1980
- 1980年1 月1 日
英国で2人乗り人力飛行機ニューベリー・マンフライヤー初飛行
- 1980年1 月2 日
南紀白浜空港から調布空港へ向かった4人乗りFA-200が消息を絶つ。1.3 尾鷲市山中で機体発見、全員死亡
- 1980年1 月7 日
パンアメリカン航空、ナショナル航空を合併吸収
- 1980年1 月8 日
カーター米大統領、 対ソ制裁の一環としてソ連民間航空機の米国内乗り入れ便数の 削減措置を発表
- 1980年1 月11 日
運輸省、日本航空申請の日米間特別エコノミー新設によるクラス制運賃を認可。1.20 から実施
- 1980年1 月21 日
イラン航空のB727、テヘラン近くの山岳地帯に墜落。乗客乗員128人全員死亡
- 1980年1 月23 日
航空事故調査委員会、日本航空DC8クアラルンプール空港事故(1977.9.27)原因は機長の飛行経路監視不十分などの調査報告を発表
- 1980年1 月25 日
航空自衛隊那覇基地で空対空ミサイルサイドワインダーが爆発、作業中の自衛隊員1人死亡
- 1980年1 月29 日
通産省、航空機・機械工業審議会航空機工業部会の第6回政策分科会で130席クラス民間輸送機の諸外国開発計画概要を説明
- 1980年1 月31 日
運輸省、国内航空運賃の平均23%値上げを認可
- 1980年2 月8 日
ミサイル搭載のソ連Tu-16バジャー爆撃機、北海道沖に飛来
- 1980年2 月14 日
日本航空の550人乗りB747SR-46(世界最大座席)、羽田~那覇線に就航
- 1980年2 月15 日
英国航空、ワシントン~ロンドン線コンコルド旅客運賃を20%減の2、106ドルに値下げ
- 1980年2 月15 日
米国で国際航空輸送競争法が成立
- 1980年2 月17 日
東大宇宙航空研究所、工学試験衛星「たんせい4号」 M-3S型ロケット1号機で打ち上げ に成功
- 1980年2 月20 日
米政府、モスクワオリンピックのボイコットを決定
- 1980年2 月22 日
宇宙開発事業団、種子島宇宙センターから実験用静止通信衛星(ECS-b)「あやめ2 号」をNロケット6号機で打ち上げ。2.25. アポジモータ点火後交信不能となり、静止軌道に乗せる計画は失敗
- 1980年2 月28 日
西独VFWフォッカー社、株主総会でVFW社とフォッカー社への分離を決定
- 1980年2 月28 日
中華航空のB707、台北からマニラ空港着陸の際、爆発炎上、1人死亡
- 1980年2 月28 日
東京都、羽田空港の拡張で新空港用地と現空港用地の交換方針決定
- 1980年3 月14 日
ポーランド航空のイリューシン62がワルシャワ空港着陸に失敗、乗客乗員87人全員死亡
- 1980年3 月18 日
南極昭和基地のセスナ185とピラタス PC-6観測機、氷割れで流失。PC-6はソ連船が後日回収
- 1980年3 月20 日
成田空港、1日の発着枠220回に
- 1980年4 月1 日
全日空、全国の支店・代理店で自動発券システム稼動
- 1980年4 月1 日
全日空、羽田~山口宇部線をジェット化、B737就航
- 1980年4 月1 日
全日空、ボーイング社とB767の購入契約に調印(確定25機、オプション15機)、1番機導入は1983年春の予定
- 1980年4 月1 日
日本近距離航空、福岡~壱岐、福岡~福江線を運航開始
- 1980年4 月1 日
宇宙開発事業団、1985年打ち上げ予定の海洋観測衛星1号(MOS-1)の開発について主契約者を日本電気、副契約者を三菱電機、東芝、石川島播磨重工業の3社と決定
- 1980年4 月9 日
アメリカン航空のB727、カリフォルニア空港離陸直後乗っ取られ、ハバナ空港に強制 陸
- 1980年4 月10 日
パンアメリカン航空、ソニーの盛田会長を取締役に選出
- 1980年4 月11 日
カナダのコン夫妻、初の熱気球による北極点飛行成功
- 1980年4 月20 日
運輸省、羽田空港の第3次発着枠緩和として20路線、週59便実施
- 1980年4 月23 日
わが国女性飛行家第1号兵頭 精没、81歳
- 1980年4 月25 日
全日空、羽田~小松線にB747就航
- 1980年4 月25 日
英国ダン・エアーのB727、カナリア諸島テネリフェ島の山中に墜落、乗員乗客146人全員死亡
- 1980年5 月1 日
着陸料の平均23.8%値上げ、沖縄線の着陸料・ 航行援助施設利用料の3分の1免除、離島路線の通行税5%免除
- 1980年5 月1 日
日本近距離航空、長崎~対馬線を運航開始
- 1980年5 月7 日
大韓航空のパリ発ソウル行き航空機内で保安要員のピストルが暴発、スチュワーデスが負傷
- 1980年5 月8 日
米ニューメキシコ州のマキシー、クリスのアンダーソン父子、ヘリウムガスを使用した気球キティホーク号で米大陸横断飛行に出発(5.12 カナダのケベック州に着陸、総飛行時間99時間45分)
- 1980年5 月8 日
航空政策研究会、新幹線や高速道路より空港建設に資金を注ぐべきだとする「高速交通体系整備への提言」を発表
- 1980年5 月8 日
ニューギニア航空、福岡に乗り入れ開始
- 1980年5 月9 日
全日空、宮崎空港から初の海外チャーター便実施
- 1980年5 月18 日
中国、ICBMの発射実験に成功
- 1980年5 月23 日
欧州宇宙機関(ESA)、南米仏領ギアナ宇宙センターより人工衛星打ち上げ用アリアン 1型ロケットの第2回打射を実施、点火後爆発のため打ち上げは失敗
- 1980年5 月24 日
日本オリンピック委員会(JOC)、モスクワ五輪不参加を決定
- 1980年5 月27 日
日本近距離航空、千歳~稚内、千歳〜中標津線にYS11就航
- 1980年5 月28 日
運輸省、日本乗り入れ国際線航空会社申請の運賃値上げを認可(6.4実施)
- 1980年5 月28 日
バングラディシュ・ビーマン航空、成田へ乗り入れ開始
- 1980年6 月5 日
ソ連、ソユーズT2号を打ち上げ、軌道科学ステーションサリュート6号、ソユーズ36号とのダブルドッキングに成功
- 1980年6 月8 日
米イースタン航空、ロサンゼルス~ニューヨーク線に片道99ドル(往復旅行に適用)の低運賃を導入
- 1980年6 月13 日
北朝鮮政府、ICAOに対して日中間航空路短縮のため領空開放の意向を通告
- 1980年6 月18 日
日本航空の成田発小松行きDC8 (回航便)と全日空の羽田発山口宇部行きB737(乗客乗員90人)、東京都町田市上空で高度差60mのニアミス
- 1980年6 月18 日
防衛庁、C-1輸送機の後継機はロッキードC-130の導入方針を決定
- 1980年6 月20 日
アリタリア航空、ローマ~成田間「ローマ特急」を運航開始
- 1980年6 月22 日
大平首相死去に伴う第36回総選挙と第12回参議院選挙の初のダブル選挙。投票率74.6%、自民党大勝
- 1980年6 月23 日
運輸省、東亜国内航空の大阪~鹿児島線に免許(全日空とのダブルトラック)
- 1980年6 月25 日
地崎運輸大臣、成田への本格パイプライン工事が完成予定日(1981.3)までに間に合わないと「遅延宣言」
- 1980年7 月1 日
東亜国内航空、大阪~鹿児島、鹿児島~喜界島線を運航開始
- 1980年7 月4 日
全日空、フライト・マネージメント・システム(FMS) 装備のL1011就航
- 1980年7 月4 日
日本航空、成田~ナンディ~オークランド線を運航開始
- 1980年7 月7 日
日本航空、成田~コペンハーゲン~マドリード線を運航開始
- 1980年7 月9 日
コンチネンタル航空、国際航空競争法に基づき、米CABに日本航空のニューヨーク線の運航中止を申し立て
- 1980年7 月15 日
航空審議会関西国際空港部会、委員全員の投票により新空港の建設方法は埋立て方式を採用
- 1980年7 月15 日
航空自衛隊の次期主力戦闘機F15第1号機、米空軍から航空自衛隊に引き渡し
- 1980年7 月16 日
米FAA、B727、B737、DC9に搭載のブラット&ホイットニー社JT8Dエンジンの欠陥部 を指摘。同エンジン使用機の航空会社に対して点検と改善命令の発行を決定
- 1980年7 月17 日
運輸省、国内航空会社に対してB737などに搭載のブラット & ホイットニー社製JT8Dエンジン点検を指示する耐空性改善通報を発行
- 1980年7 月17 日
鈴木内閣発足
- 1980年7 月18 日
インド宇宙研究機関、スリハリコタ島からSLV3型ロケットによる初の国産衛星ロヒニ1号(35kg)打ち上げに成功(日本、中国に続いて6番目)
- 1980年7 月20 日
米国から35年ぶりに里帰りした旧日本海軍の二式大艇、 東京湾・船の科学館で一般公開
- 1980年7 月21 日
米アリゾナ州グランドキャニオンでシーニック航空の遊覧機セスナ404が墜落、邦人2人含む7人死亡
- 1980年7 月23 日
東亜国内航空、鹿児島~岡山線を運航開始
- 1980年7 月23 日
ソ連人とベトナム人宇宙飛行士ファン・トゥアン中佐、ソユーズ37号で打ち上げられ、アジア人として最初の宇宙飛行士が誕生。7.31 帰還(7日20時間42分)
- 1980年7 月24 日
IATAが1979年航空輸送実績統計を発表、日本航空は加盟企業中第3位
- 1980年7 月25 日
調布空港協議会、運輸省と東京都に「調布飛行場の認知(告示)促進について」陳情
- 1980年7 月29 日
環境影響評価法(環境アセスメント法)成立後の適用対象空港が決まる。関西、東京、高松、松山、帯広、新青森、宮崎、新北九州、奄美、広島、仙台、新潟、佐賀の13空港
- 1980年7 月30 日
航空審議会関西国際空港部会、主滑走路4、000m 2本、補助滑走路3、400m 1本とする同空港基本計画の骨子をまとめる
- 1980年8 月1 日
全日空、仙台~沖縄線を運航開始
- 1980年8 月7 日
運輸省、第4次空港整備5箇年計画の総事業規模は3兆300億円とすることを決定
- 1980年8 月7 日
太陽電池エネルギーを利用したゴサマー・ベンギン号、米カリフォルニア州エドワーズ 空軍基地で3、200mの超低空飛行に成功
- 1980年8 月7 日
ルーマニア・タロム航空のTu-154、モーリタリアのスアジブー空港着陸寸前大西洋に墜落、乗客乗員144人が行方不明
- 1980年8 月8 日
ウエスタン航空とコンチネンタル航空、新合併計画を発表
- 1980年8 月8 日
日本側担当B767胴体の第1号機分、三菱重工業名古屋製作所で引き渡し
- 1980年8 月9 日
米国の女性飛行家ジャクリーヌ・コクラン没、74歳
- 1980年8 月10 日
共立航空撮影のエアロコマンダー685、調布飛行場を離陸後近くにある調布中学校校庭に墜落、 乗員2人死亡
- 1980年8 月12 日
塩川運輸大臣が鈴木東京都知事と会見、羽田沖合移転についてB滑走路の位置など運輸省案修正の可能性を示唆
- 1980年8 月14 日
英レイカー航空、ロンドン~ニューヨーク間片道運賃を92ポンドに値下げ
- 1980年8 月15 日
中国民航、全日空乗員訓練センターで乗員訓練を開始
- 1980年8 月16 日
米国内でキューバ難民による乗っ取り事件が続発、未遂も含めてこの1日に3件発生
- 1980年8 月18 日
航空機・機械工業審議会航空機工業部会、今後の航空機工業対策について、(1)YXX開発のため日本独自の予備設計 (2)民間機開発のための中核機関を設置 (3) ドル建て輸出金融制度創設など輸出条件の整備、を骨子とする第2次中間報告をまとめる
- 1980年8 月20 日
サウジ航空のL1011、リヤド空港離陸後機内で火災発生。同空港に緊急着陸したが邦人1人を含む乗客乗員301人死亡
- 1980年8 月22 日
米ブラウン国防長官、レーダーで捕促されない航空機を開発したと発表
- 1980年8 月22 日
マクドネル社創設者ジェームズ.S.マクドネル没、81歳
- 1980年8 月29 日
ブラニフ航空のDC8、ベルーのホルヘシャベス空港で給油中150人を超すキューバ難民に乗っ取られる
- 1980年9 月1 日
日本航空、太平洋線と欧州線に3クラス制を導入
- 1980年9 月1 日
全日空、羽田~大阪線にB747就航
- 1980年9 月4 日
成田空港、計器着陸システムカテゴリーⅡの運用開始
- 1980年9 月4 日
英国航空、欧州路線のファーストクラスを1981年4月1日から全廃すると発表
- 1980年9 月5 日
運輸省、日本航空法改正案を次期通常国会提出の方向で検討開始
- 1980年9 月5 日
日本航空、次年度決算から政府株にも配当を行う方針を発表
- 1980年9 月8 日
米CAB、日本政府によるコンチネンタル航空のサイパン線増便却下について措置は不等差別と認定