1980
- 1986年12 月8 日
全日空、B737の代替機としてエアバスA320-200の導入を決定
- 1986年12 月9 日
ボーイング社、B747の油圧系統に緊急しゃ断弁を取り付ける改修を盛り込んだ技術通報を出す
- 1986年12 月14 日
燃料を補給しないで初の無着陸世界一周飛行に挑む「ボイジャー」が米カリフォルニア州エドワーズ空軍基地で離陸。23日、9日間で4万余kmを飛行、無給油・無着陸の世界一周飛行を達成して帰還
- 1986年12 月19 日
政府保有の「はと」「ひばり」「かもめ」の3機のヘリコプターが総理府から防衛庁に移管
- 1986年12 月25 日
バグダッド発アンマン行きイラク航空のB737(乗客乗員107人)が乗っ取られ、サウジアラビアのアルアル空港に緊急着陸、着陸時に犯人の手投げ弾が爆発、炎上して62人が死亡
- 1987年1 月5 日
米タイム誌、前年1年間に全米の空で812件のニアミス発生を伝える
- 1987年1 月5 日
ソ連のルイシコフ首相、商業衛星打ち上げ市場への参入を表明
- 1987年1 月8 日
英国政府、英国航空の民営化を正式決定
- 1987年1 月10 日
自衛隊から民間航空パイロットへの引抜採用復活について防衛庁と運輸省が基本合 意
- 1987年1 月10 日
内閣安全保障室が「ハイジャック・マニュアル」をまとめる
- 1987年1 月12 日
テキサス航空は、コンチネンタル航空がニューヨーク・エアとピーブル・エクスプレスを1988.2.1 より吸収すると発表
- 1987年1 月26 日
ボーイング社、B747に次いでB767の後部圧力隔壁も設計変更・強化
- 1987年1 月27 日
関西国際空港埋立て工事着工式
- 1987年2 月2 日
航空機輸入融資制度の概要が決まる、日本開発銀行が全日空と東亜国内、日本輸出入銀行が日本航空と日本アジア航空をそれぞれ分担
- 1987年2 月3 日
航空機メーカーへの政府補助金をめぐって米欧対立が激化、英・米政府間協議で米側がエアバス社への補助金撤廃を求めたが英国側は拒否
- 1987年2 月5 日
宇宙科学研究所、M-3SI型ロケット3号機でX線天文衛星(ASTRO-C)を打ち上げ、「ぎんが」と命名
- 1987年2 月8 日
ソ連、ソユーズTM-2(2.5 打ち上げ)と宇宙ステーション「ミール」のドッキング成功。2人の宇宙飛行士、「ミール」に乗り移る
- 1987年2 月9 日
NTT株上場(初値160万円)
- 1987年2 月11 日
宇宙基地建設計画への参加をめぐり、日・米・加 ESA(13カ国)の4極協議開催。 宇宙基地の民生用、平和目的のための開発・利用の基本原則を確認
- 1987年2 月14 日
航空3社、パイロットの操縦技能証明などの訓練・審査をすべてシミュレーターで行えるよう運輸省に要望
- 1987年2 月14 日
第7管区海上保安本部の5人乗りビーチクラフト機が佐賀・福岡県境の背振山の山頂 付近に墜落、乗員5人全員死亡
- 1987年2 月19 日
宇宙開発事業団、海洋観測衛星1号(MOS-1)をN-Ⅱロケット7号機により打ち上げ。 「もも1号」と命名
- 1987年3 月3 日
デルタ航空、アトランタ~成田、ポートランド~成田線を運航開始
- 1987年3 月3 日
米国の軽飛行機「ボイジャー」で無着陸世界一周飛行をなしとげたディック・ルタン、ジ |ーナ・イエガー両飛行士が来日、東京・池袋のホテルで講演会をひらく
- 1987年3 月3 日
全日空は、 エアバス社とA320-200の20機購入契約に正式調印
- 1987年3 月9 日
三菱重工、F-1支援戦闘機の最終機(77機目)を納入
- 1987年4 月1 日
日本近距離航空、「エアーニッポン」に社名変更
- 1987年4 月1 日
国鉄民営化による新会社JRグループ11法人と国鉄清算事業団発足
- 1987年4 月3 日
羽田空港に、わが国の空港で初の救急医療作業車導入
- 1987年4 月8 日
川崎重工業播磨工場でH-Ⅱ口ケットの衛星フェアリング分離試験に成功
- 1987年4 月10 日
米ワシントン州キング郡裁判所、日航機事故の未公開資料についてボーイング社に提 出命令
- 1987年4 月12 日
鳥取県気高町沖の日本海に県選挙管理委員会チャーターの日本フライングサービス所属小型機が墜落、乗員1人死亡
- 1987年4 月16 日
全日空、成田~大連・北京線を運航開始
- 1987年4 月18 日
第2回ヘリコプター・エア・ショー、東京ヘリポートで開催
- 1987年4 月20 日
エアーニッポン、福岡~ 小松線を運航開始
- 1987年4 月25 日
日本航空、名古屋~札幌線を運航開始
- 1987年4 月29 日
朝日航空、西瀬戸コミューター事業を運航開始
- 1987年5 月7 日
米NTSB、日航機事故調査で日本側の最終事故調査報告書の原案に同意
- 1987年5 月9 日
ポーランド国営航空LOTのイリューシン62がワルシャワ・オケンチェ国際空港を離陸直後、エンジン故障のため森林に墜落。乗客乗員183人全員が死亡
- 1987年5 月10 日
ゼネラル・エレクトリック社が開発したUDF(アンダクテッド・ファン)エンジンを装着したMD80の飛行テスト始まる
- 1987年5 月12 日
東亜国内航空、同社の累積赤字が1986年度決算で一掃される見通し
- 1987年5 月12 日
東亜国内航空、国際航空運送協会(IATA)に加盟
- 1987年5 月14 日
経済審議会、「構造調整の指針」(新前川レポート)を首相に提出
- 1987年5 月15 日
佐賀県福富町沖の有明海で全日空訓練生らを乗せた本田航空のセスナT303が壁 落、搭乗の4人全員死亡
- 1987年5 月15 日
ソ連、大型の新型ロケット衛星「エネルギヤ」の打ち上げ成功。しかし衛星は軌道に乗 らず
- 1987年5 月19 日
全日空人事、近藤秋男社長就任
- 1987年5 月22 日
アメリカン航空、ダラス~成田線を運航、日本乗り入れを開始
- 1987年5 月26 日
宇宙開発委員会長期政策懇談会、「宇宙開発の新時代を目指して」 報告書を提出。 わが国も有人宇宙活動を推進し、独自の宇宙往還機開発が必要との内容
- 1987年5 月28 日
モスクワ市内の「赤の広場」に西独青年が操縦する小型機が強行着陸
- 1987年5 月29 日
経済対策閣僚会議、内需拡大・輸入促進の緊急対策決定(公共事業追加5兆円・減税1兆円の空前の財政措置)
- 1987年6 月19 日
運輸省航空事故調査委員会、日航ジャンボ機墜落原因はボーイング社による後部圧力隔壁修理ミスが事故の引き金になったとする最終報告書を提出、同時に事故再発防止のための勧告も行う
- 1987年6 月21 日
パリ郊外ルブールジェ飛行場を飛び立った仏カーレーサーのアンリ・ペスカローロら4人乗りの「スピリット・オブ・J&B」、プロペラ機による世界早回り記録を達成して同飛行場に着陸、飛行距離2万4000km、飛行時間88時間48分
- 1987年6 月22 日
英国政府、空港公団の民営化を正式決定
- 1987年6 月25 日
東亜国内航空人事、眞島健社長就任
- 1987年6 月28 日
日本防衛首脳会議で栗原防衛庁長官、FS-Xの日米共同開発を提案
- 1987年6 月30 日
政府、「第四次全国総合開発計画(四全総)」(目標年次はおおむね平成12年)を閣議決定
- 1987年7 月1 日
航空自衛隊千歳基地で落雷のためジェット燃料タンクが爆発・炎上、ジェット燃料3000キロリットルが炎上
- 1987年7 月1 日
通産省宇宙産業室が宇宙産業課へ昇格
- 1987年7 月3 日
熱気球による初の大西洋横断を目指して米メーン州から飛び立った英国人リチャード・ブランソンら2人、北アイルランド沖合の海上に不時着、熱気球による飛行距離記録 は樹立
- 1987年7 月10 日
青森県十和田市の水田に陸上自衛隊のOH6D観測用ヘリコプター2機が空中接触して墜落、両機の乗員4人が死亡
- 1987年7 月10 日
運輸省がコミューター機の耐空性基準を緩和
- 1987年7 月16 日
仏・西独両国、1990年代後半の実戦配備を目指した軍用ヘリコプターの共同生産に合意
- 1987年7 月16 日
英国航空とブリティッシュ・カレドニアン航空が合併合意
- 1987年7 月19 日
新青森空港開港
- 1987年7 月20 日
英エア・ヨーロッパ、ブリティッシュ・カレドニアン航空に対し路線買収を申し入れ
- 1987年7 月21 日
運輸省、航空機の与圧構造のフェールセーフ性を強化するための耐空性基準項目を追加設定することを決める
- 1987年7 月21 日
米上院、日本に対してFS-Xを米国から購入するよう圧力を加える決議を満場一致で可決
- 1987年7 月22 日
ソ連、3人乗りの宇宙船「ソユーズTM-3」を打ち上げ。「ソユーズTM-2」(2.05 打ち上 げ)に搭乗のY.ロヌネンコ船長は同年12.28にこの「TM-3」で帰還し、これまでの宇宙滞在記録(311日20時間1分;S.クリカレフ)を326日11時間15分に更新
- 1987年7 月23 日
テキサス航空は、ルフトハンザ航空など欧州の航空会社4社で構成する「アマデウス」 グループから予約システムを受注
- 1987年7 月25 日
全日空、成田~香港線を運航開始
- 1987年7 月27 日
航空宇宙技術研究所、宇宙科学研究所、宇宙開発事業団によるスペースプレーン研究開発連絡協議会が発足
- 1987年8 月2 日
神奈川県茅ヶ崎市沖合の海上にFM横浜がチャーターした日本農林ヘリコプターのAS350Bヘリコプターが墜落、女性タレントら搭乗の2人が死亡
- 1987年8 月3 日
群馬県大泉町の富士重工大泉工場にデモフライト中の同社FA200が墜落、女性記者ら搭乗の2人が死亡
- 1987年8 月5 日
中国、長征2号ロケットで、仏企業の微小重力実験装置を積んだ科学探査技術実験衛星(FSW-F9)を打ち上げ。8.10 回収
- 1987年8 月6 日
海上保安庁、長距離捜索救難機としてダッソー・ブレゲー社のファルコン900の導入を決める
- 1987年8 月7 日
日本航空の乗員編成会議、B747-400の運航乗務員編成について2名案と3名案の両論を併記して山地社長に答申
- 1987年8 月8 日
群馬県上野村と前橋営林局、同村御巣鷹の尾根を「鎮魂の森」として永久保存するための国有林払い下げ契約締結
- 1987年8 月10 日
ソ連の大型偵察衛星「コスモス1871号」(15トン、8.1 打ち上げ)、大気圏に再突入し、ハワイ・オアフ島の西約1、900kmの太平洋に落下
- 1987年8 月16 日
米ミシガン州デトロイト・メトロポリタン空港を離陸したノースウエスト航空のMD80が高速道路に衝突・炎上、乗客乗員152人と地上の5人が死亡
- 1987年8 月17 日
ポーランド国営航空LOT、イリューシン62の運航を無期限中止
- 1987年8 月17 日
群馬県警特捜本部、日航ジャンボ機事故で日本航空本社ビル、日航メインテナンスセンターを業務上過失致死傷の疑いで家宅捜索
- 1987年8 月25 日
運輸省、NTT株売却益の無利子融資を適用するコミューター空港建設に但馬、枕崎の2空港を決定
- 1987年8 月26 日
東亜国内航空、初の成田便に成田~パラオ間にチャーター便の運航
- 1987年8 月27 日
宇宙開発事業団、技術試験衛星V型(ETS-V)を搭載したH-Ⅰロケット試験機3号機で打ち上げ成功「きく5号」と命名
- 1987年9 月1 日
参議院内閣委員会で防衛庁の西広防衛局長、FS-Xの国産にはこだわらないことを表明
- 1987年9 月3 日
東亜国内航空、来年度以降鹿児島空港のYS11使用7路線を順次、日本エアコミュータに移管することを公表
- 1987年9 月4 日
日航法廃止法案が参議院で可決・成立
- 1987年9 月4 日
ソ連最高裁、モスクワ 「赤の広場」にセスナ機で着陸した西独のマチアス・ルストに自由はく奪4年の刑を言い渡す
- 1987年9 月9 日
文部省宇宙科学研究所、気象観測ロケットMT-135型47号機及び48号機を打ち上げ、観測に成功。鹿児島宇宙空間観測所から打ち上げたロケットは累計300機に
- 1987年9 月14 日
運輸省、「海外旅行倍増計画」(テンミリオン計画)を正式に決定
- 1987年9 月19 日
日航ジャンボ機事故の「8.12日航機事故賠償交渉団」と日航・ボーイング社が交渉、過去の航空機事故の最高水準の慰謝料を適用することで合意
- 1987年9 月21 日
日本航空、B747-400の導入を正式決定
- 1987年10 月1 日
ソ連のユーリー・ロマネンコ飛行士が宇宙ステーション「ミール」で宇宙滞在237日の最長記録を更新
- 1987年10 月3 日
日米防衛首脳協議で、FS-XをF-15かF-16をベースにして日米共同開発することに合意
- 1987年10 月7 日
米国防総省とNASA、「新オリエント・エクスプレス」の開発企業にゼネラル・ダイナミックス社、マクドネル・ダグラス社、ロックウェル・インターナショナル社を決定
- 1987年10 月19 日
ニューヨーク株式市場で株価大暴落(ブラックマンデー)、22.6%の下落で史上最悪
- 1987年10 月20 日
東証平均株価、ニューヨーク株式市場の影響を受けて暴落。下落率14.9%で戦後最悪
- 1987年10 月20 日
マクドネル・ダグラス社、中国にロケット技術援助供与をすることを発表
- 1987年10 月21 日
防衛庁、FS-Xをゼネラル・ダイナミックス社のF-16をベースに日米共同開発することに正式決定
- 1987年10 月21 日
日本航空、B747-400の搭載エンジンをGE社製CF6-80C2に決定