月
島津栖蔵、アンザニ25hp発動機を国産化
- 1913年2 月10 日
護憲派民衆、議会を取巻く(2.11桂内閣総辞職)
- 1913年3 月10 日
柳田国男、「郷土研究」創刊
- 1913年3 月28 日
所沢で陸軍ブレリオ単葉機が墜落、木村鈴四郎、徳田金一の両中尉死亡(日本国内初の航空犠牲者)
- 1913年4 月1 日
北陸本線開通
- 1913年4 月3 日
モナコで第1回シュナイダー杯レース開催(~4.16)、ブレボー(仏)がデュペルデュッサン水上機で優勝
- 1913年4 月23 日
帝国飛行協会設立(日本航空協会と合併)
- 1913年5 月4 日
民間飛行家武石浩玻、カーチス機で京阪神都市間連絡飛行中、京都・深草練兵場で墜落死、日本国内における最初の民間飛行家の死亡事故
- 1913年5 月13 日
シコスルキー(露)、世界初の4発大型機「ボルショイ・バルチスキー」号を製作し初飛行
- 1913年8 月16 日
英ヴィッカース社で戦艦金剛竣工
- 1913年9 月
海軍、運送船若宮を水上機母艦に艤装、9月の海軍小演習に参加
- 1913年9 月9 日
独海軍、ツェッペリン飛行船第1号墜落、搭乗者の殆どが死亡
- 1913年9 月21 日
ベグー(仏)、世界初の宙返り飛行
- 1913年9 月23 日
ギャロ(仏)、モラヌ・ソルニエ機で地中海730kmを7時間53分で縦断
- 1913年10 月17 日
独海軍、ツェッペリン飛行船第2号が空中爆発、28人死亡
- 1913年12 月
陸軍小石川砲兵工厰、ルノー70発動機の国産化に成功、モーリス・ファルマン機に装備
- 1914年1 月1 日
セント・ピータースバーグ・タンバ・エアポートライン(STA)、米フロリダ州タンバ~セント・ピータースバーグ間(約35km)で世界最初の定期航空輸送を開始
- 1914年1 月23 日
同志会島田三郎、シーメンス事件で政府を攻撃
- 1914年2 月17 日
帝国飛行協会、ドイツよりルンプラー・タウベ単葉機2機購入
- 1914年3 月10 日
帝国飛行協会のルンプラー・タウベ単葉機、所沢から民間機として東京訪問飛行(操縦士磯部少佐、47分の飛行)
- 1914年3 月20 日
東京大正博覧会開催(3.20~7.31 上野公園)
- 1914年5 月9 日
W.ニューエル(英)、英国で初の飛行機からパラシュート降下
- 1914年6 月13 日
帝国飛行協会主催第1回民間飛行大会開催(~6.14、鳴尾競馬場)、優勝は滞空が坂本寿一(31分22秒)、高度は荻田常三郎(2.003m)
- 1914年7 月2 日
ローレンス・スペリー(米)、自動操縦装置の開発でフランス安全賞受賞
- 1914年7 月28 日
第1次世界大戦勃発
- 1914年8 月23 日
日本、対独宣戦布告
- 1914年9 月21 日
第1次世界大戦の勃発にともない、青島攻撃戦に海軍モーリス・ファルマン水上機が実戦初参加(水上機母艦若宮で出動した陸・海軍機は計9機、予備1機)
- 1914年10 月
帝国飛行協会の総裁に久邇宮邦彦王殿下、会長に大熊重信伯爵が就任
- 1914年12 月
キャサリン・スチンソン(米)、女性として最初の宙返り飛行
- 1914年12 月8 日
ローレンス・スペリー(米)、ジャイロ式自動安定装置の開発によりロバート・J・コリアート・トロフィー受賞
- 1915年2 月
陸軍の沢田、坂本両中尉、モーリス・ファルマン機で東京~大阪間を7時間30分で飛行
- 1915年2 月23 日
海軍の馬越中尉、モーリス・ファルマン水上機で3.500mの高度に上昇
- 1915年3 月
陸軍、モーリス・ファルマン機で初の夜間飛行を実施
- 1915年3 月
陸軍の武田・真壁中尉、モーリス・ファルマン機で大阪~東京の5時間23分で飛行
- 1915年3 月3 日
米海軍特別予算法によって航空諮問委員会(ACA)設立、後に国立となりNACA(NASAの全身)に
- 1915年3 月6 日
海軍のモーリス・ファルマン水上機が墜落、安達中尉ら3人が海軍最初の人身事故
- 1915年4 月15 日
武蔵野鉄道、池袋~飯能線開通
- 1915年4 月21 日
陸軍の飛行船「雄飛号」が完成
- 1915年4 月28 日
都築式単葉機、中国へ輸出
- 1915年4 月28 日
海軍馬越中尉、モーリス・ファルマン水上機で滞空時間10時間5分、距離800kmの周回飛行を達成
- 1915年5 月5 日
東京図書出版協会、初の図書分類目録を作成
- 1915年6 月
東京帝国大学、航空学講座を開設
- 1915年6 月
帝国飛行協会第1回操縦練習生、臨時軍用気球研究会で練習開始
- 1915年7 月
アート・スミス(米)、カーチス複葉機で連続22回宙返り
- 1915年8 月12 日
英軍エドモンド大尉、ショート水上機でトルコ汽船を雷撃(航空機による最初の魚雷攻撃)
- 1915年10 月10 日
大阪毎日、大阪朝日両新聞社、夕刊を発行
- 1915年11 月29 日
国民飛行会制設立
- 1915年12 月
臨時軍用気球研究会解散、陸軍航空大隊を設立
- 1915年12 月
磯部鉄吉、石橋勝浪、フランス航空隊に入隊し従軍
- 1915年12 月3 日
帝国飛行協会、第2回民間飛行大会を開催(~12.4 鳴尾競馬場)
- 1915年12 月4 日
東京株式市場暴騰。「大戦景気」の始まり
- 1915年12 月9 日
ユンカース(米)、全金属製飛行機ユンカースJ-1完成、初飛行
- 1915年12 月11 日
チャールス・ナイルス(米)青山練兵場でブレリオ単葉機、カーチス複葉機で宙返りを公開(~12.12 観覧料特等5円、普通1円)