タイムトラベル(空の歴史)

2000

  • 2003年7 月15 日

    米通信衛星会社ローラル・スペース&コミュニケーションズは連邦破産法11章適用を申請したと発表した。通信市場の低迷や、既に破たんした衛星移動体通信業者グローバルスターへの投資が災いした。

  • 2003年7 月15 日

    スタンダード・アンド・ブアーズ社はニューヨークケネディー空港を拠点とする低コスト航空会社、ジェットブルーの会社格付けをBBマイナス(投資不適格の評価)、同社が発行した転換社債にBの格付けを付与した。

  • 2003年7 月18 日

    商業運航を停止したエールフランス超音速旅客機コンコルド機はドイツ南西部のカールスルーエ近郊にあるバーデン空港で、同国南部のジンスハイムの博物館に展示するため大型クレーンにより搬送準備が進められた。

  • 2003年7 月18 日

    日本航空システムと全日空の航空大手2社が、10月からの国内線の運賃値上げを検討している。割引運賃の割引率縮減により、平均数%の値上げとする方針で、両社とも月内に国土交通省に届け出る予定。

  • 2003年7 月18 日

    北海道国際航空の旭川=羽田線が就航した。1日3往復(冬季2往復)、全日空と共同運航する。片道運賃は多客期が3万円、通常期は2万8000円で、大手より約5000円安い。

  • 2003年7 月18 日

    航空局長に石川裕己氏が就任した。

  • 2003年7 月22 日

    日本航空の羽根田勝夫社長は宮城県庁に浅野史郎知事を訪ね、日航グループが運航するハワイ・ホノルル=仙台線について、今秋をめどに一時運休する意向を伝えた。

  • 2003年7 月22 日

    防衛庁はイラク派遣の航空自衛隊C130輸送機3-6機全部について、地対空ミサイル 攻撃を回避する自機御装置を搭載する方針を固めた。

  • 2003年7 月23 日

    航空大学校訓練機A36型事故で、事故機は燃料の供給に使う「カムシャフト」が折れ、燃料がエンジンに行かない状態になっていたことが、事故調査委員会の調べで判明した。一昨年2月のオーバーホール作業に問題があった可能性があり、事故調委で詳しく調べる。

  • 2003年7 月23 日

    国土交通省はスカイネットアジア航空が申請していた熊本=羽田線就航を認可した。8月1日から1日5往復する。運賃は大人片道2万3000円。

  • 2003年7 月23 日

    日本航空システムは新型肺炎の終息を受け、9月から国際線の運航をほぼ当初計画 に戻すと発表した。

  • 2003年7 月24 日

    ノースロップ・グラマンF-5E改造実験機が初飛行。

  • 2003年7 月24 日

    米空軍はボーイングがライバルのロッキード・マーチンから企業秘密を違法に入手したと認定、ボーイングに発注した偵察・通信衛星打ち上げ用ロケット7基の契約を撤回しあらためてロッキードにロケットを発注すると発表した。発注金額は10億ドル。

  • 2003年7 月25 日

    日本航空の羽根田勝夫社長は新潟県庁に平山知事を訪ね、ジャルウェイズが週2便運航するハワイ・ホノルル=新潟線を今秋から当面、 運休する意向を伝えた。

  • 2003年7 月25 日

    日本航空システムと全日空は9月から羽田=大阪線で設定している 「シャトル便往復割引」運賃を、800円値下げして1万3700円にすると発表した。東海道新幹線品川駅の10月開業を前に、JR東海、西日本両社が回数券を引き下げたのに対抗する。

  • 2003年7 月25 日

    東北運輸局がまとめた昨年12月開業後の東北新幹線八戸線半年間の輸送実績によると、新幹線盛岡=八戸間の乗客が前年同期(在来線)を50%上回る一方、航空便は東京=三沢間が40.2%滅。東京=青森間も4.4%減少した。

  • 2003年7 月25 日

    向井千秋さんが搭乗した94年のスペースシャトル「コロンビア」の飛行中に、せきつい 動物として宇宙で初めて交尾・産卵・ふ化した「宇宙メダカ」の子孫、約1万匹の放流会が東京・六本木ヒルズで行われた。(毎日新聞朝刊)

  • 2003年7 月25 日

    ジェイ・エアは03年度下期の路線便数計画を発表、CRJ200型機を1増し、10月か ら新路線として、名古屋=秋田線を1日2往復で開設する。

  • 2003年7 月26 日

    イラクに自衛隊を派遣するためのイラク復興支援特別措置法は26日未明の参院本会議で、自民、公明、保守新の与党3党の賛成多数で可決、成立した。

  • 2003年7 月27 日

    鳥人間コンテスト選手権大会の人力プロペラ機部門で日本大理工学部航空研究会(千葉県船橋市)が、34.6キロの大会新記録で優勝した。

  • 2003年7 月27 日

    米国のアダムA700軽ビジネスジェットが初飛行。

  • 2003年7 月27 日

    秋田県「スカイスポーツフェスティバルin国見岳」に参加中のハンググライダーとバラグライダー空中衝突、ハンググライダーの操縦者が死亡した。

  • 2003年7 月27 日

    川崎重工業は、高電圧型電子ビーム溶接機を使用した英ロールス「トレント500」用コンプレッサーディスクドラム組立生産を開始した。

  • 2003年7 月28 日

    韓国空軍のT-50ジェット練習機初飛行。

  • 2003年7 月29 日

    岩国航空基地で、今年5月に「タッチ・アンド・ゴー」の離着陸訓練中に起きた海自の訓練支援機U-36Aの事故で、海自は事故原因は同機の28秒前に離陸していた救難飛行艇により発生した後方乱気流に巻き込まれたためとした。

  • 2003年7 月29 日

    米航空宇宙局によると高度35~45キロの上部成層圏のオゾン層は、1979年以前は10年で約8%の割合で減少していたが、97年以降は10年換算で4%以下の減少率に下がっていることが分かった。

  • 2003年7 月29 日

    NASAオキーフ長官は「コロンビア」事故で凍結中のシャトル飛行を来春以降の早い時期に再開することを明言、再開第1号に日本人宇宙飛行士・野口聡一さん(38)を搭乗させることを確約した。

  • 2003年7 月30 日

    1971年7月、岩手県雫石町の上空で全日空機と訓練中の航空自衛隊機が衝突し、全日空機の乗客・乗員162人全員が死亡した「雫石事故」の33回忌慰霊祭が同町の「慰霊の森」で行われた。

  • 2003年7 月30 日

    三菱重工業は欧州のアリアンスペース社、米ボーイング社との間で、商業衛星打ち上げサービスの提携を正式合意し、覚書を締結したと発表した。衛星打ち上げの国際間協力は初めて。

  • 2003年7 月30 日

    福岡空港の混雑対策総合調査を相互調整する国土交通省と福岡県、福岡市の調査連絡調整会議が発足し、調査項目の概要がまとまった。今後5年程度かけて現空港の滑走路増設や近隣空港との連携、新空港建設など数通りの対応策について調査・検討する。

  • 2003年7 月30 日

    米スペースシャトル「コロンビア」 事故調査委員会はシャトル飛行再開の条件として、打ち上げ直後の機体翼前縁部や、分離した外部燃料タンクの状態を機体側から撮影し、地上に送信できる高解像度カメラを新たに装備するよう、NASAに勧告した。

  • 2003年7 月30 日

    スカイネットアジア航空(SNA)は8月1日に予定していた熊本=羽田線の就航を延期し、1日は全便運休、2-4日は部分的に運航し、全便就航は5日からとなると発表した。就航予定のボーイングB737-400型 (150人乗り)2機の座席の交換や就航に必要な手続きが遅れたため。(毎日新聞西部夕刊)

  • 2003年7 月31 日

    全日空の03年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比7.6%減の2596億円、経常赤字が273億円となり前年同期の162億円からに拡大した。新型肺炎の影響で、国際線旅客数が同35.0%減の約56万人に落ち込んだのが響いた。

  • 2003年7 月31 日

    静岡県が06年度末の開港を目指している静岡空港の建設について、県の事業評価監視競委員会は継続が「適当」とする答申をまとめた。

  • 2003年8 月1 日

    日本航空システムの03年4~6月期連結決算は、売上高が3988億円、経常損益は767億円の赤字、最終損益は772億円の赤字になった。新型肺炎の影響で、国際線の旅 客数が前年同期比45.6%減の190万人に激減したことが響いた。国内線旅客数は 2.3%増加した。

  • 2003年8 月1 日

    航空局は、国際航空チャーター・ルールについて、単一用機者要件を削除し、オウンユース、アフェニィーおよびITCの混乗や、複数の用機者によるオウンユース、アフェニ ィーも認めるなどの改正を行い、1日から施行すると発表した。

  • 2003年8 月1 日

    北海道エアシステム(HAC)が丘珠=函館(1日2往復)、丘珠=釧路(1日1往復)の新規2路線を就航させた。

  • 2003年8 月2 日

    文部科学省宇宙科学研究所は2日夜、日本初の人工衛星「おおすみ」が日本時間同日午前5時45分、北緯30.3度、東経25度(エジプトとリビアの国境付近)の上空150キロで大気圏に突入し、燃え尽きたと発表した。(毎日新聞朝刊、写真はNAC)

  • 2003年8 月2 日

    スカイネットアジア航空は8月1日付で第三者割り当てによる新株発行で3億7,215万円 を増資し、このうち宮崎銀行が6,000万円、宮崎太陽銀行が3,000万円追加出資した。同社の資本金は25億2,330万円となった。

  • 2003年8 月3 日

    米政府は米国内の空港に国際線旅客機の乗継ぎ目的で到着する外国旅行者に対し、入国査証(ビザ)を免除してきた従来措置の一時中止を発表、即日実施した。日本は米国とビザ免除協定を結んでおり、今回の措置で影響は受けない。

  • 2003年8 月3 日

    航空大学校の訓練機「ビーチクラフトA36」が墜落し3人が死亡した事故で、同校の北沢誠理事長は同校が保有する事故機と同型のエンジン7基で不具合が見つかったことを明らかにした。

  • 2003年8 月3 日

    人力飛行機の長距離飛行に取り組んでいる「ヤマハ発動機」同好会が琵琶湖で従来の日本記録(4.4キロ)を一気に2倍以上に更新する10.9キロの飛び新記録(暫定)を達成した。

  • 2003年8 月4 日

    航空宇宙技術研究所は未明、茨城県日立市で飛行船の成層圏滞空飛行試験を行い、高度約16.4キロの成層圏に到達。本試験は「成層圏プラットフォーム飛行船システム」の実験の一環。(毎日新聞、写真は航空宇宙技術研究所)

  • 2003年8 月4 日

    千葉県四街道市の須藤彰氏はモーターパラグライダー単独無着陸飛行で直線距離、約168キロを飛び(愛媛県重信町から徳島県鳴門市)、昨年記録した156キロを超え、日本記録を更新した。

  • 2003年8 月4 日

    米航空宇宙局は火星の北極圏周辺の凍土を調べる探査機「フェニックス」を07年に打ち上げると発表した。火星には08年に着陸し、凍土を1メートルほど掘削し、高性能の特殊なカメラで、生命の痕跡や火星の歴史などを調べる予定。

  • 2003年8 月5 日

    アイルランドの低コスト航空会社、ライアンエアは7月の旅客輸送が前年同月比で40%増加の約146万人だったことを明らかにした。インターネットを通じて航空券を購入した旅客の比率は、前年同月の92%から94%に上昇した。

  • 2003年8 月5 日

    国土交通省は新千歳や福岡など26の地方空港と羽田空港の地方便で実施している着陸料割引の軽減措置を来年04年度も延長することを決めた。

  • 2003年8 月8 日

    那覇=羽田路線への新規参入を目指していたレキオス航空は那覇地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。負債総額は約3億円。

  • 2003年8 月8 日

    四国に上陸した台風、やや勢力を弱めながら列島を縦断するコースを取り、兵庫県に再上陸した。帰省客が足止めを食わされ、航空大手3社だけでも約17,000人に影響が出た。

  • 2003年8 月8 日

    防衛庁はCX試作機に搭載するエンジンとしてCF6-80C2型エンジンを選定した。

  • 2003年8 月9 日

    日本エアコミューター鹿児島発与論行きのYS11、JA8781が与論空港の北東約30キロで空港に向かって降下中、高度約14300メートル付近で小型単発プロペラ機と異常接近(ニアミス)したと国土交通省に報告した。

  • 2003年8 月11 日

    日本航空システムと全日空は、重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響などで資金繰りが悪化していることから、日本政策投資銀行に2社合わせて1800億円の緊急融資を申請していることが明らかになった。

  • 2003年8 月12 日

    文部科学省宇宙科学研究所は5月に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」が目指す小惑星が、日本のロケット開発の父故糸川英夫博士にちなみ「ITOKAWA」と命名されたと発表した。

  • 2003年8 月13 日

    英航空大手のブリティッシュ・エアウェイズが、安全面への懸念で、サウジ便の運航を停止した。写真は13日、ロンドンのヒースロー空港で、運航情報に見入る乗客。(ロイター)

  • 2003年8 月13 日

    小型貨物機による航空貨物輸送事業を計画しているオレンジカーゴ (名古屋市)は国土交通省大阪航空局から14日付で航空運送事業の許可を取ると発表した。今後は運 航管理施設の検査などを経て、10月1日に羽田=長崎、羽田=鹿児島間1往復を運航する。

  • 2003年8 月13 日

    ムーディーズは日本航空と全日空のそれぞれ無担保長期債務格付けを「Ba1」から「Ba3」に引き下げたと発表した。

  • 2003年8 月14 日

    米ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に到着した日本航空成田発48便が、大停電により貨物用スポットに誘導され、乗客235人が機内に約2時間半にわたって足止めされた。

  • 2003年8 月14 日

    2時50分ごろ関西空港で滑走路灯116基のうち、1基おきに58基が消え、約1時間にわ たって滑走路を閉鎖した。

  • 2003年8 月15 日

    米カナダ大停電の影響により、ニューヨーク、デトロイトなど主要都市の拠点空港で電力不足が続き、両国の主要航空の欠航便数は15日、計約1200便に達した。(ロイター)

  • 2003年8 月18 日

    国内航空各社は夏休み(7月18日 – 8月17日)の利用状況を発表した。航空各社がまとめた輸送実績によると、国内線の旅客数総計は約926万人で、前年比1.9%の微増。国内線は、全日空が0.5%減の434万人、日本航空システムは統合効果などから2.5%増え、459万人だった。国際線は約69万5000人で、前年比20.8%の減。

  • 2003年8 月18 日

    現在の国産主力ロケット「H2A」の輸送能力を2倍に高めた新型H2Aの開発が、来年度から始まる。宇宙開発委員会の小委員会で計画が了承され、文部科学省は来年度予 算の概算要求に盛り込む。07年度に試験機を打ち上げる予定で国際宇宙ステーションに物資を日本から輸送することが、これで初めて可能になる。

  • 2003年8 月18 日

    大阪府警関西空港署は航空機の搭乗手続きを巡り客室乗務員らを殴ったとして、川崎市川崎区川中島、会社員(50)を暴行容疑で現行犯逮捕したと発表した。

  • 2003年8 月18 日

    完全復元された広島への原爆投下機「エノラ・ゲイ」がワシントン郊外に建設された米スミソニアン航空宇宙博物館別館で報道関係者に公開された。原爆投下の歴史的意味など詳細を展示するコーナーは設けられない。

  • 2003年8 月19 日

    防衛庁は04年度予算の概算要求として弾道ミサイルを迎撃するミサイル防衛に1400 億円を計上、陸上配備型の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を首都圏に優先配備し、海上配備型のスタンダードミサイル3(SM3)を搭載するイージス艦一隻を改修する。07年度をめどに配備を開始する。

  • 2003年8 月19 日

    成田空港発ローマ行き日航機409便ボーイング社製747-400機が7月31日、茨城県総 和町上空を飛行中、エンジン部品の一部(低圧タービンのブレード)が落下していたことが分かった。

  • 2003年8 月21 日

    エアバス社はデンバーを拠点とする低コスト航空会社のフロンティア航空がA319型15機を正式に追加発注したことを明らかにした。

  • 2003年8 月22 日

    防衛庁は米国の全地球測位システム(GPS)を使った空対地の精密誘導爆弾(JDAM)を航空自衛隊に導入する方針を固めた。

  • 2003年8 月22 日

    ブラジル北東部マラニョン州にあるアルカンタラ打上げ基地で午後1時半ごろ、ブラジ ルが開発した人工衛星打ち上げ用ロケット(長さ約20メートル)が爆発し大破した。ブラジル航空宇宙局の職員ら21人が死亡、約20人が負傷した。

  • 2003年8 月23 日

    05年2月の開港を目指して建設中の中部国際空港の総事業費が、当初計画の7680億円から1000億円超も圧縮されることが分かった。

  • 2003年8 月23 日

    国土交通省は羽田空港の再拡張事業の滑走路や誘導路などの事業費枠(債務保証)として、約7000億円を04年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。事業費の内訳は、約20%の約1300億円を東京都など地元自治体からの無利子貸し付けで賄い、国費も同程度を投入する。

  • 2003年8 月24 日

    中国の新しい戦闘機、FC-1が初飛行。

  • 2003年8 月24 日

    カリブ海の島国ハイチ北部力バイシアンで国内線を運航するトロピカル航空の小型旅客機が離陸後間もなく墜落、乗客乗員計21人全員が死亡した。乗客は全員ハイチ人。

  • 2003年8 月25 日

    産業構造審議会航空機宇宙産業分科会航空機委員会は平成16年度予算にB7E7国際共同開発促進費として28億円を概算要求することを決めた。

  • 2003年8 月25 日

    米航空宇宙局は米東部時間午前1時35分、太陽の周りを回りながら、 非常に遠い星からの熱などを観測する「宇宙赤外線望遠鏡」(SIRTF)をケープカナベラル空軍基地か らデルタロケットで打ち上げた。

  • 2003年8 月25 日

    午後7時35分ごろ、台北空港から成田空港に向かっていた米国フェデラル・エクスブレス社の貨物機82便(MD11型)が和歌山県串本町の南西約37キロの太平洋上空で、1基のエンジン油圧が低下したため空中停止させ、関西国際空港に緊急着陸した。

  • 2003年8 月25 日

    日本航空グループが運航する仙台=ホノルル線が10月から休止するのを受けて、JA Lと全日空(ANA)は11月から来年3月まで仙台=ホノルルを結ぶチャーター便を運航することを決めた。

  • 2003年8 月26 日

    米スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で、独立事故調査委員会は打ち上げ時の外部燃料タンク断熱材の左翼直撃が事故原因と断定した最終報告書を発表した。(毎日新聞)

  • 2003年8 月26 日

    宮崎市で7月、航空大学校の訓練機が墜落し3人が死亡した事故で、東京航空局は同機のエンジンを整備した「小松ゼノア」に対し、安全性確保のための業務改善を勧告した。

  • 2003年8 月26 日

    アイルランドの低コスト航空会社のライアンエアはストラスブールの裁判所からストラスブールの商工会議所がライアンエアに提供したロンドン(スタンステッド空港)とストラスブールを結ぶ路線の運航を前提とした奨励金は違法だとし9月24日以降の同路線の運航停止を命じられていたが、命令に従い同路線を停止することを明らかにした。

  • 2003年8 月26 日

    米航空宇宙局がスペースシャトル「コロンビア」空中分解事故の最終報告書に盛り込まれた勧告を実施するために、シャトル計画を大幅に変更することが明らかになった。
    野口聡一飛行士(38)らが搭乗する予定の再開第1号機「アトランティス」の打ち上げは目標としていた来年3月から「来年夏以降」にずれ込む見通し。

  • 2003年8 月27 日

    火星が午後6時51分過ぎ、約6万年ぶりに地球と約5576万キロまで最接近した。火星と地球の接近は約2年2カ月ごとに繰り返されるが、今回は約6万年ぶりの大接近で、これを上回る接近は284年後になる。

  • 2003年8 月27 日

    文部科学省は来年度の宇宙開発関係予算の概算要求総額は7省庁で3010億円と発表した。前年度当初予算に比べ10%増。内文部科学省分は2025億円と、ほぼ3分の2を占める。

  • 2003年8 月28 日

    沖縄県観光リゾート局がまとめた7月の入城観光客数は前年同月比13.8%増の45万1300人と、過去最高を更新。

  • 2003年8 月28 日

    全日空は羽田=伊丹線の運航本数を11月以降、従来の1日12往復から同13往復へ 増便すると発表した。JR東海が10月の新幹線ダイヤ改正で「のぞみ」を大幅に増発するのに対抗する措置。

  • 2003年8 月28 日

    米国の運輸省はジェットブルー・エアウェイズ、サウスウエスト航空、アメリカ・ウエスト航空の3社に対し、連邦法などに基づき、車椅子を搭載収納しなかったとして、総額で75万ドルの罰金を提示した。

  • 2003年8 月29 日

    ロシア航空宇宙局は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給を目的としたプログレス補給船をソユーズロケットにより、午前10時47分、バイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)から打ち上げた。8月31日ISSとドッキングする予定。

  • 2003年8 月29 日

    仙台空港とJR東北線名取駅を結ぶ仙台空港アクセス鉄道「仙台空港線」整備事業で、日本政策投資銀行と東北6県の地銀7行は28日までに、第三セクター「仙台空港株式会社」(八木功社長)に対し、事業資金の融資を共同で実施する方針を固めた。

  • 2003年8 月29 日

    海上自衛隊は、保有する護衛艦で最大となる新しいヘリコプタ搭載護衛艦(DDH)を来 年度から建造するため、防衛庁の概算要求に盛り込んだ。

  • 2003年8 月29 日

    防衛庁は04年度予算の概算要求を発表した。総額は今年度比0.7%増の4兆9600億円。北朝鮮の弾道ミサイルに対処するため、ミサイル防衛(MD)システム導入の初期費用1423億円を、例年の防衛予算に上乗せする形で盛り込んだ。

  • 2003年8 月31 日

    YS11が北海道の空から姿を消した。道内で最後まで運航していたエアーニッポンの女満別=新千歳線の454便(斉藤徳雄機長、64席)がラストフライト。

  • 2003年9 月1 日

    長崎 対馬間の航空路線からのエアーニッポン(ANK)の撤退を受け、路線を引き継いだオリエンタル・エア・ブリッジ(ORC)の第1便が就航した。

  • 2003年9 月1 日

    日本航空システム2006年度上半期までに、7機の米ボーイング社製旅客機「B767-300ER」(座席数は約200-300席)を、三菱商事からリース方式で導入すると発表した。

  • 2003年9 月1 日

    フェアリンクの小型ジェット機が同日、大阪=大分間に就航。大阪(伊丹)空港の1日当たりの発着回数が30回になったため、国交省は11月にも騒音の実態を検証、地元自治体と協議して、同枠の拡大を検討する。

  • 2003年9 月4 日

    国際民間航空機関(ICAO)は事故調査委員会の勧告通り、今年11月から、航空管制の指示に反しても衝突防止装置(TCAS) の指示を優先するように規定を改めることを決めた。

  • 2003年9 月4 日

    滋賀、和歌山、奈良、三重各県の防災航空隊が滋賀県草津市下物町の烏丸半島多目的広場や同市の琵琶湖沖で合同訓練を行った。

  • 2003年9 月5 日

    石川島播磨重工業は、今秋から小型旅客機用エンジン米ゼネラル・エレクトリック社との共同開発によるCF34-8エンジンの部品を増産する。搭載機種となるカナダ・ボンバ ルディアの小型ジェットCRJ700/900をはじめとするリージョナル・ジェットの生産拡大が要因。

  • 2003年9 月8 日

    米航空宇宙局(NASA)はシャトル空中分解事故の原因調査委員会の勧告を受け、外部燃料タンクからの断熱材の脱落防止策や、軌道上で機体を点検、修理技術を開発するなどの改善計画を発表した。

  • 2003年9 月8 日

    韓国の建設運輸大臣は韓国の首都ソウルと北朝鮮の首都ピョンヤンを結ぶチャータ便が、年内に約40便、商業飛行として韓国人観光客を乗せて運航されることを明らかにした。

  • 2003年9 月9 日

    シンガポール保健省は27歳の中国系の男性を新型肺炎SARSの感染者と認定した。これを受け、家族や医療関係者など25人が隔離された。

  • 2003年9 月9 日

    スカイマークエアラインズは総額45億円の第三者割当増資を実施し、03年10月期決算での債務超過を解消すると発表した。ネットベンチャー「ゼロ」(大証ヘラクレス上場)の西久保慎一会長が個人で30億円を、澤田会長が代表を務めるHISが15億円を引き受ける。