2000
- 2002年10 月18 日
米国航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「アトランティス号」は、フロリダ州NASAケネディ宇宙センターに無事帰還。
- 2002年10 月18 日
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所は赤道直下のキリバス共和国クリスマス島で高速飛行実証機(日本版無人スペースシャトル)の離着陸実験に成功。
- 2002年10 月24 日
スカイマークエアラインズの井手社長は25日の記者会見で、2003年4月25日から東京(羽田)=青森線、=徳島線への参入を正式に発表した。両路線とも全日空から引き継ぐ。
- 2002年10 月29 日
国土交通省航空局は操縦室内の音声を記録する、コックピット・ボイスレコーダー(CVR)の記録時間を、これまでの30分から2時間に延ばすなどの省令改正を行う方針を決めた。
- 2002年10 月30 日
ロシア・ソユーズロケットで(国際宇宙ステーションへのソユーズ宇宙船交換ミッション(5S)をバイコヌール宇宙基地(カザフスタン共和国)から打上げた。
- 2002年11 月6 日
民事再生法手続き中の北海道国際航空(エア・ドゥ)の再生計画案が6日午前債権者集会で可決され、東京地方裁判所は再生計画を認可した。計画では、エア・ドゥが72億円の資本金を全額減資した後、全日空や北洋銀行、道内企業などから新たに20億~30億円の増資を目指すとしている。
- 2002年11 月6 日
ドイツ・ベルリン発ルクセンブルグ・フィンデル行きルクスエアー9642便(ルフトハンザ・ドイツ航空との共同運航便)フォッカーF-50 (LX-LGB)がフィンデル国際空港に最終進入中、空港から約5kmの牧草地に墜落した。乗員2名、乗客18名、計20名が死亡。
- 2002年11 月7 日
ラスベガスを拠点とする米ナショナル航空が6日で運航を停止、経営破綻した。
- 2002年11 月9 日
11月9、10日行われたスカイレジャージャパン‘02イン都城。好天に恵まれ来場した6万人が、華麗なる曲技飛行に酔いしれた。
- 2002年11 月11 日
三菱重工業の日本初の国産ヘリコプター「MH2000」が来年度中に商用飛行を再開する見通し。2000年秋の墜落事故で商用飛行を停止していたが、三菱重工は欠陥部分を改修して今年5月に新たな型式証明を取得。遊覧飛行などで現場復帰できるメドが立った。
- 2002年11 月11 日
レキオス航空、航空事業許可申請を提出。羽田=那覇線B767-300ER型機を導入し日2往復4便の運航を計画。
- 2002年11 月14 日
ボンバルディア・エアロスペース社はCRJ900が米連邦航空局(FAA)の型式証明を得たと発表。
- 2002年11 月23 日
米国航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「エンデバー号」(国際宇宙ステーション(ISS)組立ミッション)を、フロリダ州NASAケネディ宇宙センターより打上げた。
- 2002年11 月25 日
全日空が、現在8便(往復)就航している羽田=伊丹線を、12月10往復に増やし、来年2 月1日から11便体制に増便することが明らかになった。
- 2002年11 月25 日
オーストラリアのカンタス航空は、経営危機のため国有化されたニュージーランドのニュージーランド航空(ANZ)の株式22.5%を取得してニュージーランド航空と提携することで合意。
- 2002年11 月26 日
中国が今年8月最新鋭国産戦闘機F10を南京軍管区内に実戦配備したことをカナダの民間軍事研究所が明らかにした、台湾海峡制空権狙う。
- 2002年11 月28 日
ケニア南部のモンパサ空港を離陸した直後のイスラエルのアルキア航空機に向け、2 発の地対空ミサイル(SAM)が発射されたが、直撃を免れた。
- 2002年11 月28 日
韓国航空宇宙研究院は、忠清南道(チュンチョンナムド)西海岸から初の国産液体推ロケットKSRⅢを打上げた。
- 2002年11 月29 日
日本航空システム傘下の日本エアシステムは03年2月に東京(羽田)=大阪(関西)線を減便し、東京(羽田)=大阪(伊丹)線を増便する計画を明らかにした。
- 2002年12 月1 日
東北新幹線盛岡=八戸(青森県)が開業した。最新型車両「はやて」が東京=八戸(631.9キロ)を今までより37分早い最速2時間56分で結ぶ。
- 2002年12 月4 日
米連邦政府の航空輸送安定化委員会は4日、深刻な経営危機に直面している米航空2 位ユナイテッド航空の持ち株会社UALが申請していた総額18億ドル(約2,200億円)の債務保証を拒否したと発表した。
- 2002年12 月4 日
国土交通省の交通政策審議会の航空分科会は、新東京(成田)、関西と中部の三国際空港を夫々単独で民営化することを盛り込んだ最終答申案をまとめた。
- 2002年12 月5 日
仙台空港とJR東北線名取駅とを結ぶ、仙台空港アクセス鉄道の着工式が、仙台空港駅(仮称)の駅舎建設予定地で行われた。
- 2002年12 月6 日
独立行政法人宇宙航空研究開発機構法が成立した。これにより宇宙開発事業団(NASDA)、宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)の宇宙三機関が統合されることが正式に決まった。
- 2002年12 月7 日
5月に中国大連市沖で起きた旅客機墜落事故で、中国政府の事故調査委員会は「乗客の放火による破壊事件」と断定した。
- 2002年12 月7 日
建設中の国際宇宙ステーションに交代要員などを運んだ米スペースシャトル「エンデバー」は米東部時間7日午後2時37分(日本時間8日午前4時37分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターに帰還した。
- 2002年12 月9 日
日本航空システム傘下の日本航空と日本エアシステムは2003年1月10日から中国線で共同運航を実施すると発表した。日本エアシステムが運航している中国4都市(上海、広州、西安、昆明)と成田空港を結ぶ路線を対象とする。
- 2002年12 月9 日
経営危機に陥っていた米航空2位のユナイテッド航空、その持ち株会社のユー・エー・エル社、及び26の子会社は米国中部時間午前、イリノイ州の連邦破産裁判所に連邦破産法11条(会社更生法)の適用を申請した。同社の資産は241億ドル(約3兆円)。負債総額は228億ドル(約2兆8000億円)とみられ、米航空業界では最大の経営破綻(はたん)。
- 2002年12 月11 日
アリアンスペース社が仏領ギアナから打上げられたアリアン5増強型は、約3分後に制御不能に陥り、積んでいた通信衛星2機もろとも大西洋に墜落し、打ち上げに失敗し た。
- 2002年12 月13 日
国土交通省は、航空機衝突防止装置や最新の飛行記録装置などの搭載を義務づける航空法施行規則の一部改正についての省令を公布した。
- 2002年12 月14 日
宇宙開発事業団は種子島宇宙センターから主力ロケット「H2A」4号機を打上げた。主目的の環境観測技術衛星「ADEOS2」(「みどり2」と命名)、豪州の小型科学衛星「FedSat」など小型副衛星3基を順次、予定軌道に投入。
- 2002年12 月15 日
スカイマークエアラインズ第6期の決算によると、売上高は対前年同期比14.3%増の154億100万円、営業利益は10億7200万円の赤字(前期は8億3900万円の赤字)となり、当期純損失は10億9000万円(前期は9億8800万円の赤字)、累積損失が112億2590万5000円。
- 2002年12 月16 日
エアバスA340-500、JAAから型式証明取得、来年初頭には初号機引渡す予定。
- 2002年12 月18 日
三菱重工業は記者会見で、ボーイング社からB747型機の中央の生産を受注したことを明らかにした。2004年にも生産を開始する。
- 2002年12 月18 日
扇千景国土交通大臣と塩川正十郎財務大臣は関西国際空港について、2本目の滑走路を2007年までに用地造成するもの、供用開始時期は需要動向を見て別途検討する こと、有利子負債の確実な償還のために、新たに補給金制度を設けること等を盛り込んだ覚書を締結した。
- 2002年12 月20 日
ボーイング社はソニッククルーザーの開発を中止し、代わりに250席クラス新型機の従来より20%燃料効率がよい超高効率機(SAE:Super Efficient Airplane)を開発すると発表した。
- 2002年12 月22 日
石川島播磨重工業などが参加する日本初の官民合同ロケット開発となる中小型商業ロケット「ギャラクシーエクスプレス」(GX)計画が、来年1月にも国の承認を得てスタートする。
- 2002年12 月26 日
日本航空は2003年2月に福岡=上海線の開設を国土交通省に申請した。1月中に認可の見通しで、B767型機で月曜日と金曜日を除く週5往復運航する。
- 2002年12 月26 日
全日空が来年4月から国内普通運賃を平均5%値上げする方針を決めた。
- 2002年12 月26 日
羽田空港を利用した年間国内旅客数が、国内空港としては初めて6,000万人を超える見込みとなり、26日、記念式典が行われた。
- 2002年12 月30 日
経済産業省はYS11型機以来となる国産の旅客機開発に、三菱重工業などと官民共同で乗り出す方針を固めた。30~50席級の小型ジェット旅客機で、燃料消費の少ない高性能機をめざす。
- 2002年12 月30 日
中国は甘粛省酒泉衛星発射センターから中国の無人試験機「神舟4号」を長征2Fロケ ットで打ち上げに成功。
- 2003年1 月4 日
釧路空港で北海道エアシステム6253便のSAAB340 JA03HC(乗客乗員7人)が滑走路で停止できず滑走路(2500メートル)を左に約9メートルそれ、草地の雪の中で停止した。
- 2003年1 月5 日
イスラエル軍はテルアビブ郊外のパルマヒム空軍基地から地中海に向けて弾道ミサイル迎撃システム「アロー2」の迎撃体を発射、複数ミサイルの一斉飛来を想定した性能実験に成功した。
- 2003年1 月7 日
全日空と米国のユナイテッド航空は同国内での共同運航を今月25日から現在の倍の70路線に広げると発表した。新たに共同運航するのはワシントンを起点とし、デトロイトなどに乗入れる33路線で、便数は合計週231往復。
- 2003年1 月8 日
ノースカロライナ州のシャーロット・ダグラス国際空港国際空港で8日朝、USエアウェイズ・エクスプレス(運航はエア・ミッドウエスト)5481便ビーチ1900D(N233YV)が離陸に失敗し墜落、炎上した、21人全員が死亡。
- 2003年1 月8 日
トルコ航空の国内便旅客機BAEシステムズ製RJ100型が8日夜、ディヤルバクル空港に着陸しようとした際、空港内に墜落した。72人死亡。
- 2003年1 月9 日
経営再建中の北海道国際航空(エア・ドゥ)は9日までに、石子彭培(みちます)社長の後任として、国土交通省OBで航空局長を歴任した日本観光協会理事長の滝沢進氏(58)を内定した。
- 2003年1 月9 日
ベルー・リマ発同国チクラヨ経由同国チャチャポヤス行きTANSベルー航空222便フォ ッカーF-28-1000(OB-1396)が、チャチャポヤスへ着陸進入中に空港から約16km北方の山岳地帯に墜落した。乗員、乗客46名全員が死亡。
- 2003年1 月10 日
文部科学省宇宙科学研究所は、昨年2月に高速再突入実験機 「DASH」がH2Aロケットとの分離に失敗した件で、メーカーのNECに損害賠償の請求を始めた。
- 2003年1 月10 日
カンタス航空は昨年12月にエアバス社から新たに受領したA330-200型をツールーズからメルボルンまでの約1万7000キロを移送した際、 無着陸飛行の記録を更新したことを明らかにした。
- 2003年1 月14 日
ジェイエア、 CRJ200型機5・6号機を来年度導入することにより03年4月から伊丹=山形、6月から伊丹=花巻新路線を開設。
- 2003年1 月14 日
スカイマークエアラインズは国土交通省が2003年度から空港着陸料を値上げすることに関連し、値上げ分を4月以降の運賃に転嫁しない方針を決めた。
- 2003年1 月15 日
ボーイング社とルフトハンザドイツ航空は共同で機内でもオフィス並みの高速インターネット通信が可能なサービスを始めた。フランクフルト=ワシントン間の路線が対象で利用料は無料としている。
- 2003年1 月16 日
米航空宇宙局(NASA)は米東部時間、フロリダ州のケネディ宇宙センターから、スペ ースシャトル「コロンビア」を打上げた。
- 2003年1 月16 日
昨年7月に次世代超音速旅客機(SST)の実験機打ち上げに失敗したことで、航空宇宙技術研究所は、ロケットと実験機を製造した三菱重工業に損害賠償請求や実験のやり直しを含めて近く同社と協議に入ることを明らかにした。
- 2003年1 月17 日
デルタ航空、ノースウエスト航空、コンチネンタル航空の米国大手3社が昨年8月に申請した共同運航を含む業務提携に対し、米国運輸省は一部条件付きで承認する判断を下した。
- 2003年1 月17 日
米航空宇宙局(NASA)オキーフ長官は米誌との単独会見のなかで、火星への有人飛行に向け、世界初の原子力ロケットの開発に着手する方針を明らかにした。
- 2003年1 月17 日
日本エアシステムが1日2往復運航している山形=大阪便について、日本航空システ ムが、4月から「 ジェイエア」に移管し、中型機から小型機(50座席)に代えて運航する計画を県に打診。
- 2003年1 月17 日
谷本石川県知事は03年7月に開港する能登空港へ既に1便の就航を決めているエアーニッポンに県の搭乗率保証により1年間の期限付きで2便目(羽田=能登、乗客126人乗り)を就航させる方針を決めたと発表した。
- 2003年1 月17 日
国土交通省は旅客機内での喫煙や、禁止されている携帯電話など電子機器の使用と いった迷惑行為をやめない乗客に、50万円以下の罰金を科すよう航空法を改正し、20 日からの通常国会に提出する。
- 2003年1 月20 日
宇宙開発事業団は20日、昨年12月に打上げた大型の地球観測衛星「みどり2」から、初の観測画像を受け取ることに成功した。
- 2003年1 月20 日
日本航空システム(JAL)は20日、伊丹空港などの着陸料の引き上げを転嫁して普通運賃と営業割引運賃を6月1日から値上げすると発表した。
- 2003年1 月20 日
小松発福岡行きのエアーニッポン747便ボーイング737(乗客乗員66人)で、客室気圧の異常を示す表示が出たため、目的地を変更して関西空港に着陸した。
- 2003年1 月21 日
4月1日から就航する日本エアシステム(JAS)山形=東京便について山形空港利用拡大推進協議会(会長・吉村和夫山形市長)は、同便の年間収支が赤字になった場合、2億円を上限にJASへ欠損金として補てんする運航支援策を決めた。
- 2003年1 月21 日
東京入管成田空港支局は2002年の同空港の出入国者数が前年比で12%増え、約2450万6000人と過去最高になったと発表した。
- 2003年1 月22 日
アメリカン航空の持ち株会社エー・エム・アール社は2002年第4四半期の最終損益で5億2,900万ドルの赤字になり、通年では業界記録となる35億ドルの赤字になったことを明らかにした。
- 2003年1 月23 日
日本航空グループは2003年度から羽田と福岡、札幌などを結ぶ主な幹線をすべて「JAL」便に統一する方針を固めた。
- 2003年1 月24 日
日本航空グループは24日、4月から東京=秋田間を1便増やして1日4便にすると発表した。東京便は全日空の1日4便と合わせ計8便となる。
- 2003年1 月25 日
民事再生手続き中の北海道国際航空(エア・ドゥ)は02年9月中間決算を発表した。売上高は競争の激化で前年同期比3.2%減の60億4,800百万円、経常損失は、前年同期の11億9,800万円から8億2,400万円に赤字幅を圧縮した。
- 2003年1 月26 日
中華航空のチャーター便ボーイング747型機が、上海の浦東国際空港に到着し約半世 |紀ぶりの中国乗り入れとなった。
- 2003年1 月27 日
国際航空運送協会(IATA)のビシニャーニ事務局長は扇千景国土交通相に対し、新東京国際空港公団の民営化に当たって「適正な着陸料」の実現などを求めた書簡を送ったと発表した。
- 2003年1 月27 日
エアージャパン908便(乗客92人・乗員10人)ボーイング767-300型機が成田空港に着陸した際70メートル先の緑地帯までオーバーランして停止した。
- 2003年1 月27 日
スカイマークエアラインズは井手隆司社長(49) 代表権のない副会長に退き、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ出身の井上雅之販売統括本部長(41)が社長に昇格する人事を発表した。
- 2003年1 月28 日
全日空の大橋洋治社長は定例の記者会見で、全日空は日本航空システム(JAL)に追随し、着陸料引き上げを転嫁する運賃の値上げ時期を6月に延期することを明らか にした。
- 2003年1 月29 日
関西国際空港会社は01年4月から実施している着陸料値下げを03年4月以降も継続する方針を明らかにした。
- 2003年1 月29 日
扇国土交通大臣は29日の参院予算委員会で、 改めて伊丹の大阪国際空港を廃止すべきだとの考えを示した。
- 2003年1 月29 日
エアー北海道(ADK)が運航する利尻・礼文両島=稚内間の定期航路について、関係自治体などでつくる道北離島航空路線協議会は3月末での休止を了承した。
- 2003年1 月30 日
昨年の空港の旅客数は、関西空港が前年より10%減って1737万人まで落ち込み、開港以来初めて大阪空港(伊丹空港)を下回ったのに対し、成田空港は前年を15%上回って過去最多の2908万人に達した。
- 2003年1 月30 日
那覇発石垣行きの日本トランスオーシャン航空(JTA)605便ボーイング737型機が30日午前、那覇空港を離陸後にエアコンの不具合を示す警告灯が点灯し、2度にわたって同空港に引き返すトラブルがあった。
- 2003年1 月30 日
日本航空システム(JAL)は4月から、傘下の日本航空、日本エアシステムが別々に行 っている国内貨物事業を一元化する。
- 2003年1 月30 日
ユナイテッド航空の持ち株会社ユー・エー・エル社は2002年第4四半期の業績が最終損益で14億7千万ドルの赤字だったことを明らかにした。2002年通年の業績は、最終損益で32億ドルの赤字となった。
- 2003年1 月30 日
ライアンエアはボーイング社に対して新たにB737-800型22機を確定発注、78機をオブ ション契約したことを明らかにした。
- 2003年2 月1 日
日本航空の福岡=上海便が就航。当面週5便、4月からは毎日運航となる予定。
- 2003年2 月1 日
米スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で、米航空宇宙局(NASA)は、事故原因の究明に向けて航空事故調査などを手掛ける米運輸安全委員会(NTSB)の支援を要請した。NTSBでは、要請を受けて調査官5人を指名した。
- 2003年2 月1 日
日本エアコミューター(JAC)は国産旅客機YS11の後継機、カナダ・ボンバルディア社製の双発プロペラ機DHC8-400(通称Q400)を鹿児島= 大阪(伊丹)線、大阪(伊丹)=出雲線に就航させた。
- 2003年2 月1 日
経営再建中の北海道国際航空は全日空との共同運航(コードシェア)を始めた。同じ便で全日空の乗客は4500円割高になる。
- 2003年2 月1 日
イスラエル人宇宙飛行士ら7人を乗せた米スペースシャトル「コロンビア」が、米東部時間1日午前9時(日本時間同午後11時)ごろ、大気圏突入中にテキサス州上空で空中分解、7人全員が死亡した
- 2003年2 月2 日
米航空宇宙局(NASA)当局者は空中分解したスペースシャトル「コロンビア」の乗組員7人全員の遺体を発見したと発表した。
- 2003年2 月3 日
米航空宇宙局(NASA)は2004会計年度(03年10月から04年9月)予算の詳細を発表し、スペースシャトル関連支出が39億7400万ドル(約4800億円)と、前年度比23.9%増額されたことを明らかにした。
- 2003年2 月3 日
スペースシャトルの安全面について警告していた安全諮問委員会の委員9人のうち5人を米航空宇宙局(NASA)が解任していたと報じた。
- 2003年2 月4 日
政府は空港整備法を一部改正する法案を国会に提出、これにより来年度計画の広島空港 、青森空港のCATⅢの設置費用負担が100%国の負担だったものが一部県負担となる。
- 2003年2 月4 日
スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で死亡した宇宙飛行士7人の追悼式がテキサス州ヒューストンにある米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターで行われた。
- 2003年2 月4 日
航空世界最大手のアメリカン航空は年間18億ドル(約2160億円)の人件費削減策を労働組合側に提示したと発表した。
- 2003年2 月5 日
米国の連邦航空局(FAA)は昨年台湾海峡を飛行中のB747型機の機体が空中分解し墜落した中華航空機事故を受けて、米国で登録されている全てのB747型、254機を対象とする耐空性改善命令(AD)を出し、点検を命じた。
- 2003年2 月6 日
香港のキャセイパシフィック航空は、日本人客室乗務員102人を新規採用した。昨年12月の募集で3000人を上回る応募があり、最終面接の結果、男性13人を含む102人が合格した。
- 2003年2 月10 日
ロビンソン式R44Ⅱ型ヘリに型式証明。
- 2003年2 月10 日
エアバスはジェットブルー・エアウェイズがオプション発注分のA320、2機を確定発注に切り替える契約を交わしたと発表。
- 2003年2 月10 日
国際航空運送協会(IATA)は02年の国際線乗客数が前年比0.06%の微増にとどまっ たと発表した。長引く不況やテロの影響によるものだが、03年については「軍事的衝突がなければ」という条件付きで、6.4%の増加を見込んでいる。
- 2003年2 月12 日
宇宙開発事業団は国産の主力ロケット「H2A」を移管する三菱重工業と基本協定を締結したと発表した。03年度以降に契約される機体から、三菱重工業主体で製造し、打ち上げは同事業団が行う。