タイムトラベル(空の歴史)

2000

  • 2003年9 月9 日

    新規参入航空会社のスカイマークエアラインズは旅客数が低迷している羽田=青森線から11月末に撤退し、羽田=徳島線を2往復増便して1日4往復にすると発表した。

  • 2003年9 月10 日

    ボーイング社は中国の上海航空 B757-200型5機を新規に確定発注したことを明らかにした。引渡しは3機を04年の前半に、残り2機を05年の春までに予定

  • 2003年9 月11 日

    先の日中航空交渉を受け、ウインターから中国本土線をJALグループは週14便、ANAは週13便それぞれ増便する。

  • 2003年9 月11 日

    台風14号の影響で南西諸島の航空路線を中心に139便が欠航、約9000人に影響した。 写真は平良市内でコンクリート製の電柱が数百メートルにわたり次々と倒壊してい る様子

  • 2003年9 月14 日

    大阪国際空港に着陸直前の仙台発大阪行き全日空740便から車輪が出ていることを示すランプが点灯しないため、上空を低空で旋回、目視で車輪が正常に出ているのを地上から確認後、約50分遅れで着陸した。

  • 2003年9 月14 日

    ドイツ西部デュッセルドルフ国際空港で爆破予告電話があり、同空港が4時間20分にわたり閉鎖された。地元警察などの捜索で爆発物は見つからなかったが、利用客が避難するなど大混乱となった。

  • 2003年9 月14 日

    午後2時40分ごろ、沖縄県西原町東崎(あがりざき)の空き地で、男性が超軽動機のエンジンを調整中、突然、機体が急発進、機体の一部にしがみついた状態で約15メートル急上昇後、落下し全身を強く打って死亡した。

  • 2003年9 月15 日

    韓国の観光旅行者114人を乗せた北朝鮮の高麗航空機が仁川国際空港を出発し平壌へ向かった。

  • 2003年9 月15 日

    ロッキード・マーチンは米政府向け軍事用の情報技術(IT)最大手のタイタンを18億ドル で買収することで合意したと発表した。タイタンは軍事や諜報活動に特化したコンピュ ーター・システムを販売、売上の9割以上を国防省など政府調達で占める。

  • 2003年9 月15 日

    星野・阪神タイガースが本拠地・甲子園で悲願のセ・リーグ優勝。

  • 2003年9 月16 日

    NASAはスペースシャトル「コロンビア」の事故を受けて中断しているシャトル計画につ いて、野口聡一飛行士(38)が搭乗する再開1号機「アトランティス」だけでなく、2号機も安全性確認のための試験飛行とする考えを明らかにした。

  • 2003年9 月16 日

    空港での機内清掃時間の賃金支払いを巡り会社側との労使交渉が決裂しているサウスウエスト航空の客室乗務員組合は先週末、同社の主要路線網で発行される13の新聞に、「清掃時間の賃金支払うよう」意見広告を掲載した。

  • 2003年9 月16 日

    午前10時53分ごろ、熊本空港を離陸、長崎県対馬空港に着陸しようとした「ソカタTB21」JA74KU単発プロペラ機が滑走路手前に墜落し、搭乗者3人が全身を強く打つなどして死亡した。(産経)

  • 2003年9 月16 日

    ユタ州セント・ジョージを拠点とするリージョナル航空会社のスカイウエスト航空はボンバルディア社に70座席のCRJ700型リージョナル・ジェット機30機を確定発注、別途80機分をオプション契約したことを明らかにした。発注した機材は、同社がユナイテッド航空から運航受託したユナイテッド・エクスプレス便として運航されるとしている。

  • 2003年9 月16 日

    航空自衛隊は04年度から、F2支援戦闘機5機に精密誘導装置よる投下型爆弾を装備 する。

  • 2003年9 月17 日

    今月初めに初飛行を行った中国の新型戦闘機「梟竜」(FC1)の模型が17-20日に開催された北京国際航空展覧会で展示された。「性能は米国のF16戦闘機を上回る」(中国紙)とされ、国内配備のほか、パキスタン、イランなどへの輸出を予定している

  • 2003年9 月17 日

    シコルスキーUH-60Mヘリコプタが初飛行。

  • 2003年9 月17 日

    10月発足の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国産主力ロケットH2Aに代わる有人ロケット並みの信頼性と40数億円程度とコストを半減した次期基幹ロケットの開発構想を明らかにした。

  • 2003年9 月18 日

    ベトナム航空は福岡空港とベトナム・ホーチミンを結ぶ直航便を開設した。日本からべトナムへの直航便が就航するのは成田、関空に次いで福岡が3都市目。

  • 2003年9 月18 日

    米東部では過去数10年で最大級とされる大型ハリケーン「イザベル」が首都ワシントンなど米東部地域を直撃し各地で洪水が発生、首都圏では交通機能がまひ状態に陥った。

  • 2003年9 月18 日

    ロシア南部のサラトフ州エンゲルス付近で、ロシア空軍の大型戦略爆撃機(TU160型機、4人搭乗)が墜落、搭乗者全員が死亡した。

  • 2003年9 月19 日

    日本航空システムは10月1日付で傘下の日本航空、日本エアシステムがそれぞれ手掛けてきた貨物営業日航の全額出資子会社のジャルカーゴセールス(JCS)に完全統合する。

  • 2003年9 月19 日

    台風15号の影響で、19日の空の交通は、那覇を午後に発着する便を中心に127便が欠航、約1万7000人に影響が出た。

  • 2003年9 月19 日

    イタリアとフランス政府は、アリタリア航空とエールフランスとの関係を強化することで合意した。赤字に陥っているアリタリアが、少なくとも従業員を3000人削減する予定で、うち1000人は早期退職になることを明らかにした。

  • 2003年9 月20 日

    福岡空港で故障のため引き返した同空港発台北行きの中華航空111便 (エアバスA300-600型、乗員・乗客約250人)が整備後に再度離陸しながら、また「前脚を格納できない」トラブルが発生し、同空港に再度引き返した。

  • 2003年9 月20 日

    関西国際空港の滑走路上にタイヤの破片が散乱しているのが見つかり、調査したところ、上海行き全日空155便、ボーイング767-300型機(乗客乗員計198人)のものと判明し同機に連絡。同機は上海の空港上空で低空飛行し、地上の管制が大きな損傷がないことを確認後着陸した。

  • 2003年9 月20 日

    米アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園で20日午後零時半すぎ、遊覧飛行中の7人乗りヘリコプタが墜落、日本からの女性観光客2人と日本人パイロットを含む7人全員が死亡した。

  • 2003年9 月21 日

    防衛庁は撮影した映像を陸上施設にリアルタイムで電送し、自動飛行で滑走路に着陸する無人小型偵察機を08年度めどに開発する方針を固めた

  • 2003年9 月21 日

    スカイネットアジア航空から不当に懲戒解雇されたとして宮崎市の元社員が18日、地位確認と715万円の未払い賃金の支払いを求めて宮崎地裁に提訴した。

  • 2003年9 月21 日

    NASAの木星探査機ガリレオが木星の大気圏に突入し、14年間にわたる探査の任務を終えた。ガリレオは、1989年にスペースシャトル「アトランティス」から発射され、46億キロを旅して木星の軌道に到達。これまでに34回、木星の周囲を回りデータ送信の任務にあたった。(写真はNASA)

  • 2003年9 月22 日

    日本航空システムグループの航空関連流通サービスを担当するジャルックス(JALUX)とジェイエイエストレーディング(JTR)2社は04年1月をめどに経営統合することで合意した。

  • 2003年9 月22 日

    米ボーイング社は世界最大の民間商業ロケット、「デルタヘビー(増強型)」の初打ち上げを来年5月に実施する方針を明らかにし、機体の画像を初公開した。初打ち上げは実用衛星を搭載しない試験飛行となる。

  • 2003年9 月22 日

    石原伸晃氏が国土交通相に就任した。

  • 2003年9 月23 日

    スイスの航空会社「スイス」は英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)との間で業務提携に関する覚書を交換、BAやアメリカン航空、 キャセイ航空など8社で構成する航空連合「ワン・ワールド」に加盟すると発表した。

  • 2003年9 月23 日

    韓国のアシアナ航空は熊本=ソウル間の定期便を就航させた。九州では福岡、宮崎に次ぐ路線で、熊本空港の国際便就航は1997年に大韓航空ソウル便が運休して以来、6年ぶり。

  • 2003年9 月24 日

    米海軍厚木基地(綾瀬市・大和市)で同軍第5空母航空団に所属する空母キティホーク艦載機のF14A戦闘機11機が老朽化を理由に正式に日本を撤収した。

  • 2003年9 月25 日

    スカイマークエアラインズは全ての座席が革張りで個別のモニター画面が装備された同社としては5機目となる機材(B767-300ER型機)を導入、26日から東京(羽田空港)=福岡線に投入する。

  • 2003年9 月25 日

    米航空宇宙局(NASA)は今年、南極上空のオゾンホールの面積は、観測史上二番目の大きさだったと発表した。

  • 2003年9 月25 日

    中国航空工業第一集団公司瀋陽黎明航空発動機公司は、GEエアクラフト・エンジン社と中国が開発するリージョナル・ジェット機、ARJ21型機に搭載するCF34-10A型ターボフン・エンジンの共同生産に関して、技術提携趣意書に調印した。

  • 2003年9 月26 日

    早朝に起きた釧路沖を震源とする地震で、釧路空港管制塔の天井の一部が崩れ、管制業務が行えない状態になり、同空港は閉鎖された。

  • 2003年9 月26 日

    国土交通省は国際線の航空死傷事故に伴う賠償額を1人280万円に制限していたこれ までの国際条約(ワルシャワ条約)を改正、賠償限度額の撤廃を定めたモントリオール条約が11月に発効することを明らかにした。

  • 2003年9 月26 日

    02年1月、函館空港で全日空機が着陸復行の際に機体後部を滑走路に接触させた事故で、航空・鉄道事故調査委員会は急激に風向きが変わる「ウインドシア」に遭遇、着陸をやり直そうとしたが速度不足で十分に上昇できなかったのが原因とする報告書をまとめた。

  • 2003年9 月26 日

    成田空港の暫定平行滑走路で03年1月起きた韓国・仁川発エアージャパン航空908便(B767-300型)のオーバーランについて、事故調査委員会は「追い風の中、距離が短い滑走路に着陸する際必要な注意を怠ったのが原因」とする調査報告をまとめた

  • 2003年9 月26 日

    宮崎市の航空大学校は墜落事故以来、約2カ月半ぶりに飛行訓練を再開した。

  • 2003年9 月26 日

    00年11月、三菱重工業の試験飛行中のヘリコプタ「MH2000」が水田に墜落した事故で事故調査委員会は後部ローター(回転翼)の取り付け部品が疲労破断でローター部分が破壊したため、機体を制御できなくなったのが原因とする報告書をまとめた。

  • 2003年9 月27 日

    超軽動機の事故が今年に入ってから、県内で2件発生していることを受け、事故を未然に防止しようと、安全講習会(主催・日本マイクロライト航空連盟)が那覇市安次嶺の那覇空港事務所で開催され、県内で超軽動を楽しむ操縦者ら約20人が参加した。

  • 2003年9 月27 日

    宇宙開発事業団は午後に予定していた大型ロケットH2A6号機の打ち上げ中止を決定した。ロケットの姿勢や位置を検出する「慣性センサーユニット」という電子機器から送られてくるデータに異常が見つかったため。

  • 2003年9 月29 日

    アリアンスペース社は、アリアン5ロケットをギアナ宇宙センターから打ち上げ、欧州初の月探査機「SMART-1」など3基の衛星軌道投入に成功した。

  • 2003年9 月30 日

    日本政策投資銀行はイラク戦争やSARSの影響で業績が悪化している日本航空システムに約700億円(要請額は1300億円)、全日空には約150億円(同500億円)、合わせて850億円を緊急融資した。

  • 2003年9 月30 日

    H2Aロケットで昨年2月に打上げられた宇宙科学研究所の小型衛星「DASH(高速再突 入実験機)」がロケットからの分離に失敗した問題で、衛星を製作したNECは損害賠償金約3億円を国に支払った。宇宙開発関連事業で、メーカーが賠償に応じるのは極めて異例。

  • 2003年9 月30 日

    欧州航空第2位の仏エールフランスと同4位のKLMオランダ航空は共同持ち株会社による経営統合に合意したと正式に発表した。実質的にはエールフランスによる吸収合併で、統合により英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)を抜き欧州最大、世界では米アメリカン航空 、デルタ航空に次ぐ第3位の巨大グループが誕生する。(毎日新聞)

  • 2003年10 月1 日

    東南アジアへの戦闘機売り込み攻勢を強化するロシアの大手航空機メーカー、スホイ社は、売却した戦闘機の補修・整備を行う「スホイ・サービス・センター」をマレーシアに開設する。戦闘能力維持のアフターケアとともに、東南アジアでの売却拠点にする方針。

  • 2003年10 月1 日

    青森空港で1日から航空管制官による管制業務が始まった。東北の民間空港では仙台空港に続き2空港目。

  • 2003年10 月1 日

    政府の特殊法人等整理合理化計画に基づき、特殊法人などから移行した32の独立行政法人が1日発足した。

  • 2003年10 月1 日

    全日空は来春以降、乗務員を含む全社員を対象にした約5%の基本給カットを労働組合に提案したと発表した。

  • 2003年10 月1 日

    宇宙開発事業団など3機関が統合され、日本有数の独立行政法人となった「宇宙航空研究開発機構」(山之内秀一郎理事長、職員約1800人)が1日、発足した。

  • 2003年10 月1 日

    東海道新幹線品川駅が1日開業した。JR東海、JR西日本はダイヤ改正で「のぞみ」を大増発するとともに、料金値下げや自由席新設などサービス面を拡充。近年、東京=大阪間をはじめとして航空会社が各種の割引を展開し航空利用の割合が高まっており、開業を機にJRは“逆攻勢”をかける。(産経)

  • 2003年10 月1 日

    国内向け小口航空貨物輸送のベンチャー企業、オレンジカーゴは東京(羽田空港)=長崎、東京(同)=鹿児島の2路線で定期便の運航を開始した。初めての貨物が到着した長崎空港では長崎県の幹部職員らも参加し、歓迎セレモニーが行われた。

  • 2003年10 月3 日

    NASAはスペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故後、最初のシャトル飛行となる「アトランティス」の打ち上げを、来年9、10月ごろに延期することを明らかにした。

  • 2003年10 月4 日

    防衛庁は4日までに、09年度をめどに航空自衛隊が保有しているC130輸送機すべてに、地対空ミサイルの攻撃を回避する防御装置を搭載する方針を固めた。

  • 2003年10 月4 日

    アルミニウム大手の古河スカイは、アジアで最大級となる1万5000トンプレス機を導入する。航空宇宙産業にアルミ鍛造品の大型化に対応する。

  • 2003年10 月4 日

    富士重工業は、米国のエクリプス社(Eclipse Aviation Corporation、 本社ニューメキシコ州アルバカーキ)と戦略パートナーシップを構築することで合意、富士重工業がエク リブス社の小型ジェット機「エクリプス500」の主翼を供給する。

  • 2003年10 月6 日

    三菱重工業はエアバスが開発中の超大型旅客機「A380」向けの前部カーゴドアを完成させ、名古屋航空宇宙システム製作所大江工場から初出荷した。

  • 2003年10 月7 日

    米サンフランシスコ空港で正午(日本時間8日午前4時)すぎ、離陸のため誘導路を移動していた成田行きの全日空7便のボーイング777(乗客164人、乗員14人)が、ユナイテッド航空(UA)機と翼の先端を接触させ、出発を中止した。

  • 2003年10 月8 日

    米プラット・アンド・ホイットニーが協力して行っていた新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する次世代の超音速輸送機向け推進システムの騒音軽減技術試験が完了した。

  • 2003年10 月8 日

    日本旅行業協会(JATA)などが企画したアジア最大規模の旅行イベント「JATA世界旅行博2003」が、10月3日から5日までの3日間にわたってパシフィコ横浜で開催された。(毎日新聞)

  • 2003年10 月8 日

    東大阪宇宙開発協同組合(理事長=青木豊彦・アオキ社長)の計画で、東京大大学院の中須賀真一助教授(航空宇宙工学)の研究グループと組み、量産超小型衛星を開発する件が、国の試験研究プロジェクトに採択され、今年度から5年間で約7億円の助成を受けることが明らかになった。

  • 2003年10 月9 日

    中村敦夫衆議院議員(みどりの会議)、松谷静岡県議会委員(無所属)らは石原伸晃国土交通大臣宛てに「静岡空港に関する土地収用に反対し建設の凍結を求め、国会議員署名159名分」を提出した。

  • 2003年10 月10 日

    在日米海軍司令部(横須賀市)は空母キティホークの艦載機F14Aトムキャットが、老朽化に伴い厚木基地(同県綾瀬市、大和市)から撤収したのに代り、最新鋭戦闘攻撃機FA18Fスーパーホーネット13機を11月初旬に厚木基地に配備すると発表した。

  • 2003年10 月10 日

    米スミソニアン航空宇宙博物館は特別展示を企画した。展示では、「ライト・フライヤ ー」(全幅12.3メートル、重量274キロ)の実物が間近で見られ、宇宙船「アポロ11号」の機体の一部や、ライト兄弟が「本業」で制作した自転車など、約170点が含まれる。

  • 2003年10 月10 日

    国土交通省はカタール・ドーハで行われた日本とカタールの航空交渉で、関西国際=ドーハ路線を週4便運航することで合意したと発表した。

  • 2003年10 月10 日

    川崎重工は、国内航空機メーカー唯一の海外工場であるKawasaki Aeronautica do Brazil Industria, Ltda.から、エンブラエル社が開発中のEmbraer 190/195リージョナ ル・ジェット機初号機用主翼をエンブラエル社のサン・ジョゼ・カンポス工場に出荷した。

  • 2003年10 月10 日

    新多良間空港(滑走路1,500メートル)が供用開始した。運航は琉球エアコミューター で、機材がBN-2B型機9人乗りからDHC-8型39人乗りに大型化した。

  • 2003年10 月11 日

    横浜市で開いた「宇宙芸術展」の運営に失敗、未払い債務を抱えて破たんした社団法人「フロンティア協会」について、所管する外務省は11日までに、認可を取り消し解散する手続きを取った。今後、東京地裁が清算手続きを進める。債務額は8億-9億円に上る。

  • 2003年10 月11 日

    八丈島空港に着陸しようとした、羽田発八丈島行きエアーニッポン821便のボーイング737(乗客乗員62人)が7日、海上自衛隊厚木基地所属のP3C哨戒機(乗員9人)と異常接近(ニアミス)していたとして、国土交通省に報告した。最接近時には高度差約30メートルだった。

  • 2003年10 月12 日

    小松飛行場で、航空自衛隊三沢基地所属のE2C早期警戒機が、滑走路を約40メートルオーバーランして停止、滑走路が約50分にわたり使用不能となった。

  • 2003年10 月12 日

    気象衛星「ひまわり5号」の後継機として打ち上げが予定されている「運輸多目的衛星新1号」が、発注先の米国企業の経営破たんにより、納入されない可能性が出ていることが分かった。

  • 2003年10 月14 日

    デルタ航空は14日、03年第3四半期の業績が最終損益で1億6,800万ドルの赤字だったことを明らかにした。前年同期の最終損益は3億3,000万ドルの赤字。

  • 2003年10 月15 日

    中国は15日午前9時、内モンゴル自治区西部の酒泉衛星発射センターから長征2号Fロケットにより宇宙飛行士1人を乗せた同国初の有人宇宙船「神舟5号」を打ち上げた。

  • 2003年10 月15 日

    フェアリンクはユナイテッド航空と11月22日から国内線で共同運航を始めると発表した。札幌、仙台、大阪、広島と成田空港を結ぶフェアリンクの4路線1日7便(片道)に、ユナイテッド航空の便名も付けて運航する。

  • 2003年10 月15 日

    97年6月、日本航空のMD11型機が乱高下し乗客乗員14人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた日航機長被告の公判が名古屋地裁であり、裁判長は、検察側が証人申請した事故調査委員会の委員への証人尋問が行われた。

  • 2003年10 月16 日

    中国の有人宇宙飛行船「神舟5号」は、最高高度343キロの地球軌道を約21時間かけて14周した後、16日午前5時38分に制動エンジンに点火。約20分後、帰還船は推進部を切り離し、下降を開始し、大気圏突入後、逆噴射やパラシュートを使って、同午前6時23分、着陸予想地から約4.8キロ離れた内モンゴル自治区中部の草原地帯に着陸した。

  • 2003年10 月16 日

    ドイツの中堅航空会社アエロ・ロイドは資金繰りがつかずフランクフルト近郊の裁判所に破産手続きの申請をした。

  • 2003年10 月16 日

    川崎重工業はエアバスA380の搭載エンジン「トレント900」向け中圧圧縮機ケーシングをロールス・ロイス社に初出荷したと発表した。

  • 2003年10 月17 日

    防衛庁発注の航空機修理点検事業で水増し請求をしていた日本飛行機が、財団「日本航空機開発協会」(JADC)に対しても、労働時間などを水増しして約1千万円を過大 に請求していたことが経済産業省の調べなどで分かった。

  • 2003年10 月17 日

    ボーイング社は同社レントン工場で生産しているB757型機の生産を04年後半で打ち切り、22年間に亘る同型機の生産を停止することを明らかにした。

  • 2003年10 月18 日

    国際宇宙ステーションに長期滞在するクルーが乗ったソユーズロケット「TMA-3」が、日本時間18日午後2時38分、バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。(ロイター)

  • 2003年10 月20 日

    北海道国際航空(エア・ドゥ)は全日空とコードシェアを開始した昨年2月から羽田=札 幌線は5カ月連続で利用率が80%を超え、また今年度に入ってから4-7月まで全ての月で単月黒字を達成している。

  • 2003年10 月20 日

    全日空は羽田と新千歳空港間で、深夜発着枠の空きを利用し、B777-300型旅客機の貨物室を使い1日1往復定期貨物便を就航させる。21日に国土交通省に申請し、11月5日から就航する予定。

  • 2003年10 月22 日

    成田空港で米アンカレジ行き日本貨物航空62便ボーイング747-200型機(JA8191、乗員4人)が離陸時、機体後部を滑走路に接触、燃料投棄後、成田空港へ引き返し、無事着陸した。機体を点検した結果、後部の下側に断続的に長さ約5メートルのかすり傷が見つかった。

  • 2003年10 月24 日

    超音速旅客機コンコルドが午前7時半すぎ、最終飛行のためニューヨークのJFケネデ ィ国際空港を飛び立ち、3時間半後にロンドンのヒースロー空港に着陸、27年間の歴史に幕を下ろした。(ロイター)

  • 2003年10 月25 日

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は昨年12月にH2Aロケット4号機で打ち上げられた世界最大級の環境観測技術衛星「みどり2」の通信が途絶し、観測データなどの地上へ の送信が停止したと発表した。

  • 2003年10 月25 日

    宇宙との間を往復可能なロケットの開発を目指している宇宙航空研究開発機構は25日、秋田県能代市の能代実験場で、再使用ロケット実験機の離着陸試験を行い、最大高度約10メートル、17秒間の飛行に成功した。

  • 2003年10 月25 日

    ジェットブルーは参入から僅か6ヶ月でアトランタからの西海岸路線(ロング・ビーチ線、及びオークランド線)を運休することを明らかにした。同路線に競合するデルタ航空の低コスト部門のソングとエアートランとの価格競争に敗退した格好となった。

  • 2003年10 月26 日

    中日本航空は邦人患者搬送のための国際不定期便事業を強化する。米セスナ社製の小型ジェット機「サイテーション5型」を導入、11月から緊急医療支援会社と組み、サハリンのガス田開発現場向けなどに使う。

  • 2003年10 月27 日

    中国のメーカー、上海航空工業が生産する米ボーイングの737型機の水平尾翼が月産13本に達した。99年に初めて納品に成功して以来、これまでボーイング向けに350本以上の水平尾翼を出荷してきた。

  • 2003年10 月28 日

    太陽表面でフレアと呼ばれる過去30年間で最大規模の爆発現象が起き、 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「こだま」に異常が発生するなど影響が出ている。

  • 2003年10 月29 日

    97年、三重県志摩半島上空で日航706便MD11が激しく揺れて乗客乗員計14人が死傷、機長が業務上過失致死傷罪に問われた裁判について日本航空システムの兼子勲社長は定例会見で「(旧運輸省航空事故調査委員会の調査報告書が裁判で証拠として使われたことに疑義があると考えている」と述べた。

  • 2003年10 月29 日

    日本航空の機長ら48人が、「長時間乗務手当を一方的に改定され、支給額が大幅に減った」として、同社に改定前との差額約3億1000万円の未払い賃金支払いを求めた訴訟の判決が東京地裁であり「改定に合理性がない」として、請求通りの支払いを命じ た。

  • 2003年10 月30 日

    ユー・エス・エアウェイズの支線を運航するミッドウェー航空は、 運航を全面停止し、連邦破産法11章(会社再建)の適用を同法7章(会社清算)に切り替える申請を行った。