2000
- 2006年4 月14 日
エアバス社は2005年11月から試験飛行中だったA340-600HGW(ハイ・グロス・ウェイト)型が、欧州航空安全局(EASA)から型式証明を取得したことを明らかにした。HGW型の航続距離は、従来型の7,900海里(14,600キロ)から250海里延びる。
- 2006年4 月14 日
アエロフロート・ロシア国際航空は、スカイチームに10社目のメンバーとしてとして正式加盟した。
- 2006年4 月17 日
整備ミスが相次いだスカイマークエアラインズに対し、国土交通省は、立ち入り検査で安全管理体制に多数の不備が見つかったとして、異例の業務改善勧告を行った。
- 2006年4 月19 日
訪米中の胡錦濤・中国国家主席はワシントン州エバレットにあるボーイング社を視察、同社従業員を前にスピーチし、中国は今後15年間で新たに2,000機の航空機を購入するだろうと述べた。
- 2006年4 月19 日
アメリカン航空は燃料費の上昇分の一部を補う為として、国内線の運賃を往復で10ドル値上げした。米国の国内線は旺盛な需要に下支えされ、空席が少なく、航空会社の意向で運賃を引き上げられる状況にある。
- 2006年4 月19 日
イラク復興支援派遣輸送航空隊の任務運航が通算300回に達した。
- 2006年4 月19 日
JAXAはオーストラリア南部のウーメラ実験場で2006年3月30日に豪クインズランド大に委託して行った「超音速燃焼ラムジェット(スクラムジェット)」エンジン燃焼器の実験失敗だったと発表した。
- 2006年4 月19 日
1985年8月、群馬県の御巣鷹に墜落した日航ジャンボ機の後部圧力隔壁など残骸(ざんがい)を保存、展示するため、日本航空が設置を進めていた「安全啓発センター」が羽田空港の整備地区に完成し、19日報道陣に公開された。
- 2006年4 月20 日
ブリティッシュ・エアウェイズは65都市以上を結ぶ欧州路線で、最大で50%の割引運賃を発表し、ライアンエアなどの低コスト航空会社との競争力をより強化した。
- 2006年4 月20 日
2005年度に、領空侵犯のおそれがある外国機に対して航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した回数は、前年度比約6割増の229回で、このうち中国機に対する発進回数が前年度の8倍の107回と急増し、過去最多を記録したことが、防衛庁統合幕僚監部のまとめで分かった。
- 2006年4 月20 日
ボーイング社のロングビーチ工場からカリフォルニア州で生産された最後の民間機となる最終生産機で156機目のB717型がロールアウトした。
- 2006年4 月21 日
鹿児島=羽田線で格安運賃を売り物に運航していた、スカイマークエアラインズは採算性の悪化と収益改善がみられないとして同路線から撤退した。
- 2006年4 月23 日
文部科学省によると、成田空港内整備場で日本航空貨物機の点検中、方向舵(だ)に振動防止用の重りとして取り付けられている劣化ウラン製部品が見つかった。日本航空は89年以降、タングステン製の部品への交換作業を開始しており、この貨物機も記録上は92年10月に取り換えられたことになっていた。
- 2006年4 月23 日
三菱重工は、プラットアンドホイトニー社(PWC)とPW210エンジンでリスク・アンド・レベニュー・シェアリング・パートナー(RRSP)契約、出力タービン・排気フレーム部を担当する。
- 2006年4 月23 日
グライダーによる日本縦断に挑戦していた北海道滝川市の池田亨さん(59)は23日午後、最終目的地だった同市の滑空場「たきかわスカイパーク」に着陸、縦断に成功した。池田さんは鹿児島県枕崎市を3月31日に出発。北海道までの約2,100キロを広島、岐阜、長野、福島、岩手、青森の各県を経由した7回の飛行で、24日目に到着した。
- 2006年4 月24 日
エアバス社はインドのキングフィッシャー航空がA340-500型5機を確定発注、別途5機をオプション(購入選択権)契約したことを明らかにした。
- 2006年4 月24 日
川崎重工は、EMBRAER190の自社製造担当分の一部をエンブラエルへ移管、約160億円の特損を計上した。
- 2006年4 月25 日
東レは米ボーイング社と、次世代中型旅客機「B787」の胴体部分に用いる炭素繊維複合材料を供給する長期契約を結んだと発表した。期間は2021年までの16年間。B787の主翼と尾翼への炭素繊維複合材料供給に関しては2004年に合意している。これらを含めた受注総額は約7,000億円の見通し。
- 2006年4 月25 日
ボーイング社はフィジーのエア・パシフィックが5機のB787-9型を確定発注、別途3機を購入契約したことを明らかにした。これでB787型の受注は、26社から350機を超えたとしている。
- 2006年4 月25 日
ジェットブルー・エアウェイズは、2006年第1四半期の業績が最終損益で3,200万ドルの赤字だったことを明らかにした。2005年第4四半期に続き、2四半期連続で赤字に陥った。
- 2006年4 月26 日
「自民党をぶっ壊す」。挑発的な言葉とともに発足し、26日で丸5年を迎える小泉純一郎政権は、政府・与党の実質権力が首相に集中する本格政権となった。
- 2006年4 月26 日
耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は建築士法違反容疑で姉歯秀次・元一級建築士、建設業法違反容疑で「木村建設」(熊本県八代市、破産)の木村盛好社長と篠塚明・元東京支店長ら、計6人を逮捕した。
- 2006年4 月27 日
新華社電によると、中国は27日、山西省の太原衛星発射センターから「遙感(遠隔探査)衛星1号」を「長征4号B」ロケットで打上げ、予定した軌道に乗せることに成功。長征ロケットによる打上げは1996年10月以降、47回連続で成功。
- 2006年4 月28 日
スカイマークエアラインズは午前、羽田=札幌線に就航した。片道1万円の格安運賃を売り物に大手に対抗、1日10往復20便を運航する。年間900万人が利用する羽田=札幌は日本で唯一の4社が競合する路線となり、価格競争が激化している。
- 2006年4 月28 日
全日空の2006年3月期連結決算は、景気回復で国内、国際線ともビジネス需要などが好調で、売上高、営業利益、経常利益とも過去最高となった。また、運航トラブルが相次いだ日本航空からの乗客流入などで、90億円の増収があったと分析した。売上高は、前期比5.9%増の1兆3687億円。
- 2006年5 月3 日
午前10時34分ごろ、個人が運航する動力滑空機アエロモット・インドゥストリア・メカニコ・メタルールジカ式AMT-200型機(JA201X、搭乗者2名)が、北九州空港に向かい但馬空港を離陸した直後、同空港滑走路北側付近に墜落した。機体は大破、搭乗者は2名とも死亡した。
- 2006年5 月3 日
タス通信によると、アルメニアの首都エレバンからロシアの黒海沿岸保養地ソチに向かっていたアルメニアの航空会社アルマビアの旅客機エアバス320(乗客乗員113人)が、3日午前2時(日本時間同7時過ぎ、ソチに近い黒海で墜落、113人死亡。
- 2006年5 月5 日
韓国中部・水原の韓国空軍飛行場で5日開かれたエアショーの途中、アクロバット飛行中の同軍所属の航空機A-37ブラックイーグル2機が空中で接触、1機が墜落した。操縦士は緊急脱出に失敗して死亡。
- 2006年5 月5 日
岩国市の米海兵隊岩国基地で基地内を一般開放する年に一度の「日米親善デー」が開かれた。来場者は広島、九州方面などから約25万人(基地調べ)と過去最高となった。航空ショーには、移転機種のFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機も加わった。
- 2006年5 月5 日
グリフィン米航空宇宙局局長は、ワシントンで小坂憲次文部科学相と会談し、日本人宇宙飛行士の土井隆雄さんが2007年末に打ち上げ予定のスペースシャトルに搭乗することを明らかにした。
- 2006年5 月6 日
伊丹発新潟行きのエアーセントラルのDHC8-402型機(JA844A、乗員乗客35名)が新潟空港に着陸のため脚下げ操作を実施したが、前脚及び主脚が下りていない計器表示があったため、手動で脚を降ろし着陸した。
- 2006年5 月7 日
航空自衛隊のイラク派遣で、活動空域がバグダッドまで拡大した場合を想定し、政府は7日までに、C130輸送機に空中機衝突防止装置「TCAS」を装備する方針を固めた。防衛庁は、今年度の補正予算で機体改修費を要求する考えだ。
- 2006年5 月7 日
ゴールデンウイーク期間(4月28日~5月7日)中の輸送実績によると、JRの新幹線、特急、急行列車の利用者は合計で9%増え1,034万5,000人と3年連続の増加となり、うち東海道新幹線は前年比10%増の272万2,000人だった。一方、国内線航空利用者は3%増加し、日航グルーブが約128万3,000人、全日空グルーブが約128万5,000人であった。
- 2006年5 月9 日
日本航空は、みずほコーポレート銀行など国内大手金融機関を引受先に、6月にも1,500億円規模の第三者割当増資を実施することが9日、明らかになった。
- 2006年5 月9 日
NASAはインドが2008年までに打ち上げる初の無人月探査機「チャンドラヤーン1号」計画への参加で印宇宙研究機構(ISRO)と正式合意。米国が開発した月面観測機器2基を同探査機に搭載する覚書に調印した。
- 2006年5 月12 日
ジャムコは決算説明会で、中国が独自に開発を進める小型ジェット機「ARJ21」向けに、コックピットドア及びギャレーを受注したことを明らかにした。
- 2006年5 月12 日
ニュージーランド航空はボーイング社に4機発注しているB787型を、-8型(約250座席)から大型の-9型(約280座席)に機種変更したことを明らかにした。機種変更によりニュージーランド航空は、B787-9型生産1号機の引き渡しを受けることになる。
- 2006年5 月14 日
開港3カ月を迎える神戸空港は2月16日の開港からの旅客数は計約56万9千人。搭乗率は、2月の76.7%をピークに、3月は70.7%、4月は61.9%と下がった。7路線のうち沖縄を除く6路線が月を追うごとに低下した。
- 2006年5 月14 日
鉄道を中心に車や船、飛行機など乗り物の実物資料を多数展示し、幅広い世代に親しまれてきた東京・神田の交通博物館が70年の歴史にピリオドを打ち閉館した。
- 2006年5 月14 日
国民年金保険料の長期未納者に対し、東京都内の社会保険事務所が差し押さえを含む強制徴収に乗り出し、2005年度だけで13億円の未納分を回収したことがわかった。
- 2006年5 月14 日
航空自衛隊静浜基地(大井川町上小杉)の第13回航空祭が開催され、県内各地から熱心なファンや家族連れら約4万1,000人(同基地発表)が詰め掛け、多彩な航空ショーを楽しんだ。
- 2006年5 月16 日
国土交通省は北九州=羽田間で運航している新規航空会社のスターフライヤーが、パイロットに運航規程を超えて連続勤務をさせていたとして厳重注意した。
- 2006年5 月17 日
神戸空港発那覇空港行き日本航空3385便(B777-300)が午後4時4分ごろ、屋久島南方の上空飛行中、左側エンジンで油圧低下を示す不具合が発生したため、同エンジンを停止させ右側のエンジンのみで那覇空港に着陸した。原因は油圧ポンプからの作動油漏れ。
- 2006年5 月17 日
国連アナン事務総長は小泉首相と首相官邸で会談し、イラクで活動中の航空自衛隊国連の人員・物資の空輸に協力するよう要請した。
- 2006年5 月18 日
成田国際空港株式会社は民営化後2期目となる2006年3月期決算を発表した。これによると、営業収益は1,712億4,700万円(前期比0.2%減)となったものの、営業利益420億円(同0.5%増)、経常利益320億6,600万円(同8.6%増)、当期純利益147億7,200万円(同130.1%増)を計上、減収増益となった。また、100%株式を保有する国に対して20億円の配当を実施すると明らかにした。
- 2006年5 月18 日
日本空港ビルデングによると、2005年度の羽田空港の国内線旅客数は前年度比1%増の約6,226万人となった。一方、同空港の2005年度国際線実績では旅客数は前年比53.2%増と大幅に伸び、130万人に達した。
- 2006年5 月18 日
カンタス航空は、管理職を含む一般業務社員を対象に2006年末までに1000人を削減することを明らかにした。燃料コストが過去最高水準に達したことに対応し、コスト削減を狙う。
- 2006年5 月18 日
スカイマークエアラインズが発表した2006年3月期決算は、原油高や路線の収益悪化などで最終損益が7億円の赤字に陥った。売上高は356億円、経常損益は11億円の赤字だった。
- 2006年5 月19 日
米軍横田基地が航空管制権を持つ「横田空域」の一部返還に向けた日米間協議が行われ、暫定措置として、米軍が使用する時間帯を除き、同空域の一部の高度を約600メートル引き下げ、利用可能空域を広げる暫定運用の実施で合意した。
- 2006年5 月20 日
釜山市と横浜市が、金海~羽田間の直行便就航に向け手を結ぶことになった。中田宏・横浜市長と李権相(イ・グォンサン)釜山市長代行が20日に、「羽田空港国際化推進パートナー都市仮協定」を締結し、同路線の就航が実現するよう協力することで合意した。
- 2006年5 月21 日
ボーイング社は747-400型BCF(ボーイング・コンバーティッド・フレイター)プログラムの2号機を日本航空へ納入した。
- 2006年5 月21 日
国土交通省によると、神戸空港で5月21日午前11時7分ごろに個人が運航する小型機ソカタ式TB10型(JA4246、搭乗者3名)が管制官の許可を得ずに滑走路へ進入し、離陸するトラブルがあった。
- 2006年5 月22 日
世界最大の国際航空連合であるスターアライアンスは中国・北京で代表者会合を開き、中国航空大手の中国国際航空(北京市)の加盟を承認した。
- 2006年5 月22 日
JAXAは2月に打ち上げた日本初の赤外線天文衛星「あかり」(アストロF)の初観測画像を公開した。
- 2006年5 月22 日
マレーシア航空は赤字経営からの脱却を目指し、3,000~5,000人規模の希望退職による人員削減に踏み切る方針を明らかにした。退職に伴う補償額は、総額8億5,000万リンギ(261億円)に上る見通し。
- 2006年5 月22 日
国土交通省は羽田空港の滑走路に増設した航空機の誘導路4本について、7月6日から使用を始めることを決めた。
- 2006年5 月23 日
ギリシャのエーゲ海南部上空でギリシャとトルコの両戦闘機が衝突し、トルコ側の報道では、トルコ戦闘機のパイロットは救出された。
- 2006年5 月23 日
超高速旅客船テクノスーパーライナー(TSL)の東京=小笠原諸島間の就航が燃料費高騰で断念されたことを受け、国土交通省は小笠原諸島振興開発基本方針を変更し、航空路整備の検討を急ぐ方針を決めた。
- 2006年5 月23 日
政府は陸上自衛隊のイラクからの撤収に伴う新たな支援策として、隣国クウェートを拠点に実施している航空自衛隊の輸送活動を、イラクの首都バグダッドと北部アルビルに拡大する方針を固めた。
- 2006年5 月24 日
韓国ドラマの「チャングムの誓い」に出演しているイ・ヨンエさんを描いたアシアナ航空の特別塗装機「チャングム号」が11日、中部国際空港と広島空港に飛来した。
- 2006年5 月26 日
JR東海、西日本は2007年夏から2009年度にかけて東海道・山陽新幹線に、次世代車「N700系」(16両編成)を両社で計54編成投入し、2007夏より300Km/hで営業運転する計画を発表した。
- 2006年5 月26 日
イラクに派遣されている航空自衛隊C130輸送機が使用している同国南東部のタリル空港が19日、白昼に攻撃され、迫撃弾とみられる砲弾3発が空港内に着弾していた。
- 2006年5 月27 日
インドネシア・ジャワ島のジョクジャカルタ周辺で27日現地時間午前6時頃(日本時間午前8時頃にマグニチュードは6.2の地震が発生した。地震による死者は4,600人を超えインドネシアでは政府が非常事態宣言を発令した。
- 2006年5 月28 日
航空自衛隊美保基地(境港市小篠津町)で恒例の「航空祭」が行われた。ブルーインパルスの迫力ある曲技飛行をはじめ、航空機の展示など多彩なイベントがあり、家族連れなど約6万人(主催者発表)の人出でにぎわった。
- 2006年5 月29 日
スカイネットアジア航空は機体客室内のエアコンに不具合が生じたとして、28、29日の羽田=長崎間の往復計11便を欠航にしたと発表した。
- 2006年5 月29 日
エア・ドゥ(北海道国際航空)は、機体整備の影響で29日の新千歳=羽田線の6便を欠航にすると発表した。
- 2006年5 月31 日
小惑星「イトカワ」の岩石採取を試みた探査機「はやぶさ」についてJAXAは、イオンエンジンの起動試験に成功したと発表した。加速は良好で、順調にいけば年明けにイオンエンジンを起動させ地球に向けて出発。2010年6月の帰還を目指すという。
- 2006年6 月1 日
ボーイング社はキャセイパシフィック航空より、2機の777-300ER型機を追加受注したと発表した。今回の受注は、キャセイ航空が既存の購入権を行使したもので、納入2008年を予定。
- 2006年6 月1 日
ジャワ島地震で救援活動をする医官や看護師ら陸上自衛隊員で編成する国際緊急医療援助隊(隊長・上野栄一等陸佐)の約20人と、陸自の輸送を支援する空輸隊(隊長・小林雅也3等空佐)の約30人が1日、航空自衛隊のC130輸送機2機で、小牧基地(愛知県小牧市)から出発した。
- 2006年6 月1 日
日本航空は、JAL「SAMURAI BLUE 2006キャンペーン」の一環として、サッカーW杯に出場する高原、巻など日本代表メンバー23選手が描かれた特別塗装機を公開した。
- 2006年6 月1 日
新千歳=羽田線を運航する航空会社4社の5月の平均搭乗率(速報値)では、北海道国際航空(エア・ドゥ)が月ごとの集計で過去3番目に高い189.8%(前年同月76.7%)と圧勝。スカイマークエアラインズは相次ぐ整備トラブルなどで4社中最低の56.6%だった。
- 2006年6 月1 日
大韓航空は新規路線、函館=ソウル、札幌=釜山線に就航した。両便ともに6月1日より週3便で運航する。
- 2006年6 月1 日
エミレーツ航空が中部国際空港初の中東直行便であるドバイ便に就航した。6月1日より週4便(月・火・木・土曜)、7月1日からは毎日運航。
- 2006年6 月2 日
JAXAの藤原顕教授達が小惑星「イトカワ」は、天体同士の衝突で生じた小さな破片が集まってラッコ形になった可能性が高いと2日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。
- 2006年6 月2 日
スカイネットアジア航空は機体の定期検査でボーイング737-400型1機の電気ケーブルに損傷が見つかり、同日の宮崎、熊本=羽田間の計6便を欠航した。
- 2006年6 月2 日
新華社によると中国民用航空総局は2日、国際民間航空機関(ICAO)の最新統計で、2005年の中国の航空輸送実績がドイツを抜き、米国に次ぐ世界2位となったと発表した。
- 2006年6 月2 日
10年余りをかけて改修工事が進められてきた千葉県の成田空港第1旅客ターミナルビル南ウイングがオープンした。
- 2006年6 月2 日
三菱重工業は名古屋航空宇宙システム製作所大江工場(名古屋市港区)に複合材工場棟を完成した。7月に本格稼働する。米ボーイングの次世代旅客機「787」の主翼部品の工場で、内径7メートル、奥行き36メートルと世界最大級の複合材硬化炉も導入した。
- 2006年6 月2 日
富士重工業は航空宇宙カンパニー(栃木県宇都宮市)で製造を開始していた小型ビジネスジェット機「エクリプス500」量産初号機の主翼を米エクリプス・エビエーション社向けに初納入したと発表した。
- 2006年6 月4 日
日本航空は午後、米アメリカン航空や英国航空など世界の主要航空会社8社で構成する国際航空連合「ワンワールド」への新規加盟に向けた調印式をパリで行った。2007年4月1日正式加盟となる。
- 2006年6 月4 日
インドネシアのジャワ島中部地震の被災者支援で、陸上自衛隊で編成する追加の派遣援助隊約100人(うち医官7人)が4日、航空会社のチャーター機で中部国際空港から出発した。
- 2006年6 月4 日
中部国際空港(愛知県常滑市)とフィンランドの首都ヘルシンキを結ぶフィンランド航空の旅客定期便が就航した。同空港初の北欧便で毎週火木日の週3便運航する。
- 2006年6 月5 日
ギャラクシーエアラインズは6月5日、羽田空港の格納庫で、4月末に受領した初号機A300-600貨物専用機(JA01GX)を披露した。
- 2006年6 月5 日
ニッポン放送株を巡るインサイダー取引疑惑で、東京地検特捜部は5日夕、MACアセットマネジメント(村上ファンド)を率いる村上世彰容疑者を証券取引法違反の疑いで逮捕したと発表した。
- 2006年6 月5 日
キャセイパシフィック航空は15億7000万米ドルを投じ、中国路線に強みを持つ香港ドラゴン航空を完全子会社化するとともに、中国国際航空への出資を現在の2倍に引き上げると発表した。
- 2006年6 月6 日
コンチネンタル航空はボーイング社に10機のB787型と24機のB737NG型を発注する意向を明らかにした。
- 2006年6 月6 日
日本に2機しかない有人飛行船である、株式会社ニッセンが所有する米国製ライトシップA-60+の「ニッセンチョッピー号」と、株式会社日本飛行船が所有するドイツ製シェッペリンNT「BMW号」がこのほど、都庁周辺や東京タワーなど都内上空で初めての編隊飛行を実施した。
- 2006年6 月6 日
日本航空札幌支店は道内各地と東京を結ぶ便で50人に1人、1万円が当たるキャンペーンを始めた。
- 2006年6 月8 日
アシアナ航空は177席のA322機で仁川=旭川(火木土日の週4便)に新規就航した。
- 2006年6 月8 日
ロンドン・ヒースロー空港などを持つ空港管理世界最大手の英BAA(British. Airport Authority)が、スペイン建設大手のフェロビアルに買収されることが決まった。買収額は101億ポンド(約2兆1200億円)と、空港管理企業の買収では最大となる。
- 2006年6 月9 日
韓国の聯合ニュースによると、午後4時54分ごろ、済州から金浦(キンポ)空港へ向かっていたアシアナ航空8942便(エアバス321)が着陸体勢に入ろうと、地上300メートル上空を飛行していたところ、落雷を受けレーダーが装着された機首部分がはがれて落下し、操縦室の窓ガラスにも亀裂が入った。
- 2006年6 月12 日
コンチネンタル航空は、B787型機を10機追加発注した。
- 2006年6 月13 日
NCAは、米航空機大手ボーイングからB747-400F型機(GE製エンジン:CF6-80C2搭載)を2機追加導入、2008年度までに合計で10機の体制にする。納入は2008年11月及2009年2月に各1機を導入する。
- 2006年6 月13 日
インドネシア・ジャワ島中部地震での国際緊急援助活動の終了を命令した。2日から医療支援活動をしている陸自の約150人は16日に活動を終え、22日までに帰国する。空自の航空輸送も22日までに終了する。
- 2006年6 月13 日
航空機大手エアバスは超大型機「A380」の納入を再延期すると発表した。2007年には当初予定の最大25機が9機に減る見通し。
- 2006年6 月14 日
シンガポール航空は米ボーイング社に20機のB787-9型機を発注、20機をオプション契約した。
- 2006年6 月14 日
米ユナイテッド航空の親会社UALのグレン・ティルトンCEOは年内に少なくとも従業員1,000人を削減する計画を明らかにした。
- 2006年6 月14 日
ボーイング社と全日空は午後1時45分(米国時間)からボーイング社のエバレット工場でB777-300ER型、B777-200ER型B737-700型機の同時デリバリー式典を挙行した。
- 2006年6 月15 日
トルコ航空は、2003年12月から運休していたイスタンブール=関西国際空港線を週3便、エアバスA340-300型機(271席)で再開した。
- 2006年6 月15 日
アメリカン航空ユナイテッド航空、ノースウェスト航空、コンチネンタル航空、USエア航空の各社は15日、デルタ航空に追随する形で、商用客が頻繁に利用する片道の当日券を50ドル値上げすると発表した。