2000
- 2004年3 月3 日
名古屋空港を拠点に国内9路線を運航する中日本エアラインサービスは、中部国際空港が開港する2005年2月までに全日空が51%以上保有する子会社になると発表した。
- 2004年3 月3 日
ボンバルディア・エアロスペースは、米航空大手デルタ・コネクションから50人乗り短距離ジェット旅客機CRJ200を32機受注したと発表した。これは、デルタが169機のCRJ200のオプションのうち、32機を確定注文に切り替えたもの。
- 2004年3 月6 日
中国東方航空は岡山空港=上海を3月下旬から、現在の週4便から3便増便、毎日運航されることになった。第三種空港で国際線がデイリー化するのは初めて。
- 2004年3 月7 日
午前9時50分ごろ、長野県南木曽町読書の木曽川河川敷に、信越放送がチャーターした中日本航空(愛知県豊山町)のヘリコプターAS355F1が墜落、炎上した。搭乗していた4人全員が死亡した。山間の送電線に接触したとみられる。
- 2004年3 月7 日
成田発シンガポール行き全日空901便のボーイング777(乗客乗員186人)でシンガポール東北東約660キロ、高度約1万3000メートルで飛行中に副操縦士が腹痛を起こし、機長1人の操縦でシンガポール国際空港に着陸していた。
- 2004年3 月9 日
国営パキスタン・テレビによると、パキスタンは核弾頭が搭載可能な中距離弾道ミサイル「シャヒーン2」の発射実験を行った。
- 2004年3 月9 日
アイルランドのエアー・リンガスは2003年の業績が税前利益では、2002年の3600万ユーロから、7900万ユーロに増益、営業利益が前年比30%増の8300万ユーロ、2003年の売り上げは、前年比7.3%減の8億8800万ユーロだった。
- 2004年3 月10 日
長野県南木曽町の取材ヘリコプター墜落事故で、ヘリが衝突した送電線は約160メートルの高さだったのに、航空法が義務付けた高さ60メートル以上の「物件」(鉄塔など)に障害灯を設置していなかったことが分かった。
- 2004年3 月10 日
日本航空システムは従業員削減をこれまでの計画より900人多い4500人とすることを柱とした2004-2006年度の中期経営計画を発表した。
- 2004年3 月11 日
キャセイパシフィック航空2003年決算、総売上高295億7800万香港ドル(20.8億円昨年比-10.4%)、最終利益13億300万ドル(0.9億円、同-67.3%)。
- 2004年3 月11 日
欧州議会国家補助などを通じて欧州連合域内の航空会社に打撃を与えている外国の航空会社に対して、EUに制裁する権限を認める法案を可決した。EUは近く最終決定し、実施する。
- 2004年3 月12 日
香港とマレーシアはお互いの国と地域間の航空輸送で、相互の航空企業による供給を制限しない、新たな航空協定で合意したことを明らかにした。協定は旅客と貨物の双方を対象とし、使用機材に付いても制限を設けない。
- 2004年3 月16 日
中国民用航空総局は今年夏秋の航空路線の就航計画を発表した。計画によると、新しく就航する国際線は長春=東京、杭州=大阪、南京=大阪、長春=仙台の日本線4路線を含む15本。
- 2004年3 月17 日
ベルギーのSNブラッセル航空とヴァージン・エクスプレスの両社は株式の交換による合併に合意する覚書に調印したことを明らかにした。
- 2004年3 月17 日
欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機が、火星の南極に大量の氷の状態の水を観測した。
- 2004年3 月17 日
国土交通省と気象庁が米国のメーカーに発注した気象衛星「ひまわり5号」の後継機「運輸多目的衛星新1号機(MTSAT-1R)」が、ロシアの大型貨物機「アントノフ124」で空輸され、鹿児島空港に到着した。
- 2004年3 月18 日
イラク復興支援でクウェートに派遣されている航空自衛隊のC130輸送機が米軍を中心とする連合軍の物資の輸送を15日から17日まで、1日1回、複数回行われた。
- 2004年3 月18 日
奥尻空港の新800m滑走路と新ターミナルビルが供用開始となった。今後、閉鎖された旧800m滑走路の跡地を利用して、新800m滑走路を延長、2005年度末には1500m滑走路が供用開始となる予定だ。
- 2004年3 月18 日
航空自衛隊の派遣部隊の交代要員が民間航空機でクウェート国際空港に到着した。
- 2004年3 月19 日
日本航空が乗務員の連続勤務時間を延長したのは安全性を損なうとして、日本航空乗員組合の副操縦士らが延長分の就労義務がないことの確認を求めた第2次訴訟(原告数833人)の判決で、東京地裁は請求の一部を認めた判決を行った。
- 2004年3 月19 日
航空自衛隊は青森県三沢基地に配備している支援戦闘機F2約20機を実戦配備したと発表した。
- 2004年3 月20 日
日本航空とスイス航空の共同運航便成田発チューリッヒ行きで日本人男性客が、機内でたばこを吸うなどの迷惑行為を繰り返したとして、日本航空は新東京空港署に被害届を出した。機内迷惑行為が禁止された改正航空法が1月に施行されて以降初めて。
- 2004年3 月21 日
日本大学理工学部航空研究会(千葉県習志野市)は静岡県蒲原町の富士川滑空場で、人力飛行機による飛行距離の日本記録10.9キロを上回る約12キロを飛び、記録を更新した。
- 2004年3 月22 日
航空貨物ベンチャーのオレンジカーゴ(名古屋市、石田泰正社長)は営業を停止し、従業員約80人を解雇した。
- 2004年3 月24 日
日本航空のMD11が三重県志摩半島上空で激しく揺れ、客室乗務員1人が死亡し乗客乗員13人が重軽傷を負った事故で、業務上過失致死傷罪に問われた機長の最終意見陳述が名古屋地裁(石山容示裁判長)で行われた。
- 2004年3 月24 日
全日空が2005年4月の就航を目指し、採算性の低い地方路線を小型機により低コストで運航する航空会社を設立すると発表した。
- 2004年3 月25 日
加齢乗員年齢上限、65歳への延長が決定。航空局は5月に通達を出し、施行は9月見込む。
- 2004年3 月28 日
日本航空と全日空は新中国路線を開設した。日本航空は成田=杭州5便、関空=杭州2便。全日空は成田=杭州4便関空=杭州3便、成田=瀋陽3便関空=瀋陽2便(うち1便は大連経由)。
- 2004年3 月28 日
数時間で地球を一周できる超音速飛行機や宇宙往還機の開発を目指しているNASAが無人実験機による音速の7倍のスピード(時速約8000キロ)での飛行に成功した。大気中の酸素を使って飛ぶジェットエンジンによるものとしては最速記録という。
- 2004年3 月30 日
2001年1月静岡県上空で日本航空の旅客機同士が異常接近し、乗客乗員計83人が重軽傷を負った事故で、東京地検は便名を取り違えて指示をした2人の管制官を在宅起訴した。同容疑などで書類送検されていた日航機長については不起訴とした。
- 2004年3 月31 日
日本航空システムと全日空は日本政策投資銀行から2社で計550億円の緊急融資を受けた。日本航空システムに200億円、全日空に350億円。
- 2004年3 月31 日
4月1日から「新生JAL」となる日本エアシステムの国際線最終便、上海行きのJAS887便、A300-600R型機が乗客90人を乗せ、成田空港を飛び立った。
- 2004年3 月31 日
帝国データバンクによると、貨物航空会社、オレンジカーゴ(名古屋市)が名古屋地裁に自己破産を申請した。負債は約10億円。
- 2004年3 月31 日
川鉄商事は川鉄商事および米国川鉄商事が営む航空宇宙事業に関わる資産・負債・契約を、伊藤忠商事へ6月1日付で譲渡すると発表した。
- 2004年4 月1 日
営団地下鉄、東京地下鉄株式会社に、国立大学は国立大学法人になる。
- 2004年4 月1 日
新東京国際空港を運営する新東京国際空港公団が「成田国際空港株式会社」になり、空港の正式名称も新東京国際空港から「成田国際空港」に改称した。
- 2004年4 月1 日
消費税、総額表示方式に変更。
- 2004年4 月1 日
日本航空システム(JAL)グループの日本航空と日本エアシステムは「日本航空ジャバン」と「日本航空インターナショナル」に再編、完全統合された。
国内・国際線とも便名は「JAL」に統一。 - 2004年4 月1 日
4月、国民年金保険料の未払い・未加入問題が政界に波及、福田康夫官房長官が5月に辞任、民主党の菅直人代表も未納の発覚で代表を辞めた。
- 2004年4 月2 日
火星のグセフクレーターで活動を続けている米探査車1号機スピリットの岩石調査から、過去に水の存在があったことを確認する証拠が見つかった。
- 2004年4 月2 日
香港ドラゴン航空が成田=香港週7便で成田空港に新規就航。
- 2004年4 月2 日
スカイネットアジア航空の搭乗者(宮崎、熊本=羽田線)が100万人を超え、宮崎空港で記念行事を行った。
- 2004年4 月2 日
エア・カナダは低コスト航空との競争の激化、燃料費の高騰、法的な会社再建に掛かる費用などの影響で、2003年の業績が最終損益で18億7千万カナダドルの赤字となった。
- 2004年4 月2 日
キャセイパシフィック航空は、中近距離路線用機材として2機のボーイング777-300型機と6機のエアバスA330-300型機を発注した。
- 2004年4 月5 日
神戸製鋼所は英ロールスロイス社製の航空機エンジン用向けに、チタン合金素材の直接納入を始めたと発表した。
- 2004年4 月5 日
エールフランスはKLMオランダ航空との経営統合に向けて、株式の交換を開始した。交換比率はKLMオランダ航空の株式10株に対して、エールフランスの株式11株と交換する。
- 2004年4 月6 日
宇宙航空研究開発機構は打ち上げに失敗したH2Aロケット6号機補助ロケットの有人探査機「しんかい6500」によるフィリピン沖深海での探索を断念した。
- 2004年4 月6 日
ボーイング社は開発を予定している次世代中型旅客機、7E7型機に搭載するエンジンを供給するメーカーとして、英国ロールスロイス社と米国のゼネラルエレクトリック社の2社を選定した。
- 2004年4 月7 日
米連邦航空局(FAA)はスケールド・コンポジット社(カリフォルニア州)が高度約100キロでの飛行を目指して開発した宇宙船「スペースシップ1」の飛行を認可したと発表した。
- 2004年4 月7 日
米コンチネンタル航空はコスト削減のため年末までに紙の航空券をすべて廃止し、国内・国際線ともにeチケット(電子航空券)に全面移行すると発表した。
- 2004年4 月8 日
国土交通省の東京航空交通管制部(東京ACC、埼玉県所沢市)のレーダー管制システムが8日午後7時10分ごろダウンし、約2時間20分後正常に戻ったが30分以上の出発遅延が計120便に上り、空のダイヤが大幅に乱れた。
- 2004年4 月9 日
熊本空港でジャルエクスプレス(JEX)2385便のボーイング737-400型機(乗客乗員64人)が管制官の指示とは逆の方向から滑走路に進入しようとしたことが13日、判明した。
- 2004年4 月9 日
大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは約1年前に会社更生手続きを完了した米航空7位、US航空の航空機を担保に発行したおよそ32億ドル(約3400億円)相当の証券の格付けを引き下げた。赤字拡大による債務返済の停滞懸念を理由に挙げている。
- 2004年4 月12 日
ロンドンのヒースロー空港は、2006年春に路線での商業飛行の開始を目指している旅客機A380型の乗り入れに対応する為、1億ポンド(約195億円)を投じる改修工事に着手した。
- 2004年4 月12 日
防衛庁の当局者は12日、ロイター通信に、イラクで武装グループに拘束されている日本人3人が解放された際の移送用に、航空自衛隊のC130輸送機3機をクウェートに待機させていることを明らかにした。日本人人質の解放に備え、空自C130輸送機3機がクウェートに待機している。
- 2004年4 月12 日
イラクへの物資空輸のためクウェートなどに派遣された航空自衛隊輸送航空隊の交代要員となる第2期(後期)の隊員約25人が12日朝、空自小牧基地(愛知県小牧市)から、現地で使用するC130輸送機の交代機1機で出発した。
- 2004年4 月16 日
118人が死亡し、イタリア航空史上最悪の事故(2001年10月離陸滑走中のスカンジナビア航空のMD87と滑走路を横切っていたセスナ機が衝突)となったミラノ・リナーテ空港での事故で、ミラノの裁判所は空港の管制官など4人を、業務上過失致死罪で、最高8年の懲役とする有罪判決を下した。
- 2004年4 月16 日
宇宙通信株式会社の通信衛星スーパーバード6号機(A2号機)は、米国フロリダ州ケーブカナベラル空軍基地から、インターナショナル・ローンチ・サービス社のアトラスIASロケットにより打上げられ、ロケットからの分離に成功した。
- 2004年4 月17 日
イラク復興支援で、航空自衛隊輸送航空隊の第2期派遣部隊(後期)の隊員約80人が政府専用機でクウェート空軍ムバラク基地に到着した。
- 2004年4 月19 日
国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士を運ぶロシアのソユーズ宇宙船は19日午前(日本時間同日昼)、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
- 2004年4 月20 日
米航空宇宙局(NASA)はアインシュタインの一般相対性理論が正しいかどうかを調査する「重力探査B」(GPB)と名付けた無人探査機を、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げた。
- 2004年4 月21 日
宇宙航空研究開発機構はX線太陽観測衛星「ようこう」の運用を今月末までに終えると文部科学省宇宙開発委員会に報告した。
- 2004年4 月21 日
上海航空の関西=上海線(週7便)の初便が関西空港に到着した。日本初就航を記念して訪問団も来日し、大阪府などを表敬訪問する。
- 2004年4 月23 日
クウェートを拠点にイラクへの復興支援物資の空輸に当たった航空自衛隊第一期派遣部隊の隊員約20人が23日午後1時、C130輸送機で愛知県小牧市の空自小牧基地に到着した。これで第一期派遣部隊は全員が帰国した。
- 2004年4 月23 日
航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、昨年度は158回あったことを明らかにした。過去5年間とほぼ同数だが、北海道などを管轄する北部航空方面隊が前年度の67回から90回に増加。逆に九州、沖縄地方では減少した。空自の推計によると、最も多くスクランブル対象となったのはロシア機の124回。
- 2004年4 月23 日
長野県南木曽町で取材中のヘリコプターが墜落し、4人が死亡した事故で、国土交通省大阪航空局(大阪市中央区)はヘリを運航していた中日本航空に航空法に基づく事業改善命令を出した。
- 2004年4 月24 日
太平洋戦争中、世界最高水準の性能といわれた旧日本海軍の「二式大型飛行艇」(二式大艇)が、東京・お台場の船の科学館から海上自衛隊鹿屋航空基地史料館(鹿児島県鹿屋市)に移され、同史料館で引き渡し式が行われた。
- 2004年4 月26 日
全日空はボーイング「B7E7シリーズ」50機を発注すると発表した。中型機「B767-300シリーズ」の後継機種となり、国内線機種では300席プラス。2008年度に順次導入する予定。
- 2004年4 月28 日
午後アリタリア航空でストライキにより140便が欠航した。イタリア政府が損失の続くアリタリアを救援するべきだと訴えるためのストで29日にも12時間ストライキが予定されている。
- 2004年4 月28 日
午後7時10分ごろ、羽田空港東側貨物ターミナルで、男が女性の車を奪い、仮設フェンスを突き破り敷地内に侵入。リムジンバスなど車2台に乗り換え、滑走路を走り回った後に東京湾に飛び込んだ。
- 2004年4 月28 日
全日空はカナダ・ボンバルディア社にプロペラ機「DHC8-400」を4機追加発注したと発表した。来年2月に開港する中部国際空港からのグループ国内線ネットワークを充実させるためとしている。
- 2004年4 月29 日
ボーイング社はエールフランスにB777-300ER型機の初号機を引き渡した。
- 2004年5 月4 日
エールフランスとKLMオランダ航空はエールフランスがKLMに対して行っていた友好的買収が完了したと共同で発表した。
- 2004年5 月7 日
欧州の航空機メーカーのエアバスは「空の豪華客船」と呼ばれる次世代超大型旅客A380(定員555人)の最終組立工場のオープニング式典をフランス南部トゥールーズで開催した。
- 2004年5 月7 日
ユー・エス・エアウェイズは米国の証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書の中で、6月までに経費を削減することが必要だとし、実現できない場合には2度目となる破産法の適用申請を検討することを明らかにした。
- 2004年5 月8 日
独EADSSPACEは、新型宇宙船開発プロジェクトの実験機「Phoenix」がスウェーデン空軍のヘリコプターによって、高度約2,400メートルの地点まで運ばれ、そこから落下して飛び立ち、安全な自動操縦による飛行を行いスウェーデン北部はVidselにあるNorth European Aerospace Test(NEAT)飛行実験場の滑走路に着陸したと発表した。
- 2004年5 月10 日
日航、全日空など国内航空15社はゴールデンウイーク(4月28日~5月9日)に海外旅行や帰省で航空機を利用した搭乗客の実績を発表。国際線旅客は約27万9000人で前年比208%の大幅増、国内線も約311万9000人で同117%と伸びた。
- 2004年5 月11 日
エアバス社はベルリン・エアー・ショーの会場で、米国の低コスト航空会社スピリット航空が、A320型15機を確定発注したことを明らかにした。スピリット航空は他に、A320型4機をリースで調達する。
- 2004年5 月11 日
航空自衛隊百里基地(茨城県小川町)所属のF15戦闘機が米軍嘉手納基地所属のKC135空中給油機からが空中給油を受ける訓練を太平洋上で実施、報道関係者に公開した。
- 2004年5 月12 日
航空自衛隊はイラク南部サマワに駐留中の陸上自衛隊部隊のうち、3ヵ月の任期を終えて帰途に着いた隊員の一部を、ナシリヤ近郊のタリル空港から、クウェートの米空軍基地まで130輸送機で空輸した。(共同通信)
- 2004年5 月13 日
13日午前8時10分ごろ、兵庫県三田市上空を飛行中の羽田発広島行き全日空671便B767でエンジントラブルが発生し、エンジン2基のうち1基を停止し午前8時29分、大阪国際空港に緊急着陸した。
- 2004年5 月14 日
スカイマークエアラインズはB737-800型機を導入し、『羽田空港から、既に乗り入れ表明している神戸空港のほか、新北九州、関空への路線を開設する』考えを表明した。
- 2004年5 月14 日
日本貨物航空は旅客機から貨物輸送専用機に改造したB747-400SF型機を導入することを決定し、ボーイング社と改造の契約を締結した。
- 2004年5 月14 日
ブラジル・マナウスの西方約15キロのアマゾン流域で14日夜、リコ・リニャス・アエレアス航空のサンパウロ発マナウス行きBrasilia-120旅客機が空港に着陸する直前に墜落、乗員3人と乗客30人全員が死亡した。
- 2004年5 月17 日
独ルフトハンザ社は世界初の機内ブロードバンド・サービス『フライネット』をミュンヘン発ロサンゼルス行きLH452便(エアバスA340-300型機247人乗り)で開始した。
- 2004年5 月17 日
エアバス380用初号機トレント900エンジンがエアバスA340-300テスト機に装備され試験飛行が始まった。
- 2004年5 月18 日
ボーイング社はエアートラン航空がリストプライスで2億2500万ドルに相当する6機のB-717型機を発注したことを発表した。2005年より順次納入を開始する。
- 2004年5 月18 日
国際宇宙ステーション(ISS)を利用した宇宙旅行をあっせんしている米旅行会社スペース・アドベンチャーズと、電通は数年以内に日本人初の宇宙観光旅行を実現する計画を発表した。スペース・アドベンチャーズにはロシア航空宇宙局との契約で宇宙観光客4人をISSに送る権利があり、そのうち1人分を日本人とすることを決めた。
- 2004年5 月18 日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ」が、地球の重力を利用して加速し軌道を変更する地球スイングバイに無事成功したと発表した。
- 2004年5 月18 日
午前11時(日本時間同日正午ごろ、中国・新疆ウイグル自治区のウルムチ国際空港アゼルバイジャン航空のアゼルバイジャンの首都バクー行き貨物機(イリューシン76型)が離陸約2分後、空港から10キロ離れた農場に墜落、炎上し、7人の乗員全員が死亡した。
- 2004年5 月18 日
エールフランスは2004年3月期の通年での業績が、最終損益で9300万ユーロ(約127億円)の黒字だったが、前年度比では22.5%減益となった。売上高は123億3700万ユ一ロで、前年度比で2.8%の減収だった。
- 2004年5 月20 日
レキオス航空が昨年3月分の賃金を従業員に支払わなかったなどとして、那覇労働基準監督署は労働基準法違反の疑いで、同社と知念公男元社長を那覇地検に書類送検した。
- 2004年5 月21 日
エア・カナダはオンタリオ州高等裁判所に会社債務者整理法適用の延長を申請、9月30日までの約4ヶ月間の延長が認められた。
- 2004年5 月21 日
宇宙航空研究開発機構が、小型衛星の開発を目指す東大阪宇宙開発協同組合に技術支援することになり、両者は技術協力に関する取り決めを締結した。同組合は2005年度中の完成を目指し、小型衛星「SOHLA-1」(まいど1号)の開発を進めている。
- 2004年5 月21 日
JALグループの2003年度の旅客輸送実績は国際線旅客数が前年比19.8%減の1174万5032人、国内線旅客数は同100.0%の4674万1607人となった。
- 2004年5 月21 日
関西国際空港は2004年3月期連結決算で営業収益は963億1900万円(前年同期比112億円の減)、営業利益147億2100万円(同前年期比42億9200万円減)、経常損失63億6500万円(同86億8100万円の改善)、当期純損失は60億4000万円(同104億8700万円の改善)となった。未処理損失は、前期より81億円増えて2150億円。
- 2004年5 月21 日
イラクの復興支援で派遣されている航空自衛隊が、輸送拠点にしている同国南部サマワに近いタリル空港周辺に20日、砲弾が撃ち込まれたことについて、石破茂防衛庁長官は21日の記者会見で「情報収集中」とした上で、現地の安全が確保できなければC130輸送機を当面運航させないとの考えを明らかにした。
- 2004年5 月21 日
国土交通省は大阪空港に残っていた1日のプロペラ機発着枠38回分について、各航空会社に配分する通達を出した。配分は、大手航空会社に28回、新規参入会社に8回配分、予備枠は2回。
- 2004年5 月21 日
昨年10月、世界最大級の地球観測衛星「みどり2」が電力不足で通信が途絶し、運用断念に至った原因は、太陽電池バドルで発生した電力を衛星本体の電源システムに送る電線の束がショートしたか、切れた可能性が高いことが分かった
- 2004年5 月22 日
拉致被害者の地村保志さん(48)夫妻=福井県小浜市=と蓮池薫さん(46)夫妻=新潟県柏崎市=の子供計5人は午後9時15分ごろ、政府専用機予備機で羽田空港に着き、初めて日本の土を踏み、1年7カ月ぶりに両親と再会した。