1970
- 1973年7 月20 日
日本航空のB747、パリ発東京行北海上空でアラブゲリラにハイジャックされ、ドバイとダマスカスへ。 4.24 リビアのベンガジに着陸。同地で爆破される。 乗客乗員は無事
- 1973年7 月23 日
パンアメリカン航空のB707、タヒチのパペーテ離陸後海上に墜落、乗客乗員79人のう1人だけが救出
- 1973年7 月25 日
ソ連、「火星(マーズ)5号」(4.65トン)を打ち上げ
- 1973年7 月28 日
政府、ハイジャック対策の基本方針を決定
- 1973年7 月28 日
NASA、「スカイラブ3号」(3人乗り、20.1トン)を打ち上げ。「スカイラブ1号」(5.14 打上げて周回中、宇宙実験等搭載)とのドッキングに成功、無重力宇宙実験等を実施。9.25 3名帰還(59日11時間9分4秒)
- 1973年7 月31 日
デルタ航空723便DC9、ボストン空港に最終進入中、滑走路手前の堤防に脚を接触させ墜落し炎上。乗客乗員89人の内1人だけが救出
- 1973年7 月31 日
欧州宇宙研究機関(ESRO)、ESA(欧州宇宙機関)の設立を決める
- 1973年8 月13 日
スペイン・アビアコ航空のカラベル、濃霧のためラコルニア空港の着陸に失敗、地上の6人と乗客乗員85人が死亡
- 1973年8 月16 日
富士重工業、ボーイング社とB747部品の生産契約に調印
- 1973年8 月19 日
東大宇宙航空研究所、内之浦よりS-210-9、カッパM-43/44、カッパ10C-4、カッパ10-10の計5機を9.22迄に打上げ
- 1973年8 月22 日
宇宙開発委員会、NHKの放送衛星と電電公社の通信衛星を1976年までに方針を決める(米国製ロケットを使用)
- 1973年8 月22 日
YX開発計画に関する日米トップ会談を開催
- 1973年8 月25 日
オーナーズパイロット協会の後開会長、ビーチクラフト・ボナンザ機で沖縄~北海道2、500kmの無着陸飛行
- 1973年9 月4 日
運輸省、ハイジャック防止対策を地方航空局に通達
- 1973年9 月5 日
宇宙開発事業団、種子島でMT-135PT-7/-8、9.7にJCR-9号機を打上げ(計3機)
- 1973年9 月11 日
チリでクーデター、アジェンデ大統領自殺
- 1973年9 月12 日
ボーイング社のB747SP部品国際入札に日本メーカー3社が参加
- 1973年9 月14 日
南米初の航空ショー、サンパウロ航空ショー開催
- 1973年9 月15 日
日印両国政府、日本航空機ボンベイ誤着陸事故(1972.9.24)の調査報告書を発表
- 1973年9 月16 日
「スカイラブ」内で科学技術庁金属材料技術研究所の高橋仙之助博士の提唱した「無重力状態でのシリコンカーバイトひげ結品強化金属複合材料」の創製実験を実施
- 1973年9 月18 日
コンコルド002、デモフライト
- 1973年9 月18 日
NASAのスカイラブ計画へ参加(航空機船舶によるスカイラブ周回中の同時観測を実施)
- 1973年9 月19 日
航空事故調査委員会設置法案、参院で可決・成立
- 1973年9 月22 日
ダラス・フォートワース空港開港
- 1973年9 月26 日
全日空、L1011を8機追加発注
- 1973年9 月26 日
日本航空、日航機ニューデリー事故(1972.6.14)審理が公正を欠くとして再審請求
- 1973年10 月5 日
1973年国際航空宇宙ショー開催(~10.11、入間基地、8ヶ国130社参加、60万9千人入場)
- 1973年10 月6 日
第4次中東戦争勃発
- 1973年10 月7 日
日本航空 B747SR、東京~那覇線に就航
- 1973年10 月12 日
フィリピン航空の BAC111、マニラへむけて航行中にハイジャックされる
- 1973年10 月15 日
米国の航空会社、石油不足のため便数制限を開始
- 1973年10 月16 日
航空審議会関西新空港部会、新空港候補地の検討開始
- 1973年10 月19 日
FJR710/10 ジェットエンジン1号機、100%フル運転テストに成功
- 1973年10 月19 日
コンコルド001 (原型1号機)、仏航空博物館に寄贈
- 1973年10 月21 日
オーストラリアで世界最初の電気飛行機、9分5秒のテスト飛行に成功
- 1973年10 月24 日
運輸省、新東京国際空港開港見通し(1974.7)を発表
- 1973年10 月24 日
東京航空局、東京国際空港の貨物急増でチャーター便制限を航空各社に要請
- 1973年10 月24 日
市川市に東京エアカーゴ・シティ・エアターミナル完成
- 1973年10 月25 日
東亜国内航空人事、田中勇社長就任
- 1973年10 月30 日
気象衛星(GMS)の開発に着手(基本設計)
- 1973年11 月
各地で洗剤・トイレットペーパーなどの占め騒ぎ
- 1973年11 月1 日
小松空港ジェット化、供用を開始
- 1973年11 月1 日
米政府、航空用ジェット燃料を前年度と同量に抑える配当制を採用
- 1973年11 月3 日
米ナショナル航空の DC10、壊れた右翼第3エンジンが窓ガラスを破砕、乗客1人が機外に吸い出されて行く方不明
- 1973年11 月3 日
米NASA、「マリーナ10号」(526kg)打上げ、世界初の水星・金星探査機
- 1973年11 月7 日
環境庁、航空機による大気汚染の調査結果を発表
- 1973年11 月12 日
三菱重工業と川崎重工業、ボーイング社からB747SP主翼フラップを受注
- 1973年11 月14 日
東洋一の吊り橋、関門橋開通
- 1973年11 月16 日
NASA、最後の「スカイラブ4号」(第3次、カー、ギブスン、ポーグの3名搭乗、20.85トン)を打上げ、宇宙実験、1974.2.8 帰還、84日 1時間15分31秒の米国最長宇宙滞在記録を達成(スカイラブ計画は4号で終る)
- 1973年11 月22 日
運輸省、国内定期航空4社と日本乗入れ外国航空会社に対して石油・電力の節減協力を要請
- 1973年11 月29 日
B727の1、000号機が完成
- 1973年11 月29 日
熊本大洋デパートで火災発生、103人死亡
- 1973年11 月29 日
国際航空貨物輸送情報システム開発協議会、設立
- 1973年12 月1 日
東亜国内航空のDC9、東京~釧路線に就航
- 1973年12 月6 日
中央公害対策審議会、「航空機騒音の環境基準設定」について答申
- 1973年12 月6 日
コンコルド量産1号機、ツールーズで初飛行
- 1973年12 月7 日
英航空相、石油不足のためスポーツ航空の自粛を要請
- 1973年12 月17 日
ローマ空港のパンアメリカン航空 B707をアラブゲリラが攻撃、31人が死亡
- 1973年12 月20 日
全日空、大村~鹿児島線を開設
- 1973年12 月22 日
政府、石油緊急事態を宣言(オイル・ショック)
- 1973年12 月24 日
日本航空、コンコルド購入仮契約期限を1974年末まで延期
- 1973年12 月28 日
日本航空 エアバスとしてDC10-40の採用を決定
- 1974年
高校進学率、90%を超える。
- 1974年1 月5 日
日本航空 DC8-61と全日空 B727、函館市東方上空で50mのニアミス、札幌管制部の高度誤指示が原因
- 1974年1 月7 日
イラン政府、F14A戦闘機30機を発注
- 1974年1 月11 日
運輸省航空事故調査委員会 (初代委員長 守屋富次郎)発足
- 1974年1 月11 日
郵政省、大阪国際空港騒音防止のため深夜郵便専用機の運航中止を発表
- 1974年1 月16 日
国内定期航空会社石油不足のため減便を開始
- 1974年1 月16 日
全日空、運航情報管理オンライン・リアルタイム・システム化が完成
- 1974年1 月16 日
東大宇宙航空研究所、内之浦よりカッパ9M-5号機を打上げ
- 1974年1 月17 日
ソ連、航法衛星「コスモス628号」を打上げ
- 1974年1 月22 日
東大宇宙航空研究所、内之浦よりラムダ(L)-3H型ロケット8機を打上げ
- 1974年1 月25 日
J.ノット、F.ボール(英)、インドのボーバル付近で13、571mの熱気球世界高度記録樹立
- 1974年1 月25 日
東京区部の1月消費者物価指数、対前年度比20.4%上昇の「狂乱物価」
- 1974年1 月30 日
日韓大陸棚協定調印
- 1974年1 月30 日
ソ連、プレセック射場より偵察衛星「コスモス630号」(4トン)を打上げ
- 1974年1 月31 日
パンアメリカン航空のB707、サモアのバゴバゴ島に着陸失敗、乗客乗員101人中92人死亡
- 1974年2 月1 日
東亜国内航空のB727、福岡~宮崎線に就航
- 1974年2 月1 日
日本航空機製造、YS11量産最終機を防衛庁に納入 (182号機)
- 1974年2 月1 日
宇宙開発事業団、種子島よりJCR-10、LS-C-7、MT-135TP-9/-10号機の計4機を2.10 迄に打上げ
- 1974年2 月5 日
日本フライングサービスのFA200、奄美空港から那覇空港へ向かう途中消息を絶つ
- 1974年2 月6 日
全日空導入のL1011、第1号機が東京国際空港に到着
- 1974年2 月12 日
仏運輸省、ダッソー/ブレゲーメルキュールに型式証明を交付
- 1974年2 月16 日
東大宇宙航空研究所、M-3C型ロケット1号機で試験衛星 MS-T2 (65kg)の打上げ成功、「たんせい2号」と命名
- 1974年2 月27 日
大阪地裁、大阪国際空港公害訴訟で国に対し1億円の損害賠償支払いを命じる判決
- 1974年3 月3 日
トルコ航空のDC10、パリ郊外の森に墜落、邦人49人を含む344人全員死亡(史上最大の航空事故)
- 1974年3 月3 日
英国航空の VC10、ユーゴスラヴィア上空でアラブ・ゲリラにハイジャック、機体はアムステルダム空港で炎上
- 1974年3 月13 日
日本近距離航空㈱設立
- 1974年3 月23 日
運輸相、日本航空、全日空、東亜国内3社長を呼び、騒音減のため大阪国際空港発着の減便を指示
- 1974年3 月25 日
日本航空、B747-100、B747-200B、SR、200Fを計6機発注
- 1974年3 月29 日
運輸省、東京都からの調布空港撤去申し入れに対し、「代替空港が確保されない限り継続使用」を内容とする見解を通達
- 1974年4 月1 日
日本航空、東京~モスクワ~ローマ線を運航開始
- 1974年4 月5 日
日本航空、東京~モスクワ~フランクフルト線を運航開始
- 1974年4 月10 日
第1回国際飛行船会議、ロンドンで開催
- 1974年4 月11 日
春闘共闘委、史上最大のゼネストを決行
- 1974年4 月13 日
米国初の国内通信衛星「ウエスタ1号」(572kg)をソラット・デルタロケットでケープカナベラルより打上げ
- 1974年4 月15 日
大阪国際空港周辺整備機構発足
- 1974年4 月16 日
ノースウエスト航空、IATAを脱退
- 1974年4 月16 日
東京都、新たに航空機騒音の規制値を設定した「都民を公害から防衛する計画」第4回改訂版を発表
- 1974年4 月18 日
運輸相、航空審議会に「今後の空港・航空保安施設に関する基本的な方策」について諮問