タイムトラベル(空の歴史)

2000

  • 2004年9 月9 日

    ボーイング、アエロメヒコとコバ航空が次世代737型機合計14機を発注したと発表した。

  • 2004年9 月9 日

    シンガポール航空はB777-300ER型機を31機購入すると発表した。18機が確定、13機はオプション。

  • 2004年9 月10 日

    アラブ首長国連邦のアブダビを拠点とするエティハド航空はボーイング社にB777-300ER型5機を確定発注したことを明らかにした。引き渡しは2005年10月からとしている。

  • 2004年9 月10 日

    米航空宇宙局太陽風の粒子を収集して8日に地球に帰還した際、ユタ州の砂漠に激突した無人探査機ジェネシスのカプセルを回収して調査した結果、内部に収められた粒子のサンプルは大半が無事で、「科学目的のかなりの部分は達成される見込みだ」と発表した。

  • 2004年9 月10 日

    エアバス社は8月に5000機目の航空機を受注したことを明らかにした。エールフランスでA300型機が初就航した1974年から、30年目にして達成した。

  • 2004年9 月11 日

    経営再建中の北海道国際航空が、第3の路線として2005年3月18日から、羽田=函館線に1日2便で就航する。現在運航している羽田=札幌、羽田=旭川線も、同時に各1便を増便する計画。

  • 2004年9 月11 日

    スカイマークエアラインズは、2005年3月11日から、1日4往復で羽田=関空に参入すると発表した。

  • 2004年9 月12 日

    第23回航空ページェントが札幌市東区の札幌飛行場(陸上自衛隊丘珠駐屯地で開かれ、約6万人がアクロバット飛行などを楽しんだ。同ページェントは「空の日」にちなみ、2年に1回開催される。

  • 2004年9 月12 日

    米航空7位のUS航空は、連邦破産法11章(日本の民事再生法に相当)の適用をバージニア州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。負債総額は約87億ドル(約9500億円)。

  • 2004年9 月12 日

    9月12日午後2時35分頃、明和町場外離着陸場(群馬県邑楽郡)を離陸した個人運航の超軽量動力機ランズ式S6コヨーテⅡ-R582L型機(JR1677、搭乗者2名)が飛行中、右旋回したところ失速して群馬県邑楽郡の利根川河川敷に墜落した。

  • 2004年9 月13 日

    午前8時52分、飛行訓練のため、航空自衛隊那覇基地所属F4ファントム戦闘機が那覇空港を離陸した際、後部座席風防が落下した。那覇空港は点検のため、約4分間滑|走路が閉鎖された。

  • 2004年9 月13 日

    午後4時49分ごろ、羽田空港発熊本行きの全日空647便A321型機(JA104A、乗員乗客201名)が離陸滑走中、第2エンジンに不具合が発生したため離陸を取りやめ、誘導路まで自走、その後牽引車により駐機場へ移動した。点検で、第2エンジン後部から金属の小片が発見された。

  • 2004年9 月15 日

    三菱重工業はボーイング社向けにB777型機の500号機用の後部胴体を広島製作所から、また、尾部胴体および乗降扉を名古屋航空宇宙システム製作所からそれぞれ出荷したことを発表した。

  • 2004年9 月15 日

    米西海岸でロサンゼルス航空管制センターのコンピューターが故障し管制システムが一時機能を停止した時間帯で、飛行中の航空機同士が異常接近するニアミス事故が少なくとも5件発生していたことが米航空管制官協会の調べで明らかになった。

  • 2004年9 月15 日

    シンガポールを拠点とする「タイガー航空」バンコク=シンガポール間の路線に就航した。

  • 2004年9 月16 日

    H2Aロケット6号機の事故を受け、補助ロケットのノズルを改良して行った燃焼試験。試験は約2分間で、ほぼ計画通りの推力や燃焼圧力を計測し、無事終わった。

  • 2004年9 月16 日

    関西空港と中国の海南島の中心都市、海口を結ぶ海南航空の直行便(週2往復)が就航した。

  • 2004年9 月17 日

    横浜ゴムは欧州の航空機製造大手のエアバスが生産する超大型旅客機A380向けに、貯水タンクと浄化槽タンクの出荷を始めたと発表した。米ボーイングには納入実績があるが、エアバスに納入するのは今回が初めて。

  • 2004年9 月17 日

    日本プロ野球選手会の古田敦也会長とロッテの瀬戸山隆三球団代表の交渉は決裂、選手会は9月18、19の両日、史上初のストライキ突入を決定した。

  • 2004年9 月18 日

    パラシューティング(スカイダイビング)の世界選手権が開催され、フリースタイル女子において日本チーム岡崎菓子、アクセル・ゾーマン組が優勝した。

  • 2004年9 月18 日

    イラク国営のイラク航空はリースしたB737型機をヨルダンのアンマンからバクダッドへ、バクダッドからシリアのダマスカスへ運航し、14年ぶりに国際線定期便の運航を再開した。

  • 2004年9 月19 日

    9月19日、22日イラク復興支援派遣輸送航空隊第4期前段要員がクウェートへ到着した。

  • 2004年9 月20 日

    ソカタTB10、JA4180が16時20分南紀白浜空港を離陸し、高松空港へ飛行中、16時23分頃徳島レーダーから機影が消えた。その後、17時30分当該機が三原郡南淡町(淡路島)黒岩付近山腹で墜落しているのが発見された。搭乗者2名が死亡。

  • 2004年9 月20 日

    ベトナム国営のベトナム航空はボーイング社とB7E7型4機を購入することで覚書を結んだ。

  • 2004年9 月21 日

    政府が在日米軍基地再編に関して、東京・府中の航空自衛隊航空総隊司令部を米軍横田基地へ移転し、同基地を自衛隊と米軍で共用化する案を米側に提示したことが分かった。

  • 2004年9 月21 日

    全日空は航空機内でインターネットに接続できるサービスを11月15日に開始すると発表した。まず成田=上海線に導入し、2005年度以降、欧米路線に順次拡大する。

  • 2004年9 月22 日

    全日空グループは11月搭乗分の国内線ダイヤについて、羽田空港の発着便を合計61便増便すると発表した。また、JALグループも11月ダイヤで羽田路線を計28便増便する。

  • 2004年9 月23 日

    12日に2度目の連邦破産法11章への適用を申請したユー・エス・エアウェイズは、経営再建の柱としてカナダとブラジルのメーカーに、合わせて170機発注した小型ジェット機の未納分108機に付いて、引き渡しを停止された。

  • 2004年9 月24 日

    米航空会社7位のユー・エス・エアウェイズは労使協約を一時的に破棄し賃金・手当てを23%削減する許可を、米破産裁判所に求めた。

  • 2004年9 月24 日

    カタール航空は2005年4月1日より、初めての日本路線となる、関西国際空港=ドーハ間の直行便を新規就航させると発表した。

  • 2004年9 月24 日

    羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデングは同空港発着の航空便の旅客から1人100円(子供50円)の施設利用料を徴収することを決め、国土交通省に認可申請した。2005年4月実施する。

  • 2004年9 月24 日

    米航空大手のユナイテッド航空は2005年2月に開港する中部国際空港と米サンフランシスコを結ぶ直行便を、2005年6月から毎日1便B777で運航すると発表した。

  • 2004年9 月26 日

    ギリシャのオリンピック航空の旅客機に爆弾が仕掛けられているとの通報を受け、英軍のトルネード戦闘機に誘導されてロンドン近郊のスタンステッド空港に緊急着陸した。

  • 2004年9 月27 日

    北側一雄氏国土交通大臣に就任。

  • 2004年9 月27 日

    ニューヨーク市場の原油先物相場はナイジェリアの治安情勢などを理由とした投機で史上初めて1バレル=50ドルの大台を突破。

  • 2004年9 月27 日

    イラク復興支援のため、クウェートを拠点に物資空輸の任務に当たっていた航空自衛隊第3期派遣部隊の隊員約85人が約3カ月の任期を終えチャーター機で名古屋空港に到着。

  • 2004年9 月29 日

    ブラジルの航空機メーカーのエンブラエルはエア・カナダに100席級の旅客機「エンブラエル190」を45機納入する契約を結んだ。契約金額は13億5000万ドル(約1500億円)。

  • 2004年9 月29 日

    米航空宇宙開発会社「スケールド・コンポジッツ」は午前(日本時間30日未明)、カリフォルニア州南部モハーベ砂漠の実験場で、宇宙空間が始まる高度100キロへの第1回の飛行に成功したと発表した。

  • 2004年9 月29 日

    大阪空港の騒音対策として大型機の運航制限を検討していた国土交通省はエンジンが3発、4発の機材については、2005年4月1日からB747-400型機を除く機材の就航を禁止し、2006年4月1日からは全ての3発、4発機の就航を禁止するという二段構えで対応する方針を決めた。

  • 2004年9 月29 日

    台風21号の影響で、29日の空の便は九州、四国の発着便を中心に国内線計398便が欠航、約3万3000人に影響が出た。

  • 2004年9 月29 日

    カナダの航空機メーカー、ボンバルディアは、エア・カナダ社との間で小型ジェット機CRJ700、CRJ705およびCRJ200を確定受注30機、条件付き受注15機、オプション契約45機、最終的に90機の受注になり得る契約に調印したと発表した。すべて子会社の地域航空会社「エア・カナダ・ジャズ」の運航用となる。

  • 2004年9 月29 日

    三菱重工業は米ボーイング「B7E7」向け英ロールスロイスの新型ジェットエンジンの共同開発に参加すると発表した。中核部品である燃焼器などの開発、製造を担当する。

  • 2004年9 月30 日

    羽田空港の敷地内で営業していた唯一のホテル「羽田東急ホテル」が1964年8月の開以来、40年の歴史に幕を下ろし閉館した。

  • 2004年9 月30 日

    イラク復興支援の輸送業務にあたっていた航空自衛隊第3次派遣隊の15人が30日午前、C130輸送機で空自小牧基地(愛知県小牧市)に帰った。第3次派遣隊はこれで半数の計100人が帰国した。残り半数の入れ替えも、近く行われる見通し。

  • 2004年9 月30 日

    八丈島空港の滑走路が1800mから2000ml200m延長され、9月30日より供用開始となった。

  • 2004年10 月1 日

    日本航空は国内線新クラスの「クラスJ」シートが、2004年度「グッドデザイン賞」(商品デザイン部門)を受賞したことを発表した。

  • 2004年10 月1 日

    天草エアライン、熊本=松山線を開設。3路線目、39人乗りDHC8で1日1往復運航。

  • 2004年10 月1 日

    マリナーズのイチローが米大リーグのジョージ・シスラーの年間最多安打記録257本を84年ぶりに塗り替えた。

  • 2004年10 月1 日

    萩・石見空港の大阪路線にエアーニッポンネットワークの74人乗りの小型プロペラ機「DHC8-400」が初就航した。

  • 2004年10 月1 日

    エア・カナダは財務整理計画案を実行し再建処理を完了。18ヶ月間の法人債権者整理法CCAA保護下から脱却した。

  • 2004年10 月3 日

    イラク復興支援のため、クウェートを拠点に物資空輸の任務に当たっている航空自衛隊のC130輸送機の交代機2機が第4期派遣部隊の隊員10数人を乗せ、愛知県小牧市の空自小牧基地を出発した。

  • 2004年10 月4 日

    午後4時30分ごろ、エンジントラブルのため、成田空港へ引き返したサンフランシスコ行きノースウエスト航空28便(エアバスA330型、乗員乗客209人)が緊急着陸直後、左側車輪から炎が上がった。

  • 2004年10 月4 日

    米航空宇宙開発会社「スケールド・コンポジッツ」は午前(日本時間5日未明)、米カリフォルニア州モハーベ砂漠で宇宙船「スペースシップ・ワン」2回目の飛行を行い、高度百キロを達成、民間宇宙飛行に対する1千万ドル(約11億円)の懸賞金(アンサリ×ブライズ)獲得を確実にした。

  • 2004年10 月4 日

    在沖縄米空軍は沖縄近海の空域で訓練飛行をしていたF15戦闘機2機が空中接触し、ともに機体の一部が破損したが、飛行を続けて沖縄県の嘉手納飛行場に緊急着陸したと発表した。

  • 2004年10 月5 日

    スターフライヤーは、エアバスA320-200型新造機3機を、GE・キャピタルからリースを受ける仮契約を締結したと発表した。

  • 2004年10 月6 日

    日本で唯一の国際規模の航空・宇宙見本市「第11回国際航空宇宙展」(日本航空宇宙工業会主催)が横浜市のパシフィコ横浜で開幕した。

  • 2004年10 月6 日

    アリタリア航空は従業員3700人の解雇や分社化を含めた、4年にわたる会社再建計画に付いて、会社側と組合側にイタリア政府を加えた、3者合意が成立したことを明らかにした。これにより、政府から4億ユーロ(約547億円)の救済融資が実施され、破たんの危機は当面回避される。

  • 2004年10 月6 日

    石原東京都知事は首相官邸で山崎拓首相補佐官と会談し、日米両政府が検討している在日米軍横田基地(東京都)の軍民共用化に向け、政府としての取り組みを積極的に推進するよう要請した。

  • 2004年10 月7 日

    ユナイテッド航空は2005年3月までに、国際線の供給を14%増加させるが、国内線は12%削減し、運航の一部をユナイテッド・エクスブレスに移管するとしている。

  • 2004年10 月8 日

    カナダのボンバルディア社は、航空各社の今後の航空機発注見通しが低調であることから、CRJシリーズ機の生産ベースを来年度から落とすと発表した。これに伴い、従業2000人が削減される。

  • 2004年10 月9 日

    エアバス社は中国東方航空との間で「A330」20機の受注契約に調印、中国国際航空からも「A319」6機を受注した。

  • 2004年10 月9 日

    台風22号は9日午後4時ごろ、静岡県の伊豆半島に上陸、首都圏を風速25メートル以上の暴風に巻き込み、午後8時ごろ茨城県沖の太平洋に抜けた。台風上陸は今年9個目で、年間上陸数の記録をまた塗り替えた。

  • 2004年10 月12 日

    ホンダと米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は小型航空機エンジン事業で提携し、両社の子会社が折半出資する合弁会社を設立することで最終的に合意した。新会社名は「GEホンダ・エアロエンジンズ」(本社米オハイオ州)。

  • 2004年10 月12 日

    ボンバルディア社は米連邦航空局(FAA)よりグローバル5000の型式証明を取得したことを発表した。

  • 2004年10 月13 日

    川崎重工業は2008年就航予定の米ボーイングの次期主力旅客機「7E7」用エンジンを英ロールスロイスと共同開発すると発表した。参画シェアは約8.5%で、エンジンに取り込んだ空気を圧縮する中圧圧縮機の製造を担当する。

  • 2004年10 月13 日

    全日空は、2008年度から導入予定のボーイング製「B7E7シリーズ」に装着するエンジンを、ロールスロイス製「Trent 1000」に決定したと発表した。全日空がロールスロイス社製のエンジンを選定するのは1970年代に同社が運航していたトライスター以来約30年ぶり。

  • 2004年10 月13 日

    ダイエーは自主再建を断念、産業再生機構に支援を要請した。

  • 2004年10 月14 日

    米国とロシアの乗員3人を乗せた有人宇宙船ソユーズTMA5が14日朝、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。国際宇宙ステーションの交代要員となるロシア人飛行士1人と米国人飛行士1人が搭乗。2日間のミッションを目指すロケットは予定通り打ち上げに成功し、軌道上に送り込まれた。

  • 2004年10 月14 日

    カナダ東部のハリファックス空港で未明、MK航空機(ガーナ)ボーイング747型貨物機が離陸に失敗して大破炎上、乗員7人が死亡した。

  • 2004年10 月15 日

    連邦破産裁判所はユー・エス・エアウェイズに全ての従業員を対象とした21%の一時的(2005年2月15日まで)な人件費削減を直ちに実施することを認可した。

  • 2004年10 月16 日

    イラク復興支援のため、クウェートを拠点に物資空輸に当たっていた航空自衛隊第3期派遣部隊の約90人が約3カ月の任期を終えチャーター機で帰国し、空自小牧基地(愛知県小牧市)に到着した。

  • 2004年10 月16 日

    米国とロシア3人の宇宙飛行士を乗せたロシアの宇宙船ソユーズが午前(日本時間同日午後)、地球を周回する国際宇宙ステーションへのドッキングに成功した。

  • 2004年10 月17 日

    午後1時40分ごろ、鹿児島県与論島上空を飛行していた那覇発名古屋行きの日本航空3256便B737型機(乗客、乗員計155人)で、左翼エンジンの振動発生で約1時間後、福岡空港にダイバートした。

  • 2004年10 月18 日

    バンコク発オリエント・タイ航空のB747-200型機が未明、羽田空港に着陸の際、進入ルートを大きく外れ、東京都港区の東京タワーに接近していたことが分かった。

  • 2004年10 月19 日

    台風23号の影響で沖縄を発着する便を中心に、日本航空は始発から午後3時台までの42便。また、全日空は沖縄・石垣・宮古を発着する終日全便の欠航を決めた。

  • 2004年10 月19 日

    中国は四川省・西昌衛星発射センターよりロケット「長征シリーズ」で静止軌道気象衛星「風雲2号C」の打ち上げに成功。

  • 2004年10 月19 日

    日本航空機開発協会、三菱重工業、川崎重工業、富士重工業は米ボーイングとB7E7の開発、量産に参加するための覚書に調印したと発表した。三菱重工が主翼を、川崎重工が前部胴体、主脚格納部などを、富士重工が中央翼などをそれぞれ担当する。日本企業の分担比率は約35%に上る。

  • 2004年10 月19 日

    米航空最大手のアメリカン航空は2005年2月開港の中部国際空港と米国・シカゴを結ぶ直航便を、2005年4月から毎日1便運航すると発表した。

  • 2004年10 月19 日

    アメリカンコネクション、セントルイス発カークスビル行きBAeジェットストリーム32型機がモンタナ州カークスビル空港の南6.4Kmに墜落し、乗員2名との乗客13名の内11名が死亡。

  • 2004年10 月20 日

    厚生年金保険料率本月を初回とし、毎年0.354%引き上げ

  • 2004年10 月20 日

    10月20日に高知県に上陸し、90人を超える死者を出した台風23号は兵庫県豊岡市の洪水など各地に被害をもたらした。

  • 2004年10 月20 日

    台風23号の影響で20日の空の便は、九州から関東にかけて大幅に乱れ、国内線991便が欠航、約12万8000人に影響が出た。

  • 2004年10 月20 日

    国際航空専門誌フライト・インターナショナルが19日公表したところによると、売上高で見た世界航空会社番付で、2003年は独ルフトハンザ航空が181億5600万ドルを計上し、前年の4位から首位に浮上した。米国以外の航空会社が首位を占めるのは初めて。

  • 2004年10 月21 日

    米国で新たに低コスト航空事業に参入するブライマリス航空はボーイング社とB737-800型20機、B7E7-8型20機を確定発注、B737-800型25機B7E7-8型15機をオプション(購入選択権)契約することで基本合意したことを明らかにした。

  • 2004年10 月21 日

    日本貨物航空(NCA)は、中国国際貨運航空(CCA)と貨物専用機による共同運航で合意、31日から運航開始すると発表した。北京=上海=関空間と上海=成田・関空間合計10便(往復)運航する。

  • 2004年10 月21 日

    台風23号の上陸で台風の年間最多上陸記録が更新され、水害に見舞われた自治体から自衛隊への災害派遣要請が激増。2004年は21日までに、九州から北陸地方まで15県より災害派遣要請を要請。昨年1年間の派遣要請を行った4道県(北海道、福岡、熊本、鹿児島)を大幅に上回った。

  • 2004年10 月23 日

    午後5時56分ごろ、新潟県中越地方を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生、川口町では震度7を観測、40人が死亡、負傷者は約3000人。

  • 2004年10 月24 日

    新潟県中越地震で脱線した上越新幹線「とき325号」の後方車両部分。高崎~越後湯沢間は運行を再開。越後湯沢=新潟間の復旧の見通しは立っていない。

  • 2004年10 月25 日

    日本赤十字社は新潟県中越地震の被災者に自衛隊浜松基地から新潟空港に自衛隊機で毛布1万枚と飲料水1.3トンを空輸した。

  • 2004年10 月25 日

    飛行中に高速インターネット接続が可能な全日空の新型機B-777-300ER。アジアで初のサービスで、来月納入され、成田=上海線に投入される。シアトルで報道陣に公開された。

  • 2004年10 月26 日

    米ニューヨークで2001年、アメリカン航空587便(エアバスA300-600型)が離陸直後に住宅地に墜落し、乗客乗員260人と住民5人が死亡した事故を調べていた米運輸安全委員会(NTSB)は副操縦士が不必要な方向舵(だ)操作を行った操縦ミスが主原因とする最終報告をまとめた。

  • 2004年10 月26 日

    財政制度等審議会の財政制度分科会(分科会長・西室泰三東芝会長)は2005年度予算における公共事業のあり方を協議し、関西国際空港の二期工事について2005年度予算に施設整備費を計上すべきではないとの見方で一致した。

  • 2004年10 月26 日

    土星を周回中の米欧の無人探査機カッシーニが、分厚いもやに包まれた最大の衛星タイタンに約1200キロまで最接近し、その途中で撮影した画像を地球に送信してきた。

  • 2004年10 月26 日

    日航と全日空は定期便のない羽田=新潟の臨時便を31日まで1日に計7往復、運航することを決めた。

  • 2004年10 月26 日

    厦門航空は11月8日より原門=関空線をB737-700(128~138 人乗り)及びB757-200(194~204 人乗り)で週3便(月・木・土)運航する。

  • 2004年10 月27 日

    エー・ティー・エー航空は米国東部時間の26日午後5時半、インディアナ州南部地区の連邦破産裁判所に、連邦破産法11章の適用を申請し、受理された。資産総額は7億4510万ドル、負債総額は9億4050万ドルとなっている。

  • 2004年10 月27 日

    エー・ティー・エー航空は、破産法の適用申請に伴い、シカゴ・ミッドウェー空港の搭乗口のリース権や運航路線、ニューヨーク・ラ・ガーディア空港、及びワシントン・ナショナル空港の発着枠を、エアトラン・エアウェイズに8760万ドルで売却することで合意した。

  • 2004年10 月27 日

    国土交通省は新潟県中越地震の被災者への支援物資輸送などに対応するため、新潟空港を当分の間24時間運用とすると発表した。管制官ら応援要員を16人派遣するほか、東京航空交通管制部で業務を支援し、自衛隊輸送機などに常時対応できるよう体制を整備する。

  • 2004年10 月28 日

    沖縄県宜野湾市で墜落した米軍ヘリコプターCH53Dと同型の3機が午後4時ごろ、米海兵隊普天間飛行場(同市)から米海兵隊岩国航空基地(山口県岩国市)に到着した。残る2機も11月中旬ごろ移動する予定。

  • 2004年10 月28 日

    日本航空は、原油価格の上昇による航空燃料の高騰により、2005年1月11日搭乗分から国内線の運賃を1区間あたり300km未満は200円、300km以上は300円値上げする「燃油特別付加運賃」の実施を国土交通省に届け出た。