1980
- 1987年8 月3 日
群馬県大泉町の富士重工大泉工場にデモフライト中の同社FA200が墜落、女性記者ら搭乗の2人が死亡
- 1987年8 月5 日
中国、長征2号ロケットで、仏企業の微小重力実験装置を積んだ科学探査技術実験衛星(FSW-F9)を打ち上げ。8.10 回収
- 1987年8 月6 日
海上保安庁、長距離捜索救難機としてダッソー・ブレゲー社のファルコン900の導入を決める
- 1987年8 月7 日
日本航空の乗員編成会議、B747-400の運航乗務員編成について2名案と3名案の両論を併記して山地社長に答申
- 1987年8 月8 日
群馬県上野村と前橋営林局、同村御巣鷹の尾根を「鎮魂の森」として永久保存するための国有林払い下げ契約締結
- 1987年8 月10 日
ソ連の大型偵察衛星「コスモス1871号」(15トン、8.1 打ち上げ)、大気圏に再突入し、ハワイ・オアフ島の西約1、900kmの太平洋に落下
- 1987年8 月16 日
米ミシガン州デトロイト・メトロポリタン空港を離陸したノースウエスト航空のMD80が高速道路に衝突・炎上、乗客乗員152人と地上の5人が死亡
- 1987年8 月17 日
群馬県警特捜本部、日航ジャンボ機事故で日本航空本社ビル、日航メインテナンスセンターを業務上過失致死傷の疑いで家宅捜索
- 1987年8 月17 日
ポーランド国営航空LOT、イリューシン62の運航を無期限中止
- 1987年8 月25 日
運輸省、NTT株売却益の無利子融資を適用するコミューター空港建設に但馬、枕崎の2空港を決定
- 1987年8 月26 日
東亜国内航空、初の成田便に成田~パラオ間にチャーター便の運航
- 1987年8 月27 日
宇宙開発事業団、技術試験衛星V型(ETS-V)を搭載したH-Ⅰロケット試験機3号機で打ち上げ成功「きく5号」と命名
- 1987年9 月1 日
参議院内閣委員会で防衛庁の西広防衛局長、FS-Xの国産にはこだわらないことを表明
- 1987年9 月3 日
東亜国内航空、来年度以降鹿児島空港のYS11使用7路線を順次、日本エアコミュータに移管することを公表
- 1987年9 月4 日
日航法廃止法案が参議院で可決・成立
- 1987年9 月4 日
ソ連最高裁、モスクワ 「赤の広場」にセスナ機で着陸した西独のマチアス・ルストに自由はく奪4年の刑を言い渡す
- 1987年9 月9 日
文部省宇宙科学研究所、気象観測ロケットMT-135型47号機及び48号機を打ち上げ、観測に成功。鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げたロケットは累計300機に
- 1987年9 月14 日
運輸省、「海外旅行倍増計画」(テンミリオン計画)を正式に決定
- 1987年9 月19 日
日航ジャンボ機事故の「8.12日航機事故賠償交渉団」と日航・ボーイング社が交渉、過去の航空機事故の最高水準の慰謝料を適用することで合意
- 1987年9 月21 日
日本航空、B747-400の導入を正式決定
- 1987年10 月1 日
ソ連のユーリー・ロマネンコ飛行士が宇宙ステーション「ミール」で宇宙滞在237日の最長記録を更新
- 1987年10 月3 日
日米防衛首脳協議で、FS-XをF-15かF-16をベースにして日米共同開発することに合意
- 1987年10 月7 日
米国防総省とNASA、「新オリエント・エクスプレス」の開発企業にゼネラル・ダイナミックス社、マクドネル・ダグラス社、ロックウェル・インターナショナル社を決定
- 1987年10 月19 日
ニューヨーク株式市場で株価大暴落(ブラックマンデー)、22.6%の下落で史上最悪
- 1987年10 月20 日
東証平均株価、ニューヨーク株式市場の影響を受けて暴落。下落率14.9%で戦後最悪
- 1987年10 月20 日
マクドネル・ダグラス社、中国にロケット技術援助供与をすることを発表
- 1987年10 月21 日
防衛庁、FS-Xをゼネラル・ダイナミックス社のF-16をベースに日米共同開発することに正式決定
- 1987年10 月21 日
日本航空、B747-400の搭載エンジンをGE社製CF6-80C2に決定
- 1987年10 月22 日
政府購入の政府専用機はB747-400に決定
- 1987年10 月24 日
宇宙科学研究所、能代ロケット実験場で有翼飛翔体滑空飛行実験を行い、滑空に成功
- 1987年10 月25 日
ICAO、航空会社名の略号を2文字から3文字に変更
- 1987年10 月26 日
全日空、成田~シドニー線を運航開始
- 1987年10 月29 日
エイチ・エス・エス・ティがロンドン―ヒースロー空港間のアクセスとしてリニアモーター力を提案
- 1987年10 月29 日
米上院、飛行時間が1時間30分以内の国内線で喫煙を禁止する「機内禁煙法案」、また米国企業の参入を制限している国の企業が米政府の運輸関連の建設事業への参入を禁じる条項などを含める1988年会計年度の運輸支出権限法案の修正案を可決
- 1987年10 月31 日
群馬県警特捜本部、日航ジャンボ機事故で運輸省航空局などを家宅捜索
- 1987年11 月5 日
運輸省と防衛庁、自衛隊パイロットの民間への移籍で (1)年間15人以内、35歳以上 (2)民間側の事情で一方的に打ち切らない、などの覚書を交わす
- 1987年11 月6 日
竹下内閣発足
- 1987年11 月10 日
欧州宇宙機関(ESA)、13ヵ国閣僚会議を開いて2000年までの欧州宇宙計画(アリアン 5型ロケット、ヘルメス小型往還機、コロンブス実験棟)について合意
- 1987年11 月11 日
英国政府、英国航空とブリティッシュ・カレドニアン航空の合併を認可
- 1987年11 月15 日
コンチネンタル航空のDC-9離陸直後氷結により失速し、滑走路の右側に墜落乗客乗計28名が死亡
- 1987年11 月17 日
日本航空、臨時株主総会開催、民営化のための定款変更決定
- 1987年11 月17 日
米運輸省、フェデラル・エクスプレス社に日米間の国際宅配便を認可
- 1987年11 月18 日
日航法廃止法施行。日本航空、完全民営化
- 1987年11 月19 日
中国空軍ミグ19戦闘機が台湾の空軍基地に着陸、操縦士が亡命を求める
- 1987年11 月20 日
全日本民間労働組合連合会(連合)発足
- 1987年11 月28 日
南アフリカ航空の台北発ヨハネスブルグ行きB747がモーリシャス沖のインド洋上に墜落、邦人47人を含む乗客乗員160人全員死亡
- 1987年11 月29 日
大韓航空のバグダッド発ソウル行きB707(乗客乗員115人乗り)がビルマ付近のアンダマン海上空で消息を絶つ
- 1987年12 月9 日
ソ連Tu16Jバジャー電子偵察機が沖縄本島上空などで2回にわたって領空侵犯、スクランブルした航空自衛隊F4E戦闘機の警告を無視したため実弾の警告発砲を行う
- 1987年12 月10 日
利根川進、ノーベル医学生理学賞を受賞
- 1987年12 月17 日
日本航空、政府保有株売却完了
- 1987年12 月19 日
韓国交通省、消息を絶った大韓航空機(11.29)はビルマ近くのベンガル湾上空で空中爆発し、乗客乗員全員が死亡したものと推定されると公式発表
- 1987年12 月31 日
日本航空のDC8が退役
- 1988年1 月10 日
東亜国内航空の米子発大阪行きYS11(乗客48人、乗員4人)が離陸に失敗して滑走路 をオーバーラン、中海に突っ込む
- 1988年1 月19 日
中国民航の北京発重慶行きイリューシン18が重慶北方で墜落、邦人3人含む乗客乗 員108人全員が死亡
- 1988年1 月25 日
宇宙科学研究所、電離層観測用K-9M型ロケット80号機の打ち上げ
- 1988年1 月26 日
三菱重工業、M300の製造権を米ビーチクラフト社に譲渡
- 1988年1 月26 日
B737-400とB747-400の初号機がそれぞれロールアウト
- 1988年2 月1 日
日韓航空交渉、両国間の輸送力の50%増強などで合意 7月から新たに全日空、東 亜国内航空のソウル乗り入れも決まる
- 1988年2 月8 日
米空軍、SDIを宇宙空間でシュミレーションするためのデルタ・ロケットで「USA30」衛星を打ち上げ。2.9 人工衛星によるミサイルの探知追跡実験に成功
- 1988年2 月12 日
韓国交通省、錦湖グループに定期航空運送会社の事業免許を与えることを発表、同国における大韓航空の独占が崩れる
- 1988年2 月16 日
エール・フランス、同社が導入するB747-400は3人乗務と発表
- 1988年2 月19 日
宇宙開発事業団、H-Ⅰロケット3号機を使用して通信衛星3号(Ca-3a)の打ち上げに成功、「さくら3号a」と命名
- 1988年2 月23 日
全日空、1989年をメドに大阪~高松、大阪~高知線をエアーニッポンに移管することを発表
- 1988年2 月29 日
運輸省、東京都が申請していた東京ヘリポートの拡張計画を許可
- 1988年3 月7 日
三菱重工、T-2高等練習機の最終号機(96機目)を防衛庁に納入
- 1988年3 月11 日
新岡山空港開港
- 1988年3 月11 日
東亜国内航空、3 月期決算で初の配当を行うことを発表
- 1988年3 月13 日
世界最長の青函トンネルの開通。JR北海道の津軽海峡線全通。青函連絡船廃止
- 1988年3 月17 日
コロンビア国営アビアンカ航空のB727がベネズエラとの国境近くの山中に墜落、乗客 乗員137人全員死亡
- 1988年3 月17 日
東京ドーム(全天候型多目的スタジアム)落成
- 1988年3 月19 日
成田空港、利用客1億人を突破
- 1988年3 月23 日
STOL実験機「飛鳥」、短距離離着陸試験に成功(439m滑走)
- 1988年3 月25 日
ケニヤのサンマルコ射場から米国のスカウトロケットにより、伊、西独、米の共同上層大気研究衛星「サンマルコD」の打ち上げ
- 1988年4 月1 日
日本航空、羽田~大阪、羽田~小松、大阪~福岡の3路線を全席禁煙
- 1988年4 月1 日
英国航空とブリティッシュ・カレドニアン航空が合併
- 1988年4 月1 日
東亜国内航空、社名「株式会社日本エアシステム」に変更
- 1988年4 月2 日
日本アジア航空、香港~バンコク線を運航開始
- 1988年4 月6 日
ハワイ・マウイ島上空でアロハ航空、B737型機の胴体前部天井が吹き飛び緊急着陸
- 1988年4 月8 日
エアシステム、DC10-30を導入
- 1988年4 月8 日
エア・ヨーロッパのB757-200(RR社製RB211-535E4基エンジン装備)が、シアトル~バ ルマ間9.244kmを10時間21分で飛行、世界記録を樹立
- 1988年4 月10 日
本四架橋児島・坂井出間ルート、瀬戸大橋開通
- 1988年4 月15 日
宇宙開発事業団、H-Ⅱロケット用大型固体ロケットブースタ(SRB)の地上燃焼試験に成功
- 1988年4 月16 日
マクドネル・タグラス社、1992年に初就航を目指している画期的な省エネルギーエンジンを搭載した民間航空機MD91、92の完成予想図公表
- 1988年4 月17 日
ソ連、液体水素と液化天然ガスを推進燃料とする新実験機Tu155のテスト飛行に世界 で初めて成功したと発表
- 1988年4 月23 日
米国の航空各社は23日午前零時から、飛行時間2時間以内の国内定期便で全面禁煙実施
- 1988年4 月23 日
ギリシャの自転車レースチャンピオン操縦による米MIT製作の人力機「ダイダロス88」が、クレタ島〜サントリーニ島を115km、3時間54分59秒で飛行。世界記録樹立
- 1988年4 月27 日
富士重工業、海上自衛隊向け製作の初練習機「KM-2改」初飛行に成功
- 1988年4 月29 日
B747-400が初飛行
- 1988年4 月29 日
米FAA、ボーイング社にYX/767-300の型式証明
- 1988年4 月30 日
エアシステム、羽田~徳島線をA300型投入でジェット機化
- 1988年5 月1 日
全日空、羽田~八丈島線をエアーニッポンに移管
- 1988年5 月2 日
運輸省、ドラゴン航空に香港~鹿児島線開設を許可
- 1988年5 月2 日
運輸省、全日空とエアシステムに成田~ソウル線の免許交付
- 1988年5 月4 日
米FAA、B737の胴体目部分の点検対象を拡大する耐空性改善命令を発出
- 1988年5 月6 日
ノルウェーで乗客乗員36人を乗せた国内便プロペラ旅客機が、同国西海岸の港湾都市ボーデーの近郊で墜落炎上
- 1988年5 月12 日
中国民航国内便B737型旅客機、台湾上空で乗っ取られ、台湾台中にある清泉崗空軍港基地に着陸
- 1988年6 月1 日
ホノルルから成田に向かっていた米ノースウエスト航空ジャンボ機が、計器の異常表示によりミッドウェー島の米軍基地滑走路に緊急着陸
- 1988年6 月3 日
日本落下傘連盟、北海道札幌市丸山陸上競技場で「北海道ブルーカップ国際競技会開催」(世界7カ国から参加)
- 1988年6 月3 日
新日本航空整備、社名「株式会社ジャムコ」に変更
- 1988年6 月7 日
日本貨物航空、成田~ アムステルダム線を運航開始