タイムトラベル(空の歴史)

1990

  • 1998年7 月20 日

    全日空,関西~アモイ線をB767で開設

  • 1998年7 月25 日

    和歌山でカレー毒物混入事件,4人死亡

  • 1998年7 月28 日

    運輸省,スカイマークエアラインズに定期航空事業免許。35年ぶりの新規参入実現

  • 1998年7 月28 日

    佐賀空港が開港
    エアシステム,伊丹~佐賀線をDC90で開設
    全日空,羽田~佐賀線をB767で開設
    エアーニッポン,名古屋~佐賀線をB737で開設

  • 1998年7 月28 日

    宇宙開発事業団,上層大気成分を測定することに成功したと発表。 1998.4 から日本東方の太平洋上空(高度約10km)で航空機による観測をしていた

  • 1998年7 月30 日

    小渕恵三内閣成立

  • 1998年8 月1 日

    2回目鳥人間コンテスト開催。人力プロペラ機部門にエントリーしたチームエアロセブシー(中山浩典パイロット)が,琵琶湖上を23.7km飛行の大記録達成

  • 1998年8 月1 日

    ノースウエスト航空とKLM,8月1日から全便禁煙

  • 1998年8 月5 日

    運輸省,10月からの成田空港のスロット増枠について,国内企業向けの定期便用86発着(週ベース)の配分枠数を決定。日本航空,全日空,エアシステムの3グループにそれぞれ28,44,14として分配

  • 1998年8 月6 日

    東京都,調布飛行場のコミューター空港化で設置申請

  • 1998年8 月7 日

    旧暦七夕の日,「おりひめ」と「ひこぼし」(ETS-Ⅶ),第2回ランデブー ドッキング実験に失敗。8.21 6回目の挑戦で成功

  • 1998年8 月24 日

    全日空,本社を霞ケ関ビル(東京都千代田区)から羽田空港内へ移転決定

  • 1998年8 月27 日

    大倉商事の宇宙・航空機部門を丸紅へ譲渡。10.1「丸紅エアロスペース」発足

  • 1998年8 月31 日

    朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮),「テポドン1」ロケットを無通告で発射し,日本上空を超えて太平洋に着水,米国は早朝警戒衛星の熱赤外監視記録を分析して,人工衛星打ち上げの失敗と発表。9.4 北朝鮮国営放送は,初の人工衛星打ち上げに成功と発表

  • 1998年9 月1 日

    運輸省は,北朝鮮のミサイルが発射・着弾した8月31日正午から午後1時までの間,その海域上空付近を7機の民間旅客機が飛んでいたことを公表。ミサイルが着弾した海上空は,日本本土と北米を結ぶ航空路

  • 1998年9 月1 日

    エアシステムの「ポカリスエット号」の胴体広告,11.15 まで2ケ月半延長

  • 1998年9 月2 日

    ニューヨーク発スイス・ジュネーブ行きスイス航空111便MD-11型機が,カナダ・ノバスコシア州近くの大西洋上に墜落,乗客乗員229名全員が死亡

  • 1998年9 月8 日

    川崎重工と丸紅,ロールス・ロイス社のトレント500プログラムに参加

  • 1998年9 月11 日

    運輸省,全日空B767-300ERに対して国内初の180分ETOPS承認

  • 1998年9 月11 日

    全日空,羽田~ホノルルの国際チャーター便を運航。成田開港以来,羽田使用は初

  • 1998年9 月19 日

    スカイマーク,羽田~福岡線をB767で第1便を運航。定期運送事業開始

  • 1998年9 月23 日

    米オービタルサイエンス社(OSC),L-1011母機より「ペガサスXL」ロケットを空中発射して「オーブコム」小型移動体通信衛星8基を約810kmの軌道に打ち上げ。このシリーズ3回目で計28基のオーブコム配備完成

  • 1998年9 月24 日

    フィリピン航空,廃業。業績悪化で経営難に陥り,業務停止から廃業へ

  • 1998年10 月1 日

    全日空,国内線禁煙化

  • 1998年10 月4 日

    中日本航空,セスナ560サイテーションで初の国際緊急医療サービス (EMS)運航。力ムチャッカ半島から大阪へ,高齢の心臓病患者を搬送

  • 1998年10 月4 日

    栃木県ツインリンク茂木でのホンダ50周年記念イベント開会式で,日本モデルロケット協会(JMA)製作の全長2.1mの大型モデルロケット打ち上げ。高度2,000mに到達後,回収

  • 1998年10 月5 日

    サザンクロス,航空事業への参入を断念

  • 1998年10 月12 日

    熊本県の第三セクター・コミューター航空会社「天草エアライン㈱」設立

  • 1998年10 月13 日

    エアフライトジャパンに航空従事者養成施設の大臣認可

  • 1998年10 月22 日

    フィリピン航空,国際線の運航再開を発表。9.24 から業務を停止していたが廃業から約2週間後,労使交渉が妥結。10.7 からフィリピン国内線の運航を再開していた

  • 1998年10 月22 日

    全日空,スターアライアンスへの加盟を正式決定

  • 1998年10 月24 日

    地球資源衛星(JERS-1)「ふよう1号」(1992.2 打ち上げ)からのデータ通信が途絶,運用停止。設計寿命で2年の予定が6年半使用されていた

  • 1998年10 月24 日

    米NASA,小惑星探査機「ディープスペース1」(DS-1)を打ち上げ

  • 1998年10 月26 日

    運輸省,エア・ドゥに定期運送事業免許を交付

  • 1998年10 月28 日

    米国,商業宇宙打ち上げ法が成立

  • 1998年10 月29 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」向井千秋(P.S)と米上院議員J.グレン(77歳)ら7名を乗せて打ち上げ。2名とも宇宙飛行は2回目で,J.グレンは米国初の有人軌道飛行(1962.02.20 地球3周の4時間55分)以来約37年ぶり。11.7 帰還(STS-95;8日21時間45分)

  • 1998年10 月30 日

    東京消防庁,日本初の救急ヘリ運用を開始

  • 1998年11 月1 日

    エアシステム,青森~那覇線をMD90で開設

  • 1998年11 月5 日

    米空軍,アラスカのコディアック射場(民間)の初打ち上げとして,大気圏迎撃技術用小型ロケットを打ち上げ

  • 1998年11 月12 日

    ボーイング社が品質優秀企業としてジャムコと日本飛行機を表彰

  • 1998年11 月13 日

    石川島播磨,F-2搭載 F110-129エンジンの運転試験に成功

  • 1998年11 月13 日

    天草航空はボンバルディア社DASH8-100,1機を確定発注

  • 1998年11 月16 日

    欧州航空宇宙業界,総合企業設立の方向で大手6社が合意

  • 1998年11 月16 日

    戦後最悪不況, 24兆円の緊急経済対策

  • 1998年11 月19 日

    日本航空,100機目のB747受領

  • 1998年11 月19 日

    宇宙開発事業団,宇宙実験用小型ロケット(TR-IA)「たけさき」7号機(最終)を打ち上げ,海上で回収

  • 1998年11 月20 日

    ロシア,遅れていた国際宇宙ステーション(ISS)計画のトップ打ち上げとして,基本機能モジュール(FGB)をプロトンロケットで打ち上げ,「ザーリャ(曙)」と命名。後に米の「ユニティ」(12.4 打ち上げ) と結合

  • 1998年11 月26 日

    関空二期事業の漁業補償問題が大阪府知事の斡旋で決着。関空二期工事最大の関門をクリア

  • 1998年11 月30 日

    高松工業高専,大阪大学,米MITの研究グループは,ダイアモンドエアサービス社(DAS)の航空機を用いてアルブスガスによるアーク溶接の無重力化実験に成功

  • 1998年12 月1 日

    全日空,伊丹~新潟線を開設。関西開港後初の伊丹からの新設路線
       成田~サンフランシスコ線をB747-400で開設

  • 1998年12 月1 日

    エアシステム,伊丹~松山線をMD81で開設

  • 1998年12 月3 日

    関西国際空港の陸上ルート運用開始。同空港の発着枠が拡大

  • 1998年12 月4 日

    運輸省,B747の燃料ポンプ使用制限で耐空性改善通報(TCD)発行

  • 1998年12 月4 日

    スペースシャトル「エンデバー」,ISS計画の米国打ち上げ第1号として,結合モジュール「ユニティ」を打ち上げ。ロシアの「ザーリャ(曙)」(11.20 打ち上げ)と結合。12.15 帰還(STS-88;11日19時間19分)シャトル通算93回目

  • 1998年12 月11 日

    サザンクロス,「レキオス航空」として再スタート

  • 1998年12 月11 日

    米NASA,無人火星探査機「マース・クラメイト・オービタ(MCO)」 を打ち上げ。1999.9 に火星に到着予定

  • 1998年12 月12 日

    日本航空とエアシステムの外国人パイロットら約50人が東京国税局の税務調査を受け,申告漏れ発覚

  • 1998年12 月12 日

    公共用の奈良県ヘリポートが開港。公共用としては全国で22番目

  • 1998年12 月12 日

    朝日航洋,固定翼セスナ560型機で名古屋空港~台北国際空港間を海外初飛行。同社が運輸省と協議を進めている国際不定期航空運送事業免許の申請に先立ち,社内訓練飛行として実施

  • 1998年12 月15 日

    金融再生委員会発足

  • 1998年12 月18 日

    印度ムンバイ~関西空港を飛行中の全日空956便 B767-300ER型の機内で,放火事件。乗客が機内のペーパータオルに火をつけて天井パネルを焼く

  • 1998年12 月19 日

    日本航空,新潟~ホノルル線をDC10で開設

  • 1998年12 月20 日

    エア・ドウ,羽田~札幌線をB767で第1便を運航。定期運送事業開始

  • 1998年12 月23 日

    全日空,関西~デンバサール(インドネシア)線をB767で開設

  • 1998年12 月25 日

    運輸省は,東京都に調布場外離着陸場の正式飛行場化を許可

  • 1999年1 月1 日

    欧州「ユーロ」誕生。1ユーロ132円80銭

  • 1999年1 月3 日

    米NASA,火星極地着陸探査機「マーズ・ポーラ・ランダ(MPL)」 を打ち上げ。1999.12に火星南極に到着予定

  • 1999年1 月5 日

    ボーイング社,E767AWACS(早期空中警戒管制機)2機を日本政府に納入

  • 1999年1 月8 日

    「さきがけ」(1985.1.8 打ち上げ),送信停止,運用を終了。1986.3.11にハレー彗星に700万kmまで接近した

  • 1999年1 月11 日

    レキオス航空,那覇~羽田線の就航を目指し羽田発着枠の優先配分を要請

  • 1999年1 月12 日

    日本航空とアメリカン航空,コードシェアで提携契約締結

  • 1999年1 月13 日

    日本航空と英国航空は,マイレージやコードシェアを含む包括的な提携契約に合意

  • 1999年1 月19 日

    ボーイング社,民間ヘリ部門をマクドネル・ダグラス・ヘリコプター社へ売却

  • 1999年1 月19 日

    宇宙飛行士・向井千秋さんが,軌道上のスペースシャトルで作った上の句「宙返り何度もできる無重力」に下の句「湯船でくるり我が子の宇宙」が応募総数14万通から最優秀(一般の部)選出

  • 1999年1 月21 日

    日韓航空協議が開催。2000年日韓共同開催サッカー・ワールドカップ時の輸送体制についても協力確認

  • 1999年1 月27 日

    台湾初の国産地球観測科学衛星「中華衛星1号(RUCSAT-1)」を米アシーナ1ロケットで,打ち上げ成功

  • 1999年1 月29 日

    成田空港の用地買収が進展,残り6ha

  • 1999年1 月29 日

    運輸省の飛行検査機,SAAB2000の2機が就航。退役したYS11型JA8610は同型機の量産初号機

  • 1999年1 月29 日

    石川島,F-2支援戦闘機搭載エンジンの量産初号機を納入

  • 1999年1 月29 日

    三菱重工,OH-1量産初号機用エンジンを防衛庁に納入

  • 1999年2 月1 日

    全日空,「20世紀伝説キャンペーン」で全搭乗客に記念品

  • 1999年2 月7 日

    米NASA,彗星探査機「スターダスト」を打ち上げ

  • 1999年2 月10 日

    宇宙開発事業団,国際宇宙ステーション(ISS)用宇宙飛行士候補者として,古川聡(34歳),星出彰彦(30歳),角野直子(28歳)を選抜

  • 1999年2 月15 日

    日本サテライトシステムズ(JSAT)の通信衛星「JCSAT-6」がアトラスASロケットで打ち上げ(アトラスロケットは通算152回目)

  • 1999年2 月16 日

    石川島播磨重工,ロールス・ロイス社製新エンジン「トレント500」の開発に参加。石川島はRR社のエンジン事業に本格参入するのは初めて

  • 1999年2 月18 日

    全日空,スカイマークの3機目整備受託は困難と発表。受託可能機は現行の2機が限界であるとの見解

  • 1999年2 月21 日

    ペンシルロケットの東大名誉教授糸川英夫博士没,86歳

  • 1999年2 月22 日

    朝日航洋,系列下の朝日ヘリコプター㈱を吸収合併し,㈱朝日ヘリサービスと変更

  • 1999年2 月24 日

    日本飛行機㈱,同社が唯一の国産型式証明取得滑空機として開発した日飛ピラタスB4-PC11AF型滑空機1機を日本航空協会に寄贈

  • 1999年2 月27 日

    日本と北欧などを結ぶ新シベリア航空路「A204」の運用開始。新ルートは現行「R211」の混雑を緩和し,成田空港出発機の遅延解消と航空量増加に対応

  • 1999年2 月28 日

    高知市の高知赤十字病院で日本初の脳死移植実施,防災ヘリと小型ジェット機が活躍

  • 1999年3 月7 日

    全日空,新仕様のB747-400を北米線に投入,ファースト・ビジネスクラス用に炊飯器搭載

  • 1999年3 月8 日

    富士重工,レイセオン・エアクラフト社の最新鋭中型ビジネスジェット機「ホーカー・ホライゾン」の主翼および同システムの初号機を宇都宮工場から初出荷

  • 1999年3 月8 日

    運輸省の「運輸多目的衛星(MTSAT)」,米スペースシステム/ローラル社に発注したもので,英ヘビイリフト社のAn124大型貨物機により米国より鹿児島空港に到着

  • 1999年3 月10 日

    びわこ空港の住民投票案否

  • 1999年3 月10 日

    日米共同開発のGE社CF34-8Cターボファン・エンジンが飛行テストに成功

  • 1999年3 月13 日

    関西国際空港が国内線ゼネラルアビエーション(GA)機の発着を受入れ。計器飛行ができる国際線GA機の乗り入れを認めていたが,国内GA機も受入れへ

  • 1999年3 月17 日

    日本航空,関西~シカゴ線をB747-400で開設

  • 1999年3 月17 日

    熱帯降雨観測衛星「TRMM」(1997.11 打ち上げ)が1年以上にわたり,世界で例をみない高精度のデータを取得

  • 1999年3 月21 日

    スイスの気球「ブライトリング・オービター3号」(乗員2名)が午前8時,カイロの西南500kmの砂漠地帯に無事着陸し,世界一周を達成。乗員はベルトラン・ピカール(スイス)とブライアン・ジョーンズ(英)