2000
- 2004年7 月22 日
英国で主要な空港を運営するビー・エー・エー(BAA)社はアイルランドのローコスト航空会社、ライアンエアーに未払いの着陸料100万ポンドの支払を求める訴訟を、英国の上級裁判所に起こした。
- 2004年7 月24 日
アラブ首長国連邦のドバイを拠点とするエミレーツ航空は開催中の英国ファンボロー・エアー・ショー会場で、ボーイング社にB777-300ER型機を確定発注し、他に9機分をオプション契約したことを明らかにした。
- 2004年7 月24 日
NASA、国際宇宙ステーションの計画縮小を承認。本来の計画では完成時には7人の宇宙飛行士が滞在できる大きさのステーションの計画から2010年のスペースシャトル引退までに4人の宇宙飛行士が滞在できる規模のステーションを完成させる計画に変更。
- 2004年7 月25 日
ニューヨークを拠点とする低コスト航空会社のジェットブルー・エアウェイズは2004年第2四半期の業績が、最終利益で2146万ドルだったことを明らかにした。前年同期の最終利益は3796万ドルで、43.5%の減益となった。
- 2004年7 月26 日
アイルランドのライアンエアーは英国で着陸料や燃料への手数料上乗せを巡り、法廷での争いを起こしているスタンステッド空港から拠点空港としてロンドン北部のルートン空港に、一部の運航便を移す計画を明らかにした。
- 2004年7 月26 日
全日空の大橋社長はシアトルでボーイング社とB7E7型機を50機購入する正式契約に調印した。全日空は現在のところ、短距離型の7E7-3型機を30機、長距離型の-8型機20機導入する計画で、2008年に7E7-8型機の初号機が引き渡される。
- 2004年7 月26 日
電源系統の故障で昨年10月に運用を停止した宇宙航空研究開発機構の環境観測技術衛星「みどり2号」について、文部科学省宇宙開発委員会の調査部会は設計ミスにより電源コードが焼き切れた可能性が高いとする報告書をまとめた。
- 2004年7 月26 日
国土交通省は羽田空港に4本目の滑走路を建設する再拡張事業で、工法と事業者を決める国際競争入札を2005年3月22日に実施すると発表した。滑走路建設の総事業費は約6900億円。
- 2004年7 月26 日
米国国務省は米国とインドネシアは二国間の一切の航空サービスの制限を排するオーブンスカイ協定を結んだと声明を発表した。
- 2004年7 月27 日
企業向けに搭乗予約から精算までのサービスを一括提供するオンラインシステムをめぐり、特許権を侵害したとして、日本航空インターナショナルが全日空を相手にシステムの使用中止と約100億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていることが分かった。
- 2004年7 月27 日
国土交通省は7月27日までに、羽田空港に4本目の新滑走路を建設する再拡張事業に伴い、新たな管制塔を第1旅客ターミナルビルと第2旅客ターミナルの間に建設する方針を決めた。
- 2004年7 月28 日
新華社通信の報道によると、中国の有人飛行船計画の責任者・黄春平氏は、飛行士2人を乗せた「神舟6号」を2005年秋に打ち上げる計画を、正式に発表した。飛行期間は5日間の予定。
- 2004年7 月28 日
インドの新規航空会社キングフィッシャー航空はエアバスと12機のA320を購入する契約を結んだ。
- 2004年7 月30 日
防衛庁に対する水増し請求が発覚した日本飛行機が、旧宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構)とのM5ロケット部品の開発・試作契約でも人件費や材料費の水増し請求が発覚し、文科省は過払い額に法定利息を加えた約2億1000万円を同省に返納させた。
- 2004年7 月30 日
2003年10月、成田空港で日本貨物航空のジャンボ機が離陸の際、胴体を滑走路にこすった事故で、航空事故調査委員会は誤った離陸データに基づき、適正な速度より遅速度で機首上げを始めたのが原因との報告書をまとめた。
- 2004年7 月30 日
全日空グループはボンバルディア社DHC8-400型機2機を追加発注すると発表した。
- 2004年7 月30 日
全日空の2004年4-6月期第1四半期連結決算によると売上高が前年同期比14.5%増加の2972億円に拡大、第1四半期純利益24億2500万円を計上。
- 2004年7 月30 日
サウスウエスト航空客室乗務員組合の長引いている労使交渉が解決した。組合によると6年経過後の賃金を平均31%上乗せする新しい包括的労働協約に合意した。
- 2004年7 月30 日
日本航空2004年4-6月期連結決算によると、売上高が前年同期比20.2%増の4793億円、営業損益が302億6200万円の赤字、最終損益が407億6100万円の赤字となった。新型肺炎の影響があった前期からは改善したが、引き続き大幅な赤字決算となった。
- 2004年7 月30 日
1997年、三重県上空で香港発名古屋行き日本航空706便MD11型機が乱高下し、乗客乗員14人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた同機の機長の判決公判が名古屋地裁で行われ、機長無罪の判決となった。
- 2004年7 月31 日
台風10号の影響で31日の空の便は四国の発着便を中心に乱れ、計155便が欠航、約1万4000人に影響した。
- 2004年8 月0 日
三菱重工業は名古屋市の三菱自動車旧大江工場跡地を買収、航空機新工場を建設する方針を決めた。米ボーイングの次世代旅客機「7E7」向けに主翼を生産する基幹工場とする。総投資額は350億円以上。2006年の稼働を目指す。
- 2004年8 月2 日
日本航空グループの日本エアコミューター宮崎空港発着の岡山便(1日1往復)、松山便(同1往復)、長崎便(同2往復)3路線の廃止を国土交通省大阪航空局に届け出て受理された。2005年2月1日から廃止する。
- 2004年8 月2 日
スカイマークエアラインズが、海外からの機材調達が遅れるため9月1日から24日までの間、羽田=福岡線、羽田=鹿児島線羽田=徳島線の計約160便を運休することがわかった。
- 2004年8 月2 日
フェアリンクは10月1日から社名を「IBEXエアラインズ」に変更する。2003年12月、ソフトウエア製作会社の日本デジタル研究所の連結子会社になったため、ソフトウエアのブランド名「IBEX」を社名に付けた。
- 2004年8 月3 日
航空自衛隊の最新鋭支援戦闘機「F2」が空自築城基地(福岡県椎田町)の第6飛行隊に配備された。来年度までに20機配備される。実戦部隊への配備は、2000年10月の三沢基地(青森県)に次いで2カ所目。
- 2004年8 月3 日
国土交通省は大阪国際空港騒音対策協議会幹事会に大阪(伊丹)空港の騒音軽減対策として、YS代替ジェット機発着枠1日50回の削減とB747型などエンジンを3、4基装備した大型機の就航を禁止する措置を示した。運用見直しは2005年度に実施。
- 2004年8 月3 日
太陽に最も近い惑星である水星を初めて周回する米航空宇宙局(NASA)の無人探査機メッセンジャーが、米東部時間3日午前2時15分、ケープカナベラル空軍基地(フロリダ州)からデルタ2ロケットで打ち上げられた。(EPA=時事)
- 2004年8 月4 日
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」を2007年度に米スペースシャトルで打ち上げることが決まり、宇宙航空研究開発機構は文部科学省の宇宙開発委員会に報告した。打ち上げは3回に分けて行われ、うち少なくとも1回は日本人飛行士がシャトルに搭乗する。
- 2004年8 月5 日
石原伸晃国土交通相は閣議後の記者会見で、関西国際空港で建設中の2本目の滑走路を2007年に使用開始するための施設整備費を、2005年度予算の概算要求に盛り込むと発表した。
- 2004年8 月5 日
ロシア・西シベリアのチュメニ州で森林火災の監視にあたっていた消防当局者を乗せたヘリMi8が墜落、炎上し、乗っていた16人全員が死亡した。
- 2004年8 月5 日
全日空グルーブは福岡空港を拠点に地方路線を運航する小型機運航会社を20日に設立することを明らかにした。採算性が低い地方路線で同グループのエアーニッポンが運航している九州・沖縄路線を移管、2005年6月の就航を目指す。
- 2004年8 月5 日
コミューター便を運航するジェイエア(広島市)は収益性改善の一環として、広島西飛行場に置く本社機能と101人の従業員全員を今年度内めどに名古屋空港に集約すると発表した。
- 2004年8 月5 日
中国最大級の規模を誇る広州の新空港が5日、開港した。新空港は198億元(約2574億円)を投じ約4年をかけて建設。旧空港の約4倍の敷地面積で、旅客取り扱い能力は従来の約1.6倍の年2500万人と北京の首都空港に匹敵する。
- 2004年8 月5 日
ヴァージン・アトランティック航空はエアバス社と「A340-600」型機13機を確定発注する他、同型13機をオプション(購入選択権)分として契約することで合意したことを明らかにした。
- 2004年8 月5 日
コンチネンタル航空(米国)は名古屋=ホノルル線を2004年12月21日から開設すると発表した。子会社のコンチネンタル・ミクロネシア航空が運航を担当。B767-400ER型(235人乗り)を毎日1便就航させる。
- 2004年8 月6 日
羽田空港の発着枠の再配分を検討している「当面の羽田空港の望ましい利用のあり方に関する懇談会」(座長=杉山武彦、一橋大教授)が開かれ、大手航空会社の発着枠を40便回収し、そのうち15~21便を新規航空会社に追加配分することで一致した。
- 2004年8 月6 日
石破茂防衛庁長官が、航空自衛隊のF2支援戦闘機について「費用対効果が低い」として、130機体制の削減を念頭に見直しを検討するよう、防衛庁内で指示していたことが分かった。
- 2004年8 月7 日
十勝の大空にカラフルな熱気球が舞う「北海道バルーンフェスティバル」が7日朝、十勝管内上士幌町の町航空公園で始まった。
- 2004年8 月9 日
午後3時半ごろ、福岡空港を離陸した羽田行き日本航空1720便(B777-300型)が落雷に遭い、操縦室の窓ガラスにひびが入り伊丹空港に目的地変更着陸した。
- 2004年8 月9 日
産業再生機構の支援が決まったスカイネットアジア航空は宮崎市で臨時株主総会と取締役会を開き、新社長に日本航空出身の内池雅広氏を選任した。また同機構から取締役2人も就任した。
- 2004年8 月10 日
第2次世界大戦中、米軍が日本各地を空爆した様子を上空から撮影した生々しい航空写真のファイルがこのほど、モスクワのロシア大統領府公文書館で見つかった。大戦末期、対日戦参戦を控えた旧ソ連のスターリン首相に米軍が提供したもの。
- 2004年8 月11 日
国土交通省は2003年度の国内定期航空輸送の旅客数は9549万人で、前年度比1.2%減と10年ぶりにマイナスとなったと発表した。一方、国際航空輸送の旅客数は1445万人で、2002年度に比べ19.2%減。イラク戦争や新型肺炎の流行が大きく影響した。
- 2004年8 月11 日
国土交通省は地方航空路線を維持のため、新千歳や福岡など26の地方空港などの着陸料と、羽田空港の地方便の着陸料をそれぞれ2005年度も引き続き軽減する方針を固めた。
- 2004年8 月11 日
新規航空会社「スターフライヤー」(北九州市)の堀高明社長は第二次第三者割当増資を11日に実施し、資本金は2億2000万円から5億6200万円になった。
- 2004年8 月12 日
経済産業省は2005年度予算概算要求に、B7E7用エンジン、ロールスロイス「トレント1000」とGE「GEnx」の両エンジンに対する日本メーカーの開発費助成を盛り込む方針を固めた。
- 2004年8 月12 日
日本飛行機は8月12日、B777型機用インスパーリブ(主翼内構造部品)の500号機を出荷した。初号機の出荷は1993年3月で、400号機は2002年4月に出荷している。
- 2004年8 月12 日
アメリカ・ウエスト航空がこのほど、エアバスの単通路型A320ファミリーを17機確定発注した。内訳はA320が10機とA319が7機。また、4機のA320ファミリー機もリースで導入すると発表した。
- 2004年8 月12 日
経営危機に陥っていたコミューター航空会社、エアァシェンペクスは元観光タクシー会社社長江村林香氏を新社長にし経営陣を一新すると発表した。
- 2004年8 月13 日
中国国際航空は10月31日より、関空発上海経由深圳便のデイリー運航を開始する。
- 2004年8 月13 日
小型機でコミューター航空路線を運航する中日本エアラインサービスは名古屋=鳥取線、米子=福岡線の2路線を中部国際空港開港前日の2005年2月16日限りで廃止すると発表した。
- 2004年8 月13 日
大阪空港の騒音問題で、大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)は大型機の運航禁止など国土交通省が提示した利用制限案を概ね受け入れた。但し、長距離便の規制について現行の運用に配慮した慎重な対応を求める意見を付記した。
- 2004年8 月13 日
テロの発生が危惧されたアテネ五輪の開会式が平穏に終わった。
- 2004年8 月13 日
2時15分ごろ、宜野湾市にある沖縄国際大学1号館に普天間飛行場を飛び立ち訓練中だった米海兵隊のCH53D大型輸送ヘリコプター1機がバランスを失って衝突し、大学駐車場に墜落、炎上した。乗員海兵隊員3人重軽傷。
- 2004年8 月15 日
アテネ五輪の男子100メートル平泳ぎで北島康介選手が優勝。今回の五輪で日本は金16、銀9、銅12の計37と、史上最多のメダルを獲得。金は過去最多の1964年東京五輪と同数。
- 2004年8 月16 日
米航空宇宙局(NASA)は米欧の無人探査機カッシーニによる観測で土星の衛星を新たに2個見つけたと発表した。土星の衛星はこれまでに31個見つかっており、今回の発見で計33個になった。
- 2004年8 月18 日
全日空は成田=バンコク線を11月15日から1日1便から2便に増便し、機材を338席のB747-400型機から214席の767-300ER型機に変更するすると発表した。
- 2004年8 月18 日
米国運輸省及び連邦航空局(FAA)は航空機の発着遅延状態が続くシカゴ・オヘア空港について、遅延を20%減少させることで航空会社側と合意したことを発表した。この合意により、ユナイテッド航空は20便、アメリカン航空は17便を削減することが予定される。
- 2004年8 月19 日
大阪空港の騒音軽減を目指す国土交通省の利用制限案について日本航空は地元の意向を尊重し基本的に受け入れることを明らかにした。新しいプロペラ機の購入など準備もあり、移行期間として2005年2月以降、2-3年が必要としている。
- 2004年8 月19 日
ユー・エス・エアウェイズのデービッド・ブローナー会長は従業員に求めている年間8億ドルの人件費削減に付いて、30日以内に合意できない場合、連邦破産法11章(会社再建)ではなく同法7章(会社清算)を申請するとの考えを明らかにした。
- 2004年8 月20 日
国土交通省は(独)国立病院機構長崎医療センターからの長崎医療センターヘリボー設置申請に基づき、認可を告示した。
- 2004年8 月21 日
ベネズエラからの報道によると、同空軍の双発プロペラ機が同国北部マラカイ近くの山中に墜落、22日までに子供5人を含む25人全員の死亡が確認された。
- 2004年8 月23 日
国土交通省は産業再生機構の支援を受けているスカイネットアジア航空の事業再構築計画を認定した。同社は、機構などから42億円の出資を受け、うち21億円を資本金に組み入れ、財務体質を健全化するほか、システムや事業拡大投資に充て、事業の活性化を目指す。
- 2004年8 月24 日
全日空チャーター機の機長が7月、操縦室への部外者入室を禁じる社内規定に反し、乗客を順番に案内した件で、国交省は同機長を航空業務60日間停止の処分とし、入室を拒否しなかった交代要員の機長は同20日間停止とし、副操縦士2人は文書で注意した。
- 2004年8 月24 日
モスクワ発ボルゴグラード行ボルガ・アビアエクスプレス航空1303便(ツポレフ134A-3型機、登録記号:RA-65080、乗客35人、乗員9人)は、モスクワ南方のトゥーラ州で墜落が確認された。目撃者は、墜落前に機体が爆発したと述べており、乗客・乗員全員の死亡が確認された。また、モスクワ発ロシア南部ソチ行きシベリア航空1047便(ツボレフ154B-2型機、登録記号:RA-85556.乗客38人、乗員8人)は、同日午後10時59分にロストフ州の上空付近でレーダーから機影が消え、ロストフ・ナ・ドヌー付近に墜落し
- 2004年8 月24 日
ジェイ・エアは、11月1日より名古屋=松山線を開設、50人乗り小型ジェット機のCRJ200により1日3往復運航すると発表した。また同日、名古屋=出雲線の11月からの運休も併せて発表した。
- 2004年8 月24 日
日本造船工業会に加盟の12社は羽田空港の沖合再拡張事業で、「メガフロート」での入札を断念すると発表した。国土交通省が示した入札資格に沿って空港土木工事など5工種の共同企業体(JV)を結成しようとしたが、建設業界などに断られたことを理由に挙げた。
- 2004年8 月26 日
航空局は2005年度概算要求で空整特会に関空2期限定供用、新石垣着手などを含む総額で10.8%増の5234億円を要求した。羽田空港の再拡張事業に605億円、2007年に供用を限定的に始める関西国際空港2期事業にも531億円を要求した。
- 2004年8 月26 日
国土交通省は2005年3月に実施する羽田空港再拡張事業入札の競争参加資格確認申請を締め切った。申請書を提出したのは埋立・桟橋組み合わせ工法の特定建設工事共同企業体(JV)だけで、構成業者は鹿島、新日鉄、三菱重工など15社。
- 2004年8 月27 日
2006年に打ち上げ予定の太陽観測衛星「ソーラーB」に搭載する可視光望遠鏡が完成し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立天文台が公開した。500キロ離れた場所にある大きさ50センチの物体を見分けられる分解能を持ち、太陽観測用としては最高性能の望遠鏡だという。ソーラーBは1991年から約10年間、稼働した「ようこう」に続く3代目の太陽観測衛星。北極と南極を結ぶ地表から約600キロの軌道を回り、24時間連続で太陽を観測する。
- 2004年8 月27 日
エアバスはタイ国際航空が超大型機A380を6機、超長距離旅客機A340-500およびA340-600も各1機を追加発注したと発表した。
- 2004年8 月27 日
昨年7月、宮崎市で航空大学校の訓練機が墜落し4人が死傷した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会はエンジン修理会社「コマツゼノア」(埼玉県川越市)が事故前の分解整備で、部品を不適切な方法で固定したことが、飛行中のエンジン停止を招いた可能性が大きいと報告した。
- 2004年8 月27 日
シンガポール航空はボーイング社に18機のB777-300ER型を確定発注、同型13機をオプション(購入選択権)契約したことを明らかにした。
- 2004年8 月28 日
ロシア連邦保安局はボルガ航空機が墜落したトゥーラ近郊の現場から、強力な爆薬「ヘキソゲン」の爆発の痕跡が見つかったと発表。すでにもう1つの墜落現場からも同爆薬の痕跡が見つかっていることから、連邦保安局は同一グループによる同時爆破テロと断定した。
- 2004年8 月28 日
熱帯降雨観測衛星(TRMM)の降雨レーダーがとらえた台風16号の降雨状況。赤、黄、緑、青の順番で降雨量が多い。
- 2004年8 月28 日
空と航空機に親しんでもらう「コウノトリ但馬空港フェスティバル'04」が但馬空港(豊岡市、日高町)で始まった。夏休み最後の土曜日とあって約2万5000人が訪れ、小型機による曲技飛行や熱気球の体験フライト、紙飛行機教室などを楽しんだ。
- 2004年8 月30 日
大型台風16号の影響で29日、九州南部を発着する航空便を中心に国内線計275便が欠航、約1万9000人に影響が出た。航空各社は30日も計195便の欠航を決め、影響は終日続く見通し。
- 2004年8 月30 日
米航空宇宙局(NASA)は2004年3月にジェットとしては史上最速のマッハ7を達成した無人飛行機X43Aの記録が、ギネスブックに公式認定されたと発表した。
- 2004年8 月31 日
午後3時50分ごろ、札幌発羽田行きの日航1014便ジャンボ機(乗客乗員560人)が岩手県花巻市上空で乱気流に遭い、女性客室乗務員2人が骨折などのけがを負った。
- 2004年8 月31 日
防衛庁は2005年度予算の概算要求を発表した。総額は本年度予算比1.2%増の4兆9335億円。ミサイル防衛(MD)システム整備に約1442億円を計上する一方、海上自衛隊の護衛艦、陸上自衛隊の戦車や火砲を削減する。
- 2004年9 月1 日
機長年齢上限、満65歳へ引き上げ。
- 2004年9 月1 日
ロシア南部・北オセチア共和国でチェチェン独立派の武装集団が多数の児童らを人にして学校を占拠。3日に特殊部隊が突入したが、人質300人以上が死亡する惨事となった。
- 2004年9 月1 日
エバー航空では台北=仙台間に新規路線として週2便運航することを記念し、初便(BR117便)の出発を祝う式典を仙台空港の国際線出発ゲートにて開催した。
- 2004年9 月1 日
エアバスはフィリピン第2位の航空会社、セブ・パシフィック航空がA319を12機発注する契約を交わしたと発表。同社はまた、姉妹機のA320を2機、リースで導入する。
- 2004年9 月1 日
中国政府は2003年10月に世界で3ヶ国目となる有人宇宙飛行船「神舟5号」の打ち上げに成功した内モンゴル自治区西部の酒泉衛星発射センターを外国メディアに初公開した。
- 2004年9 月1 日
三菱重工はこのほど、ボーイング社向けにB747型機の中央翼初号機を名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場(愛知県海部郡)から出荷した。
- 2004年9 月1 日
ボーイング社はアイルランドのライアンエアーにB737-800型機を2機引き渡した。今回の引き渡しにより、ボーイングのB737-800型機の通算引き渡し機数が801機となった。
- 2004年9 月5 日
エアバスはアゼルバイジャン航空が単通路型A319を3機と、コーポレート・ジェットを1発注したことを発表した。
- 2004年9 月5 日
スイス西部バイエルヌで行われた航空ショーで、接触すれすれの曲技飛行を披露する同国空軍の2機。欧州では今年最大級の航空ショーで、国内外のチームが技を競った。
- 2004年9 月6 日
台風18号の影響で、沖縄や奄美地方を発着する空の便は欠航が相次いだ。6日正午現在、日本航空が40便、全日空が24便、日本トランスオーシャン航空は34便の欠航を決めた。
- 2004年9 月7 日
石川島播磨重工業(本社・東京都)が航空エンジン整備用の試運転装置について、エンジン推力のデータを改ざんして装置製造元の承認を得、8年間使っていたことが、国土交通省の調査で分かった。
- 2004年9 月7 日
全日空は12月1日から国内線にビジネスクラスを導入すると発表した。一般席とスーパーシートの2種類の運賃制にする。従来のスーパーシートのように追加料金ではなく、ビジネスクラスとして一括料金で販売する。
- 2004年9 月7 日
台風18号が接近した7日午後、関西空港では強風のため、管制官5人が3時間、管制塔から避難し、同空港は航空機の離着陸を一時中止した。
- 2004年9 月7 日
国土交通省は日本航空と全日空の大手2社が持つ羽田発着便20便を、新規会社に再配分した。2005年4月から日航は11便、全日空は9便をそれぞれ新規会社に回す。新たな便数は、日本航空が171便、全日空は149便、スカイマークエアラインズなど新規航空会社は67便になる。
- 2004年9 月8 日
日本航空は中国第4位の航空グループの海南航空と関西国際空港=海口線で共同運航すると発表した。
- 2004年9 月8 日
経営破たん回避に取り組んでいる米デルタ航空今後18カ月間に従業員の約10%に相当する6000-7000人の人員削減を行い、ダラス・フォートワース空港のハブ空港扱いを取りやめると発表した。
- 2004年9 月8 日
ボーイング、サウスウエストに175機目のB737-700を引き渡した。
- 2004年9 月8 日
韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」をきっかけに「韓流」ブームが加速した。
- 2004年9 月8 日
太陽系の起源を探るため、宇宙で太陽風の粒子を集めた米航空宇宙局の無人探査機ジェネシスのカプセルが地球の大気圏に突入したがパラシュートが開かず空中での捕獲に失敗、米西部ユタ州の砂漠に激突した。
- 2004年9 月9 日
中国は午前、山西省の太原衛星発射センターから宇宙観測衛星2基を「長征4号B」口ケットに同時に搭載して打ち上げ、約11分後にそれぞれ予定の軌道に乗せることに成功した。長征ロケットの打ち上げは1970年以来、今回が79回目で、1996年10月から37回続けて成功している。