1990
- 1990年3 月30 日
日本航空,DC10後継機としてMD11機の導入決定。確定10機,オプション10機
- 1990年3 月30 日
エアシステム,YS11後継機としSAAB340B型機の導入決定。確定8機,オプション4機
- 1990年4 月1 日
大阪で国際花と緑の博覧会開幕(~9.30)
- 1990年4 月1 日
エアーニッポン,札幌~釧路線を運航開始
- 1990年4 月5 日
米NASA,高度15,000mのB-52母から「ペガサス」ロケットの初空中発射,衛星2基の軌道投入に成功
- 1990年4 月6 日
アシアナ航空,仙台~ソウル線を開設
- 1990年4 月7 日
中国,長征3号ロケットで,「アジアサット1号」を打ち上げ。中国初の商業衛星打ち上げ
- 1990年4 月13 日
三菱重工,川崎重工,富士重工の3重工が,B777型機開発プロジェクトへ参加決定
- 1990年4 月24 日
米NASA,スペースシャトル「ディスカバリー」を打ち上げ,「ハブル宇宙望遠鏡」(HST;約11トン)を高度約600kmの周回軌道に投入に成功。4.29 帰還(STS-31;5日1時間16分)
- 1990年4 月25 日
前橋検察審査会 JA8119号事故(1985.8.12)の刑事処分について決議 「日本航空・ボーイング社関係者の4名は不起訴不当」とする旨の議決
- 1990年4 月27 日
B727型機,全日空806便(山形~羽田)を最後に日本から引退
- 1990年4 月27 日
㈱日本無重量総合研究所(MGLAB),設立(岐阜県土岐市)
- 1990年4 月28 日
運輸省,航空3社による国内旅行割引運賃の拡充を認可
- 1990年5 月1 日
㈶中部空港調査会,中部新国際空港の基本構想を策定
- 1990年5 月1 日
フィリピン空軍,領空通行許可期限切れの日本貨物航空B747型機を強制着陸させる
- 1990年5 月11 日
マニラ空港で,フィリピン航空国内線B737型機が,離陸直前に爆発炎上。乗員・乗客 119人のうち7人以上死亡。80人以上が負傷
- 1990年5 月14 日
有人宇宙システム㈱(JAMSS),設立
- 1990年5 月15 日
運輸省,日米航空交渉で決定した日米間路線権益と成田空港発着枠を,全日空に二 ューヨーク線週5便,日本航空にワシントン線週3便,エアシステムにホノルル線週2便として配分
- 1990年5 月18 日
米FAA,米国の航空会社に対しB727・737・747の経年機について点検修理を勧告
- 1990年5 月20 日
米NASA,ハブル宇宙望遠鏡(HST)から撮った初の天文写真を公開
- 1990年5 月24 日
日本航空,B747-400型機を54機(確定20機,オプション34機)追加発注
- 1990年5 月28 日
運輸省,大韓航空のソウル~鹿児島線を認可
- 1990年5 月31 日
ソ連,材料実験モジュール「クリスタル」を打ち上げ。6.10 「ミール」とドッキング成功
- 1990年6 月1 日
航空3社,合計27路線の国内航空運賃の値下げ実施。南北格差是正を踏まえたもの
- 1990年6 月12 日
日米専門家会議,日本の非研究開発衛星の公開調達の手続きについて合意(スーパ ー301条)
- 1990年6 月13 日
日本貨物航空,成田~ソウル線を運航開始
- 1990年6 月15 日
オリックス社,A320-200型機を74機購入し航空機オペレーティングリース市場へ参入
- 1990年6 月15 日
全日空,大阪~函館線の運航再開。1972.9 より運休していたもの
- 1990年6 月15 日
米包括貿易法「スーパー301条」に基く日米交渉の結果,日本衛星の調達については,オープン,透明から内外無差別の手続きで行うことで合意
- 1990年6 月17 日
ギリシャ国営オリンピック航空,バンコク経由アテネ~成田線を開設
- 1990年6 月29 日
全日空,国際チャーター専用会社「ワールドエアネットワーク」設立
- 1990年7 月2 日
コンチネンタル・ミクロネシア航空,札幌~サイパン/グアム線を開設
- 1990年7 月3 日
コンチネンタル航空,成田~ ホノルル線を開設
- 1990年7 月5 日
㈱ロケットシステム(RSC),設立
- 1990年7 月9 日
コンチネンタル・ミクロネシア航空,仙台~サイパン/グアム線を開設
- 1990年7 月9 日
鳥取空港,2,000メートル滑走路供用開始
- 1990年7 月12 日
前橋地検,JA8119号事故(1985.8.12)で,前橋検察審査会が不起訴不当としていたボ ーイング関係者2名,日航関係者2名に対し,再度不起訴を裁定
- 1990年7 月16 日
中国,パキスタン実験衛星「BADA-1」(52kg)を長征2Eロケット1号機で打ち上げ
- 1990年7 月20 日
日本航空,イベリア航空は共同運航でモスクワ経由成田~マドリッド線を運航開始
- 1990年7 月21 日
日本航空,羽田~広島線を運航開始
- 1990年7 月21 日
天皇皇后両陛下, 青森県で開催の「第10回全国豊かな海づくり大会」出席に,エアシステム特別機利用
- 1990年7 月24 日
ガルーダ・インドネシア航空,福岡~デンパサール線を開設
- 1990年7 月28 日
エアーニッポン,羽田~中標津線を運航開始
- 1990年8 月1 日
エアーニッポン,札幌(千歳)~紋別線を運航開始
- 1990年8 月2 日
全日空,共同運航の成田~ストックホルム線に直行便を運航開始
- 1990年8 月2 日
イラク軍,クェート侵攻
- 1990年8 月7 日
運輸省,日本貨物航空が申請していた成田~シカゴ線の路線開設を認可
- 1990年8 月11 日
運輸省,モンゴル国営航空申請の新潟~ウランバートル間のチャーター運航を認可
- 1990年8 月14 日
日本航空,国内線全席禁煙路線の拡大発表
- 1990年8 月28 日
運輸省 日本航空 全日空,日本貨物航空及び日本船主協会に対し,中東貢献策とし て物資輸送に関する協力を要請
- 1990年8 月28 日
宇宙開発事業団,H-Ⅰロケット7号機で,放送衛星(BS-3a)を打ち上げ,「ゆり3号a」と命名。10.16 静止化
- 1990年9 月1 日
日本航空,運輸省の要請をうけ,イラク在留邦人救援機をヨルダンのアンマンに向けて運航
- 1990年9 月4 日
太陽電池動力機「タンポポ」号,ノースカロライナ州キティホーク近郊に着陸して北米大陸横断飛行成功。3,945kmを22日間,122時間で飛行
- 1990年9 月5 日
ブッシュ米大統領, 米国の民間宇宙活動促進を示す「新商業宇宙打ち上げ政策」を発表
- 1990年9 月7 日
第20回クラシカル(アキュレシー)落下傘世界選手権,ユーゴスラビア・ブレッドで開催(~9.16)
- 1990年9 月19 日
全日空,国際移住機構(IMO)の要請により,ヨルダンの首都アンマンに向けた難民救援チャーター便を運航
- 1990年9 月19 日
UTAフランス航空DC10型機,アフリカ・ニジェール領内の砂漠に墜落,乗客乗員171人全員死亡
- 1990年9 月24 日
日本航空,初の平壌直行チャーター便運航
- 1990年9 月27 日
旭化成が阪急航空にチャーターしている宮崎空港発延岡行きヘリコプターが墜落,乗客乗員10人全員死亡
- 1990年10 月1 日
日本エアコミューター,鹿児島~種子島線を運航開始
- 1990年10 月3 日
東西ドイツ統一,ドイツ連邦共和国発足
- 1990年10 月4 日
日本航空,アンマンに向けて難民救援チャーター第2便を運航
- 1990年10 月4 日
米ボーイング社の労組加入の5万8千人,賃上げをめぐりストライキに突入
- 1990年10 月4 日
全日空,成田~パリ線を開設。同社の定期国際路線は13路線15都市に拡大
- 1990年10 月5 日
運輸省,ヘリコプター事故の続く朝日航洋に対し業務改善勧告
- 1990年10 月5 日
日本航空,国際チャーター専用会社「ジャパン・エア・チャーター」設立
- 1990年10 月5 日
朝日航空,西瀬戸エアリンク撤退表明
- 1990年10 月6 日
スペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げ,6時間後に欧米共同の太陽極軌道探査機「ユリシーズ」を放出,10.10 帰還(STS-41;4日2時間10分)
- 1990年10 月8 日
日本航空,西瀬戸エアリンクの経営肩代りを決定
- 1990年10 月10 日
全日空,平壌直行チャーター便を初運航
- 1990年10 月12 日
アリアンスペース社,アリアン44L型ロケットで米商業通信衛星「SBS-6」と「ギャラクシ-6」2基を打ち上げ
- 1990年10 月15 日
米運輸省,ユナイテッド航空によるシカゴ~成田等,米航空5社に対し,米国~日本間6路線の開設を認可
- 1990年10 月22 日
岡山県笠岡市国営笠岡湾干拓地に,全国初の農道離着陸場(農道空港) が完成
- 1990年10 月23 日
戦後初の国産旅客機YS11型機,1962年の初飛行以来総飛行時間500万時間を達成
- 1990年10 月27 日
米議会,財政赤字削減を盛り込んだ財政調整法案を可決。宇宙ステーション計画予 算は削減され,スケジュール遅れは不可避に
- 1990年10 月28 日
全日空,サベナ航空との共同運航で成田~ブリュッセル線を運航開始
- 1990年10 月28 日
日本航空,キャセイ航空との共同運航で札幌~香港線を運航開始
- 1990年10 月30 日
日本航空,西瀬戸コミューターへの投入機材をJTスーパー31型機に決定
- 1990年10 月31 日
全日空 マレーシア航空との共同運航で名古屋~クアラルンプール線を運航開始
- 1990年11 月1 日
成田空港問題の解決を目指す第三者機関「地域振興連絡協議会」発足
- 1990年11 月2 日
エアーニッポン,長崎~沖縄線を運航開始
- 1990年11 月2 日
バングラディシュ航空,9年半振りに成田~ダッカ線の運航を再開
- 1990年11 月2 日
ソ連宇宙総局,12.2 打ち上げのソユーズ正クルーにTBS秋山豊寛を指名
- 1990年11 月5 日
全日空,日本貨物航空,中東貢献策の一環としての物資輸送チャーター便運航
- 1990年11 月6 日
新東京国際空港が,発着回数延べ100万回を達成。100万回目のフライトは,大韓航空002便
- 1990年11 月7 日
日本航空,イラク在留邦人輸送救援機を運航
- 1990年11 月10 日
タイ国際航空機がハイジャックされ,カルカッタ空港に強制着陸。 日本人11名を含む乗客は11日に全員無事解放
- 1990年11 月12 日
天皇陛下即位の礼
- 1990年11 月16 日
日本航空,名古屋~沖縄線を運航開始
- 1990年11 月19 日
運輸省,羽田空港発着時間の延長に伴う増便枠の3社配分を決定
- 1990年11 月21 日
バンコク発サムイ島(タイ)行バンコク航空のデハビランド・ダッシュ8-300型機が空港手前9kmの地点で墜落炎上,5邦人を含む乗客乗員38名全員死亡
- 1990年11 月22 日
サッチャー英首相辞任を表明
- 1990年12 月1 日
国際航空運賃,日本発5%,日本着は7%値上げ
- 1990年12 月2 日
TBS宇宙特派員の秋山豊寛と,ソ連のV.アファナシェフ,M.マナロフの3名を乗せた「ソユーズTM-11」宇宙船(7.15トン),バイコヌール基地から打ち上げ。12.7 秋山は地球に帰還
- 1990年12 月3 日
運輸省,大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)と大阪空港存続に係わる協定に調印
- 1990年12 月3 日
メトロポリタン空港で離陸前のノースウエスト航空デトロイト発ピッツバーグ行DC9型機(乗客乗員43人)と同航空メンフィス行B727型機(乗客乗員156人)の2機が衝突してが炎上,大破。8人死亡,21人負傷
- 1990年12 月3 日
コンチネンタル航空,経営不振から会社更生法の適用を申請
- 1990年12 月7 日
三菱重工,川崎重工,富士重工とボーイング社は,B777型機の共同開発に関する覚書に調印
- 1990年12 月8 日
日本航空,日本政府の要請に基づき,イラクからの邦人人質輸送のため,アンマンに向けて政府特別機を運航
- 1990年12 月10 日
エアーニッポン,大阪~高松線を運航開始