タイムトラベル(空の歴史)

1980

  • 1983年6 月29 日

    運輸・建設両省と大阪府、大阪空港の機能充実と環境整備促進のため周辺88haを緑地化することを内容とする都市計画決定を行うことに合意

  • 1983年6 月29 日

    全日空人事、中村大造社長が就任

  • 1983年7 月1 日

    日本エアコミューター ㈱設立(社長 浜田 博)。7.10 登記完了

  • 1983年7 月1 日

    日本航空、 東京-ニューヨーク線の直行運航を開始

  • 1983年7 月1 日

    宮古空港の2000m滑走路が供用開始

  • 1983年7 月4 日

    大阪府松原市の住宅地に第一航空のセスナ172が墜落、操縦士ら2人死亡

  • 1983年7 月6 日

    ソ連、1基のロケットでコスモス1473~1480の8個の人工衛星を打ち上げる(61kg/基)

  • 1983年7 月7 日

    運輸省、日中間短縮航空路のノータムを発出

  • 1983年7 月11 日

    エクアドルTAME航空のB737がラマル空港着陸寸前に空中爆発、乗客乗員116人全貝死亡

  • 1983年7 月14 日

    全日空、羽田~宮崎線にB767就航

  • 1983年7 月15 日

    IATA1982年国際線定期輸送実績を発表。日本航空が世界第2位に(第1位はパンアメリカン航空)

  • 1983年7 月16 日

    警視庁、日航機羽田沖墜落事故で事故機機長の上司4人、日航嘱託医2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検

  • 1983年7 月20 日

    宇宙開発委員会特別部会、「我が国の宇宙開発に関する長期ビジョン」を提出

  • 1983年7 月22 日

    ヘリコプターによる世界一周をめざしたディック・スミス氏、米テキサス州フォートワースのヘリポートに到着、単身世界一周飛行に成功、実飛行時間320時間、全飛行行程は56、900km

  • 1983年7 月24 日

    名古屋空港で日本フライングサービスのセスナ150が滑走路脇に墜落炎上、原因は直前に着陸した全日空B727の後方乱気流とみられる

  • 1983年8 月1 日

    ボーイング社、B767のストレッチ型767-300(260~270座席)を開発の方針。三菱重工、川崎重工に協力を要請

  • 1983年8 月2 日

    フィリピン航空、マニラ~成田~サンフランシスコ線を運航開始

  • 1983年8 月4 日

    航空自衛隊C-1輸送機墜落事故原因について航空幕僚監部事故調査委員会が「天候の急変と編隊長機の判断ミス」と調査結果発表

  • 1983年8 月6 日

    宇宙開発事業団、実用通信衛星CS-2bの打ち上げに成功、「さくら2号b」と命名、8.26 静止化成功

  • 1983年8 月7 日

    台湾への亡命を求めて中国空軍ミグ21戦闘機で孫天勤操縦士が韓国内へ着陸

  • 1983年8 月8 日

    千葉港一成田空港間の航空燃料パイプラインが供用開始

  • 1983年8 月9 日

    T-2改CCV実験機が初飛行に成功

  • 1983年8 月11 日

    運輸審議会、日本貨物航空の日米間航空貨物輸送の免許申請について「免許が適当」と答申(13日免許)

  • 1983年8 月12 日

    空のフェスティバル'83開催(~8.14 本田航空桶川飛行場)

  • 1983年8 月12 日

    マクドネル・ダグラス社、MD100の開発計画を発表

  • 1983年8 月13 日

    日本貨物航空、国際貨物航空運送事業の免許受ける

  • 1983年8 月14 日

    ソ連の軌道ステーション、サリュート7号=ソユーズT9号、宇宙での研究資料を積んだコスモス1443号を地球へ送りとどけるため、ステーションから切り離し、8.23 地上に軟着陸

  • 1983年8 月18 日

    ソウル地裁大法廷、中国機乗っ取り犯6人に懲役6年~4年の判決

  • 1983年8 月19 日

    台湾・遠東航空機墜落事故(1982.8.22)の日本人犠牲者18人の遺族、事故機を欠陥機であるとしてボーイング社、ユナイテッド社(販売)、遠東航空の3社を相手どり総額20億2000万円の損害賠償を東京地裁に提訴

  • 1983年8 月19 日

    ユナイテッド航空のロサンゼルス発デンバー行きB767、ロッキー山脈上空で2基のエンジンが停止し4800メートルを急降下、エンジンを再始動させてあやうく墜落を免れる

  • 1983年8 月19 日

    科学技術庁、郵政省などが「さくら2号a」の自衛隊使用を認める

  • 1983年8 月19 日

    宇宙開発事業団、宇宙材料実験用の小型ロケットTT-500A型13号機(最終)を打ち上げ。実験、回収に成功

  • 1983年8 月19 日

    中国、酒泉発射センターから科学実験衛星(FSW-05)を長征2号ロケットで打ち上げ、9.3 カプセルが降下し回収に成功

  • 1983年8 月22 日

    運輸省、航空身体検査証明書を作成する検査医の指導を強化、病歴を電算処理するなど検査の新体制を決める

  • 1983年8 月22 日

    ロッキードL-1011の最終号機がロールアウト

  • 1983年8 月25 日

    米国家運輸安全委員会(NTSB)、三菱MU-2の事故多発は設計に欠陥があるのではないかとして連邦航空局に安全調査を勧告

  • 1983年8 月30 日

    米NASA、スペースシャトル「チャレンジャー」打ち上げ(夜間打ち上げは1972.12 のアポロ17号以来11年ぶり)。 9.5 朝日新聞社の人工雪再実験成功し、初の夜間着陸STS-8;6日1時間8分)

  • 1983年9 月1 日

    大韓航空007便ニューヨーク発アンカレッジ経由ソウル行きB747(乗客乗員269人、うち邦人27人)が、領空侵犯でソ連空軍機ミサイルにより撃墜され、サハリン沖に墜落。乗客乗員全員死亡

  • 1983年9 月1 日

    東亜国内航空、羽田~新潟線を運航中止

  • 1983年9 月4 日

    外務省が大韓航空機撃墜事件(1983.9.1)で対応策を協議、日米共同捜査などを検討

  • 1983年9 月6 日

    東京都と運輸省、羽田空港の沖合移転事業計画で見解書を提出

  • 1983年9 月6 日

    国際定期航空操縦士協会連合会(IFALPA)が英国で緊急理事会を開催、大韓航空機撃墜事件に対する報復としてソ連への60日間の飛行停止を決議

  • 1983年9 月7 日

    フランスバイロット全国組合と英国バイロット協会、それぞれパリ~モスクワ線、ロンドン~モスクワ線などのボイコットを決める

  • 1983年9 月9 日

    政府、ソ連への不定期便停止を含む対ソ措置を決める

  • 1983年9 月9 日

    英国航空のモスクワ線定期便が運航を中止

  • 1983年9 月9 日

    レーガン米大統領、アエロフロート航空事務所の閉鎖など対ソ制裁措置を発表

  • 1983年9 月9 日

    オガルコフソ連軍参謀長が記者会見、大韓航空機をミサイルで撃墜したことを認める

  • 1983年9 月9 日

    日本定期航空操縦士協会、IFALPAが決議したソ連への60日間運航停止に全面的に賛成である旨、長谷川運輸相に伝える

  • 1983年9 月13 日

    政府、対ソ措置の第二弾として定期便の2週間運航停止を決める(9.15~)

  • 1983年9 月14 日

    日米英独伊5カ国のジェットエンジンメーカー、次世代ジェットエンジン共同開発で最終合意

  • 1983年9 月15 日

    ICAO、大韓航空機撃墜事件に関する対応策を検討する特別理事会開催

  • 1983年9 月22 日

    最高裁第1小法廷、「雫石事故」で業務上過失致死罪、航空法違反などに問われた隅太茂津被告に対し、「自衛隊当局の責任こそ重大」として禁固3年、執行猶予3年に減刑

  • 1983年9 月23 日

    ガルフ航空のカラチ発アブダビ行きB737が、同空港に着陸寸前墜落。乗客乗員112人全員死亡

  • 1983年9 月24 日

    米コンチネンタル航空が破産申請

  • 1983年9 月27 日

    ソ連、バイコヌール基地で「ソユーズ」の補助ロケットが点火と同時に爆発、しかし本体の宇宙船は噴射によって分離され、約3.2kmの後方地点にパラシュートで着陸したが、同乗2名は負傷

  • 1983年9 月29 日

    日本航空、DC8の後継機としてB767の導入を決める

  • 1983年10 月3 日

    伊豆三宅島・雄山、大噴火

  • 1983年10 月3 日

    NHK、東京・大阪で文字多重放送開始

  • 1983年10 月8 日

    噴火のため閉鎖されていた三宅島空港が5日ぶりに供用再開

  • 1983年10 月10 日

    ソ連の金星探査機「ヴェネラ15号」が金星の人工衛星軌道に乗る。続いて10.14「ヴェネラ16号」も金星軌道に乗る

  • 1983年10 月19 日

    欧州宇宙機関(ESA)、アリアンロケット8号機「インテルサット507」衛星を打ち上げ

  • 1983年10 月20 日

    航空自衛隊新田原基地のF-15DJ戦闘機が日向灘沖で消息を絶つ、初のF-15による事故(10.21 機体の破片発見)

  • 1983年10 月21 日

    防衛庁、F-15の訓練全面中止と全機点検を決める

  • 1983年10 月21 日

    日本航空B767の装着エンジンをプラット&ホイットニー社のJT-9D-7R4Dに決定

  • 1983年10 月26 日

    宇宙開発事業団、スペースシャトル利用の第一次宇宙材料実験(FMPT)用の宇宙飛行士(PS;ペイロード・スペシャリスト)の公募開始

  • 1983年10 月26 日

    有人気球として世界初の太平洋横断に成功したダブルイーグルⅤ、ワシントンの国立航空博物館に永久陳列

  • 1983年10 月29 日

    第7回国際航空宇宙ショー開催

  • 1983年11 月1 日

    東亜国内航空、羽田~大阪線を運航開始

  • 1983年11 月2 日

    運輸省大阪航空局、日本エアコミューターの不定期航空運送事業に免許交付

  • 1983年11 月8 日

    アンゴラのルバング空港でアンゴラ航空B737が墜落、乗客乗員130人全員死亡

  • 1983年11 月14 日

    中国空軍の飛行士がミグ17戦闘機で台湾へ亡命

  • 1983年11 月15 日

    航空自衛隊に早期警戒機E-2C 4機からなる臨時警戒航空隊が発足(三沢基地)

  • 1983年11 月17 日

    航空審議会が航空機乗員の健康管理制度の改革について長谷川運輸相に答申、内容は (1)航空会社の嘱託医と国の指定検査医の分離 (2)航空身体検査証明ほかを目的とした第三者機関の設立、など

  • 1983年11 月18 日

    徳島空港がジェット化、東亜国内航空の羽田~徳島線にDC9-41就航

  • 1983年11 月18 日

    女性として初の極点通過世界一周飛行に挑戦した米国のブルック・ナップ、ガルフストリームⅢで南極点(11.16)に続き北極点を通過し、ロサンゼルス空港に帰着

  • 1983年11 月20 日

    米国アリゾナ州上空で自家用パイパー・チェロスキーの操縦士が機内で急死、このため副操縦席の78歳の女性が民間航空パトロール隊の指示で操縦、ルーク空軍基地に着陸

  • 1983年11 月21 日

    「サリュート7号」に5ヶ月近く滞在しているソ連の宇宙飛行士2人が地上帰還準備を開始、宇宙船ソユーズT9に乗り移る

  • 1983年11 月27 日

    コロンビア・アビアンカ航空のパリ発ボゴタ行きB747(乗客乗員190人)がスペイン・マド リード空港近くに墜落し炎上、179人が死亡

  • 1983年11 月28 日

    スペースシャトル「コロンビア」の打ち上げ。機内での宇宙酔い実験に成功するも、東大宇宙研究所の粒子加速器による人口オーロラ実験(SEPAC)は、不具合のため失12.8 帰還 (STS-9;10日7時間47分)

  • 1983年11 月30 日

    タイのバンコク空港で日本航空のアテネ発成田行きDC10のタイヤ7本がパンクする事故発生、乗客250人は脱出シュートで機外へ脱出

  • 1983年12 月1 日

    日米英独伊5カ国エンジンメーカーによるジェットエンジン「V2500」の共同開発計画、始動。 合併会社インターナショナル・アエロ・エンジンズ (IAE)を設立し開発作業に入る予定

  • 1983年12 月1 日

    航空事故調査委員会、長崎空港で長崎航空のセスナ172が墜落(1982.11.3)した事故原因について「直前に着陸した大型ジェット旅客機(A300)の後方乱気流に巻き込まれた」と事故報告書を発表

  • 1983年12 月1 日

    宇宙開発事業団、1988年搭乗予定の米NASAスペースシャトル利用の第一次材料実験(FMPT) 実験操作のための宇宙飛行士(PS:ペイロードスペシャリスト)を公募(~1984.1.31)

  • 1983年12 月7 日

    東京都環境影響評価審議会、運輸省と東京都から出されていた羽田空港の沖合移転のための埋め立てと沖合展開工事の環境影響評価書案について「おおむね妥当」と都知事に答申

  • 1983年12 月7 日

    スペインのマドリード・バラハス空港滑走路上でイベリア航空のB727(乗客乗員93人)とアビアコ航空のDC9(乗客乗員42人)が衝突、両機の乗客乗員93人が死亡

  • 1983年12 月15 日

    日米航空交渉、コンチネンタル航空の成田~グァム線、日本航空北回り欧州線の成田~アンカレジ間旅客輸送で合意

  • 1983年12 月16 日

    高知空港がジェット化、全日空の羽田~高知線にB767就航

  • 1983年12 月21 日

    日米合同委員会で米軍訓練空域「R-129」の変更に合意、 羽田~釧路、羽田~帯広線の短縮が可能になる

  • 1983年12 月24 日

    日本航空のDC8が羽田~札幌線を最終フライト、国内線から引退

  • 1983年12 月29 日

    関西国際空港を国、地方公共団体、民間企業の三者で出資の特殊会社で建設するこが決まる

  • 1984年1 月9 日

    東証ダウ株価、初の1万円台

  • 1984年1 月12 日

    日本貨物航空が32億円に増資、同時に英文名を「ニッポン・カーゴ・エアラインズ(日本貨物航空)」に変更

  • 1984年1 月17 日

    B737-300の1号機がロールアウト

  • 1984年1 月20 日

    「ひまわり2号」、撮影用ミラーが元に戻らなくなり、気象庁と宇宙開発事業団は「ひまわり1号」への切り替え作業を行い、1984年迄使用することに

  • 1984年1 月23 日

    宇宙開発事業団、初の実用放送衛星(BS-2a)「ゆり2号a」をN-Ⅲロケット5号機で打ち上げ成功。2.15 東経110°に静止化

  • 1984年1 月25 日

    レーガン米大統領、年頭一般教書で、米国は今後10年以内に恒久有人宇宙基地を建 設すると声明

  • 1984年1 月26 日

    羽田空港沖合移転のための基礎工事始まる

  • 1984年1 月26 日

    IATAは1983年輸送実績ランキングを発表、日本航空は国際線輸送実績で1位に

  • 1984年1 月29 日

    中国が実験用通信衛星(SW-1)を初の長征3号ロケットで打ち上げ(第3段故障のた め、衛星のアポジモータは低高度で点火し、静止化ならず)

  • 1984年2 月2 日

    日本航空が国際線運航30周年