1990
- 1993年9 月14 日
運輸省,ノースウエスト航空のニューヨーク~大阪~シドニー線の運航を9月30日まで暫定的に認める,と発表。暫定認可は,1991年の同路線開設以来,これが23回目
- 1993年9 月17 日
宇宙開発事業団,宇宙実験用小型ロケットTR-IA「たけさき」3号機を打ち上げ。日本航空宇宙工業会との共同研究による実験実施
- 1993年9 月21 日
三菱重工,カナダ・ボンバルディア社とグローバルエキスプレス機の開発参加に合意
- 1993年9 月21 日
米NASAの火星探査機「マース・オブザーバ」,9.24 火星に到達予定を前に,地球との交信途絶
- 1993年9 月27 日
欧州宇宙機関(ESA),欧州版スペースシャトル「ヘルメス」の開発を事実上断念
- 1993年10 月1 日
ノースウエスト航空,ニューヨーク~大阪~シドニー線を廃止。代わって,デトロイト〜 大阪~シドニー線開設。日米間航空了解覚書 (MOU)に基づく米側の以遠件権濫用
- 1993年10 月6 日
エアシステム,国際線定期便の通算搭乗旅客で100万人を達成
- 1993年10 月13 日
関西国際空港会社,IATAに関西国際空港の着陸料を提示。国際線着陸料はB747-400型機1機当たり104万2,800円で,世界一
- 1993年10 月13 日
日本とロシア,日口宇宙協力協定に調印
- 1993年10 月18 日
スペースシャトル「コロンビア」,「スペースライフサイエンス2号」を打ち上げ,11.1 帰還(STS-58;14日13分)
- 1993年10 月20 日
宇宙開発委員会,「長期ビジョン懇談会」を設置
- 1993年10 月22 日
ボーイング社,B747とB737の生産削減へ。従業員2,500人のレイオフも発表
- 1993年10 月29 日
新広島空港が開港
- 1993年10 月31 日
ハンググライディング日本選手権'93開催。石川県獅子吼高原にて7日間
- 1993年11 月1 日
エアーニッポン,広島~宮崎線を運航開始
- 1993年11 月1 日
シンガポール航空,広島~シンガポール線を開設
- 1993年11 月1 日
欧州連合条約発効,EU発足
- 1993年11 月10 日
東邦航空,明石海峡大橋建設に世界初のヘリコプターによるパイロットロープの渡海工事に成功
- 1993年11 月12 日
エアシステム,B777型機の装着エンジンをPW4000に決定
- 1993年11 月12 日
環境基本法, 参議院本会議で可決・成立
- 1993年11 月16 日
ビーチクラフト社の航空自衛隊向けジェット練習機T-400,米カンサス州で完成
- 1993年11 月18 日
日本航空の初代社長の柳田誠二郎没,101歳
- 1993年11 月18 日
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所共同の「HOPE研究共同技術開発室」,開設(調布の航技研内)
- 1993年11 月24 日
日本航空宇宙工業会,航空宇宙博物館構想検討委員会を開催
- 1993年12 月2 日
運輸省,A300-600型機に耐空性改善通報(TCD)を発行
- 1993年12 月2 日
スペースシャトル「エンデバー」,ハブル宇宙望遠鏡(HST)の修理・部品取換のため打ち上げ。12.13 帰還(STS-61;10日19時間58分)
- 1993年12 月6 日
日米欧加4極間協議で,ロシアの宇宙ステーション参加を正式決定
- 1993年12 月7 日
全日空,成田~シンガポール線定期便の運航をワールドエアーネットワーク(WAC)に委託
- 1993年12 月7 日
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所,宇宙往還輸送システムの技術確立のためのテストスケジュールを決定。 1994年2月に打ち上げるH-Ⅱロケット1号機に軌道再突入実験機OREXを搭載,極超音速飛行実験HYFLEX,小型自動着陸実験ALFLEX,往還技術試験HOPE-Xと4段階で実施する計画
- 1993年12 月8 日
米軍事航法システム「GPS」の民生利用,正式決定
- 1993年12 月10 日
運輸省,格安航空券と認可運賃との格差是正を目的に,平成6年4月からの日本発国際航空運賃25~35%割引を承認
- 1993年12 月12 日
ロシア新憲法探択
- 1993年12 月27 日
運輸省,ノースウエスト航空のデトロイト~大阪~シドニー線の運航を1994年1月31日まで暫定的に承認
- 1994年1 月1 日
NAFTA(北米自由貿易協定)発効
- 1994年1 月2 日
小島啓一,AX-5クラス(容積900~1200)の熱気球を駆って347.34kmの飛行世界記録を樹立
- 1994年1 月14 日
運輸省,ロシア当局との管制処理調整で,シベリアルートの飛行制限緩和合意
- 1994年1 月25 日
エアシステム,成田~ホノルル線の運休,YS11路線の日本エアコミューターへの移管促進など経営合理化策を発表
- 1994年1 月25 日
米国防総省,タイタン2型ロケットで月面探査機「クレメンタイン」を打ち上げ。2.9 月周回軌道に乗り,電力消滅までの3ヶ月間に月面の地図作成
- 1994年1 月30 日
成田航空科学博物館,入館者100万人達成
- 1994年1 月31 日
運輸省,ノースウエスト航空のデトロイト~大阪~シドニー線の運航を2月28日まで普定的に承認
- 1994年2 月1 日
㈶日本宇宙フォーラム(JSF),設立
- 1994年2 月3 日
スペースシャトル「ディスカバリー」,初のロシア人飛行士S.クリカレブを乗せて打ち上げ。2.11 帰還(STS-60;18日7時間9分)
- 1994年2 月3 日
日本航空,B777型機のエンジンをPW4000シリーズに決定
- 1994年2 月4 日
宇宙開発事業団,軌道再突入実験機(OREX)を搭載したH-Ⅱロケット初号機の打ち上 げに成功
- 1994年2 月8 日
日本航空と全日空,整備部門における提携について基本合意
- 1994年2 月14 日
運輸省,フィリピン・ライセンス不正取得者327人の技能証明を取消
- 1994年2 月16 日
三菱商事,T-400輸送機・救難機等基本操縦練習機の初号機を防衛庁に納入
- 1994年2 月16 日
宇宙科学研究所,ノルウェー宇宙センターのアンドーヤ射場で極域の熱圏・成層圏結合過程を解明するS-320型ロケット22号機の打ち上げ観測に成功
- 1994年2 月25 日
エアーニッポン,40億5,000万円増資。新資本金は54億円に
- 1994年2 月28 日
東邦航空,新中央航空の全株式を取得,経営権握る
- 1994年3 月1 日
J-AIR,広島西~新潟線を運航開始
- 1994年3 月2 日
ロッキード・エアロノーティカル・システムズ社,C-130Jの生産を開始
- 1994年3 月3 日
スーパー301条を復活する大統領命令にクリントン大統領が署名
- 1994年3 月4 日
スペースシャトル「コロンビア」,米国微小重力実験室(USMP-2) を打ち上げ。3.18 帰還(STS-62;13日23時間17分)
- 1994年3 月10 日
米空軍,ブロックⅡナブスター「GPS-24」がデルタ2ロケットで打ち上げ。24基の打ち上げ完了し,GPSシステム運用体制に入る
- 1994年3 月12 日
日本航空協会は,身障者パイロット米田洋のフライトチェックで合格を出し,初の条件付き航空身体証明書を発行
- 1994年3 月15 日
エアーニッポン,創立20周年,累計旅客数は2,000万人突破
- 1994年3 月15 日
ボーイング社と欧4社の超大型民間輸送機(VLCT)プロジェクトに,日本参加
- 1994年3 月16 日
米運輸省,日本航空が3月17日より運航予定していた仙台~ホノルル線の運航認可保留を通告
- 1994年3 月17 日
日本航空,仙台~ホノルル線の初便を臨時チャーター便で運航開始
- 1994年3 月20 日
日本航空,名古屋~帯広線を運航開始,週4便B767
- 1994年3 月22 日
通産省と航空機業界トップレベルが会談。YSX開発計画の本格推進申合わせ
- 1994年3 月23 日
日本航空宇宙工業会,「航空機産業基盤検討委員会」を発足
- 1994年3 月26 日
全日空のL1011型機(トライスター)が国際線から退役
- 1994年3 月27 日
英独伊スペイン4カ国が共同開発した新型戦闘機「ユーロファイター2000」プロトタイプ 1号機,初飛行に成功
- 1994年3 月30 日
ノースロップ,グラマンを買収。社名をノースロップ・グラマンと改名
- 1994年3 月31 日
陸上自衛隊の初等教育ヘリコプターTH-55Jヘリコプター引退
- 1994年3 月31 日
ココム(対共産圏輸出統制委員会)解散
- 1994年4 月1 日
国内線搭乗手続の締切りを出発20分前から15分前に短縮
- 1994年4 月1 日
日本航空,ジャカルタ~デンパサール線を運航開始。成田~ジャカルタ線を延伸
- 1994年4 月1 日
日本エアコミューター,福岡~鹿児島線,福岡~米子線,米子~隠岐線を開設。福岡~鹿児島線の一部を除いてはエアシステムからの移管路線
- 1994年4 月4 日
アエロフロート航空,函館~ユジノサハリンスク線を開設
- 1994年4 月5 日
エアーニッポン,100%出資で「株式会社エアー北海道」を設立
- 1994年4 月5 日
高速増殖炉原型炉「もんじゅ」初臨界
- 1994年4 月9 日
B777型機がロールアウト
- 1994年4 月9 日
スペースシャトル「エンデバー」,シャトルレーダ装置を乗せて打ち上げ。4.20に帰還(STS-59;11日5時間49分)
- 1994年4 月12 日
航空宇宙技術研究所は,わが国初めてのスクラム・エンジンの燃焼試験に成功。わが国のスペースプレーン研究開発は一歩前進
- 1994年4 月16 日
「羽田航空宇宙科学館推進会議(HASM)」発足
- 1994年4 月25 日
羽田内閣成立
- 1994年4 月25 日
エアシステム,仙台~岡山線を運航開始
- 1994年4 月26 日
中華航空機,名古屋で墜落。日本人154人を含む乗客乗員264人死亡
- 1994年4 月27 日
エアシステム,羽田~三沢線にA300型機を導入
- 1994年4 月28 日
日本航空,国内ローカル線用の機材としてB737-400型機を導入決定
- 1994年5 月3 日
日本飛行船事業,本田エアポートをベースにスカイシップ600型機で遊覧飛行業務開始
- 1994年5 月3 日
スカイレジャー・ジャパン(SLJ)'94開催,関西国際空港オープンのプレイベントも兼ねて大阪の舞洲スポーツアイランドで開催(~5.5)
- 1994年5 月10 日
運輸省,ノースウエスト航空のデトロイト~大阪~シドニー線の運航を6月9日まで暫定的に認めると発表
- 1994年5 月14 日
ICAO発足50周年記念世界一周エアレース,沖縄・仙台に寄航
- 1994年5 月18 日
但馬飛行場開港
日本エアコミューター,大阪~但馬線を運航開始,SAAB340B型機 - 1994年5 月18 日
千葉市消防局のヘリポート開港
- 1994年5 月22 日
海上自衛隊のP-2J対潜哨戒機,1966年(昭和41年)に生産された83機が事故損失も人命喪失もなく,最後の1機退役
- 1994年5 月25 日
日本航空宇宙工業会は第20回通常総会で, 「航空宇宙博物館」設立構想を発表
- 1994年5 月26 日
英国航空のロンドン発成田行きB747-400型機の機長が飛行中に心臓発作で急死。機体は副操縦士が操縦して無事に着陸
- 1994年5 月31 日
東邦航空の「東京愛らんどシャトル」輸送1万人を突破
- 1994年6 月1 日
エアーニッポン,全日空からの路線移管で高松~那覇線を運航開始
- 1994年6 月1 日
中日本エアラインサービス,8月31日までの期間限定で函館~福島線を運航開始,F50型機
- 1994年6 月4 日
日本航空,ホノルル線で「スーパーリゾート・エクスプレス」サービスを開始。機体デザイン,スチュワーデスの制服や機内食,内装などをトロピカル風に変更
- 1994年6 月12 日
B777の初号機が初飛行
- 1994年6 月13 日
航空審議会,わが国航空企業の競争力向上のための方策を運輸大臣に答申。 低コスト体質への転換をはかるため,整備作業の海外展開や需要に合わせて弾力的な路線運営を行うなどの内容
- 1994年6 月17 日
トランスオーシャン航空のB737-400型機,那覇空港到着
- 1994年6 月21 日
宇宙科学研究所,能代ロケット試験場でこれまで最大の科学衛星打ち上げロケットM(ミュー)-V型ロケットの第1段固体ロケットの地上燃焼試験に成功