2000
- 2005年9 月8 日
ロシアの輸送船ブログレスM-54は国際宇宙ステーションに向け、バイコヌール基地からソユーズロケットで打ち上げられた。
- 2005年9 月8 日
東京航空局は羽田空港4本目の滑走路に対応するため、2006年度に着工する新管制塔の概要を明らかにした。総工費は30億~40億円、高さは約116メートルで国内最高、国際的にも新バンコク国際空港の138.8メートルやクアラルンプール国際空港132.5メートルに次いで世界第3位となる。
- 2005年9 月9 日
ルフトハンザはこのほど、フランスのトゥールーズで、エアバス社第4,000機目の航空機となるA330-300型機を受領した。
- 2005年9 月11 日
9月11日開票の衆院選で、自民が296議席で歴史的大勝。公明と合わせ与党は全議席の3分の2超。小泉純一郎首相が郵政民営化の賛否で二者択一を迫り、反対派の前自民候補には「刺客」候補を擁立、話題をまいた。(共同通信十大ニュース)
- 2005年9 月12 日
法務省入国管理局は、外国人機長に求める飛行経験の要件について、従来の「2,500時間以上」とする条件を「1,000時間以上」と大幅に緩和する措置を決め、10月1日から施行する。
- 2005年9 月12 日
アイベックスエアラインズ(東京)はボンバルディアCRJ200の機長1人が、航空法で義務付けられた定期技能審査で不合格になり、運航乗務員が確保できないため13日から26日にかけ計10便が欠航する。
- 2005年9 月12 日
沖縄県は航空法の規定に基づく新石垣空港の設置許可を国土交通省へ申請した。新石垣空港は第3種空港として2013年3月7日の供用開始を目標に整備される。
- 2005年9 月12 日
JAXAは運用を終えた太陽観測衛星「ようこう」が12日午後6時16分ごろ、インド上空で大気圏に落下したと発表した。420キロの機体は大気との摩擦で燃え尽き、消滅した。
- 2005年9 月12 日
2003年5月にMVロケット5号機で打ち上げた探査機「はやぶさ」が、目標の小惑星「イトカワ」に到着した。
- 2005年9 月14 日
米航空3位のデルタ航空と、同4位のノースウエスト航空はそれぞれ14日夕(日本時間15日朝)、米連邦破産法第11章(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請し、経営破綻した。
- 2005年9 月14 日
米ボーイングはインドネシア国営のガルーダ航空よりB737、18機とB787、10機、計で28機を受注した。
- 2005年9 月16 日
米バージニア州東部地区連邦破産裁判所は経営再建中のUSエアウェイズとアメリカウエスト航空の合併を承認した。これによりUSエアウェイズの会社更生手続きが終了する。
- 2005年9 月16 日
成田国際空港会社と国際航空運送協会(IATA)は成田空港への着陸料など航空会社が空港に支払う「空港使用料」を年約65億円、約11%引き下げることで合意した。国土交通相に届け出た上で、10月から2008年度末まで新料金を適用する。
- 2005年9 月18 日
午前11時30分ごろ、長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦(あいのうら)駐屯地で、模擬戦闘訓練のため低空飛行していた西部方面航空隊第三対戦車ヘリコプタ隊(佐賀県三田川町)の所属対戦車ヘリコプタ(AH-1S)1機が墜落、横転した。
- 2005年9 月19 日
米資産家のジョージ・ソロスが出資する海南航空はボーイングの最新型旅客機「787」を8機発注する契約に調印したと発表した。表示価格に基づく発注額は約10億ドル(約1,115億円)。
- 2005年9 月19 日
米運輸省はタイとオープンスカイ協定を締結したことを発表した。
- 2005年9 月19 日
午前11時ごろ、東シナ海の日中中間線付近で、中国が開発している天然ガス田、天外天の採掘施設の煙突から炎が出て、生産開始しているのを海自1空群(鹿屋)のP3C哨戒機が確認した。
- 2005年9 月19 日
NASAはワシントンの本部で新しい有人月着陸計画を発表した。打ち上げには、開発が進められるスペースシャトルの後継ロケットを使い、2018年に4人の宇宙飛行士を月面に1週間滞在させ、将来の火星探査に向けた月面基地建設の準備作業を行う。
- 2005年9 月21 日
NASAは大型ハリケーン「リタ」が南部テキサス州に上陸する恐れが出てきたのを受け、ヒューストンのジョンソン宇宙センターを閉鎖した。これに伴い、同センターが担当していた国際宇宙ステーション(ISS)の管制機能は、モスクワ郊外のロシア宇宙管制センターに移管された。
- 2005年9 月21 日
午後6時20分(日本時間22日午前10時20分)ごろ、米民間「ジェットブルー航空」ニューヨーク行き292便のエアバスA320型機(乗客乗員146人)が、カリフォルニア州バーバンクのボブホープ空港を離陸後、前輪が真横を向いた不自然な状態でロサンゼルス国際空港に緊急着陸した。
- 2005年9 月23 日
北京国際展覧センターで開催されている「第11回北京国際航空ショー」で、次世代軍用練習機「L15高教機」が一般公開された。
- 2005年9 月24 日
陸上自衛隊が人道復興支援活動を続けるイラク南部サマワなどで治安維持に当たっている英軍、オーストラリア軍が、複数の外交ルートを通じ、来年5月にサマワなどから撤退する意向を日本政府に打診していることが分かった。
- 2005年9 月26 日
福岡行き日本航空3636便MD81型機が9月23日、機長と管制官双方のミスで、経路や高度をまとめた飛行計画の承認を得ずに宮崎空港を離陸していたことが26日、分かった。
- 2005年9 月27 日
午後5時40分ごろ、山形空港を離陸し訓練飛行中のヘリコプター(ヒューズ269C)が、秋田県大仙市神宮寺の水田付近に墜落した。乗員2名死亡、機体は大破炎上した。
- 2005年9 月27 日
米USエアウェイズと米アメリカウエスト航空は合併を完了し、米5位の新生USエアウフェイズが誕生した。
- 2005年9 月28 日
NASAのグリフィン局長は、米紙USAトゥデーとのインタビューで、スペースシャトル計画と国際宇宙ステーション(ISS)建設について「スペースシャトル計画は誤りだった」と表明した。
- 2005年9 月28 日
民間企業に勤める人が昨年1年間に得た平均給与は438万8,000円で、前年を5万1,000円(1.1%)下回り、7年連続で減少したことが国税庁のまとめた民間給与実態統計調査で分かった。
- 2005年9 月29 日
ANA243便羽田発福岡行きB777-300(JA752A)、上昇中「ドン」という異音とともに左エンジンに異常振動が発生、排気ガス温度が上昇したため、エンジンを止め、羽田に緊急着陸した。検査で高圧タービン第2段ブレード(全82枚中29枚)が折損していた。
- 2005年9 月29 日
午後6時55分ごろ、大分発羽田行き全日空198便エアバスA321型機(乗員乗客172人)伊勢湾上空を飛行中、与圧制御が異常になり、実際に減圧が起きたため、機長は酸素マスクを下ろした上で管制官に緊急着陸を要請、同7時半すぎに羽田空港に着陸した。
- 2005年9 月29 日
ボーイング社の機械工組合は午後遅く、会社側と先週、暫定合意した3年間の労働協定を受け入れ、ストライキを中止することを、80%の賛成で決めた。
- 2005年9 月30 日
国内空域での短縮垂直間隔=RVSM(Reduced Vertical Separation Minimum)が、9月30日午前4時から実施される。飛行する高度2万9,000フィート以上の航空路が、これまでの上下2,000フィート間隔から1,000フィート間隔に変更される。
- 2005年9 月30 日
NASAが月面などでの使用を想定した将来の月面基地や火星有人探査では、大電力を安定供給する必要があるため、宇宙での原子力利用法を開発する「プロメテウス計画」に着手することが明らかになった。
- 2005年9 月30 日
520人が犠牲となった日航ジャンボ機御巣鷹山事故で、日本航空の新町敏行社長は回収された123便の残存機体のすべてを将来にわたり保存する方針を明らかにした。
- 2005年9 月30 日
米カリフォルニア州ベリス上空で151人のスカイダイバーが8機の航空機に分乗、一斉に機外にジャンプ、スカイダイビングのフォーメーション世界記録を達成した。
- 2005年9 月30 日
文部科学省とJAXAの発表によると、NASAが日本側に対し、ISSの2010年9月の完成予定は変えないが、スペースシャトルの飛行回数を27回から最大18回に削減し、日本に開発させた生命科学実験施設(セントリフュージ)やロシアの電力設備の打ち上げをやめると伝えてきた。
- 2005年9 月30 日
アメリカン航空は燃料価格の高騰を理由に、米国内の往復15便の運航を一時的に取りやめると発表した。また燃料高から、シカゴ=名古屋間路線を10月末で廃止することも明らかにした。
- 2005年10 月1 日
原油高で燃料コストが高騰する中、米コンチネンタル航空は1日までに、燃費効率を上げるためウイングレット(主翼端翼)を取り付けたB737-800をグアム線に導入した。
- 2005年10 月1 日
宇宙飛行士2人と宇宙旅行者1人米民間人グレゴリーオルセン氏(60歳)を乗せたロシアの宇宙ロケット「ソユーズ」は1日朝、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からISSに向けて打上げられた。オルセン氏は米企業家でスペースアドベンチャーズ社のISSへの宇宙旅行チケットを22億円で購入し世界で3人目の宇宙旅行者となった。
- 2005年10 月3 日
宇宙飛行士2人と民間人1人が乗ったロシアのロケット「ソユーズ」が国際宇宙ステーションへのドッキングに成功し、3人は無事ISSに到着した。
- 2005年10 月3 日
JAXAは小惑星「イトカワ」の手前約7キロに接近している探査機「はやぶさ」の姿勢制御装置3基のうち、7月に故障した1基に加え、2基目も故障したと発表した。
- 2005年10 月4 日
中国の民間航空会社である奥凱航空有限公司(OK航空)は、同社株式の49%を、韓国の大韓航空に25%、大韓航空と取引のある韓国の金融関連企業に24%の割合で譲渡することを明らかにした。
- 2005年10 月5 日
日本航空は、06年4月1日に販売体制を再編してジャルセールスを日本航空インターナショナルに合併し、同10月1日付で日本航空インターナショナルと日本航空ジャパンの合併を正式決定(存続会社名は日本航空インターナショナル)。
- 2005年10 月5 日
民間初の有人宇宙船「スペースシップワン」がワシントンの米スミソニアン航空宇宙博物館に寄贈された。
- 2005年10 月5 日
エアバス社の親会社、EADS社の共同最高経営責任者のトム・エンダース氏とノエル・フォジャール氏は共同声明を発表し、エアバス社が計画している次世代中型機、A350型シリーズの開発を、役員会が正式承認したことを明らかにした。
- 2005年10 月8 日
エアバスは世界的リスクをともに負担する同社の協力パートナーの一部である中国企業が、同社の新型機A350型の開発プロジェクトに参加することを明らかにした。プロジェクトは同日発足し、中国企業は設計と製造のうち5%を担当する。
- 2005年10 月8 日
パキスタン・北インド国境付近でマグニチュードは7.6の非常に強い地震が発生し、3万~4万人が死亡、負傷者は6万人に達すると推測される。
- 2005年10 月10 日
ロシア航空宇宙局は10日、国際宇宙ステーション(ISS)への史上4人目の「宇宙観光客」の候補者として、元ライブドア取締役で投資家の榎本大輔さん(34)が有力であることを明らかにした。
- 2005年10 月10 日
JAXAがエンジンなしの小型無人超音速実験機をロケットで打ち上げ、マッハ2で滑空させる実験に成功。
- 2005年10 月11 日
大野功統防衛庁長官はパキスタン地震の被災者救援のため、隊員約200人、陸自のUH1輸送ヘリコプタを2、3機、空自のC130輸送機3、4機を派遣するよう陸上、航空両自衛隊に対し、派遣準備を命じた。
- 2005年10 月11 日
ジェットブルー・エアウェイズは新たに導入した100座席のエンブラエル190型で、ニューヨーク=ボストン線の運航を開始することを明らかにした。デルタ航空やUSエアウェイズのシャトル・サービスと、直接競争することになる。
- 2005年10 月11 日
米国人実業家と米口の宇宙飛行士らが搭乗したロシアの宇宙船「ソユーズ」が無事地球に帰還した。
- 2005年10 月12 日
中国は12日午前9時(日本時間同10時)2機目の有人宇宙飛行船「神舟6号」(2人乗り)を内モンゴル自治区西部の酒泉衛星発射センターから長征2号Fロケットで打ち上げた。6号は約10分後、地球を周回する軌道に乗ることに成功し、約5日間にわたる有人宇宙飛行を開始した。
- 2005年10 月12 日
スカイマークエアラインズは2006年春から、羽田=札幌線を日に10~11往復就航させ、羽田=福岡線は最大2往復増やし日に10~11往復とする。一方、羽田空港と鹿児島、関西、徳島の各空港を結ぶ路線は休止する。来年3月の空港開港と同時に開設予定だった羽田=新北九州線は就航を断念する。
- 2005年10 月13 日
南米大陸北東部の仏領ギアナにある欧州宇宙機関(ESA)のクールー衛星打上げ基地からESAの大型ロケット「アリアン5」が打上げられ、搭載していた仏軍事通信衛星と米国の民間通信衛星の衛星軌道投入に成功。
- 2005年10 月14 日
川崎重工は海上自衛隊次期掃海ヘリコプタMCH101に装備する最新ターボシャフト・エンジン「RTM332」の初号機納入式を行った。
- 2005年10 月14 日
パキスタン軍報道官は、8日に発生したパキスタン地震による公式死者数が3万8,000人に達したと発表した。
- 2005年10 月15 日
航空自衛隊のC130輸送機で輸送された陸自ヘリがパキスタンイスラマバードに到着17日より被災地への救援物資輸送を開始する。
- 2005年10 月16 日
航空機リース大手で保険大手AIG社傘下のILFC社は、ボーイング社に20機のB787型を確定発注した。
- 2005年10 月17 日
小泉純一郎首相は午前、秋季例大祭の初日、靖国神社に参拝した。首相の参拝は5年連続で、公約の「年1回の参拝」を実現。
- 2005年10 月17 日
中国にとって2度目の有人宇宙飛行船となる「神舟6号」は17日午前4時33分(現地時間)、地球を76周、5日間115時間32分の飛行を終え、内モンゴル自治区の政府所在地のフフホト(呼和浩特)市に近い草原に着陸した。
- 2005年10 月18 日
イラク復興支援特別措置法に基づいて航空自衛隊が行っているクウェートからイラク国内への輸送支援について、米政府が、仮に陸上自衛隊が撤収した場合も継続するよう日本に要請していることが明らかになった。
- 2005年10 月18 日
防衛庁はパキスタン大地震での被災地支援のため、陸上自衛隊のヘリコプタ3機を追加派遣する方針を決めた。追加派遣されるのは、陸自北部方面隊、同東部方面隊所属のUH1多用途ヘリと隊員二十数人。航空自衛隊のC130輸送機4機で空輸する。
- 2005年10 月18 日
エアバスA380型機の2号機(MSN004)が初飛行した。
- 2005年10 月20 日
サウスウエスト航空は2005年第3四半期の業績が、最終利益で2億2,700万ドルだったことを明らかにした。前年同四半期は1億1,900万ドルだったことから、倍増に近い増益となった。
- 2005年10 月20 日
ジェットブルー・エアウェイズは2005年第3四半期の業績が最終利益で270万ドルだったことを明らかにした。前年同四半期の810万ドルからは、67%の減益となった。
- 2005年10 月20 日
郵政公社と全日本空輸は国際物流事業で提携し、2006年4月をメドに両社が合弁で航空貨物会社を新設する。出資比率は全日空が三分の二で郵政公社が三分の一。社長は全日空が派遣する。
- 2005年10 月20 日
全日本空輸は、燃料費の高騰などを理由に、2006年4月から国内線旅客運賃を平均1,000円程度値上げすると発表した。
- 2005年10 月20 日
ボーイング社は787-8型機のレイクド・ウィングチップ(傾斜ウィングチップ)のサプライヤーに大韓航空の航空宇宙部門を選定したと発表した。
- 2005年10 月22 日
ナイジェリア南西部ラゴス発首都アブジャ行きのベルビュー航空ボーイング737(乗客111人、乗員6人)が離陸直後に墜落、機体は完全に破壊され、搭乗者は全員死亡した。
- 2005年10 月23 日
スカイネット、ANAとの提携で来春からANA予約システムable導入、同時にコードシェアも行い、羽田第2PTBへの移転も調整中であることがわかった。
- 2005年10 月24 日
エアトランセは運航機材ビーチクラフト1900D型機の2号機導入に伴い、12月24日から函館=千歳線、千歳=帯広線を一往復ずつ増便すると発表した。
- 2005年10 月25 日
日本航空は世界の大手8社で構成する国際航空連合「ワンワールド」グループに加入すると発表した。
- 2005年10 月26 日
ニュージーランド航空はボーイング社に2機のB787-8型を追加発注したことを明らかにした。ニュージーランド航空は全日空に続き、2004年5月に2機のB787型を発注している。
- 2005年10 月26 日
エアバス社のグスタフ・フンベルト最高経営責任者(CEO)は、ボーイング社との関係から日本の重工メーカー3社が、A350型の開発に参加することを断ったことを明らかにした。
- 2005年10 月27 日
東大大学院工学研究科の中須賀真一教授の研究室の学生らが手作りした超小型衛星の第2弾「サイ5」が午後3時52分(日本時間)、ロシアのプレセック宇宙基地から同国のロケット「コスモス」で打ち上げられた。
- 2005年10 月28 日
仙台空港を離陸した小型機(JA3816バイバーPA-28RT型機)が16時27分ころ西東京市向台町5の都立田無高校グラウンドに不時着した。
- 2005年10 月29 日
大野防衛庁長官は、米国ワシントンにおいて、町村外相、ライス米国務長官、ラムズフェルド米国防長官との間で、日米安全保障協議委員会(「2+2」)を行った。
- 2005年10 月29 日
エアバスは、世界最大の旅客機A380によるフランスからドイツ・フランクフルト空港へのテスト飛行に成功した。
- 2005年10 月30 日
自衛隊の航空観閲式で曲技飛行を披露するブルーインパルスの編隊。空自のF2支援戦闘機など17機種計43機が観客約6,800人を前にデモ飛行を行った。
- 2005年10 月31 日
日本航空DC10型機が韓国・仁川発成田行きの便を最後に引退する。「3発機」と呼ばれ、親しまれた機体は日本の航空会社から姿を消す。
- 2005年10 月31 日
小泉首相(自民党総裁)は内閣改造を行い、自民、公明両党による第3次小泉改造内閣を発足させた。国土交通相には北側一雄氏が再任された。
- 2005年10 月31 日
国土交通省はスカイマークエアラインズや北海道国際航空(エア・ドゥ)など特定既存航空会社が運航する航空便に、日本航空や全日空といった大手航空会社が共同運航を行う場合に、大手航空会社の販売座席数が全座席提供数の4分の1以下とすることを定めた。
- 2005年11 月6 日
イラン・イラク戦争(1980~88年)の開戦以降休止していた両国間の航空便の運航が25年ぶりに再開され、午後、イラク航空機がテヘランに到着した。
- 2005年11 月7 日
航空大手2社の2005年9月中間期の連結決算によると燃料油が高止まる中、全日空は最終損益で減益ながら197億円の黒字を確保したが、日航は安全上のトラブルや燃油費高騰が響き、120億円の赤字と明暗が分かれた。
- 2005年11 月7 日
ワシントン・ダレス空港を拠点とするインディペンデンス航空は持ち株会社のフライアイ社と共に、連邦破産法11章の適用を申請した。
- 2005年11 月9 日
欧州宇宙機関は金星探査機「ビーナスエクスプレス」をカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズロケットで打ち上げた。
- 2005年11 月9 日
ボーイング社はエアカナダが18機のB777型と14機のB787型を確定発注、更に18機のB777型と46機のB787型を、オプション(購入選択権)契約したことを明らかにした。
- 2005年11 月10 日
ボーイング社のB777-200LR型(ボーイング002号機)は飛行時間22時間42分、飛行距離13,423マイル(11,664海里、21,601Km)を飛行、香港からの東回りでロンドン・ヒースロー空港に着陸、大型民間機としての無着陸飛行記録を更新した。
- 2005年11 月11 日
エアバスが開発した世界最大の旅客機A380が、試験飛行でシンガポールのチャンギ空港に着陸した。A380が欧州以外の国に飛行したのは初めてで、フランスのエアバス本社から12時間かけてシンガポールに到着した。
- 2005年11 月11 日
経営再建中の米航空大手ユナイテッド航空は、国際線の増便などに対応するため、客室乗務員を2,000人雇用すると発表した。同社の新規雇用は、2001年の9・11同時多発テロ以来4年ぶり。
- 2005年11 月12 日
防衛庁のミサイル防衛(MD)計画で、2010年度までに航空自衛隊に配備する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイルの調達数が、計124発に上ることが明らかになった。米国メーカーからの輸入で調達開始後、ライセンス生産する三菱重工業製に切り替える。価格は1発5億円。
- 2005年11 月13 日
オーストラリアのシドニー湾上空を飛行する世界最大の旅客機エアバスA380。欧州以外での初の飛行テストで、ブリスベンからシドニーに飛来した。
- 2005年11 月14 日
パキスタン北部での大地震で国際緊急援助活動中の自衛隊部隊に対し、額賀防衛長官は活動終結命令を出した。
- 2005年11 月15 日
日本郵船の役員会はボーイング社に8機のB747-8Fアドバンスト型貨物専用機の確定発注と、同型6機をオプション契約することを承認した。2009年から傘下の日本貨物航空に引き渡される。
- 2005年11 月15 日
ボーイング社はB747-8型旅客機、及びB747-8型貨物専用機を含む、新たなB747-8型開発計画を正式に開始したことを明らかにした。
- 2005年11 月15 日
アリアンスペース社は、アリアン5ECAで2つの通信衛星、ダイレクトTVのSpaceway2とビーテーテレコムのTelkom2を打ち上げ、軌道へ投入した。
- 2005年11 月16 日
中部国際空港の2006年3月期中間決算(連結)で売上高274億6,200万円、営業利益53億5,300万円、経常利益19億5,400万円、中間純利益18億3,200万円を計上。
- 2005年11 月17 日
成田国際空港(NAA)の前身「新東京国際空港公団」が発注した電機設備工事をめぐって、談合の疑いが強まり、東京地検特捜部は競売入札妨害容疑で複数の重電メーカーを一斉に家宅捜索した。
- 2005年11 月17 日
米国防総省ミサイル防衛局はイージス艦による海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の迎実験で、模擬弾道ミサイルから分離した弾頭を撃ち落とすテストに初めて成功したと発表。
- 2005年11 月20 日
ボーイング社はドバイ航空ショーで、インターナショナル・リースファイナンス社(ILFC社)より、確定20機、オプション4機の787型機を受注したと発表した。