2000
- 2005年4 月25 日
エアカナダはボーイング社に、B787型機確定14機、オプション46機を発注した。引き渡しは2010年から。
- 2005年4 月26 日
インド航空は役員会を開催し、ボーイング社に最大で50機を発注することを承認した。発注の内訳は、B777-200LR型8機、B777-300ER型15機、B787型27機としている。
- 2005年4 月26 日
産業再生機構は経営再建を支援しているスカイネットアジア航空の支援企業に、全日空を内定した。両社で共同運航(コードシェア)を計画するほか、全日空からの出資や、予約業務や機体整備などの業務提携が検討されている。
- 2005年4 月27 日
エアバスが開発した世界最大の次世代旅客機「A380」が仏トゥールーズのブラニャック空港を現地時間午前10時29分に離陸、3時間54分の試験飛行に成功し、午後2時13分に同空港に着陸した。
- 2005年4 月29 日
台湾の最大野党、国民党の連戦主席(左)が、中国共産党の胡鏡総書記(国家主席=右)と会談。中台関係について2時間にわたり協議した。
- 2005年4 月29 日
午後9時39分ごろ、補修工事のため閉鎖中だった羽田空港のA滑走路に、帯広発の日本航空1158便エアバスA300型機(乗員乗客51人)が着陸した。管制官が工事日程を忘れていたのが原因で、航空・鉄道事故調査委員会は「重大インシデント」として調査を始めた。
- 2005年5 月3 日
午後4時30分頃、静岡県警察航空隊のヘリコプタ、アグスタ式A109K2型機(JA11PC、搭乗者5名)が飛行中、静岡市清水区草薙付近に墜落、炎上した。搭乗者5名全員が死亡、機体は大破した。
- 2005年5 月6 日
ノースウエスト航空がボーイング社にB787型機を確定で18機、オプション分として別途50機を発注した。
- 2005年5 月8 日
日本航空47便サンパウロ発ニューヨーク経由成田行きボーイング747-400型機(乗員・乗客計374人)が北海道上空を11,000メートルで飛行中午前11時41分、客室気圧が急低下し、酸素マスクが自動落下した。同機は高度約3,000メートルまで緊急降下、12時51分に新千歳空港に緊急着陸した。
- 2005年5 月9 日
米紙ワシントン・ポストによるとNASAはスペースシャトル後継機「有人探査船(CEV)」完成時期を、4年早め、2010年とする方針を決めた。
- 2005年5 月9 日
米ボーイングは日本航空にB787型機とB737-800型機各30機を売却する契約を締結したと発表した。同時に日本航空は、B787型機20機、B737型機10機のオプション購入契約も結んだ。
- 2005年5 月9 日
ゴールデンウイーク期間のJR6社の利用客(新幹線、特急、急行)は昨年比1%増の1,052万人、日本航空国内線が約2%減の約136万5,000人、国際線が約3%増の約41万9,000人、全日空国内線が約2%減の約136万5,000人、国際線約3%減の約11万5,000人。
- 2005年5 月10 日
福岡県の麻生渡知事は5月10日の定例記者会見で、新規航空会社のスターフライヤへ最大8億円の補助金を交付する方針を明らかにした。同社へは北九州市も最大10億円の助成を決めている。
- 2005年5 月12 日
青森空港延長滑走路3,000メートルの供用開始。
- 2005年5 月13 日
米国の大手7社航空各社は13日午後までに、国内線の運賃を往復で10~20ドル値上げした。
- 2005年5 月13 日
日本航空協会、新会長に近藤秋男全日空最高顧問が就任。
- 2005年5 月16 日
全日空は中部国際=上海線を新規開設。
- 2005年5 月17 日
日本航空が、グループ会社と海外の航空会社が保有する旅客機3機種計23機について、航空機製造事業法に基づく経済産業省の認可を得ないまま整備を受注、実施していたことがわかった。
- 2005年5 月17 日
佐川急便は新会社「ギャラクシーエアラインズ」を設立し、航空貨物事業へ新規参入。A300-600F型機で2006年6月から運航開始する計画。
- 2005年5 月17 日
9時10分頃大分県竹田市久住町の久住滑空場で日本学生航空連盟のPZL-ビエルスコSDZ-50-3ブハッチ(JA21KK)離陸のためウィンチにより曳航中、約80メートルの高さから滑走路上に墜落し、搭乗者2人が全身を強く打ち死亡した。
- 2005年5 月19 日
米航空7位で経営再建中のUSエアウェイズと同8位アメリカウエスト航空は、合併することで合意したと発表した。年間売上高は100億ドルに達し、旅客数で全米6位の航空会社が誕生する。
- 2005年5 月19 日
気象庁は2月にH2Aロケットで打ち上げられた、運輸多目的衛星「ひまわり6号」による観測画像の試験配信を31日から始め、6月中には正式運用を行うと発表した。
- 2005年5 月19 日
米航空7位で経営再建中のUSエアウェイズと同8位アメリカウエスト航空は、合併することで合意したと発表した。年間売上高は100億ドルに達し、旅客数で全米6位の航空会社が誕生する。
- 2005年5 月19 日
気象庁は2月にH2Aロケットで打ち上げられた、運輸多目的衛星「ひまわり6号」による観測画像の試験配信を31日から始め、6月中には正式運用を行うと発表した。
- 2005年5 月21 日
国土交通省は日本航空などで管制指示の聞き違いや運航ミスなどのトラブルが多発していることを受け、8月に予定していた1日14便の羽田空港の発着枠拡大を、当面凍結する方針を明らかにした。
- 2005年5 月21 日
国際民間航空機関(ICAO)は2004年の中国各航空会社による定期路線の取扱総量が前年比36%増の240億7,600万トンキロとなり、03年の世界第5位から3位に浮上したことを明らかにした。
- 2005年5 月22 日
JALグループが発表した2004年度の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比25.5%増の1.474万3,222人となり、大幅な減少(2002年度比80.2%)だった2003年度から回復するだけでなく、2002年度をも上回った。一方、国内線旅客数は同3.7%減の4,470万5,084人と前年度に続きマイナスとなった。
- 2005年5 月24 日
ボーイング社はエールフランス航空からの発注(確定5機、オプション3機)を受け、世界最長の航続距離、および世界最大の積載量を誇る双発貨物専用機であるB777型フレイターをローンチしたことを発表した。初号機納入は2008年第4四半期を予定。
- 2005年5 月26 日
インドネシア最大の格安航空会社、ライオン・メンタリ航空は米ボーイングから航空機60機を39億ドル(約4,200億円)で購入すると発表した。同社はタイとインド向けに新しい路線を開拓する。
- 2005年5 月30 日
日本航空は5月31日、JALウェイズが運航するシドニー発関西行JAL778便のB747型機(JA8184、乗員乗客181名)がシドニー空港で出発前の牽引中、左翼主脚の付け根付近の部品「トラニオン」の一部が破断したと発表した。
- 2005年5 月31 日
イラク航空はこの日バグダッドと南部バスラを結ぶ定期便を再開した。今後週4便が運航される。
- 2005年5 月31 日
スカイネットアジア航空(SNA)が8月からの新路線・羽田=長崎線の通常期の普通運賃は大手の普通運賃よりも6,000円安い2万8,300円にすると発表。
- 2005年6 月1 日
連邦破産法11条適用下のユナイテッド航空は、31日までに2つの主要な整備士組合との人件費削減で合意に至り、懸念されたストライキの事態を回避した。
- 2005年6 月1 日
エアーネクスト(AIRNEXT)がB737-500型機を使用し、福岡空港を拠点に小松線を1日2便、石垣線を1便の運航を開始した。
- 2005年6 月1 日
エチオピア航空が先に契約したオプション(購入選択権)5機分を行使して、B787型機の発注を10に増やしたことを明らかにした。
- 2005年6 月2 日
ハワイアン航空は2003年3月から2年以上にわたった、連邦破産法11条の適用下での法的な会社再建を完了したことを明らかにした。
- 2005年6 月2 日
シンガポール航空のチュー・チュンセンCEOは同社のA380型機の納入スケジュールが当初の2006年第2四半期より6ヶ月遅れ、同年末頃に延期となることを明らかにした。
- 2005年6 月3 日
小松空港で4月、エアーニッポン(ANK)機が管制官の許可を得ず離陸滑走を始めたトラブルで、国土交通省は航空法に基づき、機長を30日の、副操縦士を10日の航空業務停止とする行政処分にした。
- 2005年6 月6 日
三菱重工業は下関造船所内に米ボーイングの次期主力民間旅客機「B787」主翼の複合材ストリンガー(縦通材)の生産工場を新設すると発表した。
- 2005年6 月7 日
全日本空輸は航空燃料油価格の高騰に対応するため、普通運賃に上乗せする国際線の「燃油特別付加運賃」を7月7日発券分から、飛行距離に応じて200~2500円値上すると発表した。
- 2005年6 月8 日
日本航空は羽田=熊本の深夜貨物便を7月7日から運航すると発表した。10月までは週三日(水、木、金曜)運航し、11月以降は毎日運航する。
- 2005年6 月8 日
成田国際空港株式会社(NAA)によれば2004年度の国際線B747級大型機使用比率が2004年度は40%に留まったことが分かった。これは1995年の使用比率74%の半分近くに当たり、2002年度の50%、2003年度の43%から更に低下した。
- 2005年6 月10 日
コミューター13社の2004年度統計で、輸送人員1.1%増、旅客収入合計3.8%増、平均旅客単価は上昇、イールドは半数が低下。
- 2005年6 月13 日
エアバス社はカタール航空がA350型機を60機発注したと発表した。
- 2005年6 月13 日
米航空宇宙局はスペースシャトルの後継機となる有人宇宙探査船(CEV)の当面の開発担当として、(1)ロッキード・マーチン(2)ノースロップ・グラマンとボーイングの2社連合の2チームを選定したと発表した。
- 2005年6 月14 日
経済産業省は日本航空宇宙工業会(SJAC)とフランス航空宇宙工業会(GIFAS)が、超音速旅客機(SST)に関する共同研究を開始することに合意したと発表した。
- 2005年6 月15 日
インドのキングフィッシャー航空はエアバス社にA330型、A340型、A380型をそれぞれ5機、合計で15機のワイド・ボディー機を確定発注したことを明らかにした。
- 2005年6 月15 日
午前10時ごろ、新千歳発羽田行き日本航空1002便JA8986が羽田空港に着陸した際、前輪タイヤ2本が外れ、滑走路上にて停止した。
- 2005年6 月16 日
エアバス社は2006年後半に運航開始を計画しているインドのインディーゴが、A320型シリーズを100機、確定発注することを明らかにした。
- 2005年6 月17 日
午前11時ごろ、伊丹発高知行きのエアーニッポンネットワークが運航するANA1609便DHC-8-402型機(JA847A、乗員乗客64名)が飛行中、客室後方から煙が発生したため、伊丹空港に引き返し航空交通管制上の優先権を要請し着陸した。
- 2005年6 月17 日
スカイマークエアラインズは、定期路線を運航する航空会社14社が加盟する業界団体「定期航空協会」(会長=新町敏行・日本航空社長)を15日付で脱退したことを明らかにした。
- 2005年6 月17 日
バリグ・ブラジル航空は会社更生法の適用をリオデジャネイロの裁判所に申請した。
- 2005年6 月19 日
午後5時25分頃、個人が運航する超軽量動力機マックスエア一式ハマーG25型機(JR0134、搭乗者1名)が秋田県大仙市協和の稲沢場外離着陸場を離陸し飛行中、エンジンの出力が低下して停止し、同離着陸場の北約100メートル付近の電話線に前脚が引っかかり宙づりの状態となった。
- 2005年6 月19 日
JR福知山線が運転を再開した。107人の命を奪った大惨事から55日ぶり。
- 2005年6 月20 日
米航空宇宙局は無人の極超音速実験機「X43A」が昨年11月にカリフォルニア州沖での最終飛行試験で達成したマッハ9.6が、ジェット機の世界最速記録としてギネスブックに認定されたと発表した。これまでの最速記録は、やはりX43Aが昨年3月に樹立したマッハ6.8。
- 2005年6 月21 日
東海大学は全日空と提携し、4年間でパイロットに必要な事業用操縦士の資格を取得できる「航空操縦学専攻」を、2006年度から工学部に新設することを明らかにした。4年間の学費は約1,500万円。卒業後、航空会社での約1年半の実機訓練後に副操縦士になる。
- 2005年6 月21 日
羽田から那覇に向かっていた日本航空B777-300型機(JA8941、乗員乗客235名)が土佐清水市の上空飛行中、第1エンジンの異音と排気温度の上昇を示す計器表示があったため、同エンジンを停止のうえ、目的地を関西空港に変更、着陸した。
- 2005年6 月21 日
太陽の光を受けて宇宙空間を進む世界初の太陽帆船「コスモス1」がモスクワ時間の21日深夜、ロシアの原子力潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の改造型によってバレンツ海から打ち上げられたが、想定軌道に到達せず、失敗に終わった。
- 2005年6 月23 日
23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、取引の中心となる米国産標準油種(WTI)の8月渡しが一時、1バレル=60ドルをつけ、1987年の取引開始以来、初めて60ドル台にのせた。
- 2005年6 月24 日
東邦航空㈱は6月24日より、シコルスキー式S-76C型ヘリ(9人乗り)で、東京愛らんどシャトルの一環として、大島=三宅島間の運航を再開した。
- 2005年6 月28 日
運輸多目的衛星「ひまわり6号」が気象観測の正式運用開始。
- 2005年6 月30 日
ボーイング社は日本航空より6機のB767-300ERF型貨物専用機を確定受注した。エンジンはジェネラル・エレクトリック社のCF6-80C2型を装備し、2007年から2008年初めまでに引き渡される。
- 2005年7 月1 日
航空自衛隊は、女性隊員を初めてイラク復興支援派遣輸送航空隊に派遣することを決めた。派遣される女性隊員は5人で、パイロットも含まれる。
- 2005年7 月3 日
1919年に初めて達成された無着陸大西洋横断飛行の再現に挑み、米国を飛び立った米冒険家スティーブ・フォセットらの旧式複葉機がアイルランドに無事着陸、待ち構えていた地元の2,000人から喝采を浴びた。
- 2005年7 月4 日
米航空宇宙局は米東部夏時間の4日午前1時52分(日本時間同日午後2時52分)、太陽を周回するテンベル第一彗星の核に、無人探査機「ディーブインパクト」から放出した直径約1メートルの銅製の衝突体を命中させることに成功した。
- 2005年7 月4 日
北海道エアシステムは、丘珠=紋別線初便の出発式を両空港で開催した。
- 2005年7 月5 日
小泉純一郎首相が内閣の最重要課題に掲げる郵政民営化関連法案は午後1時過ぎから、衆院本会議で採決が行われ、賛成233、反対228で可決された。
- 2005年7 月5 日
欧州連合(EU)の欧州委員会は独航空大手ルフトハンザ航空によるスイス国際航空の買収を条件付きで承認したと発表した。合併により競争上有利になるフランクフルト(ドイツ)、チューリヒ(スイス)などの空港で発着枠を他社に譲ることが条件。
- 2005年7 月5 日
建設中の静岡空港の未買収用地について、国土交通省中部地方整備局は土地収用法に基づく土地を強制収用できる事業として認定し、告示した。
- 2005年7 月6 日
日本航空と独のルフトハンザカーゴは中部国際空港と独フランクフルトを結ぶ貨物直行便を9月下旬から共同運航すると発表した。
- 2005年7 月7 日
ロンドンで地下鉄と2階建てバスを標的とした4件の爆弾テロで56人が死亡。
- 2005年7 月9 日
百里飛行場民間共用化事業の起工式が行われた。2,700メートル新滑走路2009年度の供用開始を目指し工事本格化。
- 2005年7 月10 日
JAXAのX線天文衛星「ASTRO(アストロ)E2」が午後零時30分、MVロケット6号機で鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。
- 2005年7 月10 日
航空自衛隊の輸送機が午後、東京都東久留米市の上空約915メートルで、所属不明の航空機と高度差約30~60メートルまで接近していたことが分かり、防衛庁が国土交通省に報告した。
- 2005年7 月12 日
日本郵船は全日本空輸が保有する日本貨物航空(NCA)株式を買い取り、NCAを連結子会社にすると発表した。郵船と全日空はそれぞれ27.59%を出資する筆頭株主。
- 2005年7 月13 日
NASAは、燃料センサーに異常があったとして、13日に予定されていたスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げを、早くとも来週まで延期すると発表した。
- 2005年7 月15 日
米航空貨物大手のフェデックスは、アジア地域の拠点を2008年12月にフィリピンのスービック空港から中国の広州白雲空港に移すと発表した。
- 2005年7 月16 日
午前11時頃、赤道ギニアの首都、マラボのサンタ・イザベル空港を離陸した、イクエットエアーのアントノフ32型機が、空港から17キロ先のバニー近郊に墜落した。事故機はギニア湾のビオコ島マラボから、アフリカ大陸沿岸の都市バータ行きの国内線。
- 2005年7 月16 日
日米両政府が、在日米軍再編協議の焦点の一つである米軍横田基地の航空管制業務(横田ラブコン)を日本側へ返還することで大筋合意していることが明らかになった。
- 2005年7 月16 日
29回鳥人間コンテストが行われ、本年は滑空機部門で「三鷹もばらアドベンチャー」が376.80m、人力プロペラ部門で「日本大学」が22,813.05mの飛行距離を記録した。
- 2005年7 月17 日
日米両政府がミサイル防衛(MD)システムの地上配備型迎撃ミサイルであるバトリオット3(PAC3)について、日本でライセンス生産することで合意していたことが分かった。今年度中に製造元の米ロッキード・マーチン社と三菱重工業が契約を結ぶ見通し。
- 2005年7 月17 日
民間航空会社、春秋航空有限公司(エア・スプリング)がベース空港である上海虹橋国際空港から山東省・煙台市へ向けて初フライトを行った。使用されたのはエアバス「A320-214」型旅客機。180人が搭乗し、ほぼ満席だった。春秋航空は、超格安チケットの販売が話題を呼んでいる。初就航した上海=煙台間のチケットも199元と、他社の約半額だった。
- 2005年7 月18 日
527人の運航乗務員で構成するアシアナ航空の組合は17日正午、経営側との交渉が合意に至らず、無期限のストライキに入った。18日には国内旅客線168便中81便と、国内貨物線7便中4便が欠航する。
- 2005年7 月18 日
ボーイング社はライオン・エアー(インドネシア)からの確定発注を受け、これまでB737-900X型としていた、B737-900ER型の開発を正式決定したことを明らかにした。
- 2005年7 月20 日
富士重工業は、愛知県半田市にある既存の半田工場敷地内に、2棟目となるB787型機中央の組立を行う航空機の新組立工場の地鎮祭を行い、工事に着手した。
- 2005年7 月20 日
世界貿易機関(WTO)は欧州と米国の大手航空機メーカー、エアバスとボーイングが自由貿易ルールに違反する政府の補助金を受けているとされる問題を調査する紛争処理小委員会(パネル)を設置した。
- 2005年7 月21 日
JAXAは設計寿命の倍以上の10年間も活躍した気象衛星「ひまわり5号」との電波の送受信を止め、運用を完全に終えたと発表した。
- 2005年7 月21 日
JAXAはX線天文衛星「すざく」が目標の高度約570キロの円軌道に乗り、搭載機器の試験を経て8月中旬から観測を始めると発表した。
- 2005年7 月22 日
弾道ミサイルに対処するミサイル防衛(MD)で迎撃手続きを定める自衛隊法改正案が参議院本会議で与党の賛成多数で可決、成立した。
- 2005年7 月23 日
スカイ・レジャー・ジャパンが千葉県野田の関宿滑空場で開かれ、58,000人の観客で賑わった。
- 2005年7 月23 日
羽田発徳島行き日航1439便エアバスA300型機(乗客186人、乗員9人)で午後8時すぎ、与圧装置にトラブルが起き、機内の気圧が下がった。このため、同機は高度9,000メートルから緊急降下し、徳島空港に緊急着陸した。
- 2005年7 月23 日
夕方「最大震度5強」の強い地震が関東地方を襲い、首都圏の交通機関は一時、マヒに近い状態に陥り、JR線だけで1,200本が運休、44万人に影響が出た。
- 2005年7 月24 日
個人が運航するグライダーのグラスリューゲル式クラブリベレ205型機(JA2201、搭乗者1名)が静岡県の浜北滑空場から離陸のためウィンチにより曳航中、滑走路上に墜落した。搭乗者は死亡、機体も大破した。
- 2005年7 月25 日
深圳の新規民間航空、鷹聯航空が成都=深圳線、成都=長沙=杭州線へ就航。料金は、正規料金の2割5分引き~3割5分引きを基準に上下に動く。民間航空は天津の奥凱航空、上海の春秋航空に続いて3社目。
- 2005年7 月26 日
午後2時25分ごろ、中部国際空港を離陸直後の福岡行き全日空1663便(DHC8-400型)で車輪を格納できないトラブルが発生、中部国際空港に引き返した。
- 2005年7 月26 日
NASAは午前10時39分(日本時間同日午後11時39分)、野口聡一さん(40)ら日米7人が乗り組むスペースシャトル「ディスカバリー」を、ケネディ宇宙センターから打ち上げた。ディスカバリーの打ち上げは成功し、約40分後に目標の地球周回軌道に乗った。
- 2005年7 月27 日
NASAのパーソンズ・シャトル計画部長らはジョンソン宇宙センターで会見し、「ディスカバリー」が26日に打ち上げられた際、外部燃料タンクから断熱材が脱落していたことを確認したため「問題を解決できるまで今後のシャトル打ち上げは見合わせる」と発表した。
- 2005年7 月27 日
エアバスは2500機目のA320ファミリー機を中国東方航空に引き渡した。
- 2005年7 月28 日
エアー北海道「2006年4月1日より函館=奥尻線廃止」に伴う国内定期航空運送事業の廃止を7月28日付で東京航空局に対し届け出た。これにより、同社は2006年3月31日を以て、航空運送事業から撤退する。
- 2005年7 月28 日
スペースシャトル「ディスカバリー」は日本時間28日午後8時18分、高度約350キロの地球周回軌道で、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。