2000
- 2006年11 月1 日
「2006佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ」の競技飛行が佐賀市の嘉瀬川河川敷メーン会場で始まった。
- 2006年11 月3 日
狭山市稲荷山の航空自衛隊入間基地で、「入間航空祭」が開催され、ブルーインパルスT4練習機6機が大空で曲技飛行を繰り広げた。
- 2006年11 月7 日
日本航空と全日本空輸は国際線の「燃油特別付加運賃」を、2007年1月1日の発券分から片道で最大1,100円引き下げると発表。
- 2006年11 月7 日
フェデックスはエアバスのA380-800F機10機の発注を取り消し、ボーイング777型機15機を購入すると発表した。
- 2006年11 月7 日
北海道佐呂間町若佐の新佐呂間トンネル工事現場付近で竜巻とみられる猛烈な突風が発生し、工事事務所兼宿舎などを吹き飛ばし工事関係者9人が死亡、23人が重軽傷を負った。
- 2006年11 月8 日
日本航空2007年3月期中間決算(連結)によると、売上高は前年同期よりも376億円増収となる1兆1,500億円、営業利益は同76億円マイナスの81億円、経常利益は同44億円減益となる53億円、中間純利益は15億円を計上した。
- 2006年11 月8 日
イラク復興支援活動を続ける航空自衛隊の11期派遣部隊など102人が、愛知県営名古屋空港から政府専用機でクウェートに向けて出発した。
- 2006年11 月10 日
午後2時15分ごろ、愛知県県営名古屋空港で、個人所有の小型プロペラ機(ビーチクラフトA36)が管制官の許可をいまま滑走路に進入。同空港から約6キロ付近を飛行していたジェイ・エアの帯広発4304便(ボンバルディアCL-600型機、乗員乗客42人)が着陸をやり直すトラブルがあった。
- 2006年11 月13 日
航空大学校の小型練習機が2003年7月、水田に墜落し教官と学生ら3人が死亡した事故で、宮崎地検はエンジン整備を担当した小松ゼノア(埼玉県川越市)の整備責任者業務上過失致死傷罪で在宅のまま起訴した。
- 2006年11 月13 日
航空自衛隊イラク復興支援派遣隊第10次隊の一部97人が約4ヵ月の任務を終え、政府専用機で県営名古屋空港に到着した。
- 2006年11 月15 日
米USエアウェイズ・グループは総額85億ドル(現金と株式の組み合わせ)でデルタ航空を買収すると提案した。
- 2006年11 月18 日
アエロメヒコ航空は成田=ティファナ=メキシコシティー線に就航した。使用機材はボーイング777-200ER型機で、成田発、水・土曜日の週2便運航する。
- 2006年11 月19 日
午後9時40分ごろ、上海発バンクーバー行きカナダ航空38便B767が日本上空で乱気流に巻き込まれ、約20分後に成田空港に緊急着陸した。客室乗務員の女性1人が左手骨折の重傷を負い、救急車で病院に搬送された。
- 2006年11 月19 日
総2階建てを誇る世界最大の次世代大型旅客機「エアバスA380」がテスト飛行のため成田空港に飛来。悠然と舞い降りる同機の姿に見物客から歓声があがった。
- 2006年11 月20 日
精神科医でエッセイストの齋藤茂太氏(90歳)が心不全のため都内の病院で死去した。齊藤氏は無類の飛行機好きで知られ、羽田航空宇宙科学館推進会議の名誉会長を務めていた。
- 2006年11 月20 日
エアーニッポンのB737-500(JA8596)当該機は、新千歳空港に着陸し補助動力装置を作動させた際、補助動力装置に火災が発生したことを示す計器表示があったため、消火装置を作動させた。
- 2006年11 月20 日
日本航空はビートルズ来日40周年を記念し、メンバーが羽田空港到着時に羽織っていた法被の復刻版を製作、20日から成田=ロンドン便のファーストクラスの乗客に配るサービスを始めた。
- 2006年11 月21 日
日本航空は2007年3月から導入する航空機「ボーイング737-800型機」を報道陣に公開した。小型機の主力として毎年8機程度のペースで、計30機を導入する。
- 2006年11 月21 日
官民が共同開発している初の国産ジェット旅客機「MJ(三菱ジェット)」の販売交渉で、三菱重工業が日本航空と全日本空輸に異例の好条件を提案していることが21日、明らかになった。MJを注文すれば、機体を引き渡す2012年までの代替機のリース代などを三菱重工が一部肩代わりするという内容。
- 2006年11 月21 日
大韓航空は米ボーイングと最新鋭航空機25機を総額55億ドルで購入する契約を結んだと発表した。購入する機種は、B777-300ER型旅客機10機、B737-700ERと同900ER型旅客機5機、B747-8F型貨物機5機、B777F型貨物機5機だ。
- 2006年11 月25 日
「2006栃木熱気球世界選手権/熱気球ワールドホンダグランプリ最終戦」が、11月19日~25日間開催された。
- 2006年11 月27 日
石川県小松市の航空自衛隊小松基地で今月10日、訓練中のF15J迎撃戦闘機が、エ事中で使用禁止している本滑走路に誤って進入していたことが27日わかった。
- 2006年11 月27 日
国立天文台と宇宙航空研究開発機構は、太陽観測衛星「ひので」が太陽表面の様子を世界で初めて明りょうな動画でとらえた発表した。太陽の縁にある黒点の周囲から水素原子などが火柱のように噴き上がるダイナミックな姿を捕らえている。
- 2006年11 月29 日
エールフランス航空は2009年夏にもエアバスの超大型旅客機「A380」を成田=パリ路線に投入する計画を明らかにした。
- 2006年11 月29 日
午前8時53分(日本時間9時53分)、四川省内の西昌衛星発射センターで気象衛星「風雲2号D」が長征3Aロケットにより打ち上げられ、衛星は予定の軌道に投入された。
- 2006年11 月30 日
カナダ北西部の凍結湖に2000年に落ちた隕石から、約46億年前の太陽系誕生期に形成された有機物が発見されたと、NASAの中村圭子研究員らの研究チームが12月1日付の米科学誌サイエンスに発表した。
- 2006年12 月1 日
EADS取締役会は、傘下のエアバスが計画している次世代中型機A350XWB型の開発を承認し、2013年に市場投入すると発表した。
- 2006年12 月1 日
航空局統計によると国内航空2006年上期期間中の輸送人員は総計4,763万6,355人で、前年同期より1.5%増加、旅客単価(輸送人員あたり旅客収入)は、前年同期の1万5,000円よりも500円高い1万5,500円となった。2006年4月から大手2社が国内線大人普通運賃を平均で約950円(約4%)値上げした効果による。
- 2006年12 月2 日
訪中していた冬柴鐵三国土交通大臣・観光立国担当大臣は12月2日、楊元元中国民用航空総局長との会談で、旺盛な航空需要に対応するため、来年早々にも日中航空交渉を再開することで合意した。また、羽田=虹橋間のチャーター便については、その実現に向けて日中双方で協力していくことで合意した。
- 2006年12 月4 日
2020年までに再び月に人類を送ることを目指しているNASAは、月面基地を南極点付近に建設する構想を打ち出した。2024年ごろに4つの居住棟や施設群を完成し、有人火星探査への前線基地とする。
- 2006年12 月5 日
ボーイング社はアルキア・イスラエル航空の親会社、ナカッシュ・グループ・オブ・アメリカ社が2機のB787-9型を確定発注、別途同型2機をオプション契約したことを明らかにした。
- 2006年12 月6 日
独ルフトハンザ航空は、エアバスとボーイングから総額約69億ドル相当の航空機を購入すると発表した。内訳は、B747-800型機20機(オプション20機)、A340-600型機7機。
- 2006年12 月7 日
NASAは探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが火星のクレーター内で水が最近流れた痕跡を撮影していたと発表した。
- 2006年12 月7 日
ボーイング社は英国のチャーター航空会社ファースト・チョイス・エアウェイズが、2機のB787-8型を追加発注したことを明らかにした。
- 2006年12 月8 日
政府は8日午前の閣議で、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の基本計画を変更し、12月14日までの航空自衛隊の派遣期間を、特措法の期限である2007年7月31日まで延長することを決定した。
- 2006年12 月8 日
厦門航空は関西国際空港=杭州線を週2便で開設した。
- 2006年12 月8 日
中国東方航空は、中部=北京便(青島経由)に新規就航した。週4便(セントレア発:月・水・金・日曜)の運航で、使用機材はB737型機。
- 2006年12 月8 日
「長征3号甲」に搭載された「風雲2号D」気象衛星が北京時間8日8時53分、西昌衛星発射センターから打上げられ、予定軌道に入った。
- 2006年12 月9 日
タイ第2位の航空会社、バンコク・エアウェイズが日本路線は広島=バンコク線に続き、二つ目となる福岡=バンコク線を開設した。162席のA320で週3往復(火、木、土曜)する。また就航当日の9日に福岡空港で就航出発式を開催した。
- 2006年12 月9 日
NASAは米東部時間午後8時47分(日本時間10日午前10時47分)、スペースシャトル「ディスカバリーSTS-116」をケネディ宇宙センター(フロリダ州)から打ち上げた。夜間の発射は2003年2月の「コロンビア」空中分解事故後では初めて。
- 2006年12 月9 日
中国東方航空は大阪(関空)=昆明線に週3便(火、木、土)で新規就航。
- 2006年12 月12 日
国土交通省は、羽田空港の4本目の滑走路となるD滑走路について年内の工事着工を断念した。
- 2006年12 月12 日
エアバス社のロールス・ロイス社製トレント900エンジンを搭載したA380-800型は、欧州航空安全局(EASA)、及び米国連邦航空局(FAA)から型式証明を取得した。
- 2006年12 月13 日
米低コスト航空会社エアトランはライバルのミッドウエスト航空を2億ドルで買収する提案をした。
- 2006年12 月14 日
オーストラリアの航空最大手カンタス航空は豪投資銀行マッコーリー銀行や米大手投資ファンドのテキサス・パシフィック・グループ(TPG)などの企業連合が提示していた。買収案を受け入れると発表した。買収金額は1株5.6豪ドルで、総額111億豪ドル(約1兆円)にのぼる。
- 2006年12 月15 日
ジェットブルー・エアウェイズは14日、96機運航しているA320型から横一列の6座席を削減し、現在の156から150座席配列に変更、乗務する客室乗務員を現在の4人から3人に減らすことを明らかにした。2007年3月までに、6座席の撤去を完了するとしている。
- 2006年12 月15 日
ボーイング社は米投資会社であるグッゲンハイム・アビエーション・パートナーズ(GAP)からB777型フレイターを3機(1機のオプション)受注したと発表した。
- 2006年12 月15 日
ロッキード・マーチンの統合攻撃戦闘機F-35LightningIIJSFはテキサスのフォートワース工場で午後1時19分までの約30分間に渡って初飛行を実施した。
- 2006年12 月15 日
ボーイング社はケニア航空からB787型機を3機追加受注、ケニア航空発注の787型機は計9機になる。
- 2006年12 月15 日
島津製作所、B747-8のフラップ駆動システムを独占受注、総額50億円規模、2008年第2四半期に初回出荷へ。
- 2006年12 月15 日
防衛庁の省昇格関連法案は参院本会議で、与党のほか、民主党の賛成多数で可決された。2007年1月には「防衛省」が成立する。法案に反対したのは社民党と共産党だけ、また新聞各紙では明確に「反対」を表明したのは朝日新聞のみ。
- 2006年12 月17 日
ボーイング社はカタール航空からB777型Fを2機受注、初号機はドーハの新空港開港に合わせ2007年11月から納入予定。
- 2006年12 月17 日
カンタス航空は、B777型フレイターを2機をボーイング社に発注すると発表した。引渡しは2009年。
- 2006年12 月18 日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は技術試験衛星「きく8号」をH2Aロケット11号機で、12月16日に打ち上げ、予定軌道に乗せることに成功した。きく8号は総重量5.8トンで国内では過去最大の衛星、約1週間後、テニスコート大世界最大級の衛星通信アンテナを展開、来年春をめどに被災地支援などに役立つ携帯端末と衛星との通信技術を実証するのが目的。
- 2006年12 月18 日
中国紙「北京青年報」などによると、山東省済南市の物価局が1元(約15円)の航空券を販売した中国の民間格安航空会社「春秋航空」(上海市)に15万元(約225万円)の罰金処分を出した。
- 2006年12 月18 日
アメリカ・カリフォルニア州サンノゼで「カリフォルニア・イン・ナイス」パイロット訓練校所属双発小型飛行機が郊外のギルロイの下水処理場にきりもみ状態で墜落、乗っていた3人の日本人(教官1人、訓練生2人)が死亡した。
- 2006年12 月19 日
全日空は2007年度上期(4月~9月)搭乗分の国内線普通運賃を片道平均約750円、2.7%値上げする届け出を国土交通省に提出した。
- 2006年12 月19 日
飛行11日目、スペースシャトル「ディスカバリー号」は米国中部標準時間12月19日午後4時10分(日本時間12月20日午前7時10分)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離した。
- 2006年12 月20 日
2007年度の雇用保険の年収に占める保険料率(労使折半)を現行の1.6%から1.2%に引き下げる方針を決めた。保険料率の引き下げは14年ぶり。
- 2006年12 月20 日
シンガポール航空はエアバス社にA380型9機を追加発注したことを明らかにした。他に、A330-300型19機を、エアバス社からリースすることで合意、子会社のシルク・エアーが使用する機材として、A320型20機を発注した。
- 2006年12 月21 日
厚生労働省は、2055年に総人口が9,000万人を切り、そのうち65歳以上の割合が40%を超えるという「日本の将来推計人口」を発表した。出生率について、5年前には1.39まで回復すると試算していましたが、今回の推計では2055年に1.26と大きく下方修正した。
- 2006年12 月21 日
米防衛大手レイセオンは傘下の航空機メーカーのレイセオン・エアクラフトを約33億ドルでゴールドマン・サックスの関連企業とカナダの投資会社オネックス・パートナーズに売却すると発表した。
- 2006年12 月22 日
ニュージーランド航空はボーイング787-9型機を4機追加発注することを決定した。
- 2006年12 月22 日
NASAは、太陽観測衛星ステレオがとらえた太陽表面の爆発の画像を公開した。
- 2006年12 月22 日
米スペースシャトル「ディスカバリー」は午後5時32分(日本時間23日午前7時32分)、ISSへの13日間の飛行を終え、フロリダ州のケネディ宇宙センターに無事帰還した。
- 2006年12 月23 日
新千歳空港=オーストラリア・ケアンズ、メルボルン間のカンタス航空の直行便が今季運航を始めた。直行便は3月24日まで週に2往復運航する。
- 2006年12 月24 日
「有馬記念」でディープインパクトが2着に3馬身差をつけて圧勝。史上最多タイの「7冠」奪取でラストランを飾った。
- 2006年12 月26 日
国交省航空局所属で、各地の飛行場で飛行検査機として40年余も使われてきたYS11型機がついに引退、羽田で退役式が行われた。最盛期には6機あったが、この日最後の2機が引退。
- 2006年12 月26 日
産業再生機構は同社の支援下で再建を進めるスカイネットアジア航空(SNA)の保有全株式(41.96%)を宮交ホールディングスが設立した宮交エアグランドサービス株式会社へ譲渡すると発表した。
- 2006年12 月26 日
日本航空は2007年度上期(4月~9月)搭乗分の国内線普通運賃を片道平均約750円、2.7%値上げする届け出を国土交通省に提出した。
- 2006年12 月26 日
技術試験衛星「きく8号」に設置された2枚の大型アンテナのうち、展開できていなかった「送信用」のアンテナの2度目の展開作業を行い、無事開くことに成功した。「受信用」とあわせて2枚の通信用アンテナの展開が完了した。
- 2006年12 月27 日
日本航空と全日本空輸はIATAの決議に基づいて、4月からの日本発着の国際線運賃値上げを国土交通省に申請した。北米、東南アジア・中国、グアム線で7%欧州行きで5%の値上げになる。
- 2006年12 月27 日
国内で唯一の航空4社競合路線となっている札幌=羽田線の年間搭乗者数が27日、単一路線としては国内で初めて1,000万人を超えた。2002年の同路線での986万人がこれまでの国内最高記録だった。
- 2006年12 月27 日
スカイマークはみすず監査法人が2006年9月期の半期報告書に、企業としての継続性に懸念があるとの注記を付けたと発表した。
- 2006年12 月27 日
仏国立宇宙研究センター(CNES)などは27日、太陽系外の地球型惑星探索などを目指し、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から人工衛星「コロー」を打ち上げた。
- 2006年12 月31 日
エクリプス・アビエーション社は小型ジェット機のエクリプス500の初号機を同社本社で最初の顧客デビッド・クロウ氏とジェットアライアンス社に引き渡したと発表した。