2000
- 2005年11 月20 日
中国航空器材輸出入集団は米航空宇宙機器大手ボーイング社との間で旅客機B73770機購入する契約に調印し、近くさらに80機の購入契約を結ぶ見通しであることを明らかにした。
- 2005年11 月20 日
ボーイング社はドバイ航空ショーで、インターナショナル・リースファイナンス社(ILFC社)より、確定20機、オプション4機の787型機を受注したと発表した。
- 2005年11 月21 日
エアバス社は、TAPポルトガル航空が7機のA330-200型と10機のA350型を発注したことを明らかにした。
- 2005年11 月21 日
エアバス社はクウェートに本拠地を置く航空機リース会社ALAFCO社がA350-800型機を確定で12機、オプションで6機発注する正式契約を交わしたことを発表した。
- 2005年11 月22 日
パキスタン地震の被災者支援のため現地に派遣されていた陸上自衛隊国際緊急援助隊のうち、北部方面航空隊(札幌市)を中心とする18人が任務を終え成田空港着で帰国した。
- 2005年11 月23 日
JAXAはデータを分析した結果、探査機「はやぶさ」は搭載コンピューターによる制御で小惑星「イトカワ」に約30分間着陸していたが、障害物を検出したため、岩石試料採取装置が作動しなかったと発表した。
- 2005年11 月24 日
国土交通省は、関西国際空港・伊丹空港・神戸空港の関西3空港のあり方として、伊丹・神戸空港では国際定期便のほか、基本的には国際チャーター便(一部形態を除<)も運航しないように両空港の運用通達で明確化する方針を決めた。
- 2005年11 月24 日
日本航空は2008年から導入するB787-8型機(長距離型)とB787-3型機(短距離型)の装着エンジンとして、米ジェネラル・エレクトリック社のGEnxエンジンを選定したと発表した。
- 2005年11 月26 日
インドの大物実業家が、熱気球で高度7万フィート(約2万1336メートル)近くまで上昇する世界新記録を達成した。ビジャイパット・シンハニア氏(67)は総合企業JKグルーブの経営者でアマチュア飛行家。17年前にバー・リンドストランド氏が達成した6万4997フィート(約1万9810メートル))を破り、6万9852フィートまで上昇した。
- 2005年11 月29 日
日本航空は2006年3月末で富山=羽田便(一日2往復)を廃止する意向を富山県に伝えた。また日本トランスオーシャン航空が季節運航している富山=那覇便の廃止も検討していることも明らかにした。
- 2005年11 月30 日
エアバス社、USエアからA350を20機確定受注、リスト価格で30億ドル、2011年から納入開始。
- 2005年11 月30 日
英ブリティッシュ・エアウェイズは人件費削減計画の一環として、2008年3月までに現在1715人の管理職の35%を削減すると発表した。
- 2005年12 月1 日
新北九州空港は国内線旅客施設使用料(PSFC)出発到着毎にそれぞれ100円を徴収することになった。
- 2005年12 月1 日
鹿児島空港から羽田空港へ向かったスカイマークエアラインズの306便B767-300型(JA767B)が離陸直後、第2エンジンの火災を示す計器表示があったため、同エンジンを停止し鹿児島空港に緊急着陸した。着陸後、右エンジン・カバーに縦60センチメートル・横約1.5メートルの穴が空き、エンジン内部の回転部品が損傷していたことが判明した。
- 2005年12 月1 日
パキスタン地震の被災者支援のため派遣されていた陸上自衛隊国際緊急航空援助隊の本隊(隊長・堀井克哉一等陸佐ら約130人)が1日午前、北海道・帯広空港着の民間チャーター機で帰国した。
- 2005年12 月2 日
防衛庁の木村太郎副長官は青森県庁を訪れ、米軍のミサイル防衛(MD)用の移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を青森県津軽市の航空自衛隊車力分屯基地に配備するため、近く現地調査する方針を三村申吾県知事に伝えた。
- 2005年12 月2 日
ボーイング社は777-300ER(長距離)型機の燃料効率を更に1.4%向上、その向上型初号機をエールフランス航空に引き渡した。
- 2005年12 月2 日
北海道国際航空は2005年度9月中間決算を発表した。新規路線の開設など営業規模の拡大で売上高、営業利益とも過去最高の増収増益となった。売上高は153億5,600万円(前年同期比33%増)、営業利益は21億8,100万円(同54%増)、経常利益23億1,400万円(同53%増)。
- 2005年12 月3 日
米NBCテレビは米当局者の話として、パキスタンで1日死亡した国際テロ組織アルカイダのハムザ・ラビア作戦司令官は米中央情報局(CIA)が飛ばした無人機プレデターから発射されたミサイルで殺されたと報じた。
- 2005年12 月5 日
中国航天工業公司(CASC)はエアバス社にA320型シリーズを、150機発注した。契約の調印には、フランス訪問中の温家宝中国首相と、フランスのドミニーク・ド・ビルバン首相が出席した。購入総額は約100億ドル(約1兆2,100億円)で、中国国際航空など6社が使用する。
- 2005年12 月5 日
NASAは2004年1月に火星に着陸した2台の無人探査車が、火星の1年間(地球の687日)にわたって地表を観測するのに成功したと発表した。先に着陸したスピリットは3週間前、オポチュニティーは11日に2年目に突入。
- 2005年12 月6 日
厦門航空は12月6日より、関空=廈門線を現在の週3便(月・木・土、B737-700)から週4便に増便した。
- 2005年12 月6 日
モーター製造の多摩川精機(長野県飯田市、萩本範文社長)は米ボーイング社が2008年就航予定の次期主力旅客機B787向けの部品を受注、年内にも正式契約する。操縦機構に組み込むセンサーやモーターなどをロックウェル・コリンズ・EMS社(カリフォルニア州)に納入。
- 2005年12 月6 日
現地時間午後2時10分頃、イラン空軍のC130型輸送機が、テヘランのメヘラバード空港近くの10階建てアパートに墜落炎上、乗客乗員94人、地上巻添えで34人が死亡した。
- 2005年12 月7 日
フィンランド航空は、エアバス社にA340型3機とA350型9機を発注した。
- 2005年12 月7 日
小惑星「イトカワ」に着陸した探査機「はやぶさ」から岩石採取に不可欠な金属弾が発射されなかった可能性が高いとJAXAが発表した。
- 2005年12 月8 日
政府は午後の臨時閣議で、自衛隊のイラク派遣を1年延長するため、イラク復興支援特別措置法に基づく新たな基本計画を決定した。延長期間は15日から2006年12月14日まで。
- 2005年12 月8 日
CNNによると、米シカゴのミッドウェー空港で午後7時15分(日本時間9日午前10時15分)ごろ、ボルティモアから到着したサウスウエスト航空1248便737型機が滑走路をオーバーランし空港のフェンスを破って外周道路の乗用車2台と衝突し、車に乗っていた男児1人が死亡、旅客機の乗客2人を含む計10人が負傷した。
- 2005年12 月8 日
大韓航空の操縦士労組は待遇改善などを求めて本格的なストに突入した。同社によれば、ストの影響で国内線202便のうち150便が欠航。国際線も154便中、30便の運航を取り止めた。
- 2005年12 月9 日
JAXAは実験衛星「きらり」が、約4万キロ離れた欧州宇宙機関(ESA)の同「アルテミス」との間で、お互いにレーザー光を発信し、受信し合う双方向通信を約10分間行ったと発表した。
- 2005年12 月10 日
午前11時すぎ、北海道の新千歳空港で管制を担当している自衛隊の管制官が、大阪から到着した日本航空2003便ボーイング767(乗客乗員139人)に、雪のため閉鎖した誘導路への進入を誤って許可し、同機は誘導路上に立ち往生した。
- 2005年12 月10 日
アフリカ・ナイジェリのアソリン航空アブジャ発ポートハーコート行きDC9が、ポートハーコートの空港に着陸する際、墜落し炎上した。乗客乗員110人のうち計107人が死亡。
- 2005年12 月11 日
韓国政府は賃上げなどを要求して8日からストライキを行っている大韓航空の操縦士に対し、即座に職場に復帰し調停に応じるよう命じた。大韓航空によると、貨物便は12日、旅客便は13日から通常に戻るとの見通しを発表した。
- 2005年12 月11 日
空自那覇基地で基地航空祭「エアーフェスティバル2005」が開催され、T4ブルーインバルス6機がT4としては初めて沖縄上空で展示飛行を行った。ブルーインパルスが沖縄上空で展示飛行するのは昭和54年(1981年)にF86Fが航空祭で曲技飛行を披露して以来、26年ぶり。
- 2005年12 月12 日
米デルタ航空はパイロット労組(ALPA)と時給の14%引き下げおよび時給の約1%に当たるその他経費の削減で暫定合意したと発表した。
- 2005年12 月12 日
国土交通省は奥尻空港(第3種空港)について、北海道が整備していた1,500m滑走路の供用開始日が2006年3月25日に決まったと発表した。
- 2005年12 月13 日
国土交通省はスカイマークエアラインズなど新規航空会社が羽田空港発着の地方路線を大都市路線に変更することを認めない発着枠の制限ルールを新設した。
- 2005年12 月14 日
カンタス航空はボーイングにB787を65機(オプション含む)、さらに購入権で50機、計115発注すると発表した。2008年から引き渡しを受ける。
- 2005年12 月14 日
キャセイ航空はボーイング社と12機のB777-300ER型を確定発注、別途同型20機を購入権契約することで正式契約した。
- 2005年12 月15 日
新規航空会社「スターフライヤー」の1号機が羽田空港に到着した。2006年3月16日開港予定の新北九州空港と羽田を結ぶ新路線に就航する予定。就航までは大分空港などに駐機され、パイロットや客室乗務員の訓練などに使用する。
- 2005年12 月15 日
JAXAは小惑星「イトカワ」に2回着陸した後、姿勢制御用エンジンにトラブルが起きた探査機「はやぶさ」について、復旧作業が難航しており、約3億キロ離れた地球への帰還を、当初予定していた2007年6月から3年遅らせると発表した。
- 2005年12 月15 日
全日空と日本航空が運航するB777型機のプラット&&ホイットニー社製4000シリーズエンジンの高圧タービン第2段ブレードが製造工程中ブレードの冷却孔内部にメッキ液残渣のため、運用中硫化腐食により破断に至ることが判明。全日空が約52億円、日航約43億円かけてブレードを交換する。
- 2005年12 月15 日
米空軍は最新鋭のステルス戦闘機F22ラプターについて、バージニア州のラングレー基地にある第1戦闘航空団に初めて実戦配備を完了したと発表した。
- 2005年12 月15 日
UPS、A380型機10機の正式契約を締結、A380型機合計発注数は159機、フレイターは27機になった。
- 2005年12 月15 日
エンブラエルERJ190型機の初号機をエアカナダに引き渡した。
- 2005年12 月17 日
DC3型が、カリフォルニア州のクローバー・フィールド(現在のサンタ・モニカ空港)で初飛行して、17日で70年目を迎え、サンタ・モニカ空港で、全米航空殿堂博物館とサンタ・モニカ航空博物館の共催で、DC3型の展示飛行を行った。
- 2005年12 月18 日
午前10時5分ごろ、栃木県上河内町下小倉の鬼怒川河川敷にある「鬼怒川滑空場」で、2人乗りモーターグライダーが着陸に失敗、前部が地面に衝突し、操縦者が腰の骨を折る重傷を負った。
- 2005年12 月21 日
日本航空は28日から国内線に、フジテレビ系列ドラマ「西遊記」の放送に合わせ、孫悟空を機体に描いたボーイング777型機「JAL悟空ジェット」機を就航させる。
- 2005年12 月21 日
日本航空と全日本空輸は2006年4月から国際線週末運賃の一部を値上げすると発表した。IATAの運賃調整会議での採択に基づく改定で、値上げ幅は北米、カリブ、欧州、中東行きが片道4000円、中国、東南アジア行きが片道2000円など。
- 2005年12 月22 日
スターフライヤーは、北九州=羽田線の運賃について大人普通運賃は、通常期2万5,800円(ピーク期2万7,800円)とし、近傍路線を含めた現行運賃を参考に15%~20%低く設定した。
- 2005年12 月22 日
12月の厚生労働省人口動態統計の年間推計により2005年日本人の人口が統計を取り始めた1899年以来初の自然滅に転じることが分かった。出生数から死亡数を引くとマイナス1万人。
- 2005年12 月22 日
プログレス宇宙輸送船はバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)からソユーズロケットにより、ISSに向けて打上げられた。
- 2005年12 月23 日
金色の塗装をした全日空のB737-700型機初号機が乗客125人を乗せ、福岡空港から中部国際空港に向けて飛び立った。
- 2005年12 月23 日
旧ソ連・アゼルバイジャンでバクーからカザフスタンのアクタウに向かうアゼルバイジャン航空機(アントノフ140型)が離陸直後に墜落、乗・員乗客計23人全員が死亡した。
- 2005年12 月23 日
日本航空仙台=沖縄線就航、2月25日まで1日1便運航。
- 2005年12 月24 日
兵庫県尼崎市のJR電車脱線事故を受け、政府は2006年度の定員要求で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の鉄道事故調査官を現在の7人から14人にする増員要求を認めた。
- 2005年12 月24 日
06年度予算折衝で技術部運航課に「航空事業安全監査官」を新設するなど航空局全体で合計24名の新規増員が認められた。
- 2005年12 月25 日
ロシアの無人宇宙貨物船プログレスが国際宇宙ステーションにドッキング。
- 2005年12 月25 日
午後7時15分ごろ、山形県庄内町榎木のJR羽越線で、秋田発新潟行き特急「いなほ14号」の最後尾を除く5両が脱線し、このうち3両が転覆した。県警や消防などによると、後日確認された件を含み乗客5人が死亡し、32人が重軽傷を負った。
- 2005年12 月25 日
TAM航空、エアバスA350を15機発注。
- 2005年12 月26 日
スカイマークエアラインズは導入準備を進めていたB737-800型機の初号機が、羽田空港に到着したと発表した。来年初旬の2号機とともに就航する羽田=神戸路線に投入の予定。
- 2005年12 月26 日
米ワシントン州シアトルからカリフォルニア州に向かっていたアラスカ航空の旅客機で客室の急減圧が発生し、シヤトルに緊急着陸した。離陸前バゲジローダー車両が胴体に接触して穴があいたのが原因で7,800メートル上空を飛行、着陸後亀裂は長さ30センチ、幅15センチほどになっていた。
- 2005年12 月27 日
日本航空は国内線の普通運賃を2006年4月1日から平均950円(約4%)値上げすると発表した。値上げにより2006年度は300億円の増収を見込む。
- 2005年12 月27 日
全日空の元名誉会長で、ロッキード事件で有罪が確定した若狭得治氏(91歳)が午前7時2分、肺炎のため死去した。
- 2005年12 月27 日
ロシアの経済紙、ベドモスティ紙とコマーサント紙はアエロフロート・ロシア国際航空がボーイング社にB787型機を最大28機発注する意向であると報じた。
- 2005年12 月28 日
欧州ガリレオ衛星初の試験衛星GIOVE Aがカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアの「ソユーズ」ロケットで打ち上げられた。
- 2005年12 月30 日
アイスランドのアビオン社はボーイング社に4機のB777貨物専用型を追加発注したことを明らかにした。同社は9月にも、4機のB777貨物専用型を発注している。
- 2006年1 月1 日
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の東京三菱銀行とUFJ銀行は合併し、新しく三菱東京UFJ銀行が発足した。
- 2006年1 月5 日
ボーイングは2005年の民間機受注(確定発注分)が、最高記録となる1,002機だったことを明らかにした。内訳は、B737型569機、B747型43機、B767型15機、B777型154機、B787型235機、B717型マイナス14機。
- 2006年1 月5 日
日本航空の伊丹発鹿児島行き3913便(MD90型機、乗客175人)が前日の整備作業ミスにより、2つのエンジンのうち、左側エンジンの逆噴射装置が作動しないままの状態で着陸していた。
- 2006年1 月5 日
安全上のトラブルが相次ぐ日本航空に対し、国土交通省は16日までに、再発防止策を改めて提出するよう異例の再提出を求めた。
- 2006年1 月5 日
連邦破産法11章の適用下で、新たな出資者や買収先を模索していた米国の低コスト航空会社、インディペンデンス航空は運航開始から僅か18ヶ月間で、全ての運航を停止した。
- 2006年1 月5 日
気象庁によると、2005年12月の平均気温は東日本で平年より2.7度、西日本で2.8度低く、戦後最低を記録、積雪量も全国の百地点以上で過去最大を記録した。
- 2006年1 月6 日
日本航空がボーイングにB747-400BCF型機5機確定、オプション4機を発注した。
- 2006年1 月10 日
イタリアのユーロフライがエアバス社にA350-800型機3機確定、オプション3機を発注した。
- 2006年1 月10 日
エアーニッポンはコンバーチブルシートを活用した最新鋭機「B737-700」を導入し、国際線「名古屋=台北」を新規開設した。
- 2006年1 月10 日
ボーイング社は2005年の民間機引き渡しが、290機だったことを明らかにした。内訳は、B717型13機、B737型212機、B747型13機、B757型2機、B767型10機、B777型40機。
- 2006年1 月10 日
国内航空各社がまとめた年末年始(12月28日~1月9日)の国内、国際線旅客輸送実結によると、国内線は347万9,000人で前年を2.2%上回ったが、国際線は36万人で前年比4.6%減。
- 2006年1 月11 日
額賀防衛庁長官は11日夜(日本時間12日朝)、ロンドンのホテルで同行記者団と懇談し、米国製の滞空型無人偵察機を2007年度から配備する方針を明らかにした。
- 2006年1 月12 日
国土交通省は羽田と新北九州空港間に定期便運航を計画している新規航空会社スターフライヤー(北九州市)の航空運送事業を許可した。
- 2006年1 月13 日
エアバス社は同社が2005年に引き渡した民間機が、378機だったことを明らかにした。
- 2006年1 月14 日
バリグ・ブラジル航空が、1968年の日本就航以来40年の歴史をもつブラジル=東京便(現在はリオデジャネイロ=成田)を運休した。米政府が2003年、テロ対策で米国を通過する旅客の入国査証(ビザ)を義務化したあおりで、利用客が激減したのが原因。
- 2006年1 月15 日
NASAの探査機「スターダスト」(1999-02-07打上げ)は15日未明(日本時間15日午後)、彗星のちりの入ったカプセルを予定通り放出、カプセルは同日午前5時10分ごろ(同午後7時10分ごろ)に米ユタ州中西部の砂漠に無事着地した。
- 2006年1 月16 日
スカイマークエアラインズが春から路線網を再編することに伴い、国土交通省は日本航空や全日空に対して、羽田=関空線や徳島線などスカイマーク撤退路線での増便を要請したことが1月16日までに明らかになった。
- 2006年1 月17 日
エアバスは2005年の新規受注が1,111機、実質受注が1,055機だったと発表した。米ボーイングをわずか53機差で振り切り、5年連続世界一の座を死守した。新規受注1.111機の内訳は、A320型シリーズが918機、A300型7機、A330型64機、A340型15機、A350型87機、A380型20機。
- 2006年1 月17 日
午前9時59分ごろ、米空軍嘉手納基地の第44戦闘機中隊所属のF15イーグル戦闘機1(乗員1人)が嘉手納基地の北東約100キロ、うるま市伊計島の北東の訓練空域で訓練中に墜落した。機体にトラブルが生じ、パイロットは脱出装置で緊急脱出。
- 2006年1 月19 日
NASAの冥王星探査機「ニューホライズンズ」がケープカナベラル空軍基地から、アトラスVロケットで打ち上げられた。
- 2006年1 月19 日
全日空は国土交通省の増便要請を受け、スカイマークが撤退する4月から羽田=関空線空白時間帯に1便増やし8便体制に増便する。
- 2006年1 月20 日
米連邦破産法11条適用中の米航空大手ユナイテッド航空は、米連邦破産裁判所から経営再建計画の承認を受け再建手続きを事実上完了した。
- 2006年1 月22 日
インドの国内線を運航する航空会社ジェット・エアウェイズは国内線で競合するエアー・サハラを、5億米国ドル相当で買収することを明らかにした。合併後の国内線シェアは約50%。
- 2006年1 月22 日
ボンバルディア(カナダ)の次世代チャレンジャー605が3時間23分の初飛行を実施。
- 2006年1 月23 日
羽田発松山行き全日空589便ボーイング767-300型機で22日、着陸6分前の午後1時54分ごろ、高度約900メートルまで降下中、松山空港の北約14キロで強い揺れに2回遭遇し、転倒した客室乗務員(25)が腰椎を骨折する重傷を負っていたことが23日、分かった。
- 2006年1 月23 日
東京地検特捜部は23日夜、証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)容疑でライブドア社長の堀江貴文容疑者ら四人を逮捕した。
- 2006年1 月23 日
ヤマハ発動機は、軍事転用できる無人ヘリコプタを中国に不正輸出しようとした外為法違反容疑で、静岡、福岡両県警の捜査本部などの捜索を受けた。
- 2006年1 月24 日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は午前10時33分、世界最大級の陸域観測技術衛星「だいち」を載せたH2Aロケット8号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。だいちは打ち上げから約16分半後にインドネシア上空、高度約700キロで分離され、地球を南北に約100分で回る軌道に投入された。
- 2006年1 月24 日
アリタリア航空の地上職員は、会社再建計画にある地上部門の分社化に反対してストライキを決行、24日も午後7時までに170便が欠航した。
- 2006年1 月25 日
国土交通省は成田空港・釧路空港・熊本空港のILS(計器着陸装置)の運用を現行のCATⅢaから“CATⅢb"へ4月13日から開始することを決定した。CATⅢaでは視程距離が200m以上ないと着陸できないが、CATⅢbでは視程100m以上で着陸可能となり、就航率アップが期待される。
- 2006年1 月26 日
スカイネットアジア航空と全日空は4月1日からSNAが運航する羽田=宮崎・熊本・長崎線の各路線1日6往復全ての便(計36便)で、コードシェアを開始すると発表。
- 2006年1 月27 日
全日本空輸は2006年度の航空輸送事業計画によると、伊丹線を減便し、関西=那覇線と関西=札幌線を4月1日から1往復ずつ増便し1日4往復にする。国際線については、3月26日から成田=台北線を週1往復増やし11往復とする(ANK便)。中国線は飛行機を小型化して増便。3月26日から関西=大連線を週2往復、関西=アモイ(廈門)線を週4往復に、ともに倍増する。
- 2006年1 月30 日
日本通運は日本郵船子会社で貨物専用機を運航する日本貨物航空(NCA)と資本関係を強化する。近く出資比率を現在の3.1%から5%に引き上げる。NCAの輸送貨物の約4割は日通が集荷しており、運営上重要な関係のある日通との結びつきを深める。