2000
- 2003年4 月10 日
ブリティッシュ・エアウェイズとエールフランスは相次いで超音速旅客機コンコルドを、夏季スケジュールが終わる10月末で運航停止とし、退役させることを明らかにした。
- 2003年4 月10 日
全日空はイラク戦争による旅客減のため、現在週7往復している関西空港=グアム線 について、25,28の両日を除く21-30日の間、運休すると国土交通省に申請した。
- 2003年4 月10 日
経営危機に陥っている世界航空最大手アメリカン航空の持ち株会社AMRのドナルド・カーティー会長は労組幹部と先月末に暫定合意した総額 18億ドルの人件費削減計画 を実施しても、アメリカンの連邦破産法11章適用申請は避けられない恐れがあることを 明らかにした。
- 2003年4 月10 日
JTBが発表したゴールデンウイークの旅行動向調査で、期間中の海外旅行者の推計 は31万4000人と前年より35.9%減少し、69年の調査開始以来、最大の下げ幅になった。
- 2003年4 月11 日
米国への輸送が22日に始まる国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」が茨城県つくば市の宇宙開発事業団で報道陣に公開された。(毎日新聞朝刊)
- 2003年4 月11 日
米上下両院協議会はイラク戦争などで経営難に陥っている米航空業界の支援策を約35億ドル(約4200億円)とすることで合意した。
- 2003年4 月11 日
文部科学省は航空宇宙技術研究所が05年度以降に予定していたジェット実験機による超音速飛行実験を中止する方針を決めた。超音速旅客機の開発構想自体も頓挫することになる。
- 2003年4 月11 日
経営再建中のユナイテッド航空(UAL)は賃下げなどで6年間にわたり年間3億4900万ドル(約420億円)の経費を削減する労働協約について、整備士組合と暫定合意したと発表した。これにより、UALは全従業員組合から経費削減への同意を取り付けた。
- 2003年4 月11 日
エアーニッポンの対馬=福岡便の機長が今年1月、運航規定に違反して女性客室乗務員を操縦室内に着席させ着陸した問題で、国土交通省は機長を業務停止20日間の処分とした。副操縦士にも文書で警告した。
- 2003年4 月11 日
日本航空システムと全日空の航空大手2社で、03年度上半期(4-9月)の当初計画に対する減収幅が計1000億円近くに達する見通しであることが明らかになった。
- 2003年4 月14 日
午後9時53分ごろ、青森県下北半島東海上を高度約5500メートルで飛行していた新千歳発羽田行き日本航空540便ボーイング777型機(乗員11人、乗客27人)が、右エンジ ンの計器が異状を示したため、同エンジン停止、左エンジンのみ飛行、午後11時2分、羽田空港に緊急着陸した。
- 2003年4 月14 日
日本トランスオーシャン航空(JTA)の2002年度年間旅客数は243.9万人(前年比2.1%増)となり、2000年度から3年連続での年間旅客輸送記録更新となった(前回記録は2001年度の2,389,052人)。
- 2003年4 月15 日
米持ち株会社AMR傘下にあるアメリカン航空の客室乗務員組合は経営破たんを回避するための経費削減計画について組合員投票を行った結果、同計画を否決した。
- 2003年4 月16 日
台湾の中華航空は中国貨物航空の株式25%を取得し、同社に3億7,500万元(約55億円)を出資することへの承認を、数日前に中国政府から受けていたことを明らかにし た。
- 2003年4 月16 日
アメリカン航空の客室乗務員組合は3億4千万ドルの人件費削減を含む雇用協約について組合員による再投票の結果、賛成多数で批准し、 同社が連邦破産法11章への適 用申請に迫られる事態を回避した。 (ロイター)
- 2003年4 月16 日
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所、宇宙科学研究所は、20-30年後に有人口ケットや打ち上げコスト100分の1のロケット開発を目指すとした宇宙研究開発の将来構想を、宇宙開発委員会で公表した。
- 2003年4 月17 日
セスナエアクラフト社のサイテションシリーズの新型機、CJ3が1時間43分間の初飛行に成功した。初飛行は、マッカーネル空軍基地を午前9時20分に離陸、着陸装置、操縦系統の操作やエンジン性能などを確認、午前11時03分着陸した。
- 2003年4 月17 日
アメリカン航空が15日に米国の証券取引委員会(SEC)に提出した届出の中で、役員の多額の賞与や追加的な年金基金など特典内容が明らかになったことで、整備士と空港従業員の組合幹部は批准された雇用協定への調印を留保し、再検討する考えを明らかにした。
- 2003年4 月18 日
「第2の対人地雷」と批判されるクラスター爆弾を航空自衛隊が約148億円分購入していた問題が「衆院武力攻撃事態への対処に関する特別委員会」で取り上げられた。
- 2003年4 月19 日
午後6時20分ごろ、静岡県熱海市の災害用ヘリポートで、「新日本ヘリコプタ」のヘリコブタが着陸後に異を回転させたまま停止中、強風にあおられて横転。ヘリの整備をしていた同社の整備士が回転翼に直撃されて即死した。
- 2003年4 月21 日
航空自衛隊は初の空中給油訓練を九州西方の訓練空域で行った。 米軍機から空自のF15DJ要撃戦闘機が給油を受けた。自前の空中給油機導入に向けた訓練で、5月2日まで行われる。
- 2003年4 月22 日
空飛ぶ海の救急隊員として海上保安庁が今月に新設し、専属隊員2人が配置された |第八管区海上保安本部美保航空基地(鳥取県境港市)で関係者を招き「航空基地救護士」の披露式が行われた。(ロイター)
- 2003年4 月22 日
スカイネットアジア航空、宮崎=羽田線の搭乗者数が30万人に達し、 宮崎空港で記念行事が行われた。
- 2003年4 月22 日
新型肺炎、中国で感染者が2000人を超える
- 2003年4 月22 日
石川嘉延静岡県知事は定例会見で、静岡空港の未買収地について、 土地収用法による強制収用を念頭に置いた事業認定申請への準備を始めることを正式に表明した。
- 2003年4 月23 日
新明和工業は「救難飛行艇(US-1A改)」ロールアウト式典を同社甲南工場で実施した。
- 2003年4 月23 日
米防衛機器最大手のロッキード・マーチンが発表した今年1-3月期決算の売上高は前年同期比18%増の70億5900万ドル、純利益は同15%増の2億5000万ドルと大幅な増収増益だった。
- 2003年4 月23 日
国土交通省は羽田空港の発着枠を7月18日から1日14往復分増やすことを決めた。増加する発着枠は新規航空会社に優先配分する。スカイネットアジア航空が8月1日から1日5往復、9月1日からは6往復羽田=熊本線の運航を希望。エア・ドゥは7月18日からの羽田=旭川線1日3便の新規就航と、羽田=札幌線(1日6便)の1便増便を希望。
- 2003年4 月23 日
欧州委員会は経営難に陥っているギリシャ国営オリンピック航空が国家支援の条件を順守しなかったとして、同航空に供与した資金の一部である約1億9400万ユーロ(約255億円)を返還させるよう、同国政府を欧州司法裁判所に提訴することを決めた
- 2003年4 月23 日
新潟県警ヘリ「ゆきかぜ」が02年6月、福島との県境にあたる上川村払川の山林に墜落した事故で、航空・鉄道事故調査委員会は23日までに、主な原因が操縦ミスにあったとする事故調査報告書をまとめた。
- 2003年4 月24 日
アメリカン航空は会長兼最高経営責任者(CEO)のドナルド・カーティー氏が退任したことを明らかにした。カーティー会長の退任は、事実上、従業員組合側との新たな暫定合意受け入れと引き換えと見られている。
- 2003年4 月24 日
JR東海、JR西日本は新幹線品川駅の開業に伴うダイヤ改正(10月1日)に合わせ、新幹線「のぞみ」の料金を平均約1割値下げする料金改定認可を国土交通省に申請した。
- 2003年4 月25 日
NASAのオキーフ長官はスペースシャトルの再開機に搭乗させる4人の宇宙飛行士の氏名を発表した。日本人宇宙飛行士の野口聡一さん(38)が含まれる。また同長官は「早ければ今年中にも飛行再開したい」と語った。
- 2003年4 月25 日
スカイマークエアラインズは羽田=徳島、羽田=青森線の運航を開始した。 全日空が撤退した後を引き継ぎ、ボーイング767型機(定員234席)で、それぞれ1日2往復運航する。
- 2003年4 月26 日
日本航空システムは7月から、国内普通運賃を11%値上げすることを決めた。値上げに慎重な姿勢を示していた公正取引委員会も了解し、全日空も同様に7月から11%値上げする方針。
- 2003年4 月26 日
交代要員をのせたロシアのソユーズ宇宙船が日本時間午後0時53分、 カザフスタン中部のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
- 2003年4 月28 日
成田空港で85年6月、カナダ太平洋航空機の手荷物が爆発、6人が死傷した事件で、殺人罪に問われたアジャイブ・シンハ・バグリ (53) とリブダマン・シンハ・マリク(56)の両被告の初公判がカナダ・バンクーバーの最高裁で開かれ、両被告は無罪を主張した。
- 2003年4 月29 日
欧州格安航空大手ライアンエアが重点空港とするドイツのフランクフルト・ハーン空港 の03年1-3月期の乗客数が前年同期比で約2.4倍に急増。大手航空が拠点とし、乗客数が欧州2位のフランクフルト国際空港は同0.5%の微増と対照的な結果となった。
- 2003年4 月29 日
午前10時40分ごろ、超軽量動力機JR1646は、レジャーのため、沖縄県国頭郡伊江村内の飛行場から離陸し、国営沖縄記念公園海洋博覧会地区上空を飛行中、同公園内 の大型バス駐車場に墜落した。同機は大破し、火災が発生し操縦者は死亡した。
- 2003年4 月30 日
全日空は03年3月期連結決算を発表、売上高は前年同期比0.9%増の1兆2189億円だったが、本業の営業利益は運賃引き下げ競争による旅客単価の下落などにより4期ぶりに25億円の赤字となり、経常利益も8期ぶりに172億円の赤字となった。
- 2003年4 月30 日
エアーニッポン、7月7日開港予定の羽田=能登間片道運賃小松、富山両空港の羽田便と同額の1万8500円に設定。
- 2003年4 月30 日
皇室と外国の交際や、皇居・宮殿で行われる儀式を実務面からサポートする宮内庁の役職「式部官」に、元全日空客室乗務員岩見美鈴さん(46)が就任した。
- 2003年5 月1 日
訪欧中の首相同行筋によると全日空が05年度以降の狭胴機の導入機種としてボーイングのB737型機を選定し、全てのエアバス機を順次退役させるとしたことで、欧州連合(EU)のプローディ委員長が小泉首相宛てに、抗議の書簡を送った。
- 2003年5 月1 日
ブッシュ大統領は空母エブラハム・リンカーン艦上でイラク戦争終結宣言。
- 2003年5 月1 日
宮崎=羽田線を運航するスカイネットアジア航空は普通運賃を7月から片道2000円値上げして2万3000円とする運賃改定を国土交通省に届け出た。
- 2003年5 月2 日
国際民間航空機関(ICAO)は新型肺炎の感染地域を旅行後に到着した旅客機の全乗客の検査などを勧める6項目のガイドラインを188の全加盟国・地域に通達した。
- 2003年5 月4 日
午前11時40分ごろ、京都府網野町沖約3キロの日本海で、アクロバット専用機アメリカンチャンピオンBKCAB、JA4227軽飛行機がきりもみ状に落下墜落、10日同県川西市白石公男氏と茨城県つくば市岩井正行氏の死亡確認。(読売新聞)
- 2003年5 月4 日
ワシントン発成田行きの全日空1便が3日、着陸先を羽田空港にあらかじめ変更して出 発、4日未明に到着した。乗客は羽田で入国手続きをした。国土交通省が、成田空港 の利用時間内に着陸できない国際線の羽田への着陸を認めた初のケースとなった。
- 2003年5 月4 日
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた米露3人の宇宙飛行士を乗せたロシアの 宇宙船ソユーズTMA1が、モスクワ時間の午前6時12分(日本時間同日午前11時12分)、予定地点から約500キロ離れた中央アジア・カザフスタン中部に着陸した。(読売新聞)
- 2003年5 月5 日
国際航空運送協会(IATA)のビジニャーニ事務局長はジュネーブで主要通信社と会見し、新型肺炎による世界の航空会社の損失は今年、アジアを中心に100億ドル(約1兆2000億円)に達するとの見通しを明らかにした。
- 2003年5 月5 日
ボーイング社が米政府から偵察・通信衛星用ロケットを受注するため、ライバルのロッキード・マーチンの文書を不法に入手、利用した疑惑が浮上、ボーイングは米司法省と米空軍から刑事、民事の調査を受けていることを明らかにした。
- 2003年5 月5 日
連邦破産法11章の適用下で会社再建を進めるユナイテッド航空はインディアナポリスとオークランドの整備施設を5月中に閉鎖、整備部門の合理化を進め、全ての重整備を外部委託することを明らかにした。
- 2003年5 月6 日
香港の貨物輸送業界団体によると、新型肺炎の影響で航空会社が相次いで旅客便を 削減しているため、貨物輸送能力も大幅に低下し、 香港からの貨物輸送料金が10%上昇している。
- 2003年5 月7 日
水星が太陽と地球を結ぶ直線の近くを通過するという珍しい現象が、7日に観測され る。
この現象は「日面通過」と呼ばれ、水星が5時間かけて太陽を横切る。 100年に10数回しか起こらないという珍しい現象で、アジア、アフリカ、欧州で良好に観測できる。(ロイター) - 2003年5 月7 日
静岡県上空で01年1月、日本航空機同士がニアミス事故で、警視庁東京空港署捜査本部は負傷者を出した907便機長と女性管制官ら3人を業務上過失傷害、航空の危険を生じさせる行為等の処罰法違反(過失犯)の容疑で書類送検した。
- 2003年5 月7 日
全日空は中国の上海航空と提携し、上海で乗継いで、内陸部の湖北省襄樊(じょうはん)に向かう旅客向けの接続サービスを9日から始めると発表した。
- 2003年5 月8 日
航空自衛隊のT4ジェット中等練習機が昨年、飛行中にエンジンの推力が落ちる故障が4回相次ぎ、基地に引き返していたことが分かった。エンジン内のネジに付着していた金属粉が燃料制御装置内に入り込んだのが原因で、防衛庁は保有する208 すべ ての部品交換を進めている。
- 2003年5 月8 日
アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で同国西部のキンシャサから南部のルブンバシに向かって飛行していたロシア製イリューシン76型機の貨物ドアが突然開き、乗客が機外に吸い出される事故が起きた。
9日のBBCは、120人以上が死亡した恐れがあると報じた。(ロイター) - 2003年5 月8 日
ボーイング社の中国現地法人は、上海に中国最大の航空機の機体改造工場を建設することで中国側と合意した。総工費は約1億ドル(約120億円)で、05年の操業開始を予定している。
- 2003年5 月8 日
ハネウエル社は、米国の連邦航空局と、衛星ベースの新規精密入・着陸システム、ローカルエリア・オーグメンテーション・システム(LAAS)の開発、製造、空港配備、訓練、支援を提供する契約を結んだと発表した。
- 2003年5 月9 日
世界で初めて小惑星から岩石のかけらを採取して地球に持ち帰る小惑星探査機「ミュ ーゼスC」を、文部科学省宇宙科学研究所が午後1時29分、鹿児島県内之浦町の鹿児島宇宙空間観測所から大型固体燃料ロケットM5、5号機で打ち上げた。軌道投入成功 を受け、探査機は、「はやぶさ」と命名された。
- 2003年5 月9 日
日本エアシステム MD-90-30型JA8029が16時00分羽田空港を離陸し上昇中、茨城県北相馬郡守谷町付近の上空高度約4,000メートルで第2エンジンの発電機に不具合が発生したため引き返し、16時49分同空港に着陸した。
- 2003年5 月10 日
JR西日本03年3月期連結決算は、営業収益が前期比2.1%減の1兆1665億円、営業利益は同4.2%増の1226億円、最終(当期)利益は同8.5%減の416億円だった。
- 2003年5 月12 日
ユー・エス・エアウェイズはボンバルディア社のCRJ200とブラジルエンブラエル社のERJ170を確定発注170機とオプション380機分を契約した。CRJ200型機は子会社のビ ー・エス・エー航空に、ERJ170はミッドアトランティック航空に引き渡される。
- 2003年5 月12 日
米連邦航空局は民間旅客機の乗客1人当たりの見積もり重量を180ポンド(約81キロ) から10ポンド(約4.5キロ)増量し、190ポンドに、預け入れ荷物の見積もり重量も25ポンから30ポンドに増やすよう基準を見直した。
- 2003年5 月13 日
フランスの各労働組合は湿融年金制度の改変に反対し、全土で全面ストに突入した。
- 2003年5 月14 日
6月に米アラスカ州で行う日米共同訓練「コーブサンダー」 への移動時に計画されている米軍の空中給油機から空自戦闘機への給油訓練の予備訓練状況を報道陣に公開 した。
- 2003年5 月14 日
スカイマークエアラインズは羽田=鹿児島線など就航している国内4路線で、 大手各社が値上げする夏の繁忙期(8月1日~20日)に普通運賃を値上げせず、通常期のままに維持すると発表した。
- 2003年5 月14 日
香港のキャセイ・パシフィック航空は平年の同期であれば3万3千人を超えている1日の旅客数が、過去数日ではその5分の1以下となる、6千人以下に落ち込んでいることを明らかにした。
- 2003年5 月16 日
日本航空システム今年3月期連結決算では国際線収入が伸びて売上高が2.6%増の2兆834億円、純利益が116億円と黒字転換した。
- 2003年5 月17 日
台湾の衛生(衛生省)は午後、日本への観光ツアー(8日-13日)から戻った後で隔離されていた台湾人の男性医師(26)について、新型肺炎の感染が確認されたと発表した。
- 2003年5 月17 日
防衛庁が海上自衛隊大村航空基地の拡張を計画していることが分かった。同基地沿いの大村湾を約10万6000平方メートル埋め立てて敷地を確保する計画で、環境影響評価のための事前調査費を2003年度予算に計上。地元漁協も事前調査実施に同意し ている。
- 2003年5 月17 日
政府、りそな銀行の経営危機で、公的資金約2兆円を投入、実質国有化。
- 2003年5 月18 日
厚生労働省は台湾人医師が帰路に利用した日本アジア航空便に同乗した日本人乗客9人は、全員健康に異常がなかったと発表した。
- 2003年5 月18 日
鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で全国の海上、陸上、航空自衛隊機などが操縦技術を披露する航空ショー「2003エアーメモリアルinかのや」が開催された。
- 2003年5 月19 日
富士重工は2010年をにらんだ長期計画の一環として小型ジェット旅客機の自社開発を行い、航空宇宙事業を現在の600億円から2000億円規模に引き上げる方針。実現すれば77年に型式証明を取得した「FA-300」以来の全機開発となる。
- 2003年5 月20 日
「ジェイ・エア」は6月1日から、花巻=伊丹(大阪)線の1日1往復を新たに運航する。花巻=伊丹(大阪)線は、日本エアシステム(JAS)の2便を含めて1日3往復となる。
- 2003年5 月21 日
山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で、同基地所属のU36A訓練支援機がタッチ・アンド・ゴー訓練中、横転して炎上し4人が死亡した。
- 2003年5 月22 日
静止気象衛星「ひまわり5号」が22日、最後の画像撮影を終え、観測業務の現役を退いた。
- 2003年5 月23 日
国際航空運送協会(IATA)は新型肺炎とイラクでの戦争の影響で、4月の世界の航空 旅客が前年比、19%減少したことを明らかにした。
- 2003年5 月23 日
小泉首相はブッシュ米大統領との首脳会談で、米軍横田基地について、民間航空機も使用できる軍民共用化を検討するよう要請した。 大統領も検討を約束し、今後、日米 事務当局で協議することで一致した。
- 2003年5 月25 日
航空自衛隊静浜基地で「静浜基地航空祭」が開かれ、過去最高の10万1000人の観客でにぎわった。
- 2003年5 月26 日
宮城県北部地震、岩手、宮城両県で震度6弱観測、鉄道、高速道路マヒ。
- 2003年5 月26 日
陸海空各自衛隊は宮城県北部地震の被害状況などを把握するため災害派遣(自主派遣)として、航空機やヘリなど計18機を現場に派遣した。
- 2003年5 月26 日
午前4時45分頃、アフガニスタン・カブール発トルコ・トラブゾン経由スペイン・サラゴサ行き、Ukrainian-Mediterranean Airlines(本社:ウクライナ)4230便ヤコブレフYak-42D(UR-42352)が、トルコ・トラブゾンに着陸進入中にトラブゾン空港の南方40Km地点のMacka近郊の険しい山腹に墜落した。この事故で乗員13名、乗客62名、計75名全員が死亡した。
- 2003年5 月26 日
世界保健機関はカナダのトロントを新型肺炎の「流行地域」に再び指定した。院内感染だけでなく、病院外の地域社会でも感染拡大が確認されたための措置。
- 2003年5 月27 日
独ルフトハンザ航空は機内インターネットサービスの04年初頭開始に向け米Boeingと最終合意に達したことを明らかにした。
- 2003年5 月27 日
ベルギー、英国、フランス、ドイツ、ルクセンブルク、スペイン、トルコの欧州7カ国は、エアバス製の軍用輸送機A400M180機(総額約200億ユーロ)を購入する契約を締結した。(ロイター)
- 2003年5 月28 日
宇宙科学研究所はM5ロケットで今月9日に打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」に搭載したイオンエンジンの着火試験に成功したと発表した。
- 2003年5 月28 日
科学技術・学術審議会は研究開発長期計画で30-50人席純国産旅客ジェット機を09年度までに開発することが決まった。 国産開発としては1962年に官民共同で完成させたプロペラ機「YS11」以来。開発費用500億円を官民で折半する。
- 2003年5 月28 日
米空軍がアラスカで行う演習「コープサンダー」に参加するため、 航空自衛隊第2航空団所属のF15戦闘機6機が28日朝、千歳基地を出発した。米本土での演習に、自衛隊の戦闘機が加わるのは初めて。移動の間と訓練中には米軍機からの空中給油を受ける。
- 2003年5 月30 日
台風4号の影響で、航空各社は羽田発宮崎行き全日空609便など、九州地方の発着便を中心に102便を欠航させた。
- 2003年5 月30 日
無人宇宙実験システム研究開発機構は宇宙空間を飛行中の人工衛星「USERS」から、軌道上で作った世界最大の超電導材料を搭載した実験カプセルを分離し、約2時間後の午前6時22分、小笠原諸島・南鳥島の南西約380キロの太平洋上に着水させた。
- 2003年5 月30 日
ハリアーGR9垂直離着陸攻撃機初飛行。
- 2003年5 月30 日
エールフランスの超音速旅客機コンコルド、最後のニューヨーク便がパリ郊外シャルル・ドゴール空港を飛び立ち、ニューヨークのケネディ国際空港に到着した。31日に折り返しパリに戻る便をもって、 同社のコンコルド運航は27年間の歴史に幕を下ろす。
- 2003年5 月31 日
日本航空、7月から全社員対象に一時休職者を募集。
- 2003年5 月31 日
さよなら純国産機YS11 丘珠空港定期便から引退、エアーニッポンが同空港で記念式典を開いた。
- 2003年6 月1 日
羽田発福岡行き全日空245便B777(乗員10人、乗客129人)が、「機内に煙が出て、異臭がする」と連絡した後、広島空港に緊急着陸した。
- 2003年6 月2 日
需要の低迷から休止していたフィンランド航空の関西=ヘルシンキ線が3年ぶり再開され、2日午前、多くの観光客やビジネスマンを乗せて再開第1便が関西空港から飛び立 った。
- 2003年6 月2 日
欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」を載せたロシアのソユーズ ロケットが2日夜、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。