タイムトラベル(空の歴史)

1980

  • 1984年8 月26 日

    エアバス社、構想中の超大型機TA-11製造計画へ日本の重工3社に参加要請

  • 1984年8 月30 日

    カメルーンのドアラ空港を離陸した国営カメルーン航空のB737が爆破され、24人死亡

  • 1984年8 月30 日

    米NASA、スペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げ、初の米民間人ペイロードスペシャリストC.ウォーカ(マクドネル・ダグラス社技術者)搭乗。8.31 商業通信衛星「SBS4」、軍事通信衛星「リーサット」を放出。9.1 商業通信衛星「テルスター3C」を宇宙空間に放出。9.5 帰還 (STS-41D;6日56分)

  • 1984年9 月13 日

    航空・電子等技術審議会、超軽量省エネルギー航空機の開発などを盛り込んだ「長期的展望にたつ航空技術の研究開発構想について」の答申をまとめ岩動科学技術庁長官に提出

  • 1984年9 月13 日

    パンアメリカン航空、エアバス社とA310、A320Sなど90機の購入契約に調印

  • 1984年9 月18 日

    米国の気球冒険家ジョー・キッティンジャー、メイン州カリブーからイタリアのサボナ近くまで初の単独大西洋横断飛行に成功

  • 1984年9 月19 日

    米FAA、MU-2の安全性について、重大な設計上の欠陥はないと発表

  • 1984年9 月20 日

    炭素系複合材料で造られたアブテク社(米デュポンと東レ、野村証券などが出資)の“見えない飛行機”アブテク400が初飛行

  • 1984年9 月25 日

    日本航空、中国路線に修学旅行向け割引運賃を導入

  • 1984年9 月26 日

    日本アジア航空、旅客500万人を達成

  • 1984年9 月27 日

    米国務省、すべての航空機およびその部品を対イラン輸出禁止品目にすると発表

  • 1984年9 月31 日

    日本航空のDC8、成田着の貨物便で太平洋線から引退

  • 1984年10 月1 日

    関西国際空港㈱設立

  • 1984年10 月1 日

    細田運輸相、将来は羽田空港の国際線使用を検討することを表明

  • 1984年10 月2 日

    ソ連のキジム、ソロヴィヨフ、アチコンの3宇宙飛行士がソユーズT-11でカザラ共和国内の地上へ帰還、宇宙滞在236日22時間50分の新記録達成

  • 1984年10 月5 日

    米NASA、スペースシャトル「チャレンジャー」(STS-41G)を打ち上げ。 過去最高の7人の宇宙飛行士(うち女性2名)が搭乗、10.11 キャサリン・サリバンが初の米女性宇宙遊泳を約30時間実施。10.13 帰還 (8日5時間23分)

  • 1984年10 月7 日

    総務庁が航空行政への監察結果を発表、運輸省に対して空域の再編成、管制業務の適正化などを勧告へ

  • 1984年10 月8 日

    運輸省、成田空港を国内線にも開放する方向で検討を進めていることを表明

  • 1984年10 月13 日

    第12回模型航空機F1Dフリーフライト 室内機世界選手権、 愛知県名古屋市の国際展示場にて開催(~10.18)
    世界12カ国 選手33名参加

  • 1984年10 月23 日

    細田運輸相、参議院運輸委員会で航空業界の事業分野を見直すべき時期にきていると発言

  • 1984年10 月26 日

    福岡~出雲線、福岡~米子線の開設に伴う路線運営会社は東亜国内航空に決定

  • 1984年10 月29 日

    航空審議会、パイロットの身体検査基準の見直しについて、自殺未遂も申請書の病歴に申告するなどの追加答申

  • 1984年10 月30 日

    米国、宇宙商業衛星打ち上げ法が成立

  • 1984年10 月31 日

    米NASA、中国がスペースシャトルによる衛星打ち上げを予約したと発表

  • 1984年11 月1 日

    運輸省は運政審答中の東京駅一成田空港間の高速鉄道ルートを受理、空港から北総台地経由京成押上線、都営地下鉄線の全長64.4kmの民鉄連絡ルートを採用

  • 1984年11 月2 日

    中国民航の沈図局長が創立35周年祝賀集会で演説、中国民航を中国国際航空公司(北京)、中国東方航空公司(上海)、中国南方航空公司(広州)、中国西南航空公司成都)の4航空会社と政府行政部門としての民航局に分離すると発表

  • 1984年11 月5 日

    経団連、宇宙開発推進会議に宇宙基地計画参加推進特別部会を設置

  • 1984年11 月6 日

    運輸省、航空3社の活動分野を定めた、「航空憲法」による規制を緩和し、新航空政策を打ち出す方針を表明

  • 1984年11 月12 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」(11.8 打ち上げ)、インドのバラバB2衛星回収作業に初めて成功。11.16 帰還(STS-51A;7日23時間45分)

  • 1984年11 月14 日

    航空宇宙技術研究所、STOL実験機「飛鳥」のエンジン空中試験に成功

  • 1984年11 月23 日

    熱気球の国際大会「佐賀インターナショナル・バルーン・フェスター」兼「第1回日本選手権」が佐賀市の嘉瀬川河川敷をメイン会場に始まる。参加機数は国内32機、外国11機

  • 1984年11 月26 日

    運輸省、三菱重工のMU-300に型式証明を交付

  • 1984年11 月26 日

    米キャピトル航空、運航を全面停止

  • 1984年11 月28 日

    米ウィン・エアアラスカ、会社更生法の適用を申請

  • 1984年12 月4 日

    クウェート航空機が乗っ取られ、イランのメヘラバード空港に強制着陸、犯人側は米国人乗客2人を見せしめに殺害

  • 1984年12 月5 日

    運輸省がヘリコプターによる一般旅客の輸送を認める方針を決定、運航基準をまとめる

  • 1984年12 月14 日

    宇宙開発事業団が有人宇宙基地の日本モジュール概念設計の分担企業を決める、全体設計は三菱重工が主担当、石川島播磨重工が副担当となるほか川崎重工、日産自動車、三菱電機、日本電気 東芝の各社で各システムを取りまとめる計画

  • 1984年12 月14 日

    宇宙開発委員会、宇宙基地特別部会を開催

  • 1984年12 月14 日

    宇宙開発事業団が有人宇宙基地の日本の宇宙実験棟(JEM)の概念設計の分担企業を決める、全体設計は三菱重工が主担当、石川島播磨重工が副担当となるほか川崎重工、日産自動車、三菱電機、日本電気、東芝の各社で各サブシステムを取りまとめる計画

  • 1984年12 月15 日

    ソ連、惑星間探査機「ベガ1号」を打ち上げ(ハレー彗星と金星用)。 12.17 「ベガ2号」を打ち上げ

  • 1984年12 月17 日

    大韓航空機撃墜事件の日本人7人の遺族15人が、大韓航空に対し「乗組員の故意ま たは重大な過失によりソ連領を侵犯したのが原因」として計9億1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提訴

  • 1984年12 月17 日

    マクドネル・ダグラス社、中国民航と次世代プロペラ機の共同開発・生産に関して検討中であることを明らかにする

  • 1984年12 月25 日

    電気通信事業法など3法公布。電電公社の電気通信事業独占が終了し、民営化へ

  • 1984年12 月27 日

    運輸省、全国の空港事務所の航務課・運用課を廃止し、1985年度から航空管制情報官を配置すると発表

  • 1984年12 月28 日

    米政府、マレーシア航空、ノースウエスト航空、日本航空の3社による太平洋線共同運航を認可

  • 1984年12 月31 日

    米・規制緩和政策で、CAB解散

  • 1985年1 月8 日

    宇宙科学研究所、ハレー彗星観測のため、M-3SⅡ型ロケット1号機で初の惑星間探査機(MS-T5)の打ち上げに成功、「さきがけ」と命名。同日中に地球中心から94万kmの 位置を通過し、地球影響圏を脱出

  • 1985年1 月9 日

    愛知県など3県と中京経済界による「中部国際空港建設促進期成同期会」設立

  • 1985年1 月23 日

    インターナショナル・アエロ・エンジンズ社(IAE)とパンアメリカン航空の間でV2500エン ジン38基の受注契約が成立

  • 1985年1 月24 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」が初の軍事専用として打上げ。日系3世のE.オニヅ力の初搭乗

  • 1985年1 月24 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」、初の軍事専用ミッション、日系3世のEオニズカミッションスペシャリストが初搭乗。1.25 米空軍探査衛星「アーケード」を放出。1.27 帰還(STS-51C;3日1時間33分)

  • 1985年1 月31 日

    新東京国際空港公団、1984年の成田空港利用旅客数が1034万8548人で、初めて年 間1000万人台を突破

  • 1985年2 月2 日

    マクドネル・ダグラス社のMD89、V2500エンジンを採用決定

  • 1985年2 月7 日

    宇宙開発事業団の筑波宇宙センターに宇宙飛行士基礎訓練装置が完成

  • 1985年2 月8 日

    日ン航空協議、1986年4月以降に日航機のシベリア~ソ連国内無着陸の成田~欧州直行便の新設などで合意

  • 1985年2 月8 日

    欧州宇宙機関(ESA)、初のブラジルサット1Aと初のブラジルサット1の両通信衛星をアリアン3型ロケットで打ち上げに成功

  • 1985年2 月15 日

    運輸省、ハワイで自家用操縦士免許を不正取得した32人について免許取り消し

  • 1985年2 月19 日

    中華航空のB747がサンフランシスコ沖合上空で乱気流に巻き込まれて1万m急降下、サンフランシスコ空港に緊急着陸

  • 1985年2 月19 日

    スペインのビルバオ空港で着陸寸前のイベリア航空B727が山中に墜落 乗客乗員149 人全員死亡

  • 1985年2 月22 日

    運輸省は、筑波科学博のために朝日航洋と東亜国内航空が申請した東京都心〜筑波博会場、成田・羽田~同会場間のリコプター旅客輸送を認可

  • 1985年3 月4 日

    運輸省、国際定期路線の複数企業体制を整えるため現行規定の改定など本格検討に着手する方針を決める

  • 1985年3 月14 日

    東北・上越新幹線の上野・大宮間開

  • 1985年3 月16 日

    国際科学技術博覧会(科学博つくば85)開催

  • 1985年3 月17 日

    イラク政府 19日午後8時以降イラン領空全域を戦争地域とし、すべての民間機はイラ ク空軍機の攻撃を受ける可能性があると警告

  • 1985年3 月18 日

    「さくら2号」を使った硫黄島自衛隊基地と本土との通信回線が開通

  • 1985年3 月19 日

    イラク政府、午後8時を期してイラン領空全域が「戦争空域」に入ったと宣言

  • 1985年3 月20 日

    航空政策研究会が「空港整備と財源問題」に関する提言をまとめる、国家財政の窮迫下にあって地方、民間主導型空港整備への転換を提言

  • 1985年3 月22 日

    運輸省、新日本国内航空の東京ヘリポート~筑波科学博へのヘリコプター旅客輸送 事業計画を認可

  • 1985年3 月30 日

    スペースシャトルに日本人宇宙飛行士を搭乗させるための日米交換公文が米国務省 で取り交わされる、これによると打ち上げは1988.1.27の計画

  • 1985年4 月1 日

    日本電信電話㈱(NTT)発足(全株式政府保有)

  • 1985年4 月6 日

    運輸省、航空局管制課内に空域調整準備室発足。空港事務所など現場官署に管制情報官制度もスタート

  • 1985年4 月10 日

    宇宙開発委員会、「宇宙基地参加に関する基本構想」を了承

  • 1985年4 月11 日

    航空宇宙技術研究所のSTOL実験機「飛鳥」が完成

  • 1985年4 月12 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」、米議員第1号宇宙飛行士のJ.ガーン米上院議員も 乗り込んで打ち上げられる。4.19 帰還((STS-51D;6日23時間56分)

  • 1985年4 月13 日

    ソ連、バイコヌール基地から初の「ゼニット」ロケットを打ち上げるも、予定軌道投入に失敗

  • 1985年4 月17 日

    航空自衛隊の次期中等練習機XT-4の試作第1号機が完成

  • 1985年4 月22 日

    新女満別空港開港
    東亜国内航空が羽田~女満別、札幌~女満別線をDC9-41で運航開始

  • 1985年4 月22 日

    パンアメリカン航空アジア・太平洋路線からの撤退が決まる。同路線は7億5000万ド ルでユナイテッド航空に売却

  • 1985年4 月24 日

    米国の地域航空会社エア・ウィスコンシンがミシシッピーバレー航空を買収テキサス・エアが低運賃航空会社のニューヨーク・エアを買収

  • 1985年4 月25 日

    ボン・サミット参加7力国、米国の宇宙基地計画への参加を確認

  • 1985年4 月29 日

    スペースシャトル「チャレンジャー」、スペースラブ3号(SL-3)を搭載して打ち上げられる。 5.6 帰還(STS-51B;7日8分)

  • 1985年4 月30 日

    日米航空交渉合意。日本貨物航空の米国乗り入れを実現する一方で、(1)日本一ミク ロネシア線の米企業の機材制限を撤廃、同時に就航できる企業数を双方2社ずつと決める (2)日米間に3路線を新設、それぞれ最大3社まで新規乗り入れを認める (3)小口貨物航空会社フェデラル・エクスプレスの日本乗り入れを認める、などの見返り措置

  • 1985年5 月8 日

    日本貨物航空の米国向け第1便が成田空港から出発(成田~サンフランシスコ、ニュ ーヨーク)

  • 1985年5 月9 日

    1992年運用開始を目指す米国有人宇宙基地計画する了解覚書に、日本署名

  • 1985年5 月15 日

    アメリカン航空は、ユナイテッド航空によるバンナム買収に反対を表明。 米運輸省に同 |計画の中止を申し入れ

  • 1985年5 月18 日

    ミネベアは、自社機(B727)で海外の生産拠点を結び、貨物・社員などを運ぶ国際輸送 を開始

  • 1985年5 月21 日

    日本電信電話、1985年度事業計画で「航空機電話」サービスを始めることを明かにす る

  • 1985年5 月22 日

    経団連の運輸規制緩和グループ、運輸規制緩和に関する意見書を臨時行政改革推 進審議会へ提出

  • 1985年5 月22 日

    中国民航ボーイング社とB747、B767、B737合計8機の購入契約を締結

  • 1985年5 月24 日

    米シアトルで第2回国際紙飛行機競技大会開催、日本選手団は飛行距離部門の小林昭夫、滞空時間部門の吉田辰夫ら4部門で優勝

  • 1985年5 月28 日

    那覇空港で着陸滑走中の全日空B747(乗客乗員221人)と航空自衛隊のMU-2が滑走 路上で接触、原因は自衛隊機の無許可進入とみられる

  • 1985年5 月31 日

    運輸省、全日空の国際定期便への進出計画について「航空憲法」の弾力的運用では処理しきれないとの見解を示す

  • 1985年6 月3 日

    日本航空、成田~デュッセルドルフ線を運航開始

  • 1985年6 月5 日

    英国運輸省、スタンステッド空港をロンドン第3国際空港とし、拡張する計画を発表

  • 1985年6 月8 日

    本四架橋初の大鳴門橋開通(淡路島・鳴門市)

  • 1985年6 月8 日

    本四連絡橋・大鳴門橋開通の上空でアクロバット飛行のビーチクラフト機が曲技中に 墜落、操縦者は死亡

  • 1985年6 月10 日

    東亜国内航空、名古屋~花巻線を運航開始

  • 1985年6 月10 日

    米運輸省、トランスワールド航空が申請したカール・アイカーンに対する同社株買い増し差し止め措置を認めず

  • 1985年6 月13 日

    トランス・ワールド航空は、テキサス航空に総額8憶ドル(約2000億円)での身売りに合意

  • 1985年6 月17 日

    スペースシャトル「ディスカバリー」、サウジアラビアのアル・サウド王子等初の3名、計7名を乗せて打ち上げられる。6.24 帰還 (STS-51G;7日1時間38分)