タイムトラベル(空の歴史)

1980

  • 1984年2 月3 日

    米NASA、スペースシャトル「チャレンジャー」打ち上げ。2.7 マカンドレス、スチュワートの両飛行士、人類初の命綱なしの宇宙遊泳に成功(EVA)。2.9 2回目の命綱なしの宇宙遊泳
    2.11 ケネディ宇宙センター内の専用着陸滑走路(45、000フィート)に初着陸(STS-41B;7日23時間17分)

  • 1984年2 月3 日

    命綱なしの初の宇宙遊泳に挑戦する宇宙飛行士5人を乗せたスペースシャトル「チャレンジャー」を打ち上げる(2月11日に初の打上げ場に帰還)

  • 1984年2 月3 日

    ロールス・ロイス社製RB211エンジン装備のB757が初飛行

  • 1984年2 月3 日

    米ゼネラル・エレクトリック社と英ロールス・ロイス社、民間航空機(大型旅客機)用ジェ ット・エンジンの共同生産計画を発表

  • 1984年2 月5 日

    島根県隠岐島を飛びたった神田道夫の熱気球「オーロラ号」(総重量480kg)が飛行記録419kmの中量級世界記録を達成して長野県飯田市の山林に着陸

  • 1984年2 月8 日

    宇宙開発事業団、宇宙飛行士の募集に対して531人の応募者があった旨、宇宙開発委員会に報告

  • 1984年2 月12 日

    スカイフェスティバル'84、群馬県館林飛行場で開催

  • 1984年2 月14 日

    宇宙科学研究所、第9号科学衛星(EXOS-C)「おおぞら」をM-3S型ロケット4号機で打ち上げ成功

  • 1984年2 月15 日

    米国のブルック・ナップ、「アメリカン・ドリームⅢ号」で45時間32分53秒の世界一周早回り記録を達成して出発地のワシントン・ナショナル空港に到着

  • 1984年2 月16 日

    宇宙開発事業団、「ゆり2号u」を東経110度の赤道上空3万600kmに静止させることに成功

  • 1984年2 月20 日

    米イースタン航空、同社パイロット組合が同社株式の25%を取得する条件で20.1%の 賃金引き下げに応じたことを明らかにする

  • 1984年2 月23 日

    宇宙開発委員会が宇宙開発政策大綱を改定、(1)昭和66年度を目標にH-Ⅱロケットを開発 (2)今後15年間に約50個の実用衛星を打ち上げる (3)米国の宇宙基地計画に積極的に参加する、など宇宙実用化時代を提唱

  • 1984年2 月23 日

    ソ連 2.21に打ち上げた自動貨物宇宙船プログレス19号サリュート7号=ソユーズ10号とのドッキングに成功

  • 1984年2 月27 日

    海上自衛隊岩国基地所属のPS-1対潜飛行艇(12人乗り組み)が伊予灘に墜落。 3人死亡、9人行方不明

  • 1984年2 月28 日

    ICAO航空委員会、大韓航空機撃墜事件で迎撃のソ連空軍機パイロットは国際的に定められた正しい措置をとらなかったとする結論発表

  • 1984年2 月29 日

    アメリカン航空、マクドネル・ダグラス社MD80を167機(オプション100機)発注

  • 1984年2 月29 日

    英バージン・アトランティック航空、ガトウィック~ニューアーク間を99ポンドで営業許可申請

  • 1984年3 月1 日

    ブラニフ航空が定期運航を再開

  • 1984年3 月5 日

    欧州宇宙機関(ESA)、インテルサット5号F8を乗せたアリアン型ロケット8号機を打ち上げ、静止軌道への投入に成功

  • 1984年3 月12 日

    運輸省航空局の石井首席安全監察官、衆議院予算委員会で在日米軍が沖縄空域で 「空中戦技量評価装置」(ACMI)のための訓練空域を求めている問題で「合意済み」 と答弁

  • 1984年3 月14 日

    航空自衛隊が新しく配備するC-130H輸送機2機が小牧基地に到着

  • 1984年3 月15 日

    三菱重工、川崎重工、富士重工の3社、YXX 開発でボーイング社と了解覚書を締結

  • 1984年3 月16 日

    ロサンゼルス・オリンピック組織委員会のピーター・ユベロス委員長、ソ連チャーター便のロス乗り入れなどで米国務省の承認が得られたことを発表

  • 1984年3 月18 日

    富山空港がジェット化、全日空の羽田~富山線にB737就航

  • 1984年3 月26 日

    三菱重工、T-2 CCV実験機を防衛庁に引き渡す

  • 1984年3 月27 日

    エルアル・イスラエル航空のB767が大西洋(モントリオール~テルアビブ間)を無着陸横断、同機の営業用飛行としては初めての試み

  • 1984年4 月2 日

    中日本航空と浜松市の聖隷福祉事業団などによるわが国民間初の「日本救急ヘリコプター」が発足

  • 1984年4 月3 日

    ソ連、ソユーズT11号を打ち上げ。宇宙船内には初のインド人宇宙飛行士が搭乗

  • 1984年4 月5 日

    千葉県下総町議会が成田空港2期工事促進を決議、これにより同空港周辺14市町村と千葉県議会の促進決議が出揃う

  • 1984年4 月6 日

    ソ連の航空機設計者オレグ・アントノフ没、78歳

  • 1984年4 月6 日

    米NASA、スペースシャトル「チャレンジャー」、5人の宇宙飛行士を乗せて打ち上げ(シャトル通算11回目)。4.10 カナダのロボットアームを用いて1回目の故障衛星回収作業。4.12 太陽活動観測衛星(SMM) を修理し、宇宙空間で初めて人工衛星の修理に成功。4.13 帰還 (STS-41C;6日23時間40分)

  • 1984年4 月7 日

    日米、牛肉・オレンジ輸入割当交渉2年半ぶりに妥結

  • 1984年4 月8 日

    中国、長征3号ロケット2号機で実験用通信衛星(STTW-1)打ち上げ。1.29の失敗のあと2度目で成功

  • 1984年4 月10 日

    米国政府、日本からミクロネシア地域へのチャーター便の就航を認める方針を明らか にする

  • 1984年4 月19 日

    全日空、B767のオプション契約分15機について、白紙に戻す方針を明かにする

  • 1984年4 月20 日

    ロンドン・ヒースロー空港の荷物受け取りホールで爆弾が爆発、ホールにいた乗客ら23人が負傷

  • 1984年4 月20 日

    米FAA、MU-2の安全性に関する調査を開始(過去9年間に32機が墜落、90人死亡)

  • 1984年4 月26 日

    環境庁と運輸省が航空機騒音対策の達成状況を公表、これによると基準を達成した空港は釧路、熊本の2空港のみ

  • 1984年5 月3 日

    放送衛星「ゆり2号a」(1984.1.23 打ち上げ)の放送用中継器が故障、一系統のみとなる

  • 1984年5 月4 日

    米NASA、スペースシャトルに搭乗する民間人(ペイロードスペシャリスト)の募集要項を発表

  • 1984年5 月5 日

    香川県小豆島の向井功製作の水上飛行機が同島から三重県熊野市沖まで250kmの 飛行に成功、手作り機の日本最長記録達成

  • 1984年5 月12 日

    NHK.、衛星テレビ放送開始

  • 1984年5 月12 日

    パンアメリカン航空、大阪~ハワイ線から撤退

  • 1984年5 月12 日

    プロスキーヤーの只野直孝、カンチェンジュンガの7800m地点からハンググライダーによる飛行に成功(高度世界記録)

  • 1984年5 月12 日

    宇宙開発事業団、米国の宇宙基地計画に参加するための「宇宙基地参加基本構想」 をまとめる

  • 1984年5 月14 日

    大韓航空機撃墜事件の日本人遺族会、26人の犠牲者に対し計27億円の損害賠償を求める要求書を大韓航空に提出

  • 1984年5 月18 日

    日本飛行船事業が運航するスカイシップ500飛行船、成田空港で組み立て後初飛行

  • 1984年5 月24 日

    航空宇宙技術庁研究所、STOL機「飛鳥」の初飛行はエンジンに不具合が生じたため1985年秋に延期すると発表

  • 1984年6 月1 日

    エンブラエルAMX原型機がテスト飛行中墜落

  • 1984年6 月1 日

    静岡地検、航空自衛隊ブルーインパルス墜落事故(1982.11.14) で、当時の編隊長塚原公悦三佐を起訴猶予処分

  • 1984年6 月6 日

    東京地検、日航機羽田沖墜落事故(1982.2.9)で、事故機の片桐清二機長は不起訴、日本航空本社は起訴猶予処分

  • 1984年6 月13 日

    運輸省、全日空のハワイ向けチャーター便を認可

  • 1984年6 月19 日

    西独ミュンヘンでギュンター・ロチェルトとホルガー父子のチームが人力機で1マイルの “8の字飛行”に成功

  • 1984年6 月20 日

    宇宙開発事業団、次世代H-Ⅱロケットを二段式の液体酸素・水素ロケットとする基本構想をまとめる(世界で初の全段水素ロケット)。 7.1 H-Ⅱロケットの型態諸元を発表

  • 1984年6 月21 日

    那覇空港で航空自衛隊のT-33ジェット練習機が離陸に失敗して消波ブロックに激突・ 炎上、乗員1人が死亡

  • 1984年6 月23 日

    成田空港、国際線旅客5000万人を突破

  • 1984年6 月25 日

    英国のロイズ保険協会、大韓航空と同社機保険担当の東洋火災保険に対し、大韓航空機の再保険料率を7月から250%引き上げることを通告

  • 1984年6 月27 日

    運輸省、パイロットの身体検査や航空医学の研究を行うための財団法人航空医学研 究センターの設立を認可

  • 1984年6 月30 日

    三菱グルーブ、宇宙基地利用研究会を設立。これに続いて三井グループの宇宙基地研究会、住友グルーブ、丸紅(7.17)、日商岩井も (11.16)に次々とスタート

  • 1984年7 月2 日

    エアランカ航空、スリランカ~成田線を開設

  • 1984年7 月3 日

    米フロリダ航空、会社更生法の適用を申請

  • 1984年7 月25 日

    米中両国、中国の航空機産業育成について合意、 実行計画に調印

  • 1984年7 月25 日

    ソ連、7.17に打ち上げた「ソユーズT12」に乗込み、7.18「サリュート7号」とドッキング移乗して、宇宙飛行2回目のスベトラーナ・サビツカヤは、女性初の宇宙遊泳(EVA)に成功

  • 1984年7 月27 日

    米海軍、マクドネル・ダグラス社に対してF/A-18の垂直尾翼の欠陥を改めない限り機体受け取りを拒否すると通告

  • 1984年7 月31 日

    明石市上空で取材中の毎日新聞社と大阪エアウェーズの2機が空中接触のため壁落、乗員3人が死亡

  • 1984年8 月1 日

    BAe146が訪日デモフライト、8.3 まで鹿児島、奄美空港で実施

  • 1984年8 月2 日

    インド・マドラスの国際空港税関ホールで爆弾が爆発。 ホールの乗客9人死亡

  • 1984年8 月3 日

    運輸省が災害時用ヘリコプター輸送ネットワークの整備を決定、全国の市町村にヘリポート適地指定を計画

  • 1984年8 月3 日

    宇宙開発事業団、静止気象衛星「ひまわり3号」をN-Ⅱロケット6号機で打ち上げ成功。8.16 赤道上空3万6000キロ、東経140度の静止軌道投入に成功

  • 1984年8 月5 日

    バングラディッシュのビーマン航空F27がダッカ空港で着陸に失敗して墜落、邦人旅行客を含む乗客乗員49人全員死亡

  • 1984年8 月13 日

    韓国政府、中国民航機乗っ取り犯6人の刑執行を停止、台湾へ強制追放

  • 1984年8 月14 日

    B727の最終1832号機、フェデラルエキスプレス向け727-200がロールアウト

  • 1984年8 月26 日

    エアバス社、構想中の超大型機TA-11製造計画へ日本の重工3社に参加要請

  • 1984年8 月30 日

    カメルーンのドアラ空港を離陸した国営カメルーン航空のB737が爆破され、24人死亡

  • 1984年8 月30 日

    米NASA、スペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げ、初の米民間人ペイロードスペシャリストC.ウォーカ(マクドネル・ダグラス社技術者)搭乗。8.31 商業通信衛星「SBS4」、軍事通信衛星「リーサット」を放出。9.1 商業通信衛星「テルスター3C」を宇宙空間に放出。9.5 帰還 (STS-41D;6日56分)

  • 1984年9 月13 日

    航空・電子等技術審議会、超軽量省エネルギー航空機の開発などを盛り込んだ「長期的展望にたつ航空技術の研究開発構想について」の答申をまとめ岩動科学技術庁長官に提出

  • 1984年9 月13 日

    パンアメリカン航空、エアバス社とA310、A320Sなど90機の購入契約に調印

  • 1984年9 月18 日

    米国の気球冒険家ジョー・キッティンジャー、メイン州カリブーからイタリアのサボナ近くまで初の単独大西洋横断飛行に成功

  • 1984年9 月19 日

    米FAA、MU-2の安全性について、重大な設計上の欠陥はないと発表

  • 1984年9 月20 日

    炭素系複合材料で造られたアブテク社(米デュポンと東レ、野村証券などが出資)の“見えない飛行機”アブテク400が初飛行

  • 1984年9 月25 日

    日本航空、中国路線に修学旅行向け割引運賃を導入

  • 1984年9 月26 日

    日本アジア航空、旅客500万人を達成

  • 1984年9 月27 日

    米国務省、すべての航空機およびその部品を対イラン輸出禁止品目にすると発表

  • 1984年9 月31 日

    日本航空のDC8、成田着の貨物便で太平洋線から引退

  • 1984年10 月1 日

    関西国際空港㈱設立

  • 1984年10 月1 日

    細田運輸相、将来は羽田空港の国際線使用を検討することを表明

  • 1984年10 月2 日

    ソ連のキジム、ソロヴィヨフ、アチコンの3宇宙飛行士がソユーズT-11でカザラ共和国内の地上へ帰還、宇宙滞在236日22時間50分の新記録達成

  • 1984年10 月5 日

    米NASA、スペースシャトル「チャレンジャー」(STS-41G)を打ち上げ。 過去最高の7人の宇宙飛行士(うち女性2名)が搭乗、10.11 キャサリン・サリバンが初の米女性宇宙遊泳を約30時間実施。10.13 帰還 (8日5時間23分)

  • 1984年10 月7 日

    総務庁が航空行政への監察結果を発表、運輸省に対して空域の再編成、管制業務の適正化などを勧告へ

  • 1984年10 月8 日

    運輸省、成田空港を国内線にも開放する方向で検討を進めていることを表明

  • 1984年10 月13 日

    第12回模型航空機F1Dフリーフライト 室内機世界選手権、 愛知県名古屋市の国際展示場にて開催(~10.18)
    世界12カ国 選手33名参加

  • 1984年10 月23 日

    細田運輸相、参議院運輸委員会で航空業界の事業分野を見直すべき時期にきていると発言

  • 1984年10 月26 日

    福岡~出雲線、福岡~米子線の開設に伴う路線運営会社は東亜国内航空に決定

  • 1984年10 月29 日

    航空審議会、パイロットの身体検査基準の見直しについて、自殺未遂も申請書の病歴に申告するなどの追加答申

  • 1984年10 月30 日

    米国、宇宙商業衛星打ち上げ法が成立

  • 1984年10 月31 日

    米NASA、中国がスペースシャトルによる衛星打ち上げを予約したと発表

  • 1984年11 月1 日

    運輸省は運政審答中の東京駅一成田空港間の高速鉄道ルートを受理、空港から北総台地経由京成押上線、都営地下鉄線の全長64.4kmの民鉄連絡ルートを採用

  • 1984年11 月2 日

    中国民航の沈図局長が創立35周年祝賀集会で演説、中国民航を中国国際航空公司(北京)、中国東方航空公司(上海)、中国南方航空公司(広州)、中国西南航空公司成都)の4航空会社と政府行政部門としての民航局に分離すると発表

  • 1984年11 月5 日

    経団連、宇宙開発推進会議に宇宙基地計画参加推進特別部会を設置

  • 1984年11 月6 日

    運輸省、航空3社の活動分野を定めた、「航空憲法」による規制を緩和し、新航空政策を打ち出す方針を表明