1980
- 1983年4 月15 日
航空自衛隊第2航空団第203飛行隊(千歳)にF-15戦闘機2機を配備
- 1983年4 月17 日
インド宇宙研究機構、国産人工衛星「ロヒニ3号」をSLV-3ロケットでの打ち上げに成功
- 1983年4 月19 日
小牧基地から入間基地に向けて訓練飛行中の航空自衛隊航空輸送団第1輸送航空隊所属C-1輸送機6機編隊のうち2機が三重県菅島の山腹に墜落、両機の乗員14人全員死亡
- 1983年4 月19 日
三菱重工と富士重工がFS-X(次期支援戦闘機)共同開発に合意
- 1983年4 月25 日
米NASA、11年前に打ち上げた「パイオニア10号」が約45億km先の冥王星軌道を通過と発表。6.13 海王星軌道を通過し、太陽系から脱出した初の人工物体となる
- 1983年4 月26 日
カナダのスカイシップ500飛行船がトロント国際空港で初飛行
- 1983年4 月29 日
中国の新華社電、「運十(ユンシー)」002旅客機が4.25日~ 4.28にかけて上海~ハルビン間の往復試験飛行を行ったことを伝える
- 1983年5 月5 日
中国民航の瀋陽発上海行きBAe121 トライデントが乗っ取られ、韓国・春川市の米軍基 地に緊急着陸、台湾への亡命を希望する犯人6人は投降
- 1983年5 月16 日
航空事故調査委員会、日航機羽田沖墜落事故原因は機長の異常な操作にあるとした うえで、 日航側の管理体制と医師の責任を問う調査の最終報告書を長谷川運輸相に提出
- 1983年5 月26 日
日本海中部 (秋田県沖)地震M7.7発生
- 1983年5 月27 日
航空事故調査委員会、モーターハンググライダー事故多発について防止対策を建議、(1)航空法に基づく諸手続の不履行 (2)操縦者の経験不足 (3)気象知識の欠如、などをあげ規制の検討を求める
- 1983年5 月27 日
航空事故調査委員会、日本近距離航空YS11の中標津空港墜落事故(1983.3.11)原因は機長の操縦ミスを示唆する中間報告発表
- 1983年5 月31 日
航空自衛隊浜松基地でブルーインパルスが墜落(1982.11.14)した事故原因について航空幕僚監部の事故調査委員会が事故原因は編隊長機と事故機パイロットの判断ミスとする報告書を提出
- 1983年5 月31 日
電電公社、「さくら2号-a」の運用開始、宇宙中継テレビ電話を開設
- 1983年6 月2 日
ダラス・フォートワース発カナダ・トロント行きカナダ航空のDC9機内で火災発生、グレ ーター・シンシナチ空港に緊急着陸したが機体は炎上し乗客ら23人死亡、18人負傷、原因はトイレのたばこの火の不始末
- 1983年6 月2 日
ソ連、「ヴェネラ(金星)15」を打ち上げ
- 1983年6 月7 日
千葉県四街道市内にある成田空港へのパイプライン敷設工事の現場工務所が空港反対派による放火のため全焼、作業員2人が焼死
- 1983年6 月7 日
ソ連、「ヴェネラ16」を打ち上げ
- 1983年6 月14 日
日本航空機長会など5団体、日航機羽田沖墜落事故に関する航空事故調査委員会の調査報告書を不満として公開質問状を提出
- 1983年6 月14 日
新東京国際空港騒音対策委員会の12回目会合で、佐原、多古、横芝の各市町長が「成田空港の完全空港化」を空港公団に訴える
- 1983年6 月16 日
欧州宇宙機関(ESA)、アリアンロケット8号機を打ち上げ、2個の通信衛星を静止軌道に乗せることに成功
- 1983年6 月17 日
NHKと民放テレビ5局、米通信衛星会社 (コムサット)との間に太平洋の通信衛星回線 を共同で専用利用するための契約締結
- 1983年6 月18 日
米NASA、初の女性宇宙飛行士サリー・ライドら5名搭乗のスペースシャトル「チャレン ジャー」打ち上げ。6.19 インドネシアの通信衛星「パラパB1」を放出。6.22 パレット衛星(SPAS)を放出、編隊飛行後回収する実験を行う。6.24帰還(STS-7;6日2時間24分)
- 1983年6 月20 日
デハビランド・カナダ社のDHC8が初飛行
- 1983年6 月20 日
政府、宇宙飛行士の救助、送還ならびに宇宙空間に打ち上げられた物体の返還に関 する協定など、“宇宙3条約”に加入
- 1983年6 月21 日
全日空のB767、羽田~松山、大阪~松山線に就航
- 1983年6 月26 日
第13回参議院選挙。 全国区で初の比例代表制
- 1983年6 月28 日
東亜国内航空人事、窪田俊彦社長が就任
- 1983年6 月29 日
全日空人事、中村大造社長が就任
- 1983年6 月29 日
運輸・建設両省と大阪府、大阪空港の機能充実と環境整備促進のため周辺88haを緑地化することを内容とする都市計画決定を行うことに合意
- 1983年7 月1 日
日本航空、 東京-ニューヨーク線の直行運航を開始
- 1983年7 月1 日
宮古空港の2000m滑走路が供用開始
- 1983年7 月1 日
日本エアコミューター ㈱設立(社長 浜田 博)。7.10 登記完了
- 1983年7 月4 日
大阪府松原市の住宅地に第一航空のセスナ172が墜落、操縦士ら2人死亡
- 1983年7 月6 日
ソ連、1基のロケットでコスモス1473~1480の8個の人工衛星を打ち上げる(61kg/基)
- 1983年7 月7 日
運輸省、日中間短縮航空路のノータムを発出
- 1983年7 月11 日
エクアドルTAME航空のB737がラマル空港着陸寸前に空中爆発、乗客乗員116人全貝死亡
- 1983年7 月14 日
全日空、羽田~宮崎線にB767就航
- 1983年7 月15 日
IATA1982年国際線定期輸送実績を発表。日本航空が世界第2位に(第1位はパンアメリカン航空)
- 1983年7 月16 日
警視庁、日航機羽田沖墜落事故で事故機機長の上司4人、日航嘱託医2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検
- 1983年7 月20 日
宇宙開発委員会特別部会、「我が国の宇宙開発に関する長期ビジョン」を提出
- 1983年7 月22 日
ヘリコプターによる世界一周をめざしたディック・スミス氏、米テキサス州フォートワースのヘリポートに到着、単身世界一周飛行に成功、実飛行時間320時間、全飛行行程は56、900km
- 1983年7 月24 日
名古屋空港で日本フライングサービスのセスナ150が滑走路脇に墜落炎上、原因は直前に着陸した全日空B727の後方乱気流とみられる
- 1983年8 月1 日
ボーイング社、B767のストレッチ型767-300(260~270座席)を開発の方針。三菱重工、川崎重工に協力を要請
- 1983年8 月2 日
フィリピン航空、マニラ~成田~サンフランシスコ線を運航開始
- 1983年8 月4 日
航空自衛隊C-1輸送機墜落事故原因について航空幕僚監部事故調査委員会が「天候の急変と編隊長機の判断ミス」と調査結果発表
- 1983年8 月6 日
宇宙開発事業団、実用通信衛星CS-2bの打ち上げに成功、「さくら2号b」と命名、8.26 静止化成功
- 1983年8 月7 日
台湾への亡命を求めて中国空軍ミグ21戦闘機で孫天勤操縦士が韓国内へ着陸
- 1983年8 月8 日
千葉港一成田空港間の航空燃料パイプラインが供用開始
- 1983年8 月9 日
T-2改CCV実験機が初飛行に成功
- 1983年8 月11 日
運輸審議会、日本貨物航空の日米間航空貨物輸送の免許申請について「免許が適当」と答申(13日免許)
- 1983年8 月12 日
空のフェスティバル'83開催(~8.14 本田航空桶川飛行場)
- 1983年8 月12 日
マクドネル・ダグラス社、MD100の開発計画を発表
- 1983年8 月13 日
日本貨物航空、国際貨物航空運送事業の免許受ける
- 1983年8 月14 日
ソ連の軌道ステーション、サリュート7号=ソユーズT9号、宇宙での研究資料を積んだコスモス1443号を地球へ送りとどけるため、ステーションから切り離し、8.23 地上に軟着陸
- 1983年8 月18 日
ソウル地裁大法廷、中国機乗っ取り犯6人に懲役6年~4年の判決
- 1983年8 月19 日
台湾・遠東航空機墜落事故(1982.8.22)の日本人犠牲者18人の遺族、事故機を欠陥機であるとしてボーイング社、ユナイテッド社(販売)、遠東航空の3社を相手どり総額20億2000万円の損害賠償を東京地裁に提訴
- 1983年8 月19 日
ユナイテッド航空のロサンゼルス発デンバー行きB767、ロッキー山脈上空で2基のエンジンが停止し4800メートルを急降下、エンジンを再始動させてあやうく墜落を免れる
- 1983年8 月19 日
科学技術庁、郵政省などが「さくら2号a」の自衛隊使用を認める
- 1983年8 月19 日
宇宙開発事業団、宇宙材料実験用の小型ロケットTT-500A型13号機(最終)を打ち上げ。実験、回収に成功
- 1983年8 月19 日
中国、酒泉発射センターから科学実験衛星(FSW-05)を長征2号ロケットで打ち上げ、9.3 カプセルが降下し回収に成功
- 1983年8 月22 日
運輸省、航空身体検査証明書を作成する検査医の指導を強化、病歴を電算処理するなど検査の新体制を決める
- 1983年8 月22 日
ロッキードL-1011の最終号機がロールアウト
- 1983年8 月25 日
米国家運輸安全委員会(NTSB)、三菱MU-2の事故多発は設計に欠陥があるのではないかとして連邦航空局に安全調査を勧告
- 1983年8 月30 日
米NASA、スペースシャトル「チャレンジャー」打ち上げ(夜間打ち上げは1972.12 のアポロ17号以来11年ぶり)。 9.5 朝日新聞社の人工雪再実験成功し、初の夜間着陸STS-8;6日1時間8分)
- 1983年9 月1 日
大韓航空007便ニューヨーク発アンカレッジ経由ソウル行きB747(乗客乗員269人、うち邦人27人)が、領空侵犯でソ連空軍機ミサイルにより撃墜され、サハリン沖に墜落。乗客乗員全員死亡
- 1983年9 月1 日
東亜国内航空、羽田~新潟線を運航中止
- 1983年9 月4 日
外務省が大韓航空機撃墜事件(1983.9.1)で対応策を協議、日米共同捜査などを検討
- 1983年9 月6 日
東京都と運輸省、羽田空港の沖合移転事業計画で見解書を提出
- 1983年9 月6 日
国際定期航空操縦士協会連合会(IFALPA)が英国で緊急理事会を開催、大韓航空機撃墜事件に対する報復としてソ連への60日間の飛行停止を決議
- 1983年9 月7 日
フランスバイロット全国組合と英国バイロット協会、それぞれパリ~モスクワ線、ロンドン~モスクワ線などのボイコットを決める
- 1983年9 月9 日
レーガン米大統領、アエロフロート航空事務所の閉鎖など対ソ制裁措置を発表
- 1983年9 月9 日
オガルコフソ連軍参謀長が記者会見、大韓航空機をミサイルで撃墜したことを認める
- 1983年9 月9 日
日本定期航空操縦士協会、IFALPAが決議したソ連への60日間運航停止に全面的に賛成である旨、長谷川運輸相に伝える
- 1983年9 月9 日
政府、ソ連への不定期便停止を含む対ソ措置を決める
- 1983年9 月9 日
英国航空のモスクワ線定期便が運航を中止
- 1983年9 月13 日
政府、対ソ措置の第二弾として定期便の2週間運航停止を決める(9.15~)
- 1983年9 月14 日
日米英独伊5カ国のジェットエンジンメーカー、次世代ジェットエンジン共同開発で最終合意
- 1983年9 月15 日
ICAO、大韓航空機撃墜事件に関する対応策を検討する特別理事会開催
- 1983年9 月22 日
最高裁第1小法廷、「雫石事故」で業務上過失致死罪、航空法違反などに問われた隅太茂津被告に対し、「自衛隊当局の責任こそ重大」として禁固3年、執行猶予3年に減刑
- 1983年9 月23 日
ガルフ航空のカラチ発アブダビ行きB737が、同空港に着陸寸前墜落。乗客乗員112人全員死亡
- 1983年9 月24 日
米コンチネンタル航空が破産申請
- 1983年9 月27 日
ソ連、バイコヌール基地で「ソユーズ」の補助ロケットが点火と同時に爆発、しかし本体の宇宙船は噴射によって分離され、約3.2kmの後方地点にパラシュートで着陸したが、同乗2名は負傷
- 1983年9 月29 日
日本航空、DC8の後継機としてB767の導入を決める
- 1983年10 月3 日
NHK、東京・大阪で文字多重放送開始
- 1983年10 月3 日
伊豆三宅島・雄山、大噴火
- 1983年10 月8 日
噴火のため閉鎖されていた三宅島空港が5日ぶりに供用再開
- 1983年10 月10 日
ソ連の金星探査機「ヴェネラ15号」が金星の人工衛星軌道に乗る。続いて10.14「ヴェネラ16号」も金星軌道に乗る
- 1983年10 月19 日
欧州宇宙機関(ESA)、アリアンロケット8号機「インテルサット507」衛星を打ち上げ
- 1983年10 月20 日
航空自衛隊新田原基地のF-15DJ戦闘機が日向灘沖で消息を絶つ、初のF-15による事故(10.21 機体の破片発見)
- 1983年10 月21 日
防衛庁、F-15の訓練全面中止と全機点検を決める
- 1983年10 月21 日
日本航空B767の装着エンジンをプラット&ホイットニー社のJT-9D-7R4Dに決定
- 1983年10 月26 日
有人気球として世界初の太平洋横断に成功したダブルイーグルⅤ、ワシントンの国立航空博物館に永久陳列
- 1983年10 月26 日
宇宙開発事業団、スペースシャトル利用の第一次宇宙材料実験(FMPT)用の宇宙飛行士(PS;ペイロード・スペシャリスト)の公募開始
- 1983年10 月29 日
第7回国際航空宇宙ショー開催
- 1983年11 月1 日
東亜国内航空、羽田~大阪線を運航開始
- 1983年11 月2 日
運輸省大阪航空局、日本エアコミューターの不定期航空運送事業に免許交付
- 1983年11 月8 日
アンゴラのルバング空港でアンゴラ航空B737が墜落、乗客乗員130人全員死亡
- 1983年11 月14 日
中国空軍の飛行士がミグ17戦闘機で台湾へ亡命
- 1983年11 月15 日
航空自衛隊に早期警戒機E-2C 4機からなる臨時警戒航空隊が発足(三沢基地)